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- 【知らないと損】キャンプのプロが伝授!冬キャンプの正しい過ごし方を紹介
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- 冬キャンプの要となるギアをどう選んだらいいのかわからないという人たちのために、アウトドアライフストア「WILD-1」の名物スタッフさんにアドバイスを頂いた。雄鹿裕樹さん2年前よりデックス東京ビーチ店のキャンプ担当となり、お客さまにあった道具選びを手助け。自衛官の父親の影響で幼少期からアウトドア遊びに精通している。テント編■断熱性が高いのはT/C&コットンコットンやT/C製テントは通気性に優れて涼しいイメージだが、「断熱性にも優れていて保温性もいいんです。結露もしにくいですしね」と雄鹿さん。テントに使われているコットンやT/Cは水分を含むと繊維が膨張して目が詰まるのはご存じのとおり。そして化繊のような水滴は見えづらいが、冬は外部との温度差により結露はしている。この水分を繊維が含み生地の目が密になる。それに加えてテントに使われているコットンやT/Cは化繊よりも大分厚く、テント内のあたたまった空気を閉じ込めやすいのだ。■T/C製で2ルーム的な使い方ができると最強「やはり冬キャンプでは保温性にすぐれたテントを選びたいですよね。素材でいえばコットンやT/Cですが、スタイルは2ルームでしょうか。大型なので設営や撤収に時間がかかりますが、リビングと一体型なのはやっぱり便利です」(雄鹿さん)厚手のコットンやT/C製テントは化繊よりも断熱性がある。リビングと一体化した2ルームであれば隙間風が入りにくく最強だ。ドームテントやワンポールでも大型ならリビング兼用のワンルームにできるが、リビングをとれないなら別途スクリーンテントなど全閉できるリビングが欲しいところ。テントとリビングスペースを接続させる際は隙間風が入らないよう工夫しよう。最後にテントを張るときに覚えておきたいTipsも紹介しておこう。■スカートは冬キャンプのマスト機能冷たい風や空気がテント内に侵入するのを防ぐのがテントの裾に付いたひらひらのスカート。できるだけ冬はスカート付きを選んで。スカートのないものはカンガルースタイルなどひと工夫で寒さに備えよう。■凍った大地に備えて頑丈なペグを忘れずに晴れていても気温が低いと地面がガチガチに凍っている場合がある。テント付属のプラスチックペグや細いアルミペグでは太刀打ちできないので、スチールペグなど頑丈なペグとハンマーを忘れずに。とくにワンポールテントなど非自立の大型タイプは必携だ。①トリプルファスナーを搭載!【ソロ・デュオ向け】トリプルファスナーとなってストーブを使う際の利便性アップ。夏は涼しく、冬は暖気を逃さず、抜群の遮光性、通気性を備えたT/C製だ。スカート付きで、1~2人利用なら2ルーム的にも使える。サイドフラップを別売ポールで立ち上げればさらに快適。商品名:テンマクデザイン サーカスTC DX+価格:4万7300円お問い合わせ先:カンセキ WILD-1事業部②抜群に広くて耐風性抜群【ファミリー向け】こだわりの素材を用いたコールマンの最高峰モデル。広々としているうえに強度抜群なフレーム構造を採用したでっかい2ルームテントで、5~6人家族がゆっくりくつろげる。インナーはコットン混紡素材で結露を低減するのも◎チェア4脚とテーブルを置いてもゆとりがある。多彩なベンチレーションで一年中快適だ。商品名:コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢ価格:18万9800円お問い合わせ先:コールマン③家族が安心するロングセラー2ルーム【ファミリー向け】全高205cm(インナーは190cm)という圧迫感がない高さなのに風に強いフレーム構造を用いた憧れのテント。インナーは親子4~5人で眠るのにちょうどいい広さとなっている。商品名:スノーピーク ランドロック価格:18万9200円お問い合わせ先:スノーピークまずは寝袋選びの基本から、雄鹿さんにアドバイスしてもらおう。「寝袋には快適に眠れる温度が記載されているので、それを目安に選んで。一概に言えませんが関東の平地はマイナス5℃、山間のキャンプ場ならマイナス10℃が目安です。形もマミー型がおすすめ」(雄鹿さん)寝袋編■冬キャンプの寝袋はフード必須寝袋選びは快適温度と形状に注目だ。封筒型は首回りから冷たい空気が入りやすいのでマミー型がベター。ゆったりした封筒型が好みなら、フード付きのものを選ぼう。フードがない場合はビーニー(ニット帽)で代用。■寝袋の快適睡眠温度は足し算じゃない寝袋があたたかいのは体温で中綿の細かな空気の層をあたためているから。外側の生地は空気を封じ込める役割もあり、重ねても保温性は倍にならない。■保湿力と収納性ならダウン「ただ、いくら気温に合った寝袋でも背中側は中綿がつぶれてしまうのでマットやコットでカバーします。マット選びでは厚みというよりは、中に断熱材が入っているものが冬向き」(雄鹿さん)マットの断熱性を示すR値が記載されているなら4以上、氷点下なら5以上のものを選びたい。■マットのR値は足し算OK秋キャンプ向きといわれている「R値3」のマットを2枚重ねればおおよそ「R値6」になる。雪中キャンプでも十分対応できるマットとなるので、手持ちのマットだって組み合わせ次第で冬に使える。■ハイコット+マットが最強底冷えを防ぐには、体がどれだけ地面と離れるかがポイント。かさばるけれど寒さが苦手な人は、コット(それもハイコット)とマットを組み合わせるといい。コットの背中の下に荷物を入れる。これだけでも冷えが抑えられる。防水シェルが心強い!〈快適睡眠温度−10℃〉表生地は防水透湿性をもつオーロラライトで、高品質の中綿を湿気や濡れから守ってくれる。かみ込みにくいファスナーなど細部まで計算された寝袋だ。冬山登山にも対応する。ほかのダウン寝袋よりもゆったりめの作り。永久補償なのも魅力。ナンガ オーロラライト900DX6万9300円~【問】ナンガ2層で冬だけでなく夏キャンプにも使える〈快適睡眠温度−12~3℃〉メンテナンスしやすい化繊寝袋。インナーとアウター、それぞれ快適温度は−2℃と3℃。ふたつを重ねれば−12℃まで対応する寝袋セット。封筒型だがフードが付いているのもありがたい。中綿はポリエステル。スナグパック ベースキャンプ スリープシステム1万6500円【問】ビッグウイング封筒型だけどネックウォーマー付きで保温力アップ〈快適睡眠温度−6℃〉封筒型寝袋の“肩が寒い問題”を解消するネックウォーマー付き。初秋などはネックウォーマーを枕として使ってもいい。大型洗濯機での丸洗いにも対応しているのも高ポイント。ロゴス 抗菌防臭丸洗いウォーマーシュラフ・−61万2500円【問】ロゴスコーポレーション極寒にも対応するR値69寒さに弱いといわれるエアマットだが、4枚の熱反射板と、2段重ねにした三角形のバッフルによって克服。高い断熱製とわずか430gという軽さで冬の登山にも対応する。サーマレスト ネオエアーXサーモ レギュラー3万5200円【問】モチヅキその他アイテム編湯たんぽ熱湯によって足やおなかをあたためるというシンプルな構造で壊れにくい。お湯を入れるもののほかに最近は充電式もあり、扱いやすいと人気になっている。〈メリット〉じんわりおなかや足をあたためる。一酸化炭素中毒の心配なし。ぬるま湯は洗面に使える。〈デメリット〉使用中の低温やけどに注意。お湯を入れる際は漏れに注意。充電式は加熱や過充電による破損ややけどの恐れがある。電気毛布通電することで発熱する毛布型暖房器具。体をすっぽり覆うものからひざ掛けまでサイズはいろいろ。モバイルバッテリーで利用できるものならスポーツ観戦やお花見などにも使える。〈メリット〉大きいサイズ、ひざ掛けなどサイズいろいろ。テント内で使っても空気を汚さない。モバイルバッテリーで使えるモノも〈デメリット〉使用中の低温やけどに注意。電源サイトやポータブル電源が必要。保温ボトルに常時湯をためておく焚き火の熱を無駄にせず湯を沸かし、保温ボトルにためておく。コーヒーや調理に使うのはもちろん、洗い物や歯磨きなどにも使えるので大きめのボトルを用意しておこう。火のそばで過ごすなら、難燃素材のポンチョを着用自分の好きなダウンウエアが難燃素材とは限らない。グリップスワニーほか難燃生地のポンチョをすっぽりかぶって大切なウエアを火の粉から守ろう。かさばるコタツとホットカーペットはレンタルでもいいかもAC電源や大容量ポータブル電源があるなら、ホットカーペットやこたつを使うのも手。どちらもかさばるので自宅のモノを持って行くよりキャンプ場でレンタルするほうが楽でいい。燃焼器具編薪ストーブストーブ本体から出る遠赤外線の輻射熱で体を芯まであたためてくれる。テント内使用禁止だが、一部対応テントがある。使用時は燃やしすぎに注意し、一酸化炭素警報器を携行。〈メリット〉体を芯からあたためてくれる。調理ができるモデルも。〈デメリット〉テント内で使うと一酸化炭素中毒の危険あり。薪ストーブによる火災、やけどの危険あり。ガスストーブカセットボンベを使う暖房器具で、製品によって室内限定、室内・屋外使用可能、屋外専用がある。どこで使うかを想定し、製品の使用条件を確認してから手に入れよう。〈メリット〉コテージだけでなく野外でも使えるモデルがある。燃料は手に入れやすいカセットボンベ。〈デメリット〉テント内で使うと一酸化炭素中毒の危険あり。ロゴス×センゴクアラジンポータブル ガス ストーブ シルバークイーン3万9800円【問】ロゴスコーポレーション反射型石油ストーブのようなデザインだけど燃料はカセットボンベ。放熱ネットに風防板を設置し、風に強く、弱燃焼時でも暖房能力が高いのが特徴だ。室内・屋外兼用モデル。石油ストーブ灯油を燃料とする屋内用の暖房器具。遠赤外線効果や燃焼効果で空気もあたためてくれる。屋外やタープ、テントでの使用は不可だが、特定テントに対応する石油ストーブもある。〈メリット〉コテージ全体をあたためやすい。特定テント内で使えるモデルがある。〈デメリット〉テント内で使うと一酸化炭素中毒の危険あり。火事、やけどの危険がある。キャプテンスタッグ×コロナ 石油ストーブ SL-51C3万3000円【問】キャプテンスタッグ新潟の2社が検証し、特定のテント(UA-47とUA-46)で使用可能に。耐震自動消火装置付きなので当然屋内でも使える。暖房目安は木造13畳。燃焼継続時間約12時間。【ちょっとしたコツ】効率よく室内をあたためるストーブ用ファンコテージやテントで対応ストーブを使ってもなかなかあたたかく感じないことがある。ストーブファンをストーブに載せて空気を攪拌して、あたたかい風を感じよう。小技編①ブランケットで簡易こたつを作る銀マットの上にローテーブルを置き、ブランケットをかぶせるだけ。