 
ローストビーフを超簡単に作れる“魔法の焼き方”が天才すぎた!
じっくりと作る秋のダッチオーブン料理
秋のキャンプで作りたくなるダッチオーブン料理のレシピをご紹介!ダッチオーブンの真骨頂、でっかい肉を使ったローストビーフ。常温に戻した肉とゴロゴロ大きめに切った野菜をいれてフタをし、じっくり焼くだけ。それだけなのに肉はやわらかく、野菜には肉のうまみがしみこみ激うま料理に変身する。

関東・東海地方の手ぶらで利用できるBBQ会場を提供する「Hero」のイベントディレクター。野外料理の楽しさを広めるため、全国の会場を駆け巡る。今年は動画で野外料理の知恵やマナーを提供中。
■ 塊肉ローストビーフ

材料:
牛肩ロース 1kg
ジャガイモ 3個
ニンジン 2本
ブロッコリー 1房
オリーブオイル 適量
塩 たっぷり
コショウ たっぷり
TECHNIQUE 底網+根菜でブロック肉が芯までふっくら蒸し焼きに!


塩を浸透させながら常温に戻す火にかける20~30分前にクーラーボックスから肉を取り出し、塩をたっぷりまぶす。塩を浸透させながら常温に戻すのだ。

底網を敷いて食材をいれる網を敷き、野菜と、フタの上で表面に焼き色をつけた肉を入れ、フタをする。上下からの弱火で40分。ブロッコリーは最後の10分で追加。
HINT 中心温度を測り火から下ろして休ませる
温度計があれば、肉の芯温度で焼き上がりの状態がわかる。目安は〈牛肉〉レア50℃前後、ミディアム56℃前後、ウェルダン60~65℃〈豚肉・鶏肉〉ミディアム60℃前後。ウェルダン65~68℃。

目当ての焼き上がりになったら、火から下ろしてフタをしたまま20分ほど寝かす。寝かしてから肉を切ると、肉汁がそれほど出ない。これはステーキも同じ。
■ ブルーベリーソース漬けのスペアリブ

材料:
スペアリブ 8本分
A 冷凍ブルーベリー 200g
A 砂糖 大さじ3
A しょうゆ 大さじ1
A バルサミコ酢 大さじ1
塩 少々
TECHNIQUE 骨付き肉はフタで焼き色をつけたら 骨を下にしてじっくり弱火

ブルーベリーソースを温めるスキレットなどに材料Aをすべて入れ、少しとろみが出るまで煮込む。肉料理に合うので、多めに作って保存してもいい。

スペアリブの肉をブルーベリーソースに漬けて1時間以上日陰で放置。

フタで表面に焼き色をつけたら、底網を置いたダッチオーブンに入れて弱火で40分加熱すると完成!
■新感覚スイーツ ブルーベリーボルケーノ
キャンプの定番、マシュマロを使った甘塩っぱいデザートはいかが? マシュマロは冷えると固まるのでやっかいだが、ダッチオーブンだと長くトロトロをキープする。もっとも、クラッカーをディップする手が止まらないのでペロリ完食、片付けも楽ちんです。


材料:
冷凍ブルーベリー 150g
マシュマロ 12個
クラッカー 1袋

冷凍ブルーベリーダッチオーブンを入れて、その上にマシュマロをたっぷり載せて弱火で加熱。マシュマロの隙間からふつふつと湯気が出てマグマみたい!

火から下ろし、スプーンなどで軽く混ぜ合わせたら塩っぱいクラッカーをディップして食べる。甘さの中に塩味があり、後を引くおいしさ!
簡単に作れて見栄えも楽しいブルーベリーボルケーノ。次のキャンプで作ってみてはいかが?
■ パルミジャーノ・レッジャーノのトマト無水スープ
ダッチオーブンのフタはしっかり密着するので、トマトを使った無水スープができる! チーズの先端をつまみながら、ワインを飲んで煮込みを待とう。ステンレス製ダッチなら、余ったスープをそのまま保管してリゾットにリメイクしても美味!

