
保冷力最強はどれ?ピーコックとワークマンとコメリで真空コンテナを比較してみた
キャンプにおすすめのアイテムやキャンプテクニックをブログやSNSで発信しているあきとぶさんがYouTubeを更新。キャンプの必需品である真空コンテナの比較動画を投稿した。
ワークマン・コメリ・ピーコック真空コンテナ3強を徹底比較

あきとぶさんはワークマン、コメリ、そして老舗・ピーコックの3モデルの真空コンテナを比較。デザインや使い勝手、氷の残り具合などを検証した。

まずは各モデルの概要から。ワークマンの「真空ハイブリッドコンテナ」は直径約17cm×高さ30cm、容量5L。持ち手の倒し方向で開閉が切り替わる独特の蓋機構を備える。価格は税込3,500円で、真空コンテナ黎明期から“圧倒的なコスパ”で知られる存在だ。

コメリの「アイスストレージ」は直径約18cm×高さ約31.2cm、容量5.5L。側面の持ち手が本体に収まる設計で、蓋は“少し回すだけ”で開閉できる扱いやすさが光る。価格は税込3,980円。500mlペットボトル4本が収まる実用サイズである。

ピーコックの「クーラーバケット」は直径約29cm×高さ37cm、容量9.5L。質実剛健な作り込みで重量は約4.7kg。蓋は3点ロック+パッキンによる完全密閉構造、さらに減圧用ボタンを備え、倒しても水が漏れにくい。価格は税込33,000円だが、筐体の厚みや各部の精度は頭一つ抜けている。


本題の保冷力検証は、屋外日陰・最高34℃の条件で各コンテナを氷のみで満たし、24時間後の残存率を計測した。投入量はワークマン2.6kg、コメリ3.0kg、ピーコック5.3kg。


結果はワークマン約80%、コメリ約72%、ピーコック約88%の氷が残る結果となった。あきとぶさんいわく、ピーコックは側面の肉厚と蓋のポリウレタン断熱+高密閉が効いて明確に頭抜けたのではと解析した。
続く長期追跡でも傾向は不変で、氷が完全に消えるまでの目安はコメリが約3日16時間、ワークマンが約4日5時間、ピーコックは約6日4時間。真夏日でも“ほぼ一週間”というピーコックの持ちは特筆に値する。一方で、ワークマンは廉価ながら24時間・長期ともに堅調で、同価格帯の想像を超える実力を示した。コメリは操作性や容量の余裕が強みで、350ml缶8本+少量の氷を現実的に積める使い勝手の良さが魅力である。
最強の一本を選ぶならピーコック「クーラーバケット」。予算優先であれば、ワークマンの「真空ハイブリッドコンテナ」。開閉の直感性や収まりの良い持ち手まで含めた使いやすさを重視するなら、コメリ「アイスストレージ」となった。な容量、運搬手段、予算の3点を軸に、自分のキャンプスタイルへ合わせた一台を選んでほしい。
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