
焚き火台は何から揃えれば正解?初心者におすすめの優秀すぎるギアを紹介!
焚き火台にも色々なタイプがあるが、初心者であれば何から揃えればいいのか迷うところ。
そこで編集部が、どんな風に使い分ければいいのか試してみた。
3〜4人で囲めるパワフルな焚き火台はファミリー向き
ヘキサ ステンレスファイアグリルは深さも広さも十分で薪の組み方を調整できる。
広げて台に乗せるだけの単純な焚き火台だが使い勝手はすこぶるいい。息が長い商品なのも納得だ。

キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレスファイアグリル
1万3200円
直径25cmのダッチオーブンがすっぽり入る焚き火台。
風よけは高さがあるが、本体を支える台座は下が広くどっしり。薪をたてかけても安定感がある。
ネジ止めなどは一切なく、組み立ても後片付けも簡単だ。一回りコンパクトなMサイズもある。

広くて深いからたっぷり薪をくべられる
市販の薪がたっぷり入る大きさの焚き火台は、一度火がつけば薪を継ぎ足さなくても長時間楽しめる。
リフレクターを使うなら、ソロやデュオキャンプで使うのもアリだ。

収納サイズ570×470×60mm
家族みんなで火を囲めるサイズだが、収納時はぺたんこ。焼き網付属でBBQも楽しめる。
地べたスタイルにうれしい2面オープン
キャプテンスタッグによると、同じコンパクトな焚き火台でも「ハコグリルA4型は簡単で楽、ファイアブースト ストーブは高火力でやや玄人向け」と性格が違うそう。

キャプテンスタッグ ハコグリル A4型
9900円
四角いトレーに風防が2面のみ備わったコンパクトな焚き火台。
風防のない側に立てば足首あたりからあたたかさを感じる。
長辺側は約30cmで、市販の薪は斜めに置いても少し飛び出るので、焚き火シートは広めのものを用意したい。

薪の下にも空気が入る
本体の床はいくつかの山があり、小さな穴が並ぶ。
ロストルはなくても薪の下から新鮮な空気が送り込まれる仕組み。
底の山折りは、熱によるゆがみも低減してくれそうだ。

収納サイズ300×210×35mm
脚と風よけをたためばA4サイズ。ファスナーで閉じる収納袋付き。
2つのゴトクが本体の中に収まり、スッキリ。
手間なくガンガン燃える二次燃焼

キャプテンスタッグ ファイアブースト ストーブ
1万3200円
2面の壁が二重になっている小型ストーブ。
煙突効果と二次燃焼を組み合わせることで多少湿気た薪であってもよく燃え、燃え残りは少ない。
下はどっしり、上に向かって少しすぼまった深型で、40cmの薪を入れると飛び出るがぐらつきもなし。

二次燃焼を促す穴は2面
前後の壁面は二重になっていて、底から取り入れた空気が熱せられて上部の穴から噴き出し未燃焼ガスを燃やし尽くす。
燃え残りを燃やし尽くすサブ焚き火台として使うのもいい。

収納サイズ370×380×80mm
二重壁ではあるが厚み8cmに畳める。焼き網とゴトク付き。収納袋はトート型で出し入れしやすい
寒い日はあるとないでは大違い
風を防いで炎を安定させる大型風防。
焚き火の熱を反射するリフレクターの役割もあり、寒い時期の焚き火ではこれがないとはじまらない。

キャプテンスタッグ ウィンド スクリーン 60
7150円
亜鉛メッキ鋼板の大型ウインドスクリーン。
8枚の板が連なった構造なので、焚き火台の大きさにあわせて折り方を変えられる。

大型の鋼板なので、安定するように必ずリングにペグを刺して固定。
張り綱を使わないので狭いサイトでも邪魔にならない。

収納サイズ600×200×15mm
大型だけど、パタパタたためるので持ち運びは苦にならない。
出典/ガルビィ2025年1月号