材料:
トマト 6個
ベーコン 4枚
パルミジャーノ・レッジャーノ 端っこ20g
TECHNIQUE トマトの水分、チーズのうまみだけで作る、無水の自動調理スープ

ヘタをとったトマトをそのまま並べて、カットしたベーコンを入れ、弱火〜中火で煮込んでいく。

トマトが煮崩れたら、トマトとベーコンにチーズを入れてフタをして弱火にかける。トマトが柔らかくなったら崩し、チーズの皮の部分を入れて煮込めば完成。

パルミジャーノ・レッジャーノに見られる白い塊は、アミノ酸の結晶。ポロポロと崩しながらワインとともに食べると極上のひとときに。スープにはパルミジャーノ・レッジャーノの色が濃い皮部分を入れよう。煮込んでもかみ切れないが、うまみの塊なのでスープにいれればコクが出る。
秋の食材を使ったキャンプ飯
■ 薫製サーモンとイクラの親子丼

知っている人も多いと思うけど、サケはレモンと相性がいい。
加えてサケは薫製とも相性がよく、スモークサーモンとレモンの相性ももちろんいい。
レモンが合うなら、柑橘類のユズでもイケるだろ!ってレシピ。
さらにイクラを散らしてぜいたくな親子丼に。
材料
米 3合
サケ(刺身用) 1柵
ユズ 1/2コ
大葉 2~3枚
白ゴマ 少々
ミョウガ 1コ
イクラ 適量
〇酒 大さじ1
〇めんつゆ 大さじ5
〇水 470㎖
〇ショウガ 少々
作り方
①まずは米を研いで、水を切り、ジッパー付きビニール袋に材料の〇を合わせて30分以上おく。

キャンプ場に出かける前に準備しておけば時短になるし、手間も省けてオススメ。
②サケを薫製する。

軽く塩を振って、キッチンペーパーで水分を拭いてから2分間だけ燻す。
火は通ってなくて問題ない。
③米をダッチオーブンなどに移して②のサケを置く。
刻んだショウガを散らしてフタをして強火にかける。
沸騰して湯気が吹いたら弱火にして10分。その後10分蒸して米炊きは完成。
④③が蒸し終わったら、種が入らないようにユズを絞って、サケを崩しながらかき混ぜる。
⑤大葉とミョウガを刻んで、イクラとゴマを振りかける。
最後に刻んだユズの皮を載せて完成。
■ アサリとジャガイモの白ワイン蒸し

材料
アサリ 1パック
ジャガイモ 2~3コ
ニンニク 1~2かけ
白ワイン 1カップ程度
塩・コショウ 少々
ディル 少々
イタリアンパセリ 少々
作り方
①アサリはお湯につけて砂抜きをしておく。

40~50度のお湯で砂抜きすると早い。ボールがなければコッヘルを余分に持っておくとよい。
②ジャガイモを茹でる。鍋に水を張り、ジャガイモを入れて火にかけ、沸騰したら弱火で10分ほど煮る。
串がスッと通るくらいまで煮よう。皮を剥いて一口大にカット。
③ダッチオーブンにオリーブオイルと、スライスしたニンニクを入れて中火で火を入れて香りを出そう。
アサリを入れて、しばらくしたら白ワインを入れてフタをする。
④②を③に入れフタをして、アサリのダシが効いたスープをジャガイモに吸わせよう。
⑤最後にハーブをちぎって入れ、塩コショウで味を整えたら完成。
■ 鮭とサツマイモの炊き込みごはん

