17年ぶり大進化!スノーピーク「ランドロック MFS」は女性も設営簡単な最強テントだった
2026年春夏シーズンのスノーピーク展示会から、新モデル「ランドロック MFS」が発表。発売から17年を迎える同社の定番ツールームシェルター「ランドロック」が、設営性と快適性の両面で大幅に進化していました!実際に体感した印象を、ママキャンパー目線で詳しくレポートします。
設営が手軽に!スノーピーク「ランドロック MFS」

一人でも設営簡単!骨組み先行の新構造
従来のツールームテントは、テントのスリーブにポールを通し、全体をグイッと持ち上げるのが一般的。重くバランスも崩しやすいため、慣れていても少し大変な作業でもありました…。新モデルの「ランドロック MFSでは、この設営方法が大きく変化!

まず、クロスフレームを2セット立ち上げて自立。

その後、テント本体をフックで吊り下げるスタイルを採用。この構造により、女性でも設営時間と力作業が大幅に軽減◎。

また、ポールの固定方式も、従来の「ピンを押し込む」タイプから、ホルダーにはめ込む方式に変更されました。最後のピンを押し込む作業って意外に力が必要で、実は私はちょっと苦手…いつも主人の担当でした(笑)。でも、このホルダータイプなら、私でも率先して設営できそう。

テントを吊る前のフレーム状態で作業できるため、安定感があり作業もスムーズ。私のように、フレーム立ち上げは任せがちだった人でも、「これなら自分でできそう」と感じられるはずです◯
インナーテントが可変式!成長に合わせて広さ調整可

ランドロック MFSのもう一つの進化は、インナールームの柔軟性!標準では大人5人が快適に過ごせるサイズ感ですが、フック位置を変えることで簡単にサイズ変更が可能です。

子どもが小さいうちはコンパクトに、成長して手狭に感じたら拡張…そんな使い分けが可能です◯。これまでなら家族構成の変化に合わせて買い替えが必要でしたが、MFSは1張りで長く使える構造になっています。キャンプを続ける家庭にとって、経済的にも嬉しい進化といえるでしょう。
高さと開放感!リビングスペースの快適性が向上

リビング側の出入口は、身長160cmの私でも立ったまま出入りでき、頭上には握りこぶし1個分(約10cm)の余裕がありました。

室内に入ると天井が高く、バンザイしても届かないほどの開放感。

インナーテントには出入口が2つ設けられており、夜中にトイレへ行く際も他の家族をまたがずにスムーズに出入りできます。みんなの眠りを妨げないので、特に小さい子連れキャンプではありがたい!こういった「細かな使いやすさ」への配慮こそ、ランドロックが長く愛されてきた理由だと感じました。

別売りのフライカバーTCを使えば、ストーブOKのあったか空間に!冬のキャンプも、ぬくぬく快適なおこもりスタイルで過ごせます◯。
信頼のDAC製フレーム!軽くて強い構造

ランドロック MFSのフレームには、軽量アルミで知られる「DAC社(ヘリノックスと同じメーカー)製」の素材を採用。高い強度と耐久性を持ちながら軽量化を実現しています。

床面積は従来モデルとほぼ同じですが、骨格構造を工夫することで内部の有効面積は約10%広く感じられる設計に。実際に中へ入ってみると、「同じサイズのはずなのに、こんなに開放感があるんだ」と思わず声が出ました。
まとめ|ランドロック MFSは家族構成の変化にも対応した長く使える一張り

ランドロック MFSは、単なるモデルチェンジではなく、「家族でより快適にキャンプを楽しむための改良」が詰まったシェルターだと感じました。
- 力を使わず設営できる新構造
- 成長に合わせて調整できる寝室サイズ
- 高さと出入口の配置による快適な居住性
- 軽量かつ高強度なDACフレーム
今回のリニューアルで、「設営から撤収」まで家族全員が自然と関われるようになり、使う楽しさが一段と広がった印象です。
実際に会場で触れ、構造や使い勝手を確かめたからこそ、ランドロック MFSは「家族で長く使える一張り」だと実感しました◯。2026年春夏シーズンの発売が楽しみです!
【本件に関するお問い合わせ先】
スノーピーク
https://www.snowpeak.co.jp