
目から鱗!上級者は夏キャンプをどう過ごすの?画期的なテクニックが天才すぎる!
楽しい夏キャンプだが、暑さ対策など、快適に過ごすためにはひと工夫が必要。
そこで上級キャンパーたちが、どんな工夫をしているかを聞いてみた。
ヒントになることがたくさんあるぞ!
■道具の機能を知り尽くしたアイデア保冷グッズ

山名さんファミリー
本誌企画の「キャンプ場ラリー 2019」で総合1位を獲得。
季節問わず、時間があれば遠いキャンプ場も出かけるパワフルさが売り!
自作のクーラー

キャプテンスタッグの「発泡クーラーボックス18L」を使ってクーラーを自作!

中に氷を入れて、ファンを搭載したフタを閉めて稼働させると、中から冷気が出て涼しく過ごせるとのこと。熱帯夜にも便利。
SOTO ステンレスダッチオーブン10インチエミールセット

加熱したダッチオーブンを中に入れて保温調理のほか、保冷調理もできるSOTOの人気調理器具。

料理にも使うが、夏はダッチオーブンに氷を入れ、ドリンクを冷やすという目からウロコの方法で使用!
1泊なら氷は溶けきらないそうだ。
自作の虫除けスプレー

自作の虫除けスプレー。エタノールと水を1:9の割合で配合し、ハッカ油を数滴たらせば完成。
エタノールでスーッとした清涼感を得ることができ、蚊も寄ってこないのでいつも使用しているとのこと。
■渋いギアたち!夏キャンプは家にあるもので楽しみつくす

島本さんファミリー
“炒飯老師”の異名を持つほど料理が得意。
天候がいいキャンプでは、トライポッドにベーコンを吊り下げて薫製料理を作ることも!
山田工業所 鉄製打出片手中華鍋とお玉

キャンプではきまって中華料理を食べるため、中華鍋とお玉は必須道具。
夏に食べる料理は、発汗して夏バテ防止になる麻婆豆腐、ササッと作れるチャーハン。
高所のキャンプは夜が冷えるため、温かい料理をこのセットで作るのだそうだ。
アビテラックス 扇風機

家でも使っている扇風機をキャンプに持ち込み、AC電源サイトで使用。
強い風力でサイト内もテント内もこれ1台で十分涼しいとのこと。夜はタイマーをセットして熱帯夜対策もバッチリ!
ハイマウント ハンモック&スタンド

スチールフレームを使用し、耐荷重110kgと丈夫に設計された自立型ハンモック。
夏はタープ下でこの上に寝っ転がり、昼寝をするのが楽しみ。
場所を問わずに使えるため、家でもたまに使用するとのこと。
■遊び道具も大事な必須品!

渡辺さんファミリー
日本オートキャンプ協会の公認インストラクター。
「コールマンラバー」であり、二子玉川のビブラントが主催するイベントなどによく出没。
オンダ タンク式水鉄砲

お手頃価格の水鉄砲。家族分をそろえて、夏はウォーターバトルをするのが毎年の楽しみ。
狭いキャンプ場では、的を作って打ち合えば、周りの人にも迷惑をかけない。
エアモンテ ハッカ油スプレー

北海道北見市で生産されたハッカを抽出した天然の虫除けスプレー。
ゴミ袋にスプレーをしておくと、アリが集まらないとのこと。ブユ避けにもなり、夏に大活躍。試したい裏技だ!
コールマン スチールベルトクーラーとそのほか保冷グッズ

ハードクーラーの中にクーラーバック(ソフトクーラー)を入れると、保冷力がアップするとのこと。
保冷剤に加え、凍らせたソフトドリンクを使うことも。
さらに、入れた食材やドリンクの上にアルミシートを被せておけば夏も安心!
■涼を制する!個性的なアイテムが目白押し

@daikichi446さんファミリー
塗装業を自営するかたわら、1万人のフォロワーを持つインスタグラマー。
カヌーを積んでキャンプをするスタイルを年中楽しむ。
クレイモア ファン V600

LEDライトで有名なブランドが出したポータブルサーキュレーター。
6000mAhのバッテリーを搭載し、最長15時間も使用可。

暑くなりがちなテント内では、ランタンハンガーに吊り下げて風を送る。
これがあるかないかで快適性が圧倒的に異なるそうだ。
ビッグストリーム そうめんスライダーエクストラジャンボネオ

夏キャンプの昼ごはんで多く登場する流しそうめん機。
乾電池2本で稼働し、切り替えパーツの組み合わせで水路を変えられるのが特徴。
子どもも毎年楽しみにしている、飽きのこないアイテムだ!
ソトラボ コットンコカゲウィング

日本のガレージブランド・ソトラボのフラッグシップモデルとなるコットンタープ。
遮光性が高く、強い日差しがあってもその下は非常に涼しく感じる。
自作のウッドポールでナチュラルに張るのがこだわり!
■大型のコールマンギアでゆったり&快適に過ごす!

