カフェ店主直伝!ダッチオーブンで作る絶品キャンプ飯!
色々な種類があって、煮てもよし、焼いてもよしのキノコはキャンプ料理にぴったり。
そこで今回は、キノコとアサリを使ったパスタの作り方をカフェ店主・A-sukeさんに教えてもらった!
A-sukeさん
東京、水道橋にあるカフェ「BASECAMP」オーナー。
キャンプはもちろん、広く深いアウトドア知識と経験を持つ。
今回の食材 キノコ
食用の歴史は意外なほど古く、中国では紀元前から記述がある。
世界中の文化において食品もしくは医薬品や霊的な目的で食されてきた。
栽培可能な種と不可能な種があり、後者は自然採取になるのでとても高価。
秋を代表する味覚マツタケもそのひとつ。
種によっては乾燥保存ができるのも特徴。
どの種もそのキノコにしかない食感、香り、味など独特な魅力をもつ食材である。
いろいろキノコとアサリの和風パスタ
キノコはたしかにおいしい食材だと思うけど、主役にはちと物足りない。
そこで大事なのが動物性のたんぱく質との組み合わせ。今回はアサリを使う。
主張しすぎない食材のおかげでキノコが主役になれるんだ。
材料
シメジ・エリンギ・エノキ・シイタケ・マイタケなどキノコ類 適量
アサリ 1パック
明太子 1腹
スパゲッティ 400g
ニンニク 1かけ
レモン 1/2個
大葉 4枚
オリーブオイル 大さじ2
バター 10g
作り方
①パスタはフライパンで茹で、ソースはダッチオーブンで作ると容量的に合う。
ただしフライパンでは時々かき混ぜてくっつかないように茹でよう。
ダッチオーブンにオリーブオイルとスライスしたニンニクを入れて弱火で炒め、香りが出てきたらアサリを投入。
フタをしてアサリが口を開くまで加熱。
②アサリは一度取り出しておく。バターを加えて溶かしたらキノコを全部投入。
軽く塩、コショウしてかき混ぜながら火を通そう。
③パスタが茹で上がる少し前に明太子を投入。手間だけれど皮を外すと口当たりがイイ。
④パスタを入れたらよくかき混ぜる。アサリを添えて刻んだ大葉をのせれば完成。レモンを絞るとおいしいぞ。
〈MEMO〉キノコのホイル焼き
キノコの味わいをそのまま楽しむならホイル焼きが一番。
いろいろなキノコを混ぜて食べるのがおすすめ。
バターと塩、コショウを少し振ってピッチリとホイルで包んで加熱しよう。
蒸気が漏れ始めたらOK。ベーコンを一緒に入れてもおいしい。
PHOTO/大畑陽子
TEXT/A-suke
出典/ガルヴィ2020年12月号