![タープの下で簡単に焚き火ができる…!? 画期的すぎるやり方を解説!<人気記事>](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/DSC0171-1.jpg)
タープの下で簡単に焚き火ができる…!? 画期的すぎるやり方を解説!<人気記事>
7月に公開した記事の中で、アクセス数が多かった人気の上位3記事<テクニック編>をお送りします。どんなキャンプで使えるテクニックが人気だったのでしょうか?
第3位
今すぐ誰でも簡単にできる!夏キャンプで超快適に寝るための就寝術が神すぎた…!
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/DSC0138.jpg)
夏場のキャンプでは極力暑さと戦いたくないもの。
そこで「涼しくのんびりと過ごす」というテーマで、簡単なテクニックやサイト展開の方法を紹介していこう。
今回は2〜3人向けキャンプでのスクリーンタープ就寝術について。
大開口のメッシュパネルを活用
このスクリーンタープ就寝術は、テントにはない大開口のメッシュパネルを活用し、かつコット就寝とすることで一層快適に眠れるアイデアだ。
スクリーンタープの夏場使用での売りは、一般的に「虫の侵入を防ぎつつ、通気性を確保する」ことであるが、木陰の下でもフルメッシュにしてリビング内で過ごしてみると、熱はこもる。
メッシュも開放して一枚布タープのようにし、室内外どちらも有効活用する。
拡張性のあるリビング
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/DSC0142.jpg)
日中はスクリーンタープの内外をリビング空間として使える。パネルをフルオープンにすることで通気性バツグン。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/DSC0154.jpg)
より涼しく、一枚布タープのような開放的な空間で過ごせる。
通気性とブラインドを意識する
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/DSC0194.jpg)
就寝時にフルメッシュだと、周囲の視線が気になる…。そこでブラインドもしつつ、通気性を確保していこう。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/DSC0160.jpg)
キャノピーの隙間を少し開けた状態で張り綱を伸ばしてペグダウンすると、ブラインドしつつ通気を確保。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/DSC0184.jpg)
そして視線が気になる場所は、メッシュを少しオープンして小窓に。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/DSC0171.jpg)
向かって右側はクルマで遮蔽。よってこの面のメッシュパネルは全開にできる。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/DSC0186.jpg)
左側はパネルをフルクローズにする。
PHOTO/瀧渡尚樹
TEXT/真田崇史
出典/ガルヴィ2017年8月号
第2位
「これだからキャンプは辞められない」熟練キャンパーの夏キャンプの過ごし方が理想すぎる…!
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/23-IMG_2559-1-1.jpg)
バンライフを楽しむクリエイターズ・ユニット「シエルブルー」の2人が夏のキャンプ遊びを紹介してくれた。
今回は群馬県みなかみ町の「オートキャンパーズエリアならまた」で、まったりとアウトドア料理!
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/06-IMG_3885.jpg)
茨木一綺・実加(ワカ&アネゴ)
アウトドアから普段使いまで活用できるウッドファニチャーブランド「CielBleu」(シエルブルー)を運営する夫婦ユニット。
キャンプ歴は10数年、ピーク時は年間80泊以上も。
まずキャンプ場近くでご当地のお酒をゲット
「日本酒とワインの専門店 瀧澤」は直輸入ワインと特別契約醸造の日本酒を揃える専門店。
24時間空調管理した店内には、原酒を低音熟成させた熟成日本酒や群馬の地酒、数百種のワインなどこだわりの品々が並ぶ。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/17-IMG_2121.jpg)
厳選された商品と品揃えに目を丸くする茨木夫妻。ご当地のお酒を購入。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/19-IMG_4219-1.jpg)
群馬を代表する地酒「谷川岳」。蔵元に直接依頼した別注特別限定品。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/18-IMG_2125.jpg)
生ハム工房の育風堂精肉店と同じ建物内にある。
■日本酒とワインの専門店 瀧澤
群馬県利根郡みなかみ町大穴814
TEL.0278-72-3121
湖畔キャンプ場に到着
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/22-IMG_0001.jpg)
※敷地内の湖の見える場所(キャンプサイトではない)で特別に撮影しています。
標高900m、奈良俣ダム湖畔に位置する「オートキャンパーズエリアならまた」に到着。
バンライフなので、セッティングは至極簡単。カーサイドタープを張って、リビング空間を作れば設営完了。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/21-IMG_3680.jpg)
自家用GMCバンをウッド張りにして、ベッドにも作業台にもなる台を設置。
■オートキャンパーズエリアならまた
群馬県利根郡みなかみ町藤原字洗の沢 6322-2
TEL.0278-75-2700
楽ちん&おいしい時短アウトドア調理を
アクティビティを満喫したい日は、時間も手間もかからないキャンプ料理が定番という茨木夫妻。
凝ったものは使わず、現地スーパーで気軽にゲットできる食材で、おいしい時短料理を実践している。
スペアリブのママレード煮
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/25-IMG_2636.jpg)