あんちゃんファミリー
コールマン製品を愛してやまない生粋のコレクター。
自営業の技術を生かし、夏は流しそうめん機を自作してキャンプを楽しむ。
コールマン オアシステント

夏の広いキャンプサイトで使う機会が多い、大型コットンテント。
エントランスに加えて3カ所の大きい窓があるので、通気性は抜群!
結露もしにくく、家族3人とワンちゃんで広々と使えるのが愛用ポイント。
コールマン スクエアタープ/L

5×4mの大型タープは遮光性が高く、夏の必須アイテム。
サイドポールの位置を変えれば両端を下げてのれんのように使うことも可能。
最近は友だち家族と同じものを連結して使うことが多い。
マキタ 充電式ファン

夏の仕事でも使用しているポータブル扇風機。
バッテリータイプで電源がなくても使用でき、2段階の風力と3つのタイマー機能付きなのが特徴。
夜の熱帯夜もこれがあれば快適に過ごせるとか!
■見た目と機能を両立したギアにこだわる!

トッキーさんファミリー
ざぁ〜ッス!やネイタルデザインといったガレージブランドを好む。
イベント好きが高じ、地元の静岡を離れ、今は九州でキャンプライフを満喫中。
ざぁ〜ッス! 幕男

日本のガレージブランドと韓国のアウトドアブランド「アーバンフォレスト」がコラボしたタープ。
4層構造にすることで高い遮光性を実現し、日差しが降り注いでも下はとても涼しいのが特徴。
生地には難燃素材も入っているので、夜は近くで焚き火をするのが楽しみだとか。
ノルディスク レイサ6 スペリオール

年中使用するファミリーサイズの大型テント。
夏はシェルターとして使用し、コットなどを中に入れて有意義に使用しているとのこと。
全面開放して、風が通りやすくできるのも愛用ポイント。
コフラン テレスコーピングフォーク

最長86cmも伸びるフォークは、焚き火で食材をあぶるのに便利なアイテム。
遠くから使用できるので、子どもが焚き火に近づいて火傷をする心配がなく重宝している。
夏の長期キャンプで子どもを飽きさせない工夫だとか!
■100均アイテムも活用してメリハリをつける

@___a.y.a.k0uchi__さんファミリー
アウトドア分野のWEBライターとして活躍。
クリエイターズユニット・cammocに参画し、活動の幅を広げる。
バルミューダ ザ・グリーンファン

首振り機能・2段階の高さ調整、そしてバッテリー内蔵と屋内外で使える機能をすべて盛り込んだ高機能扇風機。
二重構造の羽根を搭載し、強い風力もポイントが高い。
1泊であれば電池は十分保ち、夏場は必ず持っていくとのこと。
ヘリノックス チェアホーム

キャンプからピクニック、フェスまで屋外での遊びには必ず持っていくファニチャー。
子ども用も購入し、今では4台を保有。両サイドにスリットがあり、意外と涼しいとのこと。
100円ショップ ウッドプレート

落としても割れないウッドやプラスチック製のものを取集。
家族分をそろえても1000円もしないので費用も節約!
肉料理から冷やし中華といった夏料理まで年中使用しているそうだ。
■ヴィンテージ感を出すために自ら塗装

@bunbun0810さんファミリー
ワーゲンバスで関西を中心に1年中キャンプをする。
ヴィンテージに目がなく、たまに海外から個人輸入をするほど。
サーモス ピクニックジャグ

4人家族にちょうどいい1ガロンのウオータージャグ。
料理に使ったシェラカップなどを洗ったり、暑いときに子どもたちの頭にかけたりと、夏キャンプで大活躍!
ヴィンテージ品は多く持っているそうだが、これは必ずキャンプに持っていく。
ドメティック 3wayポータブル冷蔵庫

夏になると長期キャンプへ出かけることが多く、その際に必ず持っていくポータブル冷蔵庫。
前日に食材を入れてAC電源で冷やしておき、そのまま持ち運べるので当日の作業が減らせるのが魅力。
移動中もDC電源で保冷。
ノルディスク ココモ

オールコットンで作られたファミリーテント。
通気性が良く、幕内に熱がこもりにくいため夏に多く使用している。
設営も楽で、汗をかかずにササッと張れるのもポイントが高い。
出典/ガルヴィ2020年8月号