使い捨てカイロや湯たんぽに足を置けば、電気こたつのようにはいかないが足元がじんわりあたたかい。➁足元に台を作る銀マットだけでは地面の冷えを感じやすい。台を置いて冷えを遮断しよう。③電気毛布であったか電気毛布を広げれば効果大。無理に折り曲げず、テーブルやチェアの脚を毛布に載せないなど、電気毛布の扱い方には十分注意して。④空気の循環を促して結露低減テント内の空気を循環させて結露を低減するなら小型ファンを上部ベンチレーターに向けてセット。ストーブ対応テントの場合、ファンで上部にたまった熱を床方向に届けるという使い方もあり。⑤子どものために夏用寝袋と組み合わせる小柄な人や子どもは足元が冷えがちなので夏用寝袋を足元に突っ込んで調整。夏用2枚では期待できないが、夏用の封筒型の中に5℃対応のマミー型を入れるのは“あり”だ。⑥微妙な保温力調節は薄手ダウンで気温に合った寝袋でも冷えそうで不安というなら、薄手のインナーダウンで保温力を調整しよう。モンベルのインナーダウンなら襟がなく眠るときに干渉しづらい。⑦足元の冷えはダウンソックスやスリッパで解消首・足首・手首という3つの“首”は冷え対策の要だ。とくに地面に近い足首は冷えやすいのでダウンソックスやレッグウオーマーで保温し、テント内ではスリッパを履いて過ごせばかなり楽。⑧下着と靴下はウールに限る!綿の下着や靴下は、わずかな汗でもしっとりして冷えの原因になる。とくに靴下はいくら厚手でも綿では寒い。速乾性の高い素材、できればウール製がベスト。⑨靴の中の湿気を取り除く1日中履いた靴には湿気がこもっている。そのままにしておくと冷え冷えになるので乾燥剤を忍ばせてテント内で保管。履く前に中敷きを寝袋に入れてあたためることも忘れずに。⑩トウガラシパワーで足元ポカポカトウガラシの成分、カプサイシンは皮膚の表面温度を1~2℃上げることができるそう。古典的だけれど、靴や靴下の中にトウガラシを入れることで足がポカポカ。⑪寝袋の足元に詰め物、靴下は脱ぐか履き替えて寝るときに足が冷えるなら、足元に詰め物をして対策する。また、きつい靴下は冷えの原因になる。靴下を脱ぐか、ゆるめの靴下に履き替えて眠ろう。⑫ブランケットで背中~足首の風を遮る焚き火はあたたかいけれど、火の当たらない背中や足首は冷たい。大きめのブランケットで体をくるむか、地面に届くようブランケットを掛けておくとずいぶん楽になる。⑬風防幕で焚き火の熱を自分側に反射焚き火台の周りに幕を張っておけば、焚き火の熱が反射してほんのりあたたかい。ただし焚き火のそばなので、張り綱に引っかかって転ばないよう十分注意して。⑭薪を乾かしながら風を遮る薪を積み重ねて壁を作るというブッシュクラフターの間で知られた技がある。風防幕と同じ効果があるほか、焚き火の熱で薪が乾燥しやすくなるとか。⑮石油ストーブ対応テントが最高「石油ストーブ SL-51C」は「CSクラシックス ワンポールテント DXオクタゴン460UV(UA-47)」の床を取り外した状態で使用可能。外の寒さとは無縁のあたたかな空間の完成だ。がたついた場所や傾斜地でのストーブ使用は厳禁だ。傾斜してないか、水平器で確認するようにしよう。ストーブの上は熱くなっている。ケトルやシェラカップを置いてあたため直しOK。比較的広い空間をあたためられる対流型ストーブ。一酸化炭素警報器を携行し、定期的な換気を。雪中キャンプができる!おすすめキャンプ場①スノーキャンプサイト(とうま山キャンプ場/北海道)−20℃は当たり前! 極寒だけど心地いい1m以上の積雪は当たり前の極寒の地、当麻町にあるキャンプ場。斜面が急でクルマの横付けはできないがふかふかの雪の森でキャンプができる。ベテランガイドが管理しており、冬キャンプのワークショップや冬のハンモック泊イベントなども予定している。有料だがスノーシューツアーは雪の森を再発見すること間違いなし。スノーキャンプサイト(とうま山キャンプ場)北海道上川郡当麻町市街6区 ℡.0166-56-9020➁RV RESORT 猪苗代湖モビレージ(福島県)コテージも完備する雪中キャンプの定番フィールド50年以上の歴史をもつ老舗で、冬も元気に営業中。年越しキャンプの聖地でもある。美しい猪苗代湖と磐梯山を望むキャンプサイトだけでなくコテージも点在しているので、テント泊が不安ならこちらを利用してみては。炊事場で温水を使えるなど長期滞在も苦にならない。近隣でスキーやスノーシューができるのもポイントだ。RV RESORT 猪苗代湖モビレージ福島県会津若松市湊町大字赤井字笹山原408℡0242-94-2052③ACNあさまの森オートキャンプ場(長野県)スキー場のすぐそばに広がる雪の森スキー場が広がる高峰山の中腹に位置するオートキャンプ場で標高1100m。その年によって異なるが、12月は葉っぱが落ちた森で日だまりが心地よい日が多く、1月に入ると雪景色に変身する。冬の炊事棟は温水利用OK、周辺の温泉割引券配布など、雪の森でのんびりくつろぎたい人にぴったりだ。ACNあさまの森オートキャンプ場長野県小諸市菱平535-1℡.0267-25-2977(予約はWEBで)④クヌギの森☆ウインターキャンプフィールド(滋賀県)中級者以上限定の極上キャンプ場赤坂山の山麓に広がるマキノ高原は、夏はキャンプ場、冬は関西スキー場きっての老舗「マキノ高原ファミリースキー場」で積雪は申し分なし。12月下旬~2月の期間限定では完全予約制(限定20組)で林間サイトを開放しておりスノーキャンプを満喫できる。スキー&キャンプを楽しめる格好のフィールドだ。クヌギの森☆ウインターキャンプフィールド滋賀県高島市マキノ町牧野931マキノ高原キャンプ場℡0740-27-0936⑤大鬼谷オートキャンプ場(広島県)かまくら作りイベントが楽しみ年末には雪が降り、1m以上の積雪となるので西日本では珍しい雪中キャンプができる! 30人以上が入れるビッグなかまくら作りイベント、場内の斜面でそり遊びを楽しんだら、場内の露天風呂(休止の場合あり)で汗を流せるのもオツ。オートキャンプサイトのほかに、ツリーハウスやログハウスもスタンバイしている。大鬼谷オートキャンプ場広島県庄原市高野町南257℡.0824-86-2323WILD-1デックス東京ビーチ店東京都港区台場1丁目6-1デックス東京ビーチ・アイランドモール5階℡.03-3599-5311https://www.wild1.co.jp/shop/dc_tokyo_bc/都心にありながら大型テントを数張り常設する広さが自慢。スタッフの知識が豊富でギアやフィールド選びの参考になる。店舗限定アイテムを探すのも楽しみだ。
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- 冬のキャンプでは、寒さはつきもの。外で過ごすときから寝るときまで、冬キャンのあらゆる場面で活用できる対策・アイディアを紹介しよう!【よくある寒さのトラブル1】寒くて寝られない!対策方法■ インナーダウンを着て寝る持ってきたシュラフの保温性が心配だという人は、インナーダウンやフリースなどのミドルウエアを着たまま寝るのもおすすめ。とくに肩口の冷えが気になる封筒型は、この方法なら冷える心配はない。対策方法■ シュラフに毛布を入れて保温するウエアを着込んで寝るのは窮屈でちょっと……という人は、家から毛布を持参して、シュラフ内に入れれば暖かく過ごせる。毛布が大きめの場合はシュラフにかけたり、くるんだりしてもOKだ。ただし、ファミリーキャンプなど人数が多い場合は、かなりかさばってしまうので、ほかの荷物を減らすなどの工夫が必要になる。対策方法■インナーシュラフの追加で冬用にハイランダー シュラフinダウンシュラフ 1503シーズンシュラフを持っているけれど、4シーズンシュラフを買うのは予算的に難しい。そんな人は、シュラフの中に入れて使用する「インナーシュラフ」を用意するといいだろう。今あるシュラフを活用できるし、4シーズンシュラフを買うよりリーズナブルだ。単体で夏用シュラフとして使用できるモデルもある。対策方法■ 封筒型シュラフをタオル&帽子で暖かく封筒型のシュラフは肩口が大きく開いているので、首や肩から体を冷やしてしまうことがある。そんなときはタオルを縦長に折りたたみ、肩に巻いて寝ると肩口から体温が逃げにくくなる。また、封筒型にはフードがないので、頭から体温が逃げないよう、ニット帽など保温性の高い帽子をかぶって寝るのもおすすめだ。対策方法■ 寒い夜は湯たんぽも効果的寒いときにはシュラフの中に湯たんぽを入れて眠るのも効果的。プラスチック製やゴム製、金属製などさまざまな種類がある。ただし湯たんぽは、低温やけどの恐れがあるので、カバーやタオルなどで包んで使おう。【よくある寒さのトラブル2】外にいる時に寒い!対策方法■ 風防で炎のぬくもりを無駄にしない〈ロゴス TAKIBI de JINMAKU-BA〉耐熱温度500℃のファイバーグラス生地両面にシリコンコーティングを施した焚き火用風防。幕の高さが90cmで、ローチェアに座ると頭まですっぽり。コンパクト収納なのもいい。晴れていても、まだ風を冷たく感じる季節。こんなときは顔あたりまでカバーする焚き火用風防を使おう。風が焚き火にも人にも直接あたりづらく、熱が逃げにくいのでぬくもりをとことん利用できる。対策方法■ チェアにカバーやブランケットをかける腰や背中が冷えるときは、チェアに起毛素材のカバーをかけて保温性を高めよう。チェアカバーがない場合はブランケットを敷くことで同様の効果を得られる。大きめブランケットなら足首あたりの冷えにも対応する。〈ロゴス〉Tradcanvas 難燃BRICK・キングあぐらチェアあぐらをくんでくつろげるゆったりサイズのローチェアで、簡易こたつと相性抜群。燃えにくい素材を採用しており、焚き火まわりで使えるのもうれしい。収束式で組み立てが楽なのも◎対策方法■ 汗冷えせず保温性があるウエアでレイヤリング日中は暖かく、朝夕は寒い秋キャンプでは、ウエアを上手に重ね着することで温度調節ができるようにするのが基本。いちばん下に速乾性のアンダーウエア、その上には薄手フリースなどのミッドウエア、外側には風を通さないアウターウエアを着ることで、変わりやすい気温に対応しよう。ミッドウエアから上は、脱ぎ着しやすいフロントジップがおすすめ。気温に合わせて簡単に脱ぎ着できるウエアを選ぼう。キャプテンスタッグ/フード付きネックウォーマー(スタイル) オープン価格ネックウォーマーにもフードにもなる2ウェイモデル。気温に合わせて使い方を選べる。ミズノ/ブレスサーモレギュラーソックス2P メンズ 1500円体から出る水分を吸収して発熱する素材を使ったソックス。足元を温めるのにおすすめ。フェニックス/Outlast PP Heavy wt. Crew[メンズ] 6300円放熱と蓄熱を兼ね備えた調温素材で快適な温度をキープしてくれるアンダーウェア。消臭機能も搭載。