新米と秋の味覚を使ったレシピを、とオーダーしたうちの一品。サツマイモと新米の甘み、秋鮭の塩気がこんなに合うなんて思わなかった! ゴロゴロ感もあって食べ応えあり。作り方も簡単で、メスティンに食材を入れて炊飯するだけ。この手軽さにも惹かれました。
材料
 ・米(無洗米):2合
 ・鮭:2切れ
 ・サツマイモ:一口大を8個分ほど
 ・めんつゆ:50㏄
 ・水:360㏄ 
作り方
❶米は30分ほど水に浸けておく。
❷クッカーに米、水、めんつゆを入れ、軽くかき混ぜたらサツマイモを入れる。
❸②の上に鮭を置き、食材に火が通るよう弱火~中火で加熱していく。
❹湯気が出なくなったら火を止め、15分ほど蒸らせばできあがり。
❺混ぜ合わせていただこう。お好みで木の芽を添えてもOK。
一年を通して見かける「カボチャ」の旬は、じつは秋。サツマイモの代わりにカボチャを入れてもおいしい
■ サケのユズ味噌ちゃんちゃん焼き

北海道の代表的な食べ方のちゃんちゃん焼きを柚子味噌で。
さわやかな香りがサケと合います。
ごはんにもビールにも合うのでぜひお試しあれ。
材料
ユズ 1/2コ
キャベツ 1/4コ
タマネギ 1/2コ
シメジ 1/2株
ニンジン 少々
サケ切り身 1~2身
〇ユズの皮(削り) 大さじ1
〇味噌 100g
〇酒 大さじ2
〇砂糖 大さじ2
〇みりん 大さじ1
●バター 少々
作り方
①材料の○を合わせて柚子味噌を事前に作る。
ユズは皮の部分をおろし金で削る。フリーズドライでも代用可。
②アルミホイルに野菜から先に並べる。こうすると魚が焦げ付かない。
火が入ると小さくなるので、大量に入れて問題ない。

最後にサケを載せ、①の柚子味噌をたっぷりかけてから、アルミホイルをかぶせて端を丸めて閉じる。
③スキレットに入れて10~15分、中火にかけるアルミホイルを割いて、バターと細かく刻んだユズの皮を載せて完成。
メスティンで作る彩り豊かな秋の和食コース

mess tin chef 料理人 赤田直哉さん
東京赤坂の日本料理店で働く料理人。休日はグループキャンプで料理番を担当するほか、出張料理人としても活躍。不定期で開催するホームパーティ「赤田食堂」は、一度参加するとリピーターになる人多数! 芸術系大学出身、元アウトドア雑誌の編集者と多彩な経歴をもつ。
キャンプ料理といえば洋食が多いイメージだが、和食だっていいではないか。赤田さんは「四角形のメスティンは調理にも使いやすく、アルミ製で熱伝導率も優秀です。和食でも、丸形の一般的なクッカーより適していますね」と気づいたそうだ。
レシピのテーマは、ズバリ「和食のごちそう」! 旬の食材をふんだんにちりばめ、肉料理も盛り込んだぜいたくなコースだ。秋ナスと舞茸の揚げ浸しはメスティンを鍋にしてナスを揚げ、舞茸とともにサッと煮た一品。たっぷりの薬味がたまらない。すき焼きは、これから少しずつ寒くなる季節にぴったり。
メインとなるバラちらしは、ラージメスティンを使うといろいろな具材をのせられるので見ためも華やかに。わらびもちは、きなこが風で飛ばないように注意しよう。キャンプでも「和食」をぜひ召し上がれ!
■ メスティンで揚げナス!?秋ナスと舞茸の揚げ浸し
【材料(2〜3人前)】
ナス:3本
舞茸:1パック
みょうが:1本
大葉:3枚
しょうが:1片
大根:1/5本
めんつゆ:適量
水:適量
サラダ油:適量
メスティン使用サイズ レギュラー
【作り方】
❶ナスはヘタを取り、縦半分にカットし皮目に斜めの切れ込みを入れる。

