
ダッチオーブンだけで簡単に作れる!トマト煮込みハンバーグが美味しすぎた!
キャンプで欲しくなるのは、やはり体が温まる料理。
そこで、アウトドア上級者でカフェ店主のA-sukeさんにあったかレシピを教えてもらった!

A-sukeさん
東京・水道橋のアウトドアコンセプトカフェ「BASE CAMP」店主で、燻製やダッチオーブン料理が人気。
釣り、ハンティング、キノコ狩りなど食に通じる遊びにもくわしい。
トマト味の簡単煮込みハンバーグ

子どもの大好きなハンバーグだけど、キャンプで作るのは大変そう。
けれど「ダッチオーブンをボウル替わりにして、ビニール手袋をはめればいいんです」とA-sukeさん。
すべての調理工程がダッチオーブンのなかで完結するから洗い物がなく冷たい水に触れずにすむ。
<材料>
サラダ油 適量/玉ねぎ 1/2/セロリ 1本/にんじん 1/4本/カットトマト缶400g 1缶/
赤ワイン 200㏄/ケチャップ 大さじ1/コンソメ 小さじ1/ウスターソース 小さじ1/
しめじ 適量/ブロッコリー 適量
Ⓐ合いびき肉 400〜500g/玉ねぎ 1/2コ/タマゴ 1コ/パン粉 大さじ5/牛乳 大さじ5/
塩 小さじ1/オールスパイス(ナツメグでも) 小さじ1/2
<作り方>
①ダッチオーブンに材料Ⓐをすべて入れてビニール手袋をしてかき混ぜる。

②均一に混ざって粘り気が出たらハンバーグ大にまとめてダッチオーブンに敷く。
③サラダ油を回し入れて焼く。両面焼いたら一度取り出す(火はちゃんと入ってなくてOK)。
④ダッチオーブンは洗わず、ハンバーグから出てきた脂でみじんに刻んだ玉ねぎ、にんじん、セロリを炒める。木べらでハンバーグのこびりつきをこそぐようにして炒めるとGood

⑤ある程度火が通って少し透明になってきたら赤ワインを入れて、トマト缶、ケチャップ、コンソメ、ウスターソース、石づきを落としてほぐしたしめじを入れて中火で煮る。
⑥しめじに火が通ったらハンバーグを戻し入れ、ふたをして10分ほど煮る。
完成直前に、ブロッコリーを入れてふたをして1分ほど蒸したら完成。
残ったらミートソースにリメイク
ハンバーグとソースが残ったら、ハンバーグを崩してミートソースに。
パスタにかけるのはもちろん、パンに挟んでもおいしい。
わざわざミートソース用に余らせる必要はないけれど、トマト味はアレンジしやすいので試してみて
A-sukeさんの防寒テク
レシピを教えてもらう合間に、A-sukeさんの冬の保温テクを教えてもらった。
ストーブや電気は使わず、あたたかい空気を身にまとうエコなテク。覚えていて損はない。

薄手のダウンジャケット
モンベルのスペリオダウン ジャケットは、800フィルパワーのEXダウンを封入していて、薄いのに驚くほどあたたかい。
コンパクトになるので、「冬はお守り代わりに持ち歩いています」

ダウンパンツ
パンツは、860フィルパワーのダウンを用いたナンガのダウンパンツ。動きやすいデザインも秀逸だ。
「ダウン量が多めであたたかい。ジャケットをダウン多めにするほうがいいようにも思ったけど、これでいいんです」

化繊綿のソックス
モンテインのファイヤーボールフーティーは「底が滑りにくいし、防風・撥水性素材を使っているので少しくらいなら外に出ても大丈夫。
履き口が絞られていて雪が入りにくいのも好み。濡れてもかさが減りにくい化繊ってイイね」
出典/ガルビィ2025年1月号