ロースタイルキャンプって何がいい?メリット・デメリットと必要ギアを解説
ロースタイルキャンプとは、地面に近い位置でイスやテーブルを設置し、自然との一体感を楽しむキャンプスタイルです。
これまでのキャンプでは腰の高さほどのギアを使う「ハイスタイル」が主流でしたが、近年ではあえて地面に近い位置で過ごす「ロースタイル」が人気です。キャンプギアメーカー各社からも、ロースタイル向けのアイテムが多数登場しています。
今回の記事では、ロースタイルキャンプの魅力やメリット・デメリット、ロースタイルなら揃えたいキャンプギアについて解説していきます。
ロースタイルキャンプの特徴

ロースタイルキャンプの最大の特徴は、自然との距離が近いという点です。地面に近いスタイルで過ごすことで、草木の香りや虫の音、焚き火の揺らめきなど、自然の要素をダイレクトに感じることができます。
さらに、視線が低くなることでキャンプサイト全体に解放感が生まれ、周囲の景色を存分に楽しめるのもロースタイルの魅力です。比較的コンパクトな空間作りができるため、狭いキャンプサイトでも圧迫感を感じにくく、落ち着いた雰囲気を演出できます。
また、ロースタイルだと道具が軽量で持ち運びやすいという実用的な利点もあります。ソロキャンパーや女性キャンパーとの相性がよく、軽量ギアが流行りやすい現代のキャンプスタイルとも相性がいいです。
ロースタイルキャンプのメリット

リラックスして過ごせる
ロースタイルでは座面が低いイスに座るため、足を伸ばしてゆったりとした姿勢で過ごすことができます。自然と身体の力が抜けて、とてもリラックスしやすいです。
焚き火を快適に楽しめる
焚き火台は基本的に背が低いため、通常の高さのイスだと火起こしや薪をくべる作業がしづらくなってしまいます。
しかし、ロースタイルのイスであれば焚き火台と同じ目線で作業が可能。火との距離も近くなるため、よりダイレクトに火の暖かさを感じることもできます。
じっくりと焚き火を楽しみたい方には、ハイスタイルよりもロースタイルの方が圧倒的におすすめです。
子どもが過ごしやすい
ハイスタイルのテーブルやイスを使っていると、子どもの身長では座るのが難しかったり、テーブル上のアイテムに手が届かないことが往々にしてあります。目を離した隙にイスから転落してしまう、なんてリスクも…。
一方で、ロースタイルであれば子どもと同じ目線でキャンプを楽しむことが可能。座面が低いイスであれば子どもも座りやすいですし、ケガのリスクも低くなりますね。
ロースタイルキャンプのデメリット

たくさんの魅力があるロースタイルですが、いくつかデメリットも存在します。
まず、地面に近い位置で過ごすことになるため、冷気や湿気の影響を受けやすいです。寒い季節には、断熱性の高いマットやエアマットが必需品になります。また、虫よけスプレーや蚊取り線香といった虫対策も欠かせません。
さらに、前かがみでの作業が多く、座る・立ち上がるという動作も増えるため、腰や膝に負担を感じる人もいます。身体がしんどい場合は無理せず、ハイスタイルでのキャンプも検討しましょう。
ロースタイルとハイスタイルの使い分けが大切

近年のアウトドア業界ではロースタイルがブームですが、一概にハイスタイルよりもロースタイルの方が優れている、というわけではありません。
ハイスタイルはテーブルやイスが高いため、ロースタイルよりも調理や食事がしやすいのが特徴です。例えば、大人数でのバーベキューやグループキャンプなど、移動や調理が多いシーンではハイスタイルの方が快適に過ごせるでしょう。
他にも、虫や寒さが苦手な方は、地面との距離を確保できるハイスタイルの方がおすすめ。キャンプの目的や好みによって、スタイルも使い分けるのが理想的ですね。
ロースタイルキャンプに必要なギア

ロースタイルでこだわりたいのが、テーブル・イス・焚き火台という3つのギア。イスは地面から20~30cm程度の座面が目安で、背もたれ付きのものを選ぶと長時間でも負担なく座ることができます。
テーブルと焚き火台は、イスの高さに合うようにチョイスしましょう。テーブルは軽量で折りたためるアルミ製が便利ですが、オシャレを重視した木製タイプも根強い人気があります。
次に欠かせないのが、断熱マットやコット等の寝具類。地面からの冷気を遮断して、快適な睡眠をサポートしてくれます。
その他にも、クッカーと呼ばれる調理器具やランタンなど、キャンプに慣れてくると思わず欲しくなるギアが数多くあります。一度に全て揃えることは難しいですが、自分のスタイルや好みに合わせたギア選びもキャンプの醍醐味ですね。
まとめ:自然と一体になる感覚こそがロースタイルキャンプ
ロースタイルキャンプは、地面に近い目線で過ごすことで、自然の存在を間近に感じながらリラックスした時間を楽しめるスタイルです。ゆっくりと焚き火を楽しみたい方や、小さな子どもと一緒にキャンプをする方に適しています。
湿気や冷気、虫などの対策も必要ですが、それもまた「自然と共に過ごす」というロースタイルの醍醐味といえるでしょう。
ロースタイルとハイスタイル、どちらのキャンプが正解ということはありません。キャンプの目的や季節、同行者に合わせてスタイルを使い分けて、心地よい時間を過ごしてくださいね。