❹めんつゆをお好みの濃さに希釈しメスティンで加熱する。沸騰する直前で揚げたナスと舞茸を入れ3~4分煮る。
❷舞茸はひと口大に手で割く。みょうがは縦半分にカットしてから繊維を断ち切るように千切りに、大葉は重ねて丸め千切りにし、それぞれ冷水に1~2分さらしてからキッチンペーパーで絞る。生姜と大根はすりおろす。
❸メスティンにサラダ油を熱しナスを揚げる。
❺大根おろしと薬味をたっぷりのせる。
【ポイント】

ナスを揚げるときは皮目から油に入れると、紫色が飛びにくくなる。使い終えた油は牛乳パックなどに移し、油凝固剤を使えば可燃ゴミとして捨てられる。フタとメッシュトレイは油切りにも使える!
■ 体も心もポカポカに!和牛すき焼き
【材料(1人前)】
牛肉:150g
木綿豆腐:1/2丁
しらたき:1/2パック
春菊:1/2束
長ネギ:1/2本
しいたけ:2個
醤油:60cc
みりん:60cc
水:40cc
酒:20cc
砂糖:20g
卵黄:1個分
メスティン使用サイズ レギュラー
【作り方】
❶木綿豆腐を5㎝大にカットし、キッチンペーパーで水気を取ってからバーナーで炙る。しらたきはサッと茹でてアク抜きしておく。

❷春菊は食べやすい長さに、長ネギは斜めにそれぞれカットする。しいたけはお好みでカットし、亀甲模様を入れてもよい。
❸メスティンに醤油3:みりん3:水2:酒1:砂糖1の割合で混ぜて割下をつくる。市販のすき焼きのタレを使ってもOK。
❹牛肉と春菊以外の具材を入れて火にかける。沸騰したら春菊をサッと煮る。
❺食べる直前で牛肉を加える。ほんのりピンク色が残るくらいに火が入ったら、卵黄を落とす。

【ポイント】
割下は少し濃いくらいでOK。具材や卵と合わさりちょうどよくなる。おなかに余裕があれば、残った割下にうどんを入れても美味。
■ 豪華絢爛のキャンプ和食!海鮮バラちらし
【材料(2〜3人前)】
米:1合
水:170cc
れんこん:小1節
しいたけ:2個
卵:2個
キュウリ:1/2本
大葉:5枚
絹さや:5本
マグロ:50g
サーモン:50g
寿司エビ(ボイルエビ):3枚
イクラ:適量
醤油:適量
みりん:適量
寿司酢:適量
刻みのり:適量
ガリ:お好み
わさび:お好み
メスティン使用サイズ ラージ
【作り方】
❶ラージメスティンでご飯を炊く。酢飯にするので、水の量はやや少なめに。
❷ れんこんは皮をむいて薄く輪切りにし、サッと茹でてから寿司酢に漬ける。しいたけは千切りにし、醤油とみりんで煮る。卵焼きは1㎝角にカットする。キュウリは縦1/4にして種を取り、1㎝角にカットする。大葉は重ねて丸め千切りにし、冷水に1~2分さらしてからキッチンペーパーで絞る。絹さやは筋を取り、サッと茹でて冷水に取る。冷めたら斜めに千切りする。マグロとサーモンは1㎝角にカットし、醤油であえる。寿司エビは1㎝角にカットする。
❸ご飯が炊けたら熱いうちに寿司酢と合わせ、冷ます。
❹酢飯が人肌程度に冷めたら具材を盛り付ける。刻みのりや大葉、キュウリ、しいたけなどを最初に敷き詰め、玉子焼きやマグロ、サーモンを最後に盛る。
❺仕上げにイクラと絹さやを散らし、大葉のお皿にガリとわさびを添える。