対策方法■ 温かいもので体の中から暖まる焚き火やウエアで暖まるのも必要だけれど、温かいものを飲んで体の中から暖を取るのも、冬キャンプにはおすすめだ。ホットドリンクを保温ボトルに入れておけば長時間保温できるので、時間が経っても温かいまま飲むことができて便利。また気軽に温め直しができるシェラカップやマグカップも、寒いときには重宝するアイテムなので準備しておきたい。SOTO/サーモスタッククッカーコンボ 7200円750㎖、400㎖、350㎖のマグカップを組み合わせて使用。350㎖と400㎖マグを組み合わせると二重構造になり保温性がアップする。350㎖と400㎖マグを組み合わせると二重構造に。冷めても350㎖マグを取り出して再加熱できる。モンベル/アルパインサーモボトル 0.35L 3000円95℃のお湯が6時間後も74℃以上に保たれるほど保温性が高い。フタはカップにもなる。750㎖マグはコジーとフタが付いているので、飲み物やスープなどを保温することができる。【よくある寒さのトラブル3】足元が寒い!対策方法■ ダウンソックスで足元を保温しよう首・足首・手首という3つの“首”は冷え対策の要だ。とくに地面に近い足首は冷えやすいのでダウンソックスやレッグウオーマーで保温しよう。対策方法■ 寝室もリビングもマットを3枚以上重ねる寝室はもちろん、リビングも地面むき出しにするのではなくマットを重ねて湿気と冷えを遮断しよう。シートとマットを3枚以上重ね、できれば一番上に起毛素材のマットや肌触りのよいラグを敷くことで過ごしやすい環境となるので試してみてほしい。対策方法■ 地面からできるだけ距離をとるできるだけ地面と距離をとることが冷え対策のキモで、コットを使えばかなり楽になる。マットだけの場合は、エアマットとクローズドセルマットの二枚重ねなどで高くできる。ogawa ハイ&ローコットワイド脚の取り付け位置を変えるだけで高さ(42cm、25cm)が変わる優秀コット。ローコットならコンパクトなテントに入れても圧迫感を抑えられる。幅71cmでゆったり眠れるのもいい。対策方法■ 靴の中の湿気を取り除く1日中履いた靴には湿気がこもっている。そのままにしておくと冷え冷えになるので乾燥剤を忍ばせてテント内で保管。履く前に中敷きを寝袋に入れてあたためることも忘れずに。対策方法■ トウガラシパワーで足元ポカポカトウガラシの成分、カプサイシンは皮膚の表面温度を1~2℃上げることができるそう。古典的だけれど、靴や靴下の中にトウガラシを入れることで足がポカポカ。【よくある寒さのトラブル4】テント内が寒い!対策方法■ 冬も楽しむなら4シーズンテントを使う一年中キャンプを楽しむ人なら、テント購入のタイミングで4シーズンテントを検討してみよう。風や冷気の侵入を防ぐ「スカート」、テント内の結露を軽減する「ルーフフライ」などを装備しているモデルが多いので、冬でも快適にキャンプを楽しめるはずだ。もちろん“4シーズン”なので、夏でも快適に過ごせる機能も装備している。対策方法■ 2ルームテントで寝室を暖かくリビングと寝室がつながっている2ルームテントは、リビングで過ごしていたときの暖かい空気が寝室を暖めてくれるので、タープとテントを別々に設営したスタイルに比べれば、多少は暖かくなっているので寝やすくなる。ただし寝室を暖めようと、バーナーや燃焼式のランタンを使うのはNG。テント内は火気厳禁だということを忘れずに。対策方法■ 重要なのはテント内レイヤードテントのフロア全体にテントマットを敷いて、その上にスリーピングマットを敷く。そしてその上にシュラフを置けば、地面からの冷気を遮ることができる。これがテント内レイヤードの基本だ。テントマットは薄手のものでもかまわないが、フォーム材が入った厚手のものなら断熱性が高いので、地面からの冷気の侵入を押さえてくれるので安心。対策方法■ 段ボールを敷いて断熱効果アップ冬キャンプを続けるかどうかはわからないので、厚手のテントマットを新調するのは躊躇してしまう。そんな人は、テントマットの下に段ボールを敷いてみよう。段ボールには空気の層があるので断熱性が高く、地面からの冷気の侵入を軽減してくれる。ただしフロアが広い大型テントの場合、段ボールの量が多くなってしまい、荷物がかさばってしまうので注意しよう。
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- ズボラによる手抜き子連れキャンプをテーマに発信しているmisoさんがInstagramを更新。秋キャンプでの失敗談と注意すべき点を語った。あるある話が連発、秋キャンプで注意すべき点とは「秋キャンプって過ごしやすくて」「最高なんだけど、この季節の失敗談」「たんまりあるんよね」とコメントして、自身の失敗談を紹介。結露がやばいテント内が暖かく湿っていて外気温が低いと結露が発生。テントに触れていた毛布や寝袋がびしょびしょに濡れていたとのこと。misoさんは対策案として「テントにものが付かないようにする」「雑巾・タオルを多めに補充!」「扇風機回して乾かす」などを挙げた。夜露やべぇ朝露・夜露で子どもたちの遊び道具が濡れて服が大惨事。misoさんは「靴は汚れてもOKなものを準備」「服の予備は多めに」「濡れたら嫌なものはテント内へ」などを対策案として挙げた。寒暖差がすごいmisoさんは「昼間は暑くて夜冷える。 想像より寒くて上着忘れて後悔した」と自身の失敗談を告白。これから秋キャンプへ行く人たちに「しっかりめの寒さ対策」「脱ぎ着しやすい格好」とアドバイスした。虫がいる「虫の大量発生はまじでやばかったよ…」「いやー虫嫌いな子どもたちも私も全力で引いた」とコメントしたmisoさん。夏だけではなく、秋にも虫対策をするべきだとつづった。子どものお熱misoさんは「あと流行病は突然に」「昼間元気でも夜急変することも」とコメント。また「フォロワーさんの中でも子の嘔吐手でキャッチした方もいて」や、寝袋に吐かれて「におい纏って寝てくれた夫、ほんと気の毒」などの失敗談を紹介。アドバイスとして「枕元にビニール、ティッシュ等々」「すぐ手に取れるところに置いておくと安心だよ」とつづった。misoさんは秋キャンプで迷った際にはキャンプ場の管理人さん聞くのがベストだと述べて、最後に「準備しておくに越したことない。 何事もなく過ごせたら、『よかったね』 でOK」とキャンパーたちに伝えた。備えあれば憂いなし、ぜひこれから秋キャンプへ行く人は準備を念入りにして、楽しいアウトドアライフを。いかがでしたか? 他にも魅力的なキャンプギアやズボラテクニックなどが投稿されているので、ぜひmisoさんのInstagramをチェックしてみてください!■ Instagramアカウント:@miso_campURL:https://www.instagram.com/miso_camp投稿URL:https://www.instagram.com/p/DA8III1Pvgr/
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- 今流行りの上級キャンプスタイル知ってる?雨風対策からハンモックまで徹底研究!
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- さまざまなキャンプスタイルが誕生している中で、近年よく見かけるタイプがある。今回はその中から3つのタイプを取り上げて、徹底的に研究してみた。きっと、参考になるスタイルがあるはず!①雨風に強い〈カンガルースタイル〉カンガルースタイル代表 奥野さんファミリープロダクトデザインの仕事をされている旦那さんは、キャンプの趣味グループに複数所属するキャンプホリック。「親が子を抱える」というカンガルーの子育てが由来。ファミリーやグループキャンパーに多く見られ、大型シェルターやタープにインナーテントを入れ、雨風を防ぐ役割がある。奥野さんファミリーは3〜4人が寝られるMSRの大きいテントを、ネイバーフット×ヘリノックスのコラボシェルターに入れている。「両方のサイズが絶妙によく、家族と過ごすときに便利なんです」と旦那さん。このスタイルの魅力❶雨風にバッチリ強いインナーテントのみだと、雨に降られたら中が濡れるのは避けられない。シェルターの中なら、通気性を保ちながら強い雨風でも中を守れる。❷虫をシャットアウトインナーテントにはメッシュ生地が多用されている。なので、虫を中に入れないのは当然。シェルターが前室代わりになるので、靴の抜き履きもラクチンにできるのうれしい。❸ドームテントのインナーならどれでも◎自立式のドームテントはタープやシェルターに収まりやすい。モノポールのインナーだと、狭く居住性に乏しいのが難点。ドームテントのインナーがおすすめだ。❹キッチンとリビングが一緒の空間寝床、キッチン、リビングをまとめられる。雨が降っても、この中で安心して過ごせるのが特徴だ!ちょっと気になるところ❶インナーが大きいとリビングが狭いインナーテントが大きいと、シェルターなどから外にはみ出てしまうことがある。特にファミリーなら、テントのサイズはチェックしておこう。❷サイトをめいっぱい使いがちテントとシェルターが大きいと、全体的にサイトを広く使用しなければならなくなる。小さいサイトでは厳しいので、こちらも事前チェックを。奥野さんファミリーの工夫ポイント❶すぐにモノがとれるレイアウト「好きなお酒を気軽に飲みたい」という思いから、テーブルの横にコンテナを置いてすぐに取り出せるレイアウトを。いちいち立たなくともすぐに飲めるのが特徴だ。❷通りやすい導線づくり空間デザインのプロでもある旦那さん。その経験を生かして、サイト内の動線づくりにもこだわりが! 特に、リビングとキッチン・寝床の間は人が通れる幅を確保するとのこと。ギア拝見❶クーラー/(アイスランドクーラー)❷チェア/(カーミットチェア)❸コット/(ヘリノックス)❹コンロ/(プリムス)❺カバー/自作❻キッチンテーブル/(MOCA)❼クーラー/(AOクーラー)❽シェルター/(ヘリノックス×ネイバーフット)❾ボトル/(イエティ)❿キッチン小物ケース/(H&Oーballistics他)⓫ジャグ/(marchisio)⓬ケース/(ヘリノックス)⓭テーブル/(bonfire_go_outside)⓮コンテナ/シェルフコンテナ(スノーピーク)⓯テント/(MSR)②とにかくコンパクトな〈タープ&蚊帳スタイル〉タープ&蚊帳スタイル代表 山田昭一さんアウトドアメーカーでプレス・販売を担当する業界人。ジムニーでキャンプをすることが多いことから、車載を考えて必然的にコンパクトなスタイルになったとか。ソロキャンパーに多く見られ、蚊帳(メッシュで覆われた寝床)にタープを張ってコンパクトに仕上げている。山田さんはスノーピークのペンタシールドに、今では廃番になったペンタイーズを合わせたコンパクトスタイルを展開。「妻も同じスタイルなので、ふたりでいろんなサイトを作って工夫しています」と楽しそうに話す山田さん。