
ソロキャンプはつまらなくない!簡単に楽しむためのアイディア10選を紹介!
「ソロキャンプって退屈でつまらないんじゃないの?」
そんな印象を持っている人は少なくありません。友人や家族と一緒に行くキャンプと違い、1人で自然の中で過ごすソロキャンプは「暇なんじゃないか?」と考える人もいます。
しかし、実際に体験してみると、ソロキャンプは驚くほど充実した時間を楽しめるアウトドアです。一度ハマってしまうと、「誰にも邪魔されない贅沢な時間」がクセになる人も大勢います。
今回の記事では、ソロキャンプがつまらなさそうと感じる理由を整理しつつ、楽しむためのアイデアをご紹介します。
この記事を読み終える頃には、「ソロキャンプって意外と面白そうかも」と思えるはずです。
ソロキャンプが「つまらない」と感じてしまう理由

最初に、ソロキャンプってつまらないのでは?と思ってしまう4つの理由を整理しておきたいと思います。
①時間の使い方が分からない

初めてソロキャンプに挑戦する人の多くがぶつかる課題が、この「時間を持て余す」です。設営や食事の準備が終わった後、夜まで何をして過ごすのか。
そのイメージがないと、ただぼーっとする時間ばかりになってしまい、「なんのためにここまで来たんだろう?」という気分になってしまいます。
②あまりの静けさに戸惑う

日常では常に人の話し声やスマホの通知音、テレビや音楽が鳴っている環境で過ごしています。そんな中で、自然という静かな環境に身を置くと、なんだかそわそわして落ち着かないことがあります。
虫の声や風の音だけが聞こえる空間は、慣れるまで少し寂しく感じてしまうかもしれません。
③不便さばかり感じてしまう

キャンプ道具や食料、服装などの準備が不足していると、非日常の爽快感よりも不便さの方が際立ってきてしまいます。
例えば寝袋の下に敷くマットが薄くて寝づらかったり、卓上コンロの火力が弱くて料理がしづらかったり…。「思ってたよりも不便でしんどいな」と感じてしまう可能性もあります。
④ソロキャンプに対する期待と現実のギャップ

SNSやYoutubeで見るソロキャンプ動画は、とてもオシャレで快適そうに見えます。
しかし、実際に自分自身でやってみると、明かりにつられて虫が大量に寄ってきたり、焚き火がうまく燃えなかったり、トイレまでいちいち歩かないといけなかったりと、SNSでは見えていなかった現実があることにも気付かされます。
こうした想像していなかったギャップの部分が、「ソロキャンプってつまらないな」と感じる原因になることもあります。
ソロキャンプを楽しく過ごすためのアイデア10選

自分に合った楽しみ方を見つけることができれば、ソロキャンプはとても魅力的なアクティビティとなります。ぜひ以下のアイデアを参考にしてみてください。
①焚き火を楽しむ

火をつける、薪をくべる、炎を眺める。1つ1つの作業が無性に楽しく感じるのが焚き火です。暗闇の中で揺らめく炎を見るだけで、不思議と心が落ち着きます。
②キャンプ飯を作る

難しい料理を作る必要はありません。ステーキやホイル焼き、ホットサンドなど、自分ができる範囲でやってみましょう。自然の中で食べるご飯は格別ですよ。
③コーヒータイム

インスタントでも全く構いませんが、もし道具があればぜひ豆を挽く工程からやってみてください。豆をゴリゴリ挽く時間すらも、キャンプ中であれば楽しくなってきます。
④読書や日記

時間を決めて、スマホから離れてみるのもおすすめ。静かな環境で本を読んだり、日頃考えていることを日記に書き出してみたり。周りに何もないので、自然と集中できますよ。
⑤お散歩

風の音や鳥の声、花や虫に意識を向けてみましょう。キャンプ場の中を歩くだけでも楽しめます。
⑥写真撮影

1人きりのソロキャンプだからこそ、写真撮影にもこだわることができます。焚き火や食事はもちろんですが、道中で寄り道したときの景色なども、思い出に残してみてはいかがでしょうか。
⑦天体観測

夜のキャンプ場は明かりが少なく、満天の星空が見られるチャンス。都会ではあまり見ることのできない星の数に、圧倒されてしまうこと間違いなしです。
⑧ハンモックで昼寝

林間サイトであれば、ぜひハンモックにも挑戦してみてください。木陰でゆらゆら揺られながら、吹き抜けていく風が最高に心地いいです。
⑨お酒

テントの設営が終わった後は、キンキンに冷えたビールが至福の一杯。キャンプ場周辺の地ビールや地酒を探すのも楽しいですよ。
⑩自然素材を現地調達

焚き火用に落ち葉や枝を拾い集めたり、小川で冷やしトマトを仕込んでみたり。童心に帰って、キャンプ場の自然を活かした遊びを探すのもワクワクします。
ソロキャンプの注意事項
ソロキャンプを心置きなく楽しむため、以下のポイントには注意しておきましょう。
- キャンプ場の天候に合わせた服装を用意(山の天気は急変するため要注意)
- 無理に予定を詰め込まない(何もしない時間も楽しむ)
- 周辺の買い物・温泉スポットを調べておく
- 持ち物チェックリストを作って忘れ物防止
- 万が一の事態に備える(応急処置キットや虫除けグッズの準備)
事前の準備をしっかりとしておけば、ソロキャンプ当日に慌てることがなくなりますよ。
まとめ

ソロキャンプがつまらないと感じるのは、キャンプ場での過ごし方をイメージできていなかったり、事前準備が不足していることが原因かもしれません。
前もって計画を立てつつ、自然の中でできるアクティビティをうまく取り入れれば、ソロキャンプは最高に贅沢な1人時間に変えることができるはずです。
「いつかソロキャンプやってみたいんだよな…」と思っている方は、勇気を出してぜひ一度挑戦してみてくださいね。