【ポイント】
具材の下ごしらえは自宅で済ませ、密閉袋などに小分けにしておくと調理がスムーズ。現場では盛り付けるだけが理想。ご飯を炊くときは水分を1~2割ほど減らして硬めに炊こう。
■ わらびもち和菓子もつくれる!
【材料(2〜3人前)】
わらびもち粉:30g
グラニュー糖:50g
水:150㏄
きな粉:お好み
黒蜜:お好み
メスティン使用サイズ レギュラー
【作り方】
❶ わらびもち粉、グラニュー糖、水をメスティンに入れ、混ぜながら溶かす。

❷ 溶け残りがないことを確認したら火にかける。木ベラか耐熱のゴムベラを使い、鍋底からよく混ぜる。
❸沸騰してくると、液体の中に透明なわらびもちの塊が出てくるので、鍋にくっつかないよう混ぜ続ける。
❹全体がもちの塊になったら弱火にし、メスティンの持ち手を片手で押さえながら5分ほど混ぜ続ける。ヘラを使いこねるようなイメージで。透明感が出てきたらわらびもちは完成。そのまま火からおろし自然に冷ます。
❺わらびもちが冷めたら、スプーンでひと口大にすくい取り、きな粉をまぶす。仕上げに黒蜜をかける。
【ポイント】
透明感が出るまで根気よく混ぜ続けよう。わらびもちは冷えると固くなるため、冷ましすぎないように。粗熱が取れたら、やわらかいうちに味わおう。
ホッと身体をあたためるキャンプ飯
冬キャンプでは体をあたためるためにどんな料理を作るか悩ましいもの。
そこで、体をあたためる食材やスパイスを使ったレシピを、フードコーディネーターのみなくちなほこさんが考案!

1990年代より、野外料理のワークショップを開催する売れっ子フードコーディネーター。
鉄鍋好きが高じて、鉄作家・槇塚 登氏とタッグを組み、鉄の台所道具をプロデュースしている。
■ 酒粕クリームシチュー

酒粕でコクとうま味がグンと増し、奥深い味わいに
クリームシチューの素に発酵食品の仲間である酒粕を加え、シンプルな具材で調理。
材料の根菜類は、代謝を上げる効果のあるミネラルやビタミンEがたっぷり。
発酵食品+根菜の力が相まって、体の中からぽかぽかになるクリームシチューのできあがり!
材料[2人前]
鶏もも肉 1枚
ジャガイモ(大) 1個
タマネギ 1/2個
ニンジン 1/2本
ブロッコリー 1/2株
水 350cc
牛乳 50cc
クリームシチューのルー 大さじ3〜4
酒粕(練り粕) 大さじ4〜5
塩 適量
サラダ油 大さじ1
レシピ
①鶏もも肉とジャガイモはひとくち大に切る。タマネギはくし切りに、ニンジンは乱切りにし、ブロッコリーは小房に分ける。
②鍋にサラダ油を熱して①のタマネギを炒め、しんなりしたら鶏肉を加えて炒め合わせる。

③ 鶏肉の全体に焼き色がついたら①のジャガイモ、ニンジン、水を加えて煮る。

④火が通ったら①のブロッコリーと牛乳を加え、沸騰直前になったら火を弱めてクリームシチューのルーと酒粕を入れて溶かす。味をみて薄いようなら塩で調える。
〈みなくちなほこさんワンポイントアドバイス〉
酒粕とクリームシチューのルーを煮汁で溶かしてから加えると、調理しやすいですよ
■ あんかけうどん

冷めにくい&腹もちもよいトロみは一石二鳥
ショウガをたっぷり使ったあんを作り、熱々のおうどんにイン!
シイタケとマイタケは冷え性に効果のあるビタミンB6や、葉酸などの免疫力を高める成分のほか、血管拡張作用、血行を促進する効果のあるナイアシンが含まれているのが特徴。
とろみのついた料理は腹もちもよく、体を芯からあたためてくれる。
材料[2人前]
茹でうどん 2玉
豚ひき肉 100g
ショウガ ひとかけ
長ネギ 1/2本
シイタケ 2枚
シメジ 1/2パック
万能ネギの小口切り 適量
(A) 水 2カップ
   めんつゆ(2倍濃縮) 1カップ
   みりん 大さじ1
(水溶き片栗粉)
片栗粉 大さじ1と1/2
水 大さじ1と1/2
サラダ油 小さじ2
レシピ
*茹でうどんは沸騰した湯でゆがき、食べる直前まで熱々にしておく。