ひとりなら十分にゆったり過ごせるこの規模なのに、撤収するとバッグひとつに収まるくらいまとめられるのは魅力!このスタイルの魅力❶収納がコンパクトこのスタイルの魅力はコンパクトに収納できるところ。収納袋を薪と比べたら、ほぼ同じくらいの長さだった。片手で持って運べるので、大人だけでなく子どもでもラクに持てる。❷場所をとらないソロ向けタープは、幅4m前後のものが多いので場所をとらないのが特徴。蚊帳の高さも1.5mくらいが多いので、広いタープの下に蚊帳を広げるというのもアリ。❸虫刺されが少ない蚊帳の特徴は、床以外がほぼすべてメッシュ生地に覆われているところ。通気性抜群なうえに虫刺されの心配が少ないので、虫が多く発生するシーズンには重宝すること間違いなし!ちょっと気になるところ❶意外と蚊帳が大きいバッグの中に収納できるので、普通のテントと比べるとありがたいほどコンパクトだが、タープよりサイズが大きいのが意外。❷雨のはね返りで 中に水が入る蚊帳は虫を入れない機能はある一方で、雨対策にはイマイチな部分が。強い雨だと地面からのはね返りで中に水が入ることがあるそうだ。❸前室がないものもタープが短いと、蚊帳本体は覆えるが前室が確保できない。雨が降った場合、靴の保管や調理場がなくなることが難点となってしまう。山田さんの工夫ポイント❶蚊帳なしでもキャンプ可能蚊帳が邪魔と思う人は、思いきってタープのみの宿泊もアリ。「これに寝袋で寝るだけでも過ごせます」と山田さん。虫が心配な人はローコットで寝るのがおすすめ。❷とにかくミニマムに!「とにかく小さくまとめたいんです」とワガママな意見。しかし、それを実現したのがこのスタイル! 片手のバッグにも収まるので、フェスなどでも活躍しそうだ。ギア拝見❶アックス/オールラウンド(ハルタホース)❷バーナー/ギガパワーマイクロマックスUL(スノーピーク)❸焚き火台/ミニ焚火台ヘキサ(SOTO)❹マグ&カトラリー/チタンシェラカップ、チタンマグ雪峰Mセット、和武器L(すべてスノーピーク)❺テーブル/オゼンライト(スノーピーク)❻スキットル/チタン丸型スキットル(スノーピーク)❼コッヘル/パーソナルクッカーセット(スノーピーク)❽ケトル/ケトルNo1(スノーピーク)❾ナイフ/フィエルクニーベン(ヘレ)❿ノコギリ/ラップランダー(バーコ)⓫レザーグローブ/古着⓬ペグ&ハンマー/ソリッドステーク30、ペグハンマーPro.C(スノーピーク)⓭マット/インフレータブルマットテレコ(スノーピーク)⓮チェア/タクティカルチェア(ヘリノックス)⓯タープ/ペンタシールド(スノーピーク)⓰蚊帳/ペンタイーズ(スノーピーク)③設営がらくらく〈ハンモックスタイル〉ハンモックスタイル代表 森勝さん愛称モリカツ。低山小道具研究家。山遊び歴20年。本誌でも連載を担当。自宅の裏山でナイフを中心としたアウトドアアイテムのフィールドテストを行う。最近のハンモックは、バルバドスハンモックのようなただ横たわるだけのタイプや、タープやメッシュなども付属する宿泊向けのタイプなど幅広くある。ヘネシーハンモックを発売当初から愛用しているモリカツさんは、ザックひとつに収まるミニマムスタイルで登場。50回ほど使用していることもあり、地面での作業がラクにできる位置も熟知。ソロキャンプを新しいスタイルで楽しみたい人は必見だ。このスタイルの魅力❶設営・撤収がラク木に結んで2カ所ペグ打ちすればハンモックは完成。タープも2カ所留めるだけで設営できる。ヘネシーハンモックはスネークスキンという収納袋があり、瞬時に畳めるのも特徴だ。❷中に入ればすぐ寝床ジップを開いてハンモックにゴロンと入れば、そのまますぐに寝られる。酔っ払って横になったらすぐに寝ちゃう人が、この良さを体験したらどっぷりハマってしまうかも…?❸荷物がとても小さいタープ、ハンモックをすべて収納しても、片手で持てるサイズまでコンパクトになれるのも魅力! 60ℓのザックと比較しても半分以下の高さなので、サクッと中に入れられるのだ。❹タープがあると安心感が違う!タープがあるだけで安心感がかなり違うので、ぜひ体験してもらいたい。ちょっと気になるところ❶背中が寒い地面からの冷えは、ハンモックでも多少感じる。マットなどを用意して、冬以外でも寒さ対策はしておこう。❷中で過ごすのにコツがいる木に対してまっすぐの姿勢で寝ると、ハンモックが体を包み込んでしまうため動きづらくなる。斜めに寝る姿勢は、慣れるのに時間がかかるかも。❸木の間隔をしっかり確保ハンモックは、木の感覚が7〜9歩くらい空けて張るのが理想。それ以下だと緩くなり、それ以上だとピンと張りすぎてしまうそうだ。モリカツさんの工夫ポイント❶リッジラインをフル活用ハンモック間を結ぶリッジラインには様々なものが引っかけられる。ポーチやランタンもかけられるので、小物の収納も便利なのだ!❷ガジェットを駆使してひとりでも楽しく「ハンモックではひとりで寝るときが多いので、ソロで楽しめるものを持っていきます」ということで、タブレットや小型スピーカーも用意。ギア拝見❶バケツ/ヌノバケツ(アクシーズクイン)❷ポーチ/BOP(ミステリーランチ)❸タブレット/ファイヤーHD(Amazon)❹寝袋&ザックカバー/(イスカ)❺マット/ラディアントダブルバブルパッド(ヘネシーハンモック)❻ハンモック/エクスペディションZIP(ヘネシーハンモック)❼ボトル/チタンGIキャンティーン(キース)❽スピーカー/ウッドスピーカーランタン(ニュートラルアウトドア)❾クッカー/A&F別注ホットサンドメーカー(コフラン)PHOTO/黒崎健一TEXT/小川迪裕撮影協力/オートキャンプ・フルーツ村出典/ガルヴィ2018年10月号
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- ファミリーキャンプで実際に起こった!想定外すぎるハプニングとは…?
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- ファミリーキャンパーは、子連れキャンプをどう楽しんでいるのだろうか。そこで座談会を開いて、実際の親御さんたちに話を聞いてみた。今回は、ファミリーキャンプを始めたきっかけや思わぬハプニングについて。左上から時計回りに、田中志穂さん、橋本沙織さん、早川将志さん、前村詩織さんファミリーキャンプのきっかけーー 早速ですが、皆さんが子連れキャンプを始めたきっかけを教えてください。田中 我が家は昨年、友達夫婦に、「キャンプに行ったら楽しかったから、今度一緒に行かない?」と誘われたのがきっかけです。普段アウトドアに親しむ機会もないので、これはいい機会かなと思って計画を進めました。ですが、子どものイベントや体調不良、台風などが重なり、延期に延期を繰り返して、結局昨年はデビューできずじまいでした。橋本 我が家はコロナ禍がきっかけでしたね。外出制限などで家にこもる日々が続き、子どもを大自然に連れ出したいな、と悩んでいたときに、子ども同士の年が近い友達家族もキャンプに興味を持っていることが分かって。「一緒にキャンプ始めちゃう?」なんて誘いあって、3年前にデビューをしました。早川 我が家は、緑を求めて、というところですね。都心に住んで日々忙しく仕事をしているとストレスが溜まって、自然に癒されたいな、と思ったのが最初です。前村 私は子どもの頃、アウトドア好きの両親にしょっちゅうキャンプに連れていかれたんです。なので、自分に子どもができたときも「それはもう連れて行くでしょう」と自然な流れでした。ーー なるほど。キャンプデビューにあたって、どんな準備をされたのか教えてください。田中 うちは、手始めに車を買い替えました。それまでは小型の車で事足りていたのですが、荷物もたくさん積めて、子どもたちもゆったり過ごせるワゴン車にしました。それからテントや寝袋などのギアも揃え始めたんですが、どんどん出費がふくらんで、「え、これいくらかかるの?」とハラハラしましたね。橋本 ギアを揃えるのって、お金かかりますよね! 我が家もアウトドア雑誌を買って、ギアを選ぶところから始めました。楽しくてあれもこれもと買っていくうちに、行く前から道具を揃えすぎてしまい、いざキャンプに行ってみたら、「このキッチンツール必要なかったんじゃ?」とか「あんなかっこいいテントもあったんだ!」みたいな小さな反省がいくつかありました。指を切り落とすハプニングーー 子連れキャンプデビューはどうでしたか?橋本 友達家族の知り合いにベテランキャンパー夫妻がいて、まずは彼らの日帰りキャンプについていきました。テントの張り方から焚き火のおこし方まで一通りレクチャーしてくれ、料理も全部作ってもらうという、上げ膳据え膳のデイキャンプでしたが、あれがなければ、デビューに踏み切れなかったですね。でも実はその前の週、家族だけで近所の河川敷でテント設営の予行練習をしてみたら、強風でポールが一本ねじ曲がっちゃったんです。デイキャンプの日程も迫っていたので、特急料金を払ってメーカーに修理してもらうなんてこともありました。 早川 我が家のキャンプデビューは5年前のゴールデンウィーク。群馬の山奥にあるキャンプ場でした。慣れない焚き火をどうにかおこし、この火を絶やすものかと夜更けに張り切って薪割りをしていたら、ウイスキーが入っていたこともあって、自分の人差し指の先をスコーンと切り落としてしまって。一同 えーーーーっ⁈早川 夜中に山奥まで救急車を呼ぶはめになりました。上の子は当時3歳だったんですが、〈キャンプ=指を切ってしまう〉という強烈な印象を植え付けてしまって、以後3年ほど我が家はキャンプから遠ざかっていましたね。ーー それはすさまじいデビューでしたね……。ベテランの詩織さんがいる前村家でも、想定外のハプニングってありました?前村 数年前、長野で初めて冬キャンプをしたんですが、寒さ対策として、電気毛布と大型の発電機を持って行ったんです。ところがこの発電機、電源を入れるとグワングワンうるさくて、とても眠れたもんじゃない。消したら今度は寒さで凍えてしまう。結局その夜はほとんど眠れず、次の日、ホームセンターで湯たんぽを買い、2泊目は無事安眠できました。以来あの発電機は使っていません……。早川 ハプニングといえば、焚き火をすると、予想以上に火の粉が飛ぶんですよね。昨年のキャンプで、娘が履いていたお気に入りのブーツに焦げ穴ができてしまい、娘は半泣き。僕のダウンジャケットにも無数の穴が開いてしまって、服装選びや靴選びの大切さを痛感しました。橋本 我が家は、2年半前、キャンプ場の川辺で水遊びをしていたら、子どもが岩で足を切ってしまって。ケガや事故を想定しておらず、救急箱の準備もなかったので、焦りましたね。TEXT/中村茉莉花出典/ガルビィ2024年4月号
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- 「初心者キャンパー必見!」キャンプって何から準備すればいいの?の疑問を解決!
