絶対にやってはいけないことは?ペットが快適に過ごすためのテクニック集
愛犬を連れていくペットキャンプは、飼い主にとってもふだんとは違う楽しさがあるもの。
しかし、夏キャンプでは暑さ対策など、色々と注意することも必要だ。
そこで、愛犬も飼い主も快適に過ごすためのテクニックを紹介しよう!
愛犬も安心して過ごせることが第一
愛犬とのキャンプで気をつけたいのが暑さ対策。
犬は暑さに弱いので、できるだけ日の当たらない木陰が多いサイトがおすすめだ。
キャンプ場を決めるときは、林間サイトのあるキャンプ場を選ぶようにしたい。
また、フリーサイトと区画サイトで悩んだ場合は、区画サイトをおすすめしたい。
フリーサイトのほうが自由度の高いサイト作りができるが、その反面、混雑している場合は隣との距離が近くなることもある。
あまり近いと愛犬が落ち着いて過ごせない。
サイトレイアウトのポイントは、愛犬が過ごす場所を決めておくこと。
定位置があれば、愛犬も落ち着いて過ごすことができる。
愛犬専用のコットやテントを準備しておくといいだろう。
日差しを遮り不安を解消するテントを選ぶ
強い日差しから愛犬を守るため、テントは遮光・遮熱素材を使用したものがおすすめ。
広い前室がある2ルームテントなら、愛犬の寝る場所がテント内でなくても、飼い主の近くに寝床を作れるので愛犬も安心できる。
テントファクトリー/2Rスクリーンテント ブルーウィンドアオバ
12万1000円
強い日差しを遮り、テント内の温度上昇を抑える「ブルーウィンド」仕様の大型2ルームテント。
2ルームテントなら前室に愛犬の居場所を作れるので安心。
アオバは延長キャノピーを装備しているので日陰を多く作れる。
陣幕やクルマを使って気になる視線を遮る
犬はまわりの視線が気になると落ち着かず、ストレスが溜まってムダ吠えをすることがある。
そこで陣幕やクルマを使って視線を遮れば、犬にとって居心地のいい場所を作ることができる。
少し神経質な愛犬におすすめだ。
テントファクトリー/Hi-TCサイドウォール
1万8480円
耐久性・遮光性・断熱性に優れたオリジナルTC素材「Hi-TC」を採用。風よけや映写スクリーンにも使える。
サイトをしっかり目隠しできる510×140cmという大きなサイズ。
収納サイズは62×12.5×12.5cm、重量は3.7kgとかさばらない。
ベンチやコットで一緒にくつろいで安心させる
キャンプ場という慣れない環境にいると、愛犬も心細くなり落ち着かなくなる。
そんなことにならないよう、近くにいてあげて、スキンシップをとるようにしたい。
コットやベンチで一緒に座れれば、愛犬も安心できる。
キャプテンスタッグ/CSブラックラベル アルミ背付ベンチ
1万1000円
アルミフレーム採用で軽く持ち運びやすい、折りたたみ式の背もたれ付きベンチ。耐荷重は約140kg。
ロースタイルのテーブルにもマッチする座面高で、食事にも最適。
収納サイズは104×64×8.5cm、重量は3.8kgと気軽に持ち運べる。
愛犬は決してノーリードにしてはいけない
キャンプ場ではノーリード禁止なので、愛犬がサイトから出てしまわないよう、ペグのような「ドッグアンカー」にリードをつないでおこう。
小型犬であれば「ドッグサークル」に入れておくのもありだ。
クイックキャンプ/ドッグサークル7980円
着脱式のメッシュ天板と床布を採用したサイズ80×88×54cmの小〜中型犬用モデル。
キャプテンスタッグ/スパイラルペグ
990円
コークスクリューのような形状で簡単に抜けない長さ46cmのペグ。
リングにリードをつないでおける。
普段からキャンプ用食器を使ってみよう
食器は普段使っているものでもいいが、キャンプ用なら携帯性やアウトドアでの利便性があるので使いやすい。
慣れた食器でないとあまり食事をしない愛犬なら、日ごろから使って慣らしておくと安心だ。
クイックキャンプ/フードスタンド
5980円
食事しやすい高さ10cmのフードスタンド。食器がシェラカップというのもアウトドア感を演出してくれる。
シェラカップは2個付属。洗いやすくて清潔に保てる。
脚部は折りたためるのでコンパクト収納が可能だ。
ノーリードOKのドッグフリーサイトがあるキャンプ場
最後に、愛犬をリードでつないでおかず、自由に走りまわらせることができるドッグフリーサイトのあるキャンプ場を紹介しよう!
■泉ピークベース
宮城県仙台市泉区福岡字岳山8-1
https://peak-base.com/
■太平洋クラブ白河リゾートオートキャンプ場
福島県岩瀬郡天栄村羽鳥湖高原
https://tc852111.com/
■那須高原オートキャンプ場クアトロペロス
栃木県那須郡那須町大字高久丙字玉取平1152-6
https://camp-cuatroperros.com/
■わんダフルネイチャーヴィレッジ
東京都あきる野市上代継600
https://www.wnv.tokyo/
■北軽井沢スウィートグラス
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
https://sweetgrass.jp/
■長瀞オートキャンプ場
埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1
https://www.nagatoro-camp.com
■THE DOG DEPT GARDEN RESORT安房白浜
千葉県南房総市白浜町根本1456-11
https://dogdeptminamiboso.com/
■スターフォレストキャンプ葉山
神奈川県三浦郡葉山町上山口1431-1
https://www.hayama-rvsite.info/
■小田急山中湖フォレストコテージ
山梨県南都留郡山中湖村平野491
https://www.odakyu-forest.com/
■千枚田オートキャンプ場
三重県熊野市紀和町大栗須701
https://senmaida-acs.jimdofree.com/
■KONZEかもしかキャンピンヴィレッジ
滋賀県栗東市観音寺550
https://kamoshika-camp.jp/konzekamoshika/
■Nadaオートキャンプ場
和歌山県御坊市名田町上野968
http://nadacamp.com/
■ウッドテラス
奈良県吉野郡天川村栃尾488-1
https://www.wood-terrace-bbq.com/
■たまくらキャンプ場ばぁばの森
広島県安芸高田市高宮町原田477
https://baabanomori.wixsite.com/tamakura
■安田川アユおどる清流キャンプ場
高知県安芸郡安田町大字船倉500
https://outside-yasudagawa.com/
■モンベル 五ケ山ベースキャンプ
福岡県那珂川市大字五ケ山461-1
https://booking.montbell.jp/lodging/facility.php?facility_id=1
PHOTO/中里慎一郎
TEXT/牛島義之
出典/ガルビィ2024年7月号