![「キャンプで熱々のおいしいコーヒーを淹れたい!」簡単にできるおいしい淹れ方とは?](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2022/11/P70-01-e1669858108774.jpg)
「キャンプで熱々のおいしいコーヒーを淹れたい!」簡単にできるおいしい淹れ方とは?
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キャンプでコーヒーを楽しむために欠かせないのがドリッパー。
しかし、何をどう選べばいいかわからないという人たちもいるはず。
そこで、編集部がおすすめするドリッパー2点を紹介しよう。
■Wee!Hub/美しすぎるドリッパー Beaudrip
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価格:1万3200円
サイズ:64×94×81㎜/重量:87g
お問い合わせ先:パーツ精工 ℡.080-3691-8164
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収納サイズは60×94×9㎜。本革ケースセットは1万8400円。
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精密に切削された組み立てパーツは、本体に収納されている。
名刺ケースのような本体を開けるとパーツが収納されていて、それを組み立てるとドリッパーになる。
アルミ削り出しで、工作精度の高さや本体開閉にマグネットを使用するギミックなど、細部にまでこだわった作りが所有欲を満たしてくれる。
ドリッパーのタイプは台形の3つ穴式なので、3投式で抽出してみた。
●淹れ方の手順
〈レシピ〉
豆量:10g 粒度:中細挽き
湯量:140g 湯温:93℃
注ぎ方:3投式
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①ペーパーフィルターは、台形タイプのなかで最小の1〜2人用を使用する。
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②コーヒー粉10gをドリッパーに入れる。スケールを使うと正確に重さを量ることができる。
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③蒸らし作業を行うために、20gの湯を注いでコーヒー粉全体を濡らして20秒間蒸らす。
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④「の」の字に注湯。粉が膨らんだら止め、1/3ほど沈んだら再度注湯。これを3度繰り返す。
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⑤トータルで140gの湯を注いで、120gのコーヒーを抽出すればできあがり。
●落ちが遅いので焦らずゆっくり注湯を
落ちるスピードが遅いので、コクのある仕上がりになった。
フィルターが小さく、すぐに水面が高くなるので、3投でも水面が上がってしまうようなら4〜5投に分ける。
フチのギリギリまで注ぐと味が薄くなってしまう。
淹れ終えたあとは持ち手となる脚部が熱くなるので注意。
■カリタ/Drip Buddy 102
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価格:1万450円
サイズ:170×125×240㎜/重量:700g
お問い合わせ先:カリタ ℡.045-440-6444
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使用時と違う順番に重ねれば、収納時は高さ175㎜に抑えられる。
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シャワーポットに湯を入れると小さな穴から湯がゆっくり落ちる。
細口ドリップポットで数回に分けて注湯することなく、一気にシャワーポットへ湯を注ぐだけでコーヒーを淹れられるドリッパーセット。
カリタ独自の3つ穴式台形ドリッパーを採用しているので、コクのある濃厚な味わいが得られる。
シャワーポットの目盛りは3カップと4カップが刻まれているので、3カップを抽出してみた。
●淹れ方の手順
〈レシピ〉
豆量:30g 粒度:中細挽き
湯量:450g 湯温:93℃
注ぎ方:一気に注ぐ
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①ペーパーフィルターは、台形タイプの2〜4人用を使用。これをドリッパーにセットする。
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②コーヒー粉は1杯分10gとして、3杯分30gのコーヒー粉をドリッパーに入れる。
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③ポットの上にドリッパー、シャワーポットを順に載せ、シャワーポットに3杯分の湯を注ぐ。
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④3杯分の湯およそ450gを一気に注いだらフタをする。蒸らす作業は行わなくてもOKだ。
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⑤3杯分淹れたこともあって、1杯分淹れたコーヒーよりもやや濃いめに抽出された。
●酸味と甘み、苦みなどバランスのとれた味に
杯数分を多くするほど濃いめに抽出される傾向があるためか、今回使用した6モデル中、いちばんコクと苦みのあるバランスのとれた味わいに仕上がった。
ただし、一気に注げるからと沸騰直後の湯を入れると雑味が出るので、温度を測るかしばらく置いてから注ぎたい。
PHOTO/佐藤弘樹
TEXT/牛島義之
出典/ガルヴィ2022年12月号