冬キャンの洗い物、正直ムリ…女子ソロを救う策は家で仕込むが正解!
冬の女子ソロキャンプ飯は、体の中からあたたまる料理を作りたいですよね。しかし、寒い中での洗い物は、大変と感じたことはありませんか?「料理は楽しいけれど、寒いからスマートに後片付けしたい!」「寒い中で洗い物をすると、手がかじかんで冷たい!」と夏のキャンプよりもスムーズにいかないのが冬キャンプ。そこでおすすめなのが「自宅で下処理しておくキャンプ飯」です。あらかじめカットや味付けをして下処理が終わっていると、キャンプ場での調理がとってもラク!女子ソロ冬キャンプをラクして楽しむ「下処理のコツ」を紹介します!
冬の女子ソロキャンプに「下処理キャンプ飯」がぴったりな理由

「寒くて手がかじかむ……」「暗くて包丁作業がしにくい……」そんな状況では、時間のかかる調理はできるだけ避けたいものですよね。キャンプ場によってはお湯が出ないところもあり、洗い物が大変な場合もあるでしょう。そこで役立つのが「自宅で下処理しておくキャンプ飯」です。
あらかじめ食材をカットしたり、味付けや下ゆでを済ませておきます。キャンプ場では「焼くだけやあたためるだけ」で食べられる状態にしておくのです。これなら寒い夜でもスムーズに調理でき、体を冷やす時間も最小限になるでしょう。下処理しておけば、まな板や包丁を持っていく必要がなくなります。調理器具も最低限で済むので、荷物がコンパクトに!
さらに冷凍した状態で持っていけば、保冷剤代わりになって衛生的にも安心ですね。冬は気温が低い分、食材の保存もしやすく、下処理したメニューとの相性は抜群。美味しくてあたたかいごはんを楽しめる「下処理キャンプ飯」は、冬の女子ソロキャンプにおすすめの裏ワザです!
自宅での下処理のコツ&持ち運びのポイント

下処理したキャンプ飯を上手に楽しむコツは、「キャンプ場での調理時間をどれだけ減らせるか」です。家でできる準備をしっかりしておけば、当日の調理時間が短縮されます。
【食材をカットして味付けまで済ませる】
調理でいちばん大変なのは、寒い中の包丁作業ではないでしょうか?野菜や肉は自宅でカットし、フリーザーバッグに入れて味付けまで済ませておきましょう。鶏肉なら「みそ漬け」「塩こうじ」「バーベキューソース」などに漬け込んで冷凍しておけば、キャンプ場では焼くだけでOK。しっかり味が染みているので、調味料はいりません!簡単においしく仕上がりますよ。
【下ゆで、下炒めをして冷凍保存】
スープや煮込み料理を作る予定なら、具材をゆでたり炒めたりしてから冷凍するのがおすすめ。たとえば、ポトフや豚汁の具材を炒めておけば、現地では鍋に入れてあたためるだけで完成します。冷凍すると保冷剤代わりにもなり、一石二鳥ですね!
【調味料はミニボトル】
味付けは下処理で済ませていますが、味がなんだか物足りない……という時のために調味料は小さなミニボトルに移して持っていくのをおすすめします。キャンプではなるべく荷物を軽量化したいので、調味料も最低限にしておきましょう。
【持ち運びは保冷バッグ+保冷剤】
下処理した食材は保冷バッグやクーラーボックスに入れ、保冷剤を使用しましょう。冬は気温が低いですが、思いのほか日中に気温が上がったりする場合もあります。冷凍した食材は溶け具合を見て、調理の時間までにちょうど良く解凍されるように調整しましょう。カチカチに凍っている場合は常温に出して、調理するタイミングでちょうどよく解凍されるようにするとスムーズです。
自宅でのちょっとしたひと手間で、キャンプ場での調理がぐんとラクに!寒い夜でも「あたたかいキャンプ飯」を楽しめるでしょう。
冬キャンプでおすすめ!下処理で簡単にできる温かいキャンプ飯3選

冬の女子ソロキャンプには、冷えた体を芯からあたためてくれる「あたたかいキャンプ飯」が欠かせません。自宅で下処理を済ませておけば、キャンプ場で簡単に調理ができますよ!
⓵具だくさんポトフ
寒い夜にぴったりの定番スープ。野菜とウインナーをカットして下ゆでしておけば、キャンプ場では鍋に入れてあたためるだけです。
| 材料 | じゃがいも にんじん キャベツ お好きな野菜 ウインナー コンソメキューブ1個 水 塩コショウ |
| 下処理 | キャンプ場での調理 |
| ⓵じゃがいも、にんじん、キャベツをゆでる (少ない水でゆでて野菜のうまみを出す) ⓶ウインナー、コンソメキューブと①をスープごとフリーザーバッグに入れて冷凍する | ⓵下処理したポトフを鍋に入れて、水を足しあたためる ⓶塩コショウで味を整える |
自宅でゆでてあるので、ウインナーのうまみがスープに溶け出したら完成です!
⓶みそバターチキン
炊きたてのご飯と一緒に食べてほしいメニュー!下処理でしっかりと味が染みるので、キャンプ場では焼くだけでOK!
| 材料 | 鶏もも肉1枚 【調味料】 みそ大さじ1 みりん大さじ1 酒大さじ1 砂糖大さじ1 バター10g(仕上げに入れる) |
| 下処理 | キャンプ場での調理 |
| ⓵鶏もも肉は一口大にカット ⓶鶏肉と調味料をフリーザーバッグに入れて冷凍する | ⓵マルチグリドルやスキレットなどで、鶏肉を焼く ⓶バターを入れて溶けたら完成 |
⓷豚肉のコチュジャン炒め

お好きな豚肉とコチュジャンを一緒に漬け込んで、ご飯がすすむ一品に!
| 材料 | お好きな豚肉300gくらい(豚こま、豚バラなど) 玉ねぎ半分 にんじん半分 【調味料】 生姜大さじ1 コチュジャン大1 砂糖大1 醤油大2 みりん大1 塩コショウ 白ゴマ ごま油 |
| 下処理 | キャンプ場での調理 |
| ⓵豚肉は食べやすい大きさにカット ⓶玉ねぎはスライス、にんじんは千切りに ⓷フリーザーバッグにごま油と白ゴマ以外の調味料と豚肉を入れて冷凍する | ⓵マルチグリドルやフライパンで豚肉をよく焼く ⓶仕上げにごま油と白ゴマをかけて完成 |
【まとめ】下処理で簡単!キャンプ飯であたたまろう!
冬の女子ソロキャンプでは、寒さの中での調理や後片づけをいかにラクにできるかが快適さのポイントです。自宅で下処理しておけば、「簡単キャンプ飯」が完成します。冬の冷えた体をあたためてくれるポトフやみそバターチキン!コチュジャンのからさが寒い夜にぴったりです。出来立てのあたたかい料理で、冬の女子ソロキャンプを充実させてくださいね!