ダッチオーブンにスペアリブを並べ、醤油とマーマレード1瓶を混ぜたものをヒタヒタになるように入れる。
時々、ひっくり返してとろみが出るまで煮込めば完成。
盛るだけサラダ
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/26-IMG_2665.jpg)
カット野菜を使うため、包丁いらず。
小分けパックになっているコーン、ミニトマトなど、彩り野菜を添えれば見た目にも豪華な印象に。
チーズましましピザ
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/27-IMG_2645.jpg)
そのまま焼いてもおいしいインスタントピザに、モッツァレラ、チーズなどお好みでチーズを増量。
予熱したピザ窯で焼いたら、葉もの野菜やトマトをトッピング。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/23-IMG_2559-1-1-1.jpg)
「Uuni」のポータブルペレットオーブンを愛用。簡単にピザが焼ける。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/24-IMG_3377.jpg)
スーパーで買った食材は「AOクーラー」に。「ソフトクーラーとは思えない圧倒的な保冷力」と茨木夫妻も太鼓判。
焚き火を眺めながら地酒とウクレレを楽しむ
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/29-IMG_2905.jpg)
夕食を終えたら、あとはまったりチルアウト。
闇夜に燃える焚き火を眺めながら、キャンプならではのナイトタイムを楽しみたい。
ジャーキーやチーズを炙って即席おつまみづくりも◎。
キャンプの夜の必需品
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/03-IMG_3634.jpg)
茨木さんが愛用している「MOSKEE LANTERN」は、LEDライトと殺虫ライトがひとつになったポータブルランタン。
バッテリー式&防水加工なので、アウトドアシーンで大活躍。バンライフなら車内に設置しておいても便利。
PHOTO/開大輔
TEXT/曽田夕紀子
出典/ガルヴィ2018年8月号
第1位
タープの下で簡単に焚き火ができる…!?画期的すぎるやり方を丁寧に解説!
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/1_SZK0083-1.jpg)
基本的にタープの下での焚き火は厳禁だ。狭い空間で火を扱うのは危険だし、焚き火の上部は思った以上に高温となる。
とはいえ、肌寒い雨の日などはタープの下で焚き火をしたくなるのも事実。ではどうしたらいいのだろう?
テンマクデザインのブランド名で、焚き火用タープを開発しているWILD-1にヒントを聞いてみた。
焚き火からの距離をもう一度確認しよう
いち早く焚き火ができるタープを開発・販売しているテンマクデザイン・プロデューサーの根本学さんによるとポイントはふたつ。
タープの素材と、焚き火からの距離だ。
一般的に、コットンは化繊に比べて熱に強い。だからといって、決して燃えないわけではない。
コットン素材またはコットン比率の高いT/C素材のタープを使うことはもちろん、焚き火から200cm以上離すことが、タープ下で焚き火をする条件なのだとか。
焚き火台の高さはおおよそ30〜40cm、炎の高さも約30cm。
だとすれば、メインポールの長さは270〜280cm必要となる。
メインポールの長さは280cm
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/2_SZK0125.jpg)
焚き火OKのタープでも、焚き火からの高さは十分とっておきたい。
メインポールの高さは280cm、サブポールも高さ180cmとして、上部やサイドの空間をたっぷりとっておこう。
焚き火台の高さ30〜40cm
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/1_SZK0083.jpg)
キャンプ用の焚き火台の高さは、おおよそ30〜40cm。
炎が大きいほど、それだけメインポールを高く上げなければならない。
そのぶん風に弱くなるので、タープ下では小さな焚き火がベスト
焚き火向きタープの素材はコットンとT/C
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/3_SZK0165.jpg)
熱に強いコットンとT/C(コットン混紡)素材がベスト。
コットン繊維は濡れると膨張して雨を通しにくくなるし、暑い日は通気性良好だ。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-07-12-13.24.42.png)
ただし、コットンはT/Cよりも重く、大型タープは濡れるとかなりの重量感となる。
T/Cタープに難燃シートを取り付けよう
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/4_SZK0256.jpg)
コットンと化繊の混紡素材であるT/Cは、化繊オンリーの素材に比べて熱に強いが、万全ではない。
両面難燃加工済みの専用難燃シートをT/C製タープに装着して、焚き火の熱に備えよう。
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/5_SZK0005.jpg)
①難燃シートの張り綱をポールやループに取り付ける。
長短2種類の張り綱が付いているので、うまくセットしよう
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/6_SZK0026.jpg)
②張り綱の自在金具を調整して、難燃シートをピンと張る。
タープにくっつける必要はないが、焚き火の真上に位置するよう調整しよう
![](https://www.garvyplus.jp/wp-content/uploads/2023/08/7_SZK0037.jpg)
③たったこれだけで準備完了だ。
テンマクのタープは、T/C 製+難燃シートでも、コットン製よりも軽量となるので、好みで選ぼう
PHOTO/鈴木裕太
TEXT/大森弘恵
協力/朝霧ジャンボリーオートキャンプ場
asagiri-camp.net
出典/ガルヴィ2017年8月号
7月に公開した記事の人気TOP3を紹介してきました。
キャンプはテクニック次第でより快適に過ごすことも可能です。
ぜひ、今回紹介したテクニックを身につけてさらに快適で楽しいキャンプライフを過ごしてくださいね!