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- 「これからキャンプを始めたい。だけど何から始めたらいいかわからない」という方は多いはず。今回は過去に公開した記事の中から、キャンプに関してのテクニック・情報に関してのものを3本紹介する。キャンプ初心者は迷わず、この記事を見るべき。①絶対行ってほしい!圧倒的こだわりのキャンプショップが楽しすぎるキャンプ好きなら「黄金比率の万能すぱいす まっくす」の名を聞いたことがあるだろう。このスパイスを作り上げたのが、「食とギアの店 MAX CAMP」のオーナー・松浦高士さんだ。食とギアの店 MAX CAMP本店住所:東京都大田区大森北2-12-8(京浜急行大森海岸駅下車徒歩3分)https://maxcamp.shopinfo.jpオーナー 松浦高士さんキャンプインストラクターや調理師の資格をもつキャンプ好き。「まっくす」は松浦さんの愛称。アウトドアスパイスにかなり力を入れているのが特徴で、店の前にはアウトドアスパイス自動販売機も!なんと80種類以上を扱っているという。さらにおもしろいのが、陳列されている商品の半数が「食品」だということ。主食からお菓子、飲料まで、同店オリジナルの品もあれば、あまり見かけないめずらしいもの、なかには32円の小袋スパイスなんかもあったりで、ついつい手が伸びる。ギアに関しても、「サイトから手が届く範囲のもの」、そして「自分が気に入ったもの」のみを売るのがポリシー。お客さんが実際に手に取って体感できるようにしているのもポイントだ。決して広いとはいえない店内だけれど、そこにはキャンプアイテムと〝キャンプっぽい〟アイテムがぎっしり並び、その数は約1200点!では、そんな松浦さんのこだわりの一部を紹介しよう。キャンプ飯を昇華させるPB商品を開発!シェラカップに最適な量に調整されている「シェラ飯」シリーズ。MAX CAMPオリジナルの食品は10点ほど。キャンプのクッカーに合わせた量や味付けだったり、焚き火をしながら楽しめたり、キャンプ飯が手軽においしくなるものを開発。左はシェラカップ用の「キャンプせいろS土台セット」、大きめサイズの「キャンプせいろ大土台セット」。「CAMP de ODEN」は汁の量がメスティンで加熱するのにちょうどいい。「サイトから手が届く」ギアがテーマレンメルコーヒーのロゴが入ったトランギアケトルとレザーケースのセット(9900円)が松浦さんのイチオシ。たたずまいがおしゃれ。「キャンプっぽい」品を集めるキャンプ用の食品だけでなく、松浦さんの独自目線で「キャンプっぽい」と感じた食品を販売しているのがユニーク。一見、「はてな?」なものでも説明を聞くと「なるほど!」となるので、お店でたずねてみて!アーモンド×小魚のおつまみは、容器に秘密あり!ひっくり返すと容器が皿のようになるので、新たに皿を出す必要がないのだ。コーヒーのドリップバッグに見えるが、実は日本茶。焚き火で沸かした湯を、コーヒーのドリップのように淹れられるめずらしい一品。出典/ガルヴィ2022年10月号➁焚き火だけじゃない!春キャンプに役立つ防寒術を紹介!春先のキャンプで欠かせないのが寒さ対策。うっかり油断したら、「こんなに寒いとは思わなかった!」と後悔することに。そこで今回は、焚き火を使った防寒と、家電を活用する防寒をそれぞれ紹介しよう。焚き火を活かす寒さ対策何といっても焚き火の良いところは豊富な熱量。そこで焚き火の熱をできるだけ活用することを考えよう。風防で炎のぬくもりを無駄にしない〈ロゴス TAKIBI de JINMAKU-BA〉耐熱温度500℃のファイバーグラス生地両面にシリコンコーティングを施した焚き火用風防。幕の高さが90cmで、ローチェアに座ると頭まですっぽり。コンパクト収納なのもいい。晴れていても、まだ風を冷たく感じる季節。こんなときは顔あたりまでカバーする焚き火用風防を使おう。風が焚き火にも人にも直接あたりづらく、熱が逃げにくいのでぬくもりをとことん利用できる。煮炊きしつつ暖を取る〈ロゴス LOGOS グレートたき火グリル〉大型ゴトクと分厚い鉄網付きで大鍋からシェラカップまで対応するのが頼もしい。薪ストーブみたいにじんわり広がるぬくもりと炎を眺めながら焚き火料理を楽しもう。焚き火のパワフルな熱を生かさない手はない。がっしりゴトク付きの焚き火台を用意し、ゴロゴロの肉や野菜を火にかける。ぬくもりながら見守るだけで焚き火料理が完成だ。焚き火で煮込み料理をすれば一石二鳥寒冷地用のガス缶は夏用よりも高額で、数十分煮込むような料理に使うのはためらってしまう。その点、焚き火ならあたたまりながらじっくり煮込めて一石二鳥なのだ。酒肴をつまみながら手足をあたためるLOGOS グレートたき火グリルに鉄板を載せて、ちびちびつまむのが最高。酒が冷えたらシェラカップごと火にかけ、体の中と外からあたたまろう。焚き火で常時湯を沸かしておく焚き火台にケトルをかけておけば、常に湯を確保できる。熱々の湯は飲み物に使えるほか、石けんでは落としきれない油汚れを流す、少し冷まして足湯にするなんてことにも使えて便利。家電を使った寒さ対策家電を使う場合は、AC電源付きのサイトを利用するか、自分でポータブル電源を持ち込むことになる。ポータブル電源を使う場合には、家電の消費電力に注意しよう。防水電源コードを忘れずにAC電源サイトを利用する場合は、テントまで電気を運ぶための電源コードを必ず持参すること。キャンプ場にもよるが、長さは10mあればOK。雨が降ることも考えて、防水仕様のものを用意しよう。ホットカーペットで寒さ対策AC電源を活用した暖房利用はホットカーペットが代表的。使用する際はテントマットを敷いて地面からの冷気を遮断。そしてホットカーペット、ホットカーペットカバー、スリーピングマットを敷けば暖かく寝られる。大容量バッテリーなら500W前後が目安AC電源のないキャンプ場でも電気製品を使いたいという人には、大容量バッテリーがおすすめ。ただしAC電源と違って、500W前後の電気製品しか使えないので、暖房は消費電力の小さい電気毛布がいいだろう。リビングでも寝室でもポカポカ〈LOGOS ヒートユニット・アンダーシュラフマット〉最近は、スマホなどを充電するための別売りモバイルバッテリーを電源とした暖房器具も増えてきた。敷物やブランケットとして、どこでも暖まることができるので、快適な冬キャンプが楽しめる。キャンプに便利なオシャレこたつキャンプにも持って行ける電気こたつが注目されている。「EQUALS 古材風アイアンこたつ Brook」はハイ、ロー、スクエアの3タイプがあり、別売りのこたつ布団「アウトドアこたつブランケット」があれば暖房効率もアップする。蓄電式の電気アンカが便利!〈ロゴス 野電あったかパッド〉スイッチひとつですぐに暖まる電気アンカ。湯たんぽに比べて手間がかからないので便利だ。この「野電あったかパッド」を就寝前シュラフに入れておけば、内部が暖かくなっているので快適に寝られる。③約100人のキャンパーに聞いた!「キャンプブーム終焉」って本当?アウトドアブランド「PYKES PEAK」は昨今のキャンプブーム終焉の報道を受け、全国のキャンパーを対象に「キャンプブームに関する調査」を実施した。99%が「キャンプ続ける」と回答 「文化になった」という声も「ブーム終焉でキャンプをやめようと思いましたか?」という質問に対して「全く思わない」95.4%、「あまり思わない」3.7%、合わせて99.1%となった。このことからキャンプブームの終焉は、キャンパーにとって重要ではなく「キャンパーはブーム終焉後もキャンプを続ける」ことがわかった。「キャンプブーム終焉後、あなたのキャンプに行く回数が減ると思いますか?」という質問に対して、「増える」24.1% 、「変わらない」が74%となった。ほとんどのキャンパーが今まで通りキャンプを続け、ブーム終焉が逆にキャンプへのモチベーションになる人もいることがわかった。また別の質問でもキャンパーの約7割がブーム終焉を好意的に捉えており、「キャンプブーム終焉」の話題はキャンパーにとって明るい話題であることがわかった。全国108名のキャンパーに対し「キャンプブームに関してどう思うか」について聞いたところ、8の「キャンプブームどうでもいい」理由を抽出することができた。1.ギアが安くなってラッキー2.自分らしく楽しむだけ3.キャンプ場の予約がしやすくなった4.ブームでギアの選択肢が増えたのは嬉しい5.ブームから文化になっただけ6.迷惑キャンパーが減ってきた7.ギアが飽和しただけでキャンプ熱は冷めていない8.ブームはまた巡ってくるこの他にも「ギアが無くなるのは困る」「近くのキャンプ場がなくならないか心配」と、キャンプ関連商材の減少を危惧する声や、反対に「迷惑キャンパーが減った」「ブームから文化に昇華したから逆に嬉しい」など、ブーム終焉を歓迎する声も上がりました。今回調査を行った「PYKES PEAK」は「世間で騒がれているのは対照的に『キャンプブーム』の話題によって、キャンパーの行動はあまり変わらないという結果になりました」「X(旧Twitter)にて『#キャンプブームどうでもいい』でこの話題に対する意見や感想を募集します。キャンパーの皆様の幅広い意見をお待ちしております」とコメントしている。【商品に関する問い合わせ】会社名:Fun Standard株式会社お問い合わせサイト:https://www.funstandard.jp/contact
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- 寒さ対策が必須の冬キャンプで重宝するのが暖房などの家電アイテム。ただ、AC電源付きサイトやポータブル電源でも、使えない場合があったりする。そこで、あらかじめ家電を使うための予習をしっかりしておこう!AC電源付きサイトでどんな家電が使える?AC電源付きサイトでも、1サイトあたりで使える電気容量に上限を設けていることが多く、その目安は1000W。ホットカーペットや電気ケトル、ホットプレートあたりは製品によって消費電力が1000Wを超えるものがあり、せっかく持っていってもブレーカーが落ちて使えない場合もある。キャンプ場を予約する際に電源容量を確認し、上限に達しないものを用意しよう。では、1000Wでどんな家電が使えるのか、把握しておこう。日本の冬の風物詩「こたつ」でほっこり4人用こたつの消費電力は500W程度で、弱利用なら100Wほど。AC電源サイトで使っても余裕がある。ただし、こたつ本体に加えて布団が必要なので非常にかさばる。「ホットカーペット」は単体利用ならOKホットカーペットの消費電力は2畳で500W、3畳で700Wほどなので単独で使用するのがベター。電気不要の簡易こたつの下に敷けば脚と腰を効率よくあたためられていい。ブーツのあたためにも役立つ「布団乾燥機」布団乾燥機の消費電力は600Wほど。眠る前に寝袋をあたためる、濡れた靴を乾かす、冷たい靴をあたためるなんていう使い方ができるのがいい。音がするので夜間の利用は控えめに。テント内で食事ができる「小型ホットプレート」テント内で調理できるホットプレートだが、1000Wを超えるものが主流。とはいえ小型のものであれば800~1000Wのものがあるので、キャンプに持っていくならこうしたものを用意。いつでもおいしいお茶を飲める「電気ポット」電気ポットとケトルは消費電力の多い家電。