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ガルヴィ30周年特別企画 「パートナーブランドと振り返るキャンプシーン」 〜アウトサム谷内理代表インタビューその1〜

2021.10.01

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テントファクトリーの歴史
2012年創設。キャンプスタイルを象徴する“テント”、そして、商品作りへの思いを込めた“ファクトリー”を組み合わせてブランド名に採用。当初は木製ファニチャーが中心だったが、現在はカテゴリーを拡充。テントが売り上げの6割を占め、ブランド名どおりテントがブランドの顔となっている。

谷内 理代表
商社で培った人脈を活かし、2012年に独立して株式会社アウトサムを設立。素材・機能は妥協せず、細かな無駄を排除することで“手に取りやすい価格”にこだわっている。

バイヤーが放ったひと言 〝このテントは安すぎる〟

テントファクトリーの勢いが止まらない。来年10周年を迎える若いブランドだが、手に取りやすい価格と満足のスペックでキャンプを始めたい人をサポート。

通販でしか購入できないブランドだったが、商品を見て、触れて確かめられるアウトドアショップでの取り扱いが、飛躍的に伸びているという。

ウッドラインシリーズは商社時代に訪問して感銘を受けた米国ブランド・バイヤー社への思いから企画した。

「でも、事務所はワンルームで、スタッフは私だけ。通販中心でここまでやってきましたが、地図アプリで住所を検索したらマンションが表示されるんです から、取り引き先に驚かれることもありましたよ。それなのに、今では燃焼器具 以外はたいてい扱う総合ブランドになりました。うれしいですね」(谷内さん)

飛躍の理由は、コストパフォーマンスの高さにほかならない。 

「2016年の4シーズントンネルテントを見たあるバイヤーさんが放った“この品質でこの価格は安すぎる”という言葉で自信がつきました」(谷内さん)

商品テストを兼ねたカタログ撮影。現在はほぼすべて、テント ファクトリーの製品でイメージづくりが可能になったという。

ファミリー向きのルームテントは10万円超でも珍しくないが、 シーズントンネルテントは約5万円。設営しやすく、それでいてほぼ半額なのだからバイヤーが驚くのも当然だ。

「もともと商社に勤務していて国内外の販売先やメーカー、工場の人たちと交流していました。これが楽しくて。やりがいもありました。 けれども、どの企業もそうでしょうが歳を迎えるにあたり、現場から管理へと仕事が変わります。今後も人や企業同士の交流を続けたいと独立を決意。商社ではいろいろな分野を扱ってきて、もっとも得意で成功したアウトドア分野で勝負しようと考えたのが、テントファクトリー誕生のきっかけです」(谷内さん) 

つまり、テントファクトリーはブランド創設当時から、国内外の腕利きの工場と交渉できた。しかも長年の交流で生まれた信頼から、初年度から製造を依頼できたというのだ。

とはいえ、老舗ブランドと同じ工場で製造しているのに、なぜそれよりも低価格となるのだろう? 数の勝負なら新しいブランドよりも老舗ブランドのほうが圧倒的に有利なはずだ。

インタビューその2へ続く

聞き手/大森弘恵
写真協力/アウトサム

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