
もしかして迷惑行為してない?意外と知らないキャンプでのNG行為とは?
夏休みや週末には家族連れや初心者キャンパーで、キャンプ場がにぎわいます。それぞれのキャンプ場にルールはありますが、キャンプでの最低限守りたいマナーがあるのをご存じですか?楽しさのあまり気がゆるんでしまい、周りに迷惑をかけてしまうことも……。この記事ではキャンプで最低限守るべきマナーを紹介!初心者キャンパーの方、ベテランキャンパーの方も「改めて確認しておきたい」「トラブルがなく気持ちよく過ごしたい」と思っているなら必見です。正しいマナーを知ると、自分自身はもちろん周囲も気持ちよく過ごせるキャンプが実現するはずです!
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なぜキャンプでマナーが重要なのか?

夏休みシーズンのキャンプ場は人が多く、ちょっとした気のゆるみが「迷惑行為」になってしまうことも。キャンプのマナーは「知ってるつもり」じゃなくて、ちゃんと守る意識が大切です。
混雑するのでトラブルになりやすい
学校が夏休みになるとファミリーキャンプや学生たちのグループキャンプなどで、キャンプ場が混み合います。あらかじめ決められた場所でキャンプができる区画サイトは、すぐに予約でうまるでしょう。フリーサイトは区画が決められていないため、常識の範囲内で距離を見てテントを張らなければなりません。夏休みシーズンは混雑しているので、どうしてもお互いのサイトの距離が近くなってしまいますよね。お互いの距離が近いので、少しの物音や話し声が気になってしまうもの。このような状況でトラブルがなく、キャンプを楽しむためにはマナーを意識するのが大切です。
初心者キャンパーの配慮不足によるトラブル
キャンプは初心者でも気軽に楽しめる時代です。しかし「マナーを知らずにキャンプに来た」そんなキャンパーも少なくはありません。
- タープやテントのロープを遠くまで伸ばして、場所を占領してしまう
- 音楽を流して気分が良くなり、大声で盛り上がる
- ゴミの分別や炭の処理を知らずに放置してしまう
- じかに焚き火を行う
キャンプには最低限のマナーが存在します。この記事であらためてマナーを見直すきっかけになると嬉しいです!
知らないと迷惑!?夏キャンプで最低限守りたいマナー8選

夏のキャンプ場はたくさんの人でにぎわって楽しい反面「それって……マナー違反では?」と感じるのも多くなります。そのトラブルの多くは、最低限守りたいマナーを意識でするだけで防げるのです。
1. 静かに過ごす
キャンプといえば開放感があり、ついついテンションも上がってしまいますよね。でも「静かに自然を楽しみたい人もいる」ことを忘れないでください。とは言っても、ヒソヒソ話で会話をしてください、というわけではありません。消灯時間までは常識の範囲内で、楽しみましょう。たいていのキャンプ場は消灯時間があるので、その時間以降は声のボリュームを小さくしましょう。話し声、スマホの音、車のドア音は意外と響いてます。隣のサイトに聞こえないようなボリュームで音楽を流すのは大丈夫ですが、消灯時間を過ぎたら消すのがマナーです。
2. ゴミは必ず持ち帰る or 所定の場所に

