
「まるで車の網戸!?」セリアの110円蚊よけネットが車中泊やキャンプで大活躍!
夏場の車中泊で悩みの種となるのが、暑さ対策と虫対策。窓を開けて風を通したいけど、蚊や小さな虫が車内に入ってくるのはなんとしても避けたい…。
そんな悩みを持つ方におすすめしたいのが、100円ショップのセリアで販売されている「車用ドアネット」です。
この記事では、実際にセリアの車用ドアネットを使ってみた筆者が、使い心地やメリット・デメリットを徹底レビューします!
セリアの車用ドアネットとは?

セリアの車用ドアネットは、車の窓部分にかぶせて使う、簡易的な網戸のようなアイテムです。
種類は2タイプあり、前席ドア用と後席ドア用がそれぞれ販売されています。
商品名 | 車用ドアネットフロント用 | 車用ドアネットリア用 |
価格 | 110円(税込) | 110円(税込) |
サイズ | 縦67cm×横87cm | 縦78cm×横98cm |
実際に使ってみた感想
取り付けは超簡単!

商品を手に取ってまず驚いたのが、その軽さとコンパクトさ。畳んだ状態でも全然かさばらないので、車に入れっぱなしでも邪魔にはならなさそう。
そして、取り付け方法も非常にシンプル。ドアを開けた状態でネットを広げ、上からスポッとかぶせるだけ。そのままドアを閉めれば完了です。
ネットの下側はゴム仕様になっており、ドアとしっかり密着するので、隙間からの虫の侵入も防いでくれます。
写真はホンダのVEZELにフロント用ネットを装着したときの様子。サイズ感としてはかなりギリギリでした。
ドアが大きい車種の場合は、フロントドアにもリア用のドアネットを使用した方がいいかもしれません。フロント用よりもリア用の方が、サイズが大きめに作られています。
風通しもいい感じ!
生地のメッシュは網目が細かく、通気性がしっかりと確保されているため、車内には気持ちいい自然風が入ってきます。
昼間に1時間ほど車内で過ごしてみましたが、蚊をはじめとする虫も入ってきませんでした。まるで網戸があるかのような安心感で、これは車中泊でも重宝すること間違いなし。
デメリットや注意点
実際に使ってみて、筆者個人としてはかなり好印象を抱いた車用ドアネットですが、以下の点には注意が必要だと感じました。
スライド式ドアには使用できない

このドアネットは上から窓にかぶせて使うため、スライド式ドアには使用することができません。したがって、ミニバンやハイエースなど、大きな車の後部座席のドアには使えないことになります。
隙間が完全に無くなるわけではない

ドアネットのゴムとドアはしっかりと密着しているように見えますが、あくまで簡易的な商品のため、隙間が完全になくなることを保証しているものではありません。
また、メッシュの網目よりも小さい虫は入ってくる可能性があります。とはいえ、このくらい細かい網目であれば蚊が入ってくるのは難しそうなので、極小の虫は仕方ないと割り切れば問題ないかなと思います。
耐久性はあまり高くなさそう
触った感じとしては生地がけっこう薄いため、強く引っ張ったり、鋭利な部分に引っ掛けてしまうとすぐ破れそうな印象があります。100均の商品なので、あくまで消耗品として考えておくのが無難です。
運転中は使用しない
商品の注意事項にも明記されていますが、走行中の使用は危険なため絶対にやめましょう。
まとめ

セリアの車用ドアネットは、安価でありながら虫の侵入をしっかり防ぎ、風通しも確保してくれる優れたアイテムです。
耐久性は高くないかもしれませんが、110円という価格を考えれば十分すぎるパフォーマンス。車中泊だけでなく、日中の車内休憩や仮眠などにも重宝しそうです。
これから夏本番を迎えるにあたって、快適な車中泊ライフを送りたい場合は、ぜひセリアの車用ドアネットをチェックしてみてください!