①ショウガは粗みじん切り、長ネギは斜めに薄切り、シイタケは薄切りにする。シメジは石付きを取り小房に分ける。
②鍋にサラダ油を熱して①のショウガと長ネギを炒め、香りがしてきたら豚ひき肉とシイタケを加えて炒める。

③ひき肉の色が変わったらAを加えて煮る。
④水溶き片栗粉でとろみをつける。
⑤器に温めたうどんを入れて④をかけ、万能ネギをトッピング。
〈みなくちなほこさんワンポイントアドバイス〉
お好みですりおろしたショウガを加えると、体がさらにポカポカに!」
■ ベーコンとたまごのヒハツ炒め

寒い日の朝食にぴったり!
ヒハツは沖縄で島コショウと呼ばれるコショウの一種。
ショウガより体を芯からあたためてくれるスパイスで、シナモンやオールスパイスに似た芳醇な甘い香りが特徴だ。
血行不良や冷え性に効果があり、さらにピペリンの効能で上がった体温の維持も期待できる。
ベーコンとタマネギなどを炒め、卵を加えてふわっと仕上げ、白米と相性バツグン!
材料[2人前]
ベーコン(厚切り) 2枚
タマネギ 1/2個
卵 3個
ヒハツ(パウダー) 小さじ2
塩・コショウ 各少々
サラダ油 大さじ1
レシピ
❶ベーコンは2〜3㎝幅に切り、タマネギは細切りに。卵は割りほぐして塩、コショウ、ヒハツ小さじ1を加えて混ぜる。
❷フライパンにサラダ油を熱して❶のベーコンとタマネギを炒める。

❸ 火が通ったら❶の卵を流し入れ、ヒハツ小さじ1をふり、手早く炒めあわせる。
〈みなくちなほこさんワンポイントアドバイス〉
ベーコンをソーセージに替えて作るのもおすすめ。
もっとスパイスを感じたい人は、追いヒハツを!
■ 鶏もも肉のネギ蒸し

花山椒の痺れで、口の中からジュワーとあたたかくなる
体温を高めて、血行を促進させる効果がある長ネギをたっぷり使用。
ネギのツンとした独特の香りや辛味の元となる成分は、手指や足指といった体の末端部分の血行を良くする。
そのほかにも花山椒、唐辛子、ショウガなど、体をあたためる薬味がたっぷり。
鶏のうま味が染み込んだ長ネギはトロトロでおいしく、おかわり必須の白メシどろぼうな一品!
材料[2人前]
鶏手羽中肉 6本
長ネギ 1本
ショウガ ひとかけ
花山椒(粒) 小さじ1
赤唐辛子(輪切り) 1本
塩 小さじ1
酒 1/4カップ
ごま油 小さじ1
レシピ
❶鶏手羽中肉は骨の両脇に切り込みを入れて開く。長ネギは青いところもすべて斜めにざく切りに。ショウガは千切りにする。

❷ボウルに❶と材料すべてを入れて全体をよく混ぜ合わせ、そのまま30分ほどおく。
❸ダッチオーブンの鍋底に❷の長ネギ半量を敷き詰め、その上に残りを入れる。
❹フタをして火にかける。シューッと音がしてきたら弱火にし、20〜25分蒸し焼きにする。
〈みなくちなほこさんワンポイントアドバイス〉
鶏肉と長ネギをよくもみ込むこと。
長ネギを鍋底に敷くことによって、鶏肉のコゲ防止にもなります!