キャンプ場に行くと「ゴミ放置禁止!」の張り紙をよく見かけますよね。当たり前のルールですが、守れない人もいるのが現実です。キャンプ場によって、ルールはさまざまなのでホームページでチェックしたり受付時に確認しましょう。特に夏の暑い季節はゴミを放置しておくと臭いが発生して、虫や野生の動物たちが寄ってくるかもしれません。周りのキャンパーにも迷惑がかかってしまうため、生ゴミや臭いの強いゴミはしっかり袋でしばって保管するようにしましょう。
3. 焚き火のルールを守る
焚き火やバーベキューはキャンプの楽しみのひとつですよね。今ではたいていのキャンプ場で直火がNGになりました。キャンプ場によっては、かならずレンガを敷いてから焚き火をするよう呼びかけていたり、ルールはさまざまです。焚き火のルールに関しても、ホームページや受付で確認して行うようにしましょう。焚き火を楽しんだ後は、灰や炭の後片付けが必須です。灰捨場があるキャンプ場の場合は、所定の場所へ、灰捨て場がない場合は持ち帰るのがマナーです。
4. 他のキャンプサイトや区画に入らない
炊事場やトイレに行くとき、うっかり他の人のキャンプサイトやテントの近くを横切ってしまったことはありませんか?夏休みやシーズン中の混雑したフリーサイトでは、仕方ないかもしれません。でもロープやペグに足を引っかけてしまう可能性もあるので、注意が必要です。区画サイトは決まった場所なので侵入しないのは当然ですが、フリーサイトの場合は境界線が難しい場合があります。あまり近くを通らないように!と意識するようにしましょう。
5. ペット連れのマナー
犬や猫も家族の一員!とペット連れでキャンプする人も増えました。ペット同伴OKのキャンプ場を利用するのはもちろんですが、その他の基本的なマナーもしっかりと守らなくてなりません。「リードは必ずつける」「フンは持ち帰る」など、常識的なルールとキャンプ場で決められたルールを守りましょう。
ペット同伴OKのキャンプ場に来ている人が、みんな動物が好きとは限りませんよね。周囲への配慮を意識してペットとのキャンプを楽しみましょう!
6. トイレや炊事場はきれいに使う
共用スペースは次の人のことを考えて使うのがマナーです。炊事場では食べカスを水で流してそのままにして行ったり、トイレを使用した際に汚れてしまってもそのままだったり……自分が次に使う立場だったら絶対に嫌な気持ちになるはずです。次に使う人のことを考えて気配りすると、みんなが快適に過ごせますね!「来た時よりもきれいに」はキャンプサイトだけではなく、炊事場やトイレなどの共用スペースにも言えるでしょう。
7. 「あいさつ」をしましょう
キャンプ場であいさつはしますか?シンプルなあいさつだけで、場の空気が和やかになるのです。今のご時世ですから、わざわざ隣のサイトまで行って「あいさつ」をするのはおすすめしません。女子ソロキャンパーだと、警戒されてしまう可能性がありますよね。そうではなく、炊事場で会った時やトイレですれ違った時などあいさつをしてみてください。みなさんキャンプが好きで自然に癒やされたくて集まった仲間です!それぐらいの気持ちで「あいさつ」をするととても気持ちが良いですよ。キャンプは「みんなで気持ちよく過ごす場所」なのです。
8. マナーは「ルール」だけじゃなく「思いやり」
キャンプ場でのマナーは「相手への思いやり」です。
- 自分がされて嫌なことはしない
- 相手の立場になって考える
「自然の中で、みんなが気持ちよく過ごせるように」と意識するだけで、充実したキャンプの時間を過ごせますよ!
マナーを守って、夏キャンプを快適に楽しもう!

楽しみにしていた、夏キャンプ!他のキャンパーとトラブルになったり、モヤモヤするのだけは避けたいですよね。ちょっとした気づかいや思いやりがあれば、キャンプはもっと快適にもっと楽しく過ごせます。今回紹介した「最低限のマナー」は特別なことではありません。自分も気持ちよく過ごしたいから、他のキャンパーにも配慮するという気持ちがあれば0Kなのです!
マナーを守ってみんなで夏キャンプを楽しむ!と意識するだけで、快適で充実した時間を過ごせるのです。
【まとめ】知らないと迷惑に!?夏キャンプで最低限守りたいマナーとは
夏のキャンプ場は人が多く集まるため、ちょっとしたマナー違反が大きなトラブルの元になってしまいます。他のキャンパーのことを考える、次に使う人を思いやる、といった気配りが大切。少し意識するだけで、自分も周りのキャンパーも気持ちよく過ごせるのです。
【夏キャンプで守りたい最低限のマナー】
- 音のマナーを守って、夜は静かに過ごす
- ゴミは持ち帰る or きちんと処分!生ゴミも注意
- 焚き火のルールを守る
- 他の区画やサイトに入らない
- 共用スペースは次の人のためにキレイに使う
- ペット連れのマナー
- 「あいさつ」をしましょう
- みんなでキャンプを楽しもうという気配り
思いやりのある行動で、素敵な夏の思い出を作ってくださいね!