800W程度のものを用意すればいつでも熱々の湯が手に入るのがうれしいが、蒸気が出るので結露がひどくなる。使用はほどほどに。暖房家電をレンタルするのも選択肢にこたつやホットカーペットといった、かさばる暖房家電はキャンプ場でレンタルできる場合がある。電源容量にマッチするものが用意されているのも心強い。予約の際に確認してみよう。AC電源サイトの注意点とは使用可能な電力を確認して!冒頭でも述べたように、1サイトあたりで使える電気容量に上限を設けていることが多い。その目安は1000Wだが、キャンプ場によって異なるので、予約する際に電源容量を確認しよう。また、忘れがちだがAC電源ポストにはコードが付属していないので、自分で延長コードを用意。雨に備えて防雨型を手にしたいが、差し込み口が大きく、うまく収まらないことも。キャンプ場でレンタルすることも視野に入れよう。スイッチを入れるのを忘れずにAC電源ポストのフタを開けたら、スイッチを「入」に切り替える。そして、手持ちの延長コードを差し、テントに引き込む。これでテント内で家電の利用が可能になる。区画内のコンセントを確認自分のキャンプサイトの中にあるAC電源ポストを使う。隣り合っているAC電源ポストと間違えて、違うサイトのものを使わないよう注意。防雨タイプの延長コードを用意しよう屋内用の延長コードは被膜が薄く、地面にこすれて破損すると危険。漏電や破断のおそれがあるので屋外用で防雨タイプを用意。コードの長さは5m以上あると安心。ヒーターをタイマーで使うならファスナーが凍らないように電気ヒーターを使うと外との温度差が大きく、結露がひどい。水分がファスナーにたまると朝方凍りついて開けづらくなることもあるので、ロウを塗るなどして対策を。ポータブル電源を使うときの目安ポータブル電源の使用を検討している人もいるだろう。ただし、この場合でも注意すべき点はある。しっかり予習しておきたい。キャンプに便利なのは正弦波・500Wh程度のポータブル電源家電をほぼすべてカバーする「正弦波」を選択。容量は大きいほど重く、持ち運びづらくなる。1泊なら500Wh、2~3日なら1000Wh程度を目安にしよう。電気毛布を使う場合の目安500Whの場合、電気毛布が使えるのは6~10時間。明け方に電気が切れるおそれがあるので最初の冷え解消に使おう。寝袋の内側に電気毛布を入れると中綿が効率よくあたたまる。大容量モデルなら一晩中電気毛布をつけておくことだって可能だ。ただ、万が一に備えて電気毛布だけに頼らない装備はしておきたい。電熱ベストで背中の冷えを忘れよう小型のバッテリーを装着する電熱ベストは、重ね着をしなくてもじんわり背中をあたためる。連泊ではバッテリー切れが不安だが、ポータブル電源でこまめに充電できるので安心だ。ベストのほかにインソールやパンツもある。ポータブル電源の注意点ポータブル電源があれば絶対大丈夫というわけではない。寒さに弱いので、冷え切った地面に置きっぱなしにしたり、雪に触れるような場所での使用は避け、できるだけ冷気のない場所に設置しよう。他にもポータブル電源の注意点を挙げておこう。使わないときは緩衝材入りの箱で保管ポータブル電源を使わない日中は、たっぷり緩衝材が入った購入時の箱に入れ、冷たい空気をシャットアウトしてテントの中に入れておこう。緩衝材入りの箱を捨ててしまった場合は、使っていないときに限り毛布などに包んで保管しておきたい。本体とACアダプターを布で覆ってはダメポータブル電源は充電中も給電中も本体があたたかくなる。通風孔をふさぐのは危険なので、ブランケットなどの布でくるんだりするのはダメ。狭い場所に押し込むのもやめて。ポータブル電源の周囲は5cm以上の空間をあけて、必要以上に熱がたまらないようにしておこう。湿気の多い場所、ストーブや暖炉のそばはダメポータブル電源は、雨はもちろん湿気の多い場所は苦手。テント内の台に載せて保管しよう。冷たい場所に設置すると減りが早いから……とストーブや暖炉のそば、電気毛布やホットカーペットの上など高温になりやすいところに置くのも避けて、安全に暖かくキャンプを楽しもう。PHOTO/逢坂 聡TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2021年12月号
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- 【完全版】意外と知らない!誰でも簡単にできる冬キャンプの寒さ対策17選
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- キャンプでおろそかにできないのが寒さ対策。そこで、昔から伝えられているTIPSから最新事情まで、小技を一挙紹介しよう。ぜひ、参考にして欲しい!焚き火とストーブ周りの寒さ対策TIPS■ブランケットで背中~足首の風を遮る焚き火はあたたかいけれど、火の当たらない背中や足首は冷たい。大きめのブランケットで体をくるむか、地面に届くようブランケットを掛けておくとずいぶん楽になる。■風防幕で焚き火の熱を自分側に反射焚き火台の周りに幕を張っておけば、焚き火の熱が反射してほんのりあたたかい。ただし焚き火のそばなので、張り綱に引っかかって転ばないよう十分注意して。■薪を乾かしながら風を遮る薪を積み重ねて壁を作るというブッシュクラフターの間で知られた技がある。風防幕と同じ効果があるほか、焚き火の熱で薪が乾燥しやすくなるとか。■石油ストーブ対応テントが最高「石油ストーブ SL-51C」は「CSクラシックス ワンポールテント DXオクタゴン460UV(UA-47)」の床を取り外した状態で使用可能。外の寒さとは無縁のあたたかな空間の完成だ。がたついた場所や傾斜地でのストーブ使用は厳禁だ。傾斜してないか、水平器で確認するようにしよう。ストーブの上は熱くなっている。ケトルやシェラカップを置いてあたため直しOK。比較的広い空間をあたためられる対流型ストーブ。一酸化炭素警報器を携行し、定期的な換気を。夜の寒さ対策TIPS■ブランケットで簡易こたつを作る銀マットの上にローテーブルを置き、ブランケットをかぶせるだけ。使い捨てカイロや湯たんぽに足を置けば、電気こたつのようにはいかないが足元がじんわりあたたかい。■足元に台を作る銀マットだけでは地面の冷えを感じやすい。台を置いて冷えを遮断しよう。■電気毛布であったか電気毛布を広げれば効果大。無理に折り曲げず、テーブルやチェアの脚を毛布に載せないなど、電気毛布の扱い方には十分注意して。■空気の循環を促して結露低減テント内の空気を循環させて結露を低減するなら小型ファンを上部ベンチレーターに向けてセット。ストーブ対応テントの場合、ファンで上部にたまった熱を床方向に届けるという使い方もあり。■子どものために夏用寝袋と組み合わせる小柄な人や子どもは足元が冷えがちなので夏用寝袋を足元に突っ込んで調整。夏用2枚では期待できないが、夏用の封筒型の中に5℃対応のマミー型を入れるのは有りだ。■微妙な保温力調節は薄手ダウンで気温に合った寝袋でも冷えそうで不安というなら、薄手のインナーダウンで保温力を調整しよう。モンベルのインナーダウンなら襟がなく、眠るときに干渉しづらい。足下の冷え対策TIPS■足元の冷えはダウンソックスやスリッパで解消首・足首・手首という3つの「首」は冷え対策の要だ。とくに地面に近い足首は冷えやすいのでダウンソックスやレッグウオーマーで保温し、テント内ではスリッパを履いて過ごせばかなり楽。■下着と靴下はウールに限る!綿の下着や靴下は、わずかな汗でもしっとりして冷えの原因になる。とくに靴下はいくら厚手でも綿では寒い。速乾性の高い素材、できればウール製がベスト。■靴の中の湿気を取り除く1日中履いた靴には湿気がこもっている。そのままにしておくと冷え冷えになるので乾燥剤を忍ばせてテント内で保管。履く前に中敷きを寝袋に入れてあたためることも忘れずに。■トウガラシパワーで足元ポカポカトウガラシの成分、カプサイシンは皮膚の表面温度を1~2℃上げることができるそう。古典的だけれど、靴や靴下の中にトウガラシを入れることで足がポカポカ。■寝袋の足元に詰め物、靴下は脱ぐか履き替えて寝るときに足が冷えるなら、足元に詰め物をして対策する。また、きつい靴下は冷えの原因になる。靴下を脱ぐか、ゆるめの靴下に履き替えて眠ろう。【番外編】ポータブル足湯で冷え対策冷えやすい足先をなんとかしたいなら、いっそポータブル足湯はどうだろう。焚き火のついでに足をあたためるだけで体全体がぽかぽかしてスムーズに眠りにつける。■蓄熱性抜群の石を加熱〈E.C.O GRANITE〉持ち運び足湯セット【問】沖セキ石を加工するときの廃材を利用したエコなセット。焚き火などで15分加熱した花崗岩をケースにいれることで湯温をキープ。3個の石を順繰りに使えばずーっと足湯を楽しめる。石1個で10~15分ほど湯を保温できる。■五右衛門風呂感覚で足湯に挑戦DOD ロケットサブマリンフットバス!!【問】ビーズロケットストーブと湯船を組み合わせたユニークな道具で、燃焼部を湯船に沈めて足湯にする。湯船の温度は差し水で調整。自分でお湯加減を調節するのも腕の見せどころ!? 専用ゴトクで飲み物をあたためられるのも気が利いている。PHOTO/逢坂 聡TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2022年12月号
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- 凍えるような寒さのフィールドでも、快適にキャンプを楽しんでいるキャンパーが多い。でも、そんな熟練キャンパーたちは、どんなアイテムを持ち、準備をしているのか?そこで!キャンプの達人たちにとっておきの防寒術を教えてもらった!星空撮影の達人 クモシカリタカヒロさん映像クリエイター クモシカリタカヒロさん趣味で始めた動画制作が、気がついたら本業になっていた映像クリエイター。撮影から編集までひとりで行うため、適宜、考えながら撮影を行い、作り上げていくスタイル。作品などはこちら。https://linktr.ee/life_goes_on_takahiro自動車関連の動画を中心に、さまざまな映像制作を手がけているクモシカリさん。星空の撮影は、ここ数年のめり込んでいる趣味的要素が強い得意分野のひとつ。時間ができれば愛車を走らせ、ひと晩中撮影しているという。最高の一枚を求め、テントを背負い山頂でキャンプを行いながらの撮影も多い。「星空を撮影する際は、周りに余計な街灯や遮蔽物がないことが条件。ある程度標高のある山頂や海岸線など、風景に奥行きと広がりのある場所を選ぶことが多いです。そういった場所は、やはり風も強く吹きつけるので体感温度が低くなりがち。そのため、しっかりと風の侵入を防ぎながら、体温が下がらない防寒スタイルがマストになりますね」ウエアはダウンジャケットにパンツ、首にはネックウオーマーを身に着ける。基本的には登山用の動きやすいアイテムをチョイスしているそうだ。■やっぱり基本はダウン着用!防寒用のウエアは、上下ともにナンガのダウンをチョイス。パンツは小さく収納できるパッカブルタイプ。ダウンの厚みも気にするそうだが、それよりも「ジャストサイズ」で風の侵入を防ぐことを優先しているそうだ。冷えは足元からやってくる通常は歩きやすさを優先してトレッキングブーツを着用することが多いが、極限まで冷え込む際は、ダウンを内蔵したスノーブーツが必要となる。靴下は永久保証のついた登山用のダーンタフ。