伊豆高原ロゲイニング大会 参戦記 後編 「ロゲイニングは個々が自由に満喫できる」

  • Posted on: 8 October 2018
  • By: kazama

TEXT:伴 隆之
PHOTO:中里慎一郎
取材協力:伊豆高原ロゲイニング実行委員会、アドベンチャーディバズ株式会社
https://www.izukougen-rogaining.com/

11:00のスタート合図で一斉が走り出す。……するとなぜか、8割くらいの人が一斉に改札に向かって走り出す。そういう自分も作戦タイムのときに、11:02発の熱海方面行きの電車に乗って1駅隣の「城ヶ崎海岸駅」からチェックポイントを巡る計画を立てていた。列車に飛び乗り、もう一度ルートを確認。しかし、わずか3分で城ヶ崎海岸駅へ到着。
ホームに降り立つと、なぜか自分たちも含め3組しか降りていない。過ぎゆく車両を見ると、ほかの参加者たちはどうやら次の「富戸(ふと)」駅から回るようだ。

個々が作戦を立てるので、皆が実際にどういう風にチェックポイントを巡っているかはわからない。そんな状況はやはり緊張する。目に見えない敵と戦うような感じに近いかも。

とは言え、全力ダッシュすることなく、ハイキング程度のスピードで着実にチェックポイントを消化していく。ここで重要なのが「地図の見方」。伊豆高原周辺は平坦な道が少なく、おまけに別荘地も多いため細い路地も多い。
1万5000分の1の縮尺地図をしっかりと読めないと、迷子に陥ってしまうのだ。

そこで、等高線と道路のコーナー角度を注意しつつ地図を読み、ひたすら歩く。チェックポイントは博物館や神社、カフェや観光名所などがあり、巡るだけでもなんだか楽しい。特に、城ヶ崎海岸周辺は風光明媚でサスペンスドラマによく登場する「門脇吊橋」もチェックポイントになっていた。

途中、参加者たちとすれ違うこともしばしば。戦いの場とはいえ、いろいろな人がいるのだなと実感。ファミリーで散歩がてら楽しむ人、デートとして楽しむカップル、ガチで戦いに挑むアスリート、健康作りの老夫婦など、さまざま。この間口の広さがいいなつくづく感じた。

そして自分たちの決めたルートを巡り、ゴールしたのは14:39。無理してあとひとつくらい回ろうとも考えたが、規定リミットに間に合わないと判断し諦めて、少し早めのゴール! 

ゴール後は、用紙に通ったチェックポイントを記し、担当者に写真を見せて確認してもらう。4時間の間に歩いた距離は約15kmほどで得点は477点。ちなみに、同じ一般クラスで1位の人は1242点も獲得! 
また、ソロクラスの優勝者は1296点で約35kmを走破したとのこと。

得点を書いちゃうとなんだかつまらないけど、実際に地図を片手にチェックポイントを回るのはとても楽しかった。要所要所で立ち止まってきれいな景色をみたり、県道沿いのミカン農家で搾りたてのジュースを飲んだりと、伊豆高原というロケーションだからこうしたスポーツとレクリエーションが合体した楽しいイベントができるのだなと感じた。ちなみに、伊豆半島は今年の4月にユネスコジオパークに認定されました!

ロゲイニングなんて、聞いたこともなかったけど今回のイベントですっかりとハマっちゃいました。全国で開催されているそうなので、ほかの土地でも参加しようと心に誓うのでした。

公式サイト:https://www.izukougen-rogaining.com/

ロゲイニング中に出くわした1mクラスのヘビ。こんな出会いがあるのも楽しいところ♡
途中で出会った参加者のみなさん。登山などと同じで同行者とのペースを考えて進めるのがいいところ。もちろん、ソロで自分の限界にチャレンジするのもアリ。デートなら途中のカフェ兼チェックポイントで一休みも楽しい
地図をじっくりと読むことなんて、最近はめっきりと減ってしまったのでとても新鮮! チェックポイントではポーズもとって証拠写真をおさえる。健康志向の方や歴史好きにもお薦めなイベント
表彰式・閉会式ではファミリー、一般、ソロ、それぞれのクラスの1~3位がに加え、特別賞が表彰され、賞品の授与があり終了。伊豆高原ロゲイニング大会は今年で2回目だが、来年も開催されるとのこと。興味のある方は是非とも参加してほしい!