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  雨のキャンプは魅力的!意外と知らない楽しむためのポイントを上級キャンパーが解説!

雨のキャンプは魅力的!意外と知らない楽しむためのポイントを上級キャンパーが解説!

Table of Contents

多くのキャンパーにとって雨は大敵。「雨の日はキャンプしたくないから、梅雨の時期はキャンプに行くのをやめている」という人も多いのではないだろうか。

確かに雨が降ると設営や撤収に苦労するのは事実。しかし、雨対策さえしっかりとしておけば、梅雨のキャンプは魅力に溢れている。

そこで今回の記事では、梅雨のキャンプが持つ魅力と、楽しむために必要なポイントを紹介する。

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梅雨のキャンプも楽しい!3つの魅力

梅雨のキャンプには、大きく3つの魅力がある。

とにかく人が少ない

梅雨のキャンプ場は空いていることが多い

雨を嫌がるキャンパーは多い。ということは、梅雨の時期はキャンプ場に人が少ない。広いキャンプ場でも数組しか宿泊客がおらず、貸切感覚を味わえることもしばしば。

また、梅雨の時期は予約困難な人気キャンプ場にも空きがあることが多い。特に週間天気予報が見られる1週間前くらいになると、雨予報の日にちはかなりの確率でキャンセルが発生する。

静かな時間を過ごしたい人にとって、梅雨は最高のキャンプシーズンだ。

虫と花粉が飛んでいない

雨が降っているとテントに虫が入ってこない

雨の日は虫があまり活動しない。虫が苦手な人にとって、梅雨どきのキャンプは快適な時間が過ごせるはず。

また、梅雨の時期は花粉もほとんど飛んでいない。一般的なキャンプシーズンである春と秋は、実は花粉症の人にとってあまり出歩きたくはない時期。特にスギ林に囲まれた林間キャンプ場は最悪の環境だ。

筆者も花粉症のため、林間キャンプ場に行くのは梅雨の時期くらいで、春と秋は海辺もしくは高原のキャンプ場ばかり行っている。

緑が綺麗

雨に濡れた緑も綺麗

筆者が梅雨に林間キャンプ場に行く理由はもう1つある。その理由とは、梅雨が新緑のシーズンであることだ。

特に雨の日は森林の緑に深みが感じられて、心を洗われるような気持ちになる。

梅雨のキャンプを楽しむための4つのポイント

ここからは、梅雨のキャンプを楽しむために必要なポイントを4つ紹介していこう。

キャンプ場とサイト選びは慎重に

雨でも水はけがいいサイトは過ごしやすい

降雨時に増水の危険性がある、湖や川が近くにあるキャンプ場は避けた方がいい。いざという時に危険なのはもちろんのこと、落ち着いて雨を楽しむことができなくなってしまう。

また、土のサイトや窪地にあるサイトはおすすめしない。土のサイトは雨が降ると撤収作業が大変だし、窪地は周囲から雨水が流れてきて溜まってしまう。

土よりも草原や砂利の方が、水はけが良好なサイトであることが多い。

ギアは地面に置かない

雨の日はラックが大活躍

雨が降ると、地面に置いたギアは底面が濡れてしまう。ラックや棚を活用して、可能な限り地面にモノは置かないようにしよう。

そして、ドーム型のテントも地面から浸水してくることがある。コットを使えば濡れるのを防ぐことが可能だ。テントは設営せずタープ泊に挑戦するのもワクワクしてくる。

撤収作業は丁寧に行う

濡れたギアは1つ1つ拭いて片付けよう

雨が降ると撤収作業を手短に済ませたくなってしまうが、雨の日こそ丁寧に行った方がいい。金属類のギアは濡れたまま放置すると錆びてしまうし、テントもほったらかしにするとカビが生える。

次回以降のキャンプを楽しく過ごすためにも、濡れたギアは布やぞうきんで拭いてからしまい、テントは家に帰ってからしっかりと干すようにしよう。

「雨は降るものだ」という気持ちで行く

テント内にこもるキャンプも悪くない

筆者個人としては、梅雨のキャンプに一番必要なものはこれだと考えている。

晴天を期待してキャンプに行くと、天気が悪かった時どうしてもガッカリしてしまう。しかし、最初から雨が降る前提で行けば、「雨をどう楽しもう?」という気持ちでキャンプに行くことができる。

目を閉じてタープに落ちる雨音を聴いたり、「あめあめふれふれ~」と久しぶりに口ずさんでみたり。雨の日しかできないキャンプの楽しみ方も色々ある。

まとめ

今回の記事では、梅雨のキャンプが持つ魅力と気をつけるべきポイントについて紹介した。

しっかりと雨に備えておけば、梅雨のキャンプも思う存分楽しむことが可能だ。安全には気をつけて、ぜひ梅雨でもキャンプに出かけてみてほしい。


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キャンプ場ランキングまとめ長野県 岐阜県三重県滋賀県兵庫県和歌山県岡山県 
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