隙間をなくしてしっかり保温「あまり着込むのも好きではないので、ひとつのアイテムでしっかり暖を取りたいんですよ」ネックウオーマーが防寒の重要アイテムと話すクモシカリさん。冷気の侵入はもちろん、上まで伸ばせば、唇や耳なども冷えから守れるそうだ。基本的には動きやすいライトな装備ヘリノックスのチェアワンやモンベルの寝袋は、撮影の際の必需品。カメラのバッテリー充電用にジャクリのポータブル電源も後部座席に積んでいる。キャンプをする際は、ニーモのテントやスリーピングマットといったULなギアを組み合わせて、なるべくコンパクトに。細かいギアは、アルポスのコンテナに詰めてラゲッジルームへ。■できるだけカメラのそばから離れない! カメラ機材も寒さ対策星の動きに合わせて可動する赤道儀は、アイオプトロン製を使用。レンズには結露を防ぐヒーターを取り付けている。温度の急な変化にレンズは弱いので、撮影の少し前から外気に触れるようにしているそう。バッグはニューヨークを拠点とする「shimoda」製。愛車は、スズキのジムニーシエラ。タイヤは悪路に強いジオランダーをチョイスしている。「一度撮影を始めてしまえば、とくに細かい操作は必要ないんですよ。ただ、カメラに何かトラブルが起こるといけないので、隣で待機していることが多いんです。とにかく冷えるので、あたたかい飲み物が欲しくなりますが、コーヒーなどのカフェインが含まれるものは利尿作用があるので、なるべく控えて白湯を飲むようにしています」クルマの隣で撮影できるシチュエーションばかりではなく、実際に登山することもあるので、持ち運びやすさを優先してギアを選んでいる。「寒さが限界のときは、おとなしく寝袋に入って耐えしのいでいます(笑)」ファミリーキャンプの達人 野毛陽平さんsotosotodays 野毛陽平さん神奈川県小田原市にあるアウトドアショップ「sotosotodays」の名物スタッフ。自分の知識や経験を反映させた数々のコラボアイテムを手がけている。ふたりの子どもとファミリーキャンプを楽しむナイスなパパでもある。小さな子どもふたりと一緒に、冬でもファミリーキャンプを楽しむ野毛さん。一番気を使う点は、やはり就寝時の暖の取り方だという。「体が冷えると、心地よく眠ることはできません。寝返りなど、子どもたちは元気よく動いてしまうので、大人用の封筒型寝袋を、布団のように使って、なるべく飛び出さないように気をつけています」ナルゲンボトルを利用した湯たんぽを入れるなどして、寝袋の中のあたたかさをなるべくキープ。そうすると、子どもたちは翌朝まで起きてこないという。当然、親もぐっすりと眠れるというわけ。冬キャンプに限らないが、子どもたちがいかに快適に過ごせるかが、ファミリーキャンプのポイントと言えるだろう。子ども用には封筒型の寝袋を!子ども用寝袋も用意しているが、「大人仕様の封筒型を掛け布団にすると、よく眠ってくれる」と話す野毛さん。そんな経験を踏まえてか、sotosotodaysでは、ナンガとコラボレーションしたさまざまなタイプの寝袋を展開している。寝袋の中にナルゲン湯たんぽをイン!100℃まで耐性があるといわれているナルゲンボトルは、あたたかいお湯を注ぎ入れることができるので、湯たんぽとして大活躍。フタ部分から靴下をすっぽりかぶせることで、もしもの水漏れにも多少なら対応できるという。冬のキャンプは出発前の準備が最も重要今回、野毛さんに準備してもらった冬キャンプアイテム。ヒルバーグのテントは、人数や使い方に合わせてインナーテントのサイズを変えることで、前室部分の広さを調節することができる。ストーブはアルパカ、焚き火台はユニフレームをチョイス。スナグパックの厚手のシュラフは奥さま専用。作業や調理に使うテーブルは、韓国のブランド「ベルン」のシステムテーブル。ユニフレーム・フィールドラックの拡張には、ショップオリジナルのアイテムを使用。親子キャンプを楽しむ野毛さんだが、お子さんはまだ小さい。「もちろん日中は、焚き火やストーブを使わなければ、やっぱり暖は取れないですよ。そんなときでも、子どもたちがいるからといって、『火』に対して過度に神経質になりすぎないようにしています。焚き火台やストーブの周りをテーブルで囲み、実際に『熱』を実感してもらいつつ、距離を保てるようにしています。近づきすぎると危険なことを、体験してもらいたいので」ただし使用するギアやウエアは、難燃仕様のアイテムを選ぶ。火の粉などから身を守る準備は欠かすことのできない重要なポイント。それは、家族のなかで最も火の近くで作業する野毛さん自身も欠かせない注意点。「各社が手がけている最近の難燃素材は本当に優秀なので、火の粉が多少直撃しても大丈夫。そんな難燃素材の大きめなジャケットやポンチョの中に、インナーダウンを身につければ、しっかりと体を保温してくれます。冬でも快適に過ごすことができますよ!」■難燃素材+テーブルで火のそばも安心ユニフレームのフィールドラックに、ショップオリジナルのプレートを置いて拡張。ストーブや焚き火台を囲んで、一定の距離を確保している。さらに、ナンガの難燃素材「TAKIBI」を使ったウエアとインナーダウンを愛用しているという。■火の粉はもう怖くない!?火の粉に弱いヘリノックス用に野毛さんが考えたのが、このチェアカバー。難燃素材を使用したパッカブル仕様ながら、中綿にはダウンが入っている。収納部分はそのままポケットとして大活躍。sotosotodaysにて絶賛発売中!女子車中泊の達人 森風美さんなちゅガール代表 森 風美さんアウトドア女子向けのポータブルサイト「なちゅガール」編集長。さまざまな車中泊&キャンプスタイルを実体験して配信している。2冊目の著書『車がなくても テントがなくても はじめての“ぷち”チャンプ』(飛鳥新社)が好評発売中!愛車のホンダ・バモス ホビオで、季節を問わず旅をしながら、車中泊キャンプを楽しむ森風美さん。冬のスタイルは、電源を使って車内で「ほっこり」過ごす快適なもの。「今年購入したのが、キャンプや車中泊専用に作られたこたつです。テントやクルマの形状を考えて、スリムに設計されているので、隣にマットを敷いて寝ることができます」大容量のポータブル電源を積んでいるので、サイトを選ばずに家電アイテムが使用可能。快適にキャンプを楽しむことができるそうだ。■ラゲッジにピッタリサイズのこたつでほっこり以前使っていたものよりも大容量のブルーティのポータブル電源(2048Wh/2200W仕様)を使用。家電製品が使えるようになったとのことで、快適度が大幅にアップしたという風美さん。最も注目したいアイテムは、やはりラゲッジスペースに展開されたコタツ。木工職人のサンタパデザインが手がけた、アウトドアでの使用に特化したもの。杉無垢材の天板は、荷室に収まる細長い形状や消費電力の低いタイマー付きのパネルヒーターなど、使いやすさと安全性を兼ね備えている。■体の内側からしっかり防寒あたたかい飲食物で、体の内側から保温するのは、冬キャンプの基本。風美さんが大好きと話す紅茶もアウトドアで楽しめるように、ポットとシュガーケースをセットに。冬に野外で調理をするときは、スパイスを使った鍋料理を楽しんでいるという。大容量のポータブル電源を使って車中泊を楽しんでいる森風美さん。就寝時は、AC電源付きサイトでなくても、電気毛布を使うことができる。さらにフロアに厚手のマットを重ねて、床から伝わる冷気を防ぐなど、基礎的な準備はバッチリとのこと。ただし、クルマに使われている断熱材は天井のみ。さらに、現在の目隠しはカーテンのみなので、窓からも冷気が伝わってきてしまうという。「今シーズン初めて、真冬の北海道へ向かうので、極寒の条件でも耐えうる防寒装備をプラスしないといけないんです」断熱用のアイテムをアップデートするなど、現在いろいろと対策を考え中。「本当はどんちゃん(愛犬)と一緒にいるとあたたかいんですけれど、どんちゃんは助手席にある自分のスペースで寝ちゃうんですよね(笑)」電気毛布にマットは2枚重ねで!床から伝わる冷気は厚手のマットを重ねることで防ぐ。エアウィーブを使用してから寝心地が快適になっただけでなく、空気の層がさらに断熱効果を高めてくれたそう。「悩みだった寝起きのダルさも解消されました!」寝袋は薄手を重ねて調整します厚手の寝袋などの寝具は使わずに、電気毛布に薄手の寝袋やブランケットを組み合わせて調整している。足の指先などの先端の冷えには、ダウンのテントシューズなどで対応。ペンドルトンの袋の中には、重ね着できる防寒用のウエアを詰め込んでいる。ワンコもしっかり防寒ウエアを!3歳になったばかりのボーダーコリーのどんちゃんも、冷え込むとおなかの調子が悪くなるという。なのでエルエルビーンのフリースでおそろいコーディネート。牧羊犬らしく元気に走りまわるので、散歩するだけで体はポカポカ!?PHOTO/逢坂 聡TEXT/高梨達徳撮影協力/sotosotodays CAMPGROUNDS
- テクニック、ハウツー、冬キャン、防寒
- 意外と知らない!誰でも簡単にできるコテージの完璧な寒さ対策5選
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- 初めてのキャンプ場利用や、寒い時期のアウトドア遊びにオススメなコテージ。ただ、泊まったことがないと、あれこれ不安もあるかもしれない。そこで今回は、コテージで就寝する場合の寒さ対策を紹介。万全な寒さ対策でぐっすりと眠れるようにするあらかじめ寝具が用意してある場合は特に心配ないが、自分で持ち込む必要があるときは暖房設備の有無や気温を事前にチェックしておいて、それに合わせて準備しよう。キャンプ場では日中暖かくても朝晩は急激に冷え込むこともある。寒さで眠れないなんてことがないように、しっかり対策をしておきたい。①スリーピングマットでより快適に床全体に敷くマットのほか、個人用のスリーピングマットも組み合わせればよりふかふかで体をリラックスさせられる。人によって地面の固さへの敏感さは異なるから、自分の好みに合わせて装備しよう。➁封筒型ならゆったり眠れる封筒型を連結させて使ったり、暖かい時期はフルオープンして掛け布団のようにすればまるで家と同じぐらい快適だ。③アウトドア用ピローを活用忘れがちな枕。寝袋ケースに衣類を入れて代用もできるが、アウトドア用のコンパクトに畳めてなおかつ寝心地いい枕がグッド。④湯たんぽであったか予想以上に冷え込んだときなどに頼りになるのが湯たんぽ。湯たんぽを持っていなければ、ペットボトルで簡易湯たんぽを。熱々ではなく少し冷ましたお湯を入れ、低温やけど予防にタオルを巻いて使おう。⑤枕元にはミニテーブルを用意ライトなどを置いておけば、夜中トイレに行きたくなったときに探す手間がない。出典/ガルヴィ2017年10月号
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- これからの季節に知っておきたい!〝意外と知らない”コテージテクニック
