
「4+2スタイル」でサイクリング!霞ヶ浦のツーリングが楽しすぎた!
自転車キャンプ……憧れはあっても、輪行となるとなかなかハードルが高いのではないだろうか。
そこで、ガルビィが提唱するのが、クルマに自転車を積んでいく「4+2スタイル」。
キャンプ地までクルマで移動し、そこでサイクリングを楽しもうというわけ。
今回はそんな「4+2スタイル」で、ツーリングしてみた。
ツーリングライドで存分に走る

ゆる過ぎるポダリングではなく、バイクでガンガンに走りたい。
そんなスタートアップ・ビギナー向きの、コースやキャンプ地選びの押さえたいポイントはこれ!
①平坦で起伏がない
②距離は40km程度までに
③サイクリングロードがある
④キャンプ地が近い
今回は霞ヶ浦の一部分を走ったが、すべての条件を満たした理想的なエリアだった。
バイクは英国製のブロンプトンという折りたたみ小径車。見た目に反して実は走りも抜群で、ロングライドにも絶好だ。
つくば霞ヶ浦りんりんロード
日本で2番目に大きい湖、全長140kmに及ぶ霞ヶ浦を一周できるサイクリングロード。
湖岸沿いに走れ、かつ平坦で快適度満点。

案内も豊富、訪れる先々にサイクルラックが備わっているなど、エリア全体が自転車推しなのが伝わってくる。

サイクリングロードは快適だけど、ちょっと外れてみると景色も変わるし、思わぬ発見もある。
湖畔ルートでは皆無のアップダウンもあって、上り・下りを走るのも、やっぱり気持ちがいい。
霞ヶ浦ではご当地バーガーをよく見かけた。ルート上にある「道の駅たまつくり」でも発見。

特産のなまずを使った「なめパックン」。タルタルとチリソースの味付けでうまい。
他にもすり身をれんこんに挟んで味付けした「なめ天」も。
今回の野営メシ

れんこんと白魚のペンネ・ジェノベーゼ
材料:れんこん、白魚(orしらす)、市販のバジルソース、にんにく、鷹の爪、白ワイン。
ポイントは、れんこんの切り方のバリエーション。
すりおろしに近い極細みじん切り〜人差し指大くらいまで3段階を用意。

最後に輪切りも添えて。れんこんの食感をいろいろ楽しめる。
今回の野営地 りょっちゃんの秘密基地

霞ヶ浦のすぐそばで、今回の自転車キャンプには絶好のロケーションにある。
オーナーが「自由に楽しんでほしい」と自らこつこつとつくってきたそう。

霞ヶ浦を一望できる絶景場所もあれば、木に囲まれた奥まったエリアもあり、いろんな楽しみ方ができる。
茨城県かすみがうら市安食2148
予約:Instagram(@ryo.secret_base)へDMで。
今回のクルマ

スズキ スペーシアギア
6年ぶりにモデルチェンジしたばかりの新型車で、今回の4+2スタイルを実践してみた。
アウトドアをライフスタイルとする層へ向けられたクルマで、ガルビィにドンピシャだ。
実は普通のMTBでも分解なしでそのまま積載可能な広さを持つ。
リア開口部に自転車用ガイドレールがあるのもその現れだろう。
さらにはシートヒーターに加え、ステアリングヒーターまで備わるのは、重宝するはずだ。
室内の高い快適性を実現する数々の工夫、安全運転支援機能も万全で、遠距離の長時間運転でもまったくストレスなく、快適に運転できた。
出典/ガルビィ2025年1月号