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- 初めてのキャンプ場利用や、寒い時期のアウトドア遊びにオススメなコテージ。ただ、泊まったことがないと、あれこれ不安もあるかもしれない。今回はコテージでリビングスペースを作る場合を紹介しよう。チェアとテーブルでくつろぎスペースを確保寝具は備え付けてあるコテージが多いが、その他は基本的になにもないと考えておこう。近隣でアクティビティを楽しんでコテージは寝るだけという使い方ならそのままでもいいが、多少道具を持ち込めば断然快適になる。底冷え対策にマットを重ねるまずは床にマットを敷いて座り心地を向上。秋冬なら何枚か重ねたり、そこにチェアを配置。冬場はホットカーペットを使用するなどして断熱性を高めるのもあり。グラウンドチェアを活用背もたれのあるなしでくつろぎ度は格段に変わる。テーブルで快適さUP小さめのテーブルがいくつかあれば、人数や部屋の形状によって使い分けができるので便利だ。ドリンクを置いたり、ランタンなどの小物置きにもちょうどいい。バッテリーライト必須建物内では燃焼器具はNG。バッテリーライトを用意しよう。出典/ガルヴィ2017年10月号
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- 読者が選んだ!関東キャンプ場ランキング20選
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- ガルヴィ特別編集の『オートキャンプガイド』では、恒例の読者アンケートを実施!本気のキャンプ好きたちに関東のお気に入りキャンプ場を選んでもらった。ランキングは『オートキャンプ場ガイド2021』のアンケートデータから集計!【あわせて読みたい】 編集部が厳選!冬に絶対行きたい焚き火にこだわったキャンプ場9選 【1位】長瀞オートキャンプ場@埼玉県キャンパーとともに歩む老舗キャンプ場都心部からアクセスしやすく、長瀞の気持ちいい自然を見ながらキャンプができる。流行に合わせてソロキャンプサイトなど、柔軟に今人気のスタイルを取り入れる。懐の深さ、良質なホスピタリティがあり、キャンパーの声を活かしたサイトづくりも。とくに女性目線の口コミが好評。埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1TEL.0494-66-0640https://www.nagatoro-camp.com【2位】竜洋海洋公園オートキャンプ場@静岡県充実した設備が人気のキャンプ場天竜川の河口に開けた竜洋海洋公園の一角にあるキャンプ場。垣根で仕切られた区画サイトには、AC電源のほか流し台も備え付けられていて非常に便利。また隣接する施設「しおさい竜洋」では、温泉大浴場に入浴できるほか、季節の地元食材が入手できるのもうれしい。静岡県磐田市駒場6866-10TEL.0538-59-3180http://www.ryu-yo.co.jp/AUTO/【3位】大子(だいご)広域公園オートキャンプ場 グリンヴィラ@茨城県快適に過ごせる高規格キャンプ場奥久慈の自然に囲まれた設備の充実したキャンプ場には、AC電源付きの個別サイトのほか、電源と給排水設備が整ったキャンピングカーサイト、フリーサイトの3タイプがある。センターハウスに備えられた温泉施設には露天風呂もある。茨城県久慈郡大子町矢田15-1TEL.0295-79-0031http://www.greenvila.jp/【4位】成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場@千葉県緑がまぶしい牧草地にサイトが広がるウシやウマ、ヒツジなどの動物とふれあえる観光牧場に併設されたキャンプ場。緑の牧草で覆われる広々としたサイトは、すべてクルマの乗り入れが可能だ。レンタル用品も充実していて、手ぶらで行っても楽しめるほど。牧場では乳搾りなどさまざまな体験ができる。千葉県成田市名木730-3TEL.0476-96-1001https://www.yumebokujo.com/【5位】塩原グリーンビレッジ@栃木県広いサイトと天然温泉が魅力塩原温泉郷に広がる人気のキャンプ場。敷地内には2カ所の源泉が湧き、日帰り温泉施設や宿泊者専用野天風呂、ペット専用の風呂など、さまざまな湯が楽しめる。サイトは砂利敷きや芝生のサイトが合計で90区画あり、そのうち76区画はAC電源を備えている。栃木県那須塩原市塩原1230TEL.0287-32-2751https://shiobara-gv.net/【6位】ウェルキャンプ西丹沢@神奈川県野生動物が見られることも西丹沢の清流と山々に囲まれた自然豊かなキャンプ場。自然の地形を活かしてつくられた7つのゾーンは、それぞれに個性があるので、好みに合わせてサイト選びができる。神奈川県足柄上郡山北町中川868TEL.0465-20-3191https://well-camp.com/【6位】キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原@栃木県個性豊かなサイトが多数!アメリカンリゾートを思わせる本格的なキャンプ場。ガレージをモチーフにつくられたサイトや子どもが遊べる遊具付きのサイトなど、特徴のあるサイトがたくさんある。栃木県那須郡那須町高久甲5861-2TEL.0287-64-4677https://www.camp-cabins.com/【8位】ケニーズ・ファミリー・ビレッジ/オートキャンプ場@埼玉県夏には天然のプールが出現名栗川沿いにあるキャンプ場で、夏になると川を利用した天然のプールが最高の遊び場となる。キャンプインストラクターがいるので、初心者でも安心して楽しめる。埼玉県飯能市上名栗3196TEL.042-979-0300https://www.kfv.co.jp/【9位】北軽井沢スウィートグラス@群馬県北軽井沢の四季を感じる3万坪を誇る広大な敷地には、さまざまなタイプのサイトやコテージ、小川が流れる緑あふれる森が広がり、キャンパーの心を癒やしてくれる。年間を通じて行われるイベントも人気。群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579TEL.0279-84-2512https://sweetgrass.jp/【9位】有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場@千葉県おいしいキャンプが楽しめる一年を通してさまざまな収穫体験が楽しめるキャンプ場。とった野菜や果物を使って親子で料理を作りたい。家族風呂や夏に開設する子どもプールも人気の施設だ。千葉県山武市板中新田224TEL.0475-89-1719https://arinomi.co.jp/【11位】緑の休暇村 青根キャンプ場@神奈川県夏の川遊びが大人気夏になると道志川で川遊びをする子どもたちで賑わうキャンプ場。フィッシングエリアでは、ルアーやフライ、エサ釣りも楽しめる。隣接する温泉施設「いやしの湯」も利用できる。神奈川県相模原市緑区青根807TEL.042-787-1380https://aonecamp.jp/【12位】浩庵(こうあん)キャンプ場@山梨県富士山から昇る朝日が最高富士山と本栖湖が一望できるキャンプ場。キャンプサイトは100区画ほどあり、湖畔サイトと林間サイトに分かれている。高規格のキャンプ場とはまた違った魅力が詰まっている。山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926TEL.0556-38-0117https://kouan-motosuko.com/【12位】丸沼高原オートキャンプ場@群馬県夏でも涼しい標高1500m冬には一面の銀世界となるスキー場が、グリーンシーズンには広大なキャンプ場としてオープン。600mの標高差を一気に昇るロープウェイを使えば2000m級の山歩きも楽しめる。群馬県利根郡片品村東小川4658-58TEL.0278-58-4300https://www.marunuma.jp/【14位】PICA富士ぐりんぱ@静岡県遊園地も一緒に楽しめる遊園地「ぐりんぱ」に隣接するキャンプ場。富士山を仰ぎ見る広々としたサイトのほか、林間サイトやセットアップテントサイトがある。シルバニアファミリーのコテージも人気。静岡県裾野市須山2427TEL.0555-30-4580https://www.pica-resort.jp/grinpa/【14位】ウエストリバーオートキャンプ場@山梨県釣り好きには最高の環境場内を流れる清流で本格的な釣りが楽しめる。初心者向きのエサ釣りをはじめ、フライやルアーフィッシングも楽しめる。小さな子どもは専用の池で魚のつかみ取りもできる。山梨県南アルプス市須沢131TEL.055-285-6611http://www.westriver-camp.com/【14位】イレブンオートキャンプパーク@千葉県雑木林の落ち着くフィールド5万㎡と広大な敷地には、120区画ものサイトが並び、1区画は120㎡と広々しているので、快適に過ごせる。場内にはグラススキーやクライミングウオールなどの遊びもいっぱいだ。千葉県君津市栗坪300TEL.0439-27-2711https://www.eleven-camp.com/【14位】長瀞キャンプヴィレッジ@埼玉県川の流れが涼しさを増す荒川の流れを眺めながら、のんびり過ごせるキャンプ場。サイトは林間で、夏でも比較的涼しく感じられる。場内には温泉入浴施設があり、大浴場や露天風呂が楽しめる。埼玉県秩父郡長瀞町岩田483TEL.0494-66-3817https://www.nagatoro-campvillage.com/【18位】ウォーターパーク長瀞@埼玉県荒川ライン下りも楽しめる荒川の比較的緩やかな流れに沿って広がるキャンプ場。川では水遊びもできる。ウッドトレーラーコテージも26棟あるので、初心者でも気軽にアウトドアを満喫できる。埼玉県秩父郡皆野町金崎1918-1TEL.0494-62-5726 https://waterpark.jp/【19位】ACNオーキャン宝島@栃木県犬連れにうれしいサイトづくり日本名水百選が湧く高原山麓に位置するキャンプ場。42区画あるうちの30区画が、ノーリードで犬を放せるドッグフリーサイト。ほとんどの区画にAC電源と流し台が付く。栃木県塩谷郡塩谷町尚仁沢名水パーク入口TEL.0287-45-2225https://www.ocam.jp/【20位】星の降る森@群馬県周囲が自然の森に囲まれ、町の明かりが届かないので満天の星が楽しめる。群馬県沼田市上発知町2543TEL.0278-23-7213http://www.star-forest.com/もうすぐランクイン!【21位】グリーンパークふきわれ@群馬県春はサクラ、夏は川遊び、秋葉周辺でキノコ狩りなどが楽しめる自然豊かなロケーション。群馬県沼田市利根町大楊1098TEL.0278-56-3215https://www.greenpark-fukiware.com/【21位】オートキャンプ・フルーツ村@千葉県隣接の小糸川では釣りやカヌー、近くの観光農園では季節のフルーツ狩りが楽しめる。千葉県君津市旅名96TEL.0439-38-2255http://fruitsvillage.com/TEXT/大森弘恵 大橋保之(カーネル)出典/ガルヴィ2022年4月号
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- “雨キャンプ”上級者は絶対やってる!簡単にできる対策が神過ぎた…!
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- キャンプに雨はつきものだけど、その対処方法を知っているのと知らないのとでは、キャンプの快適さが変わってくる。そこで今回は雨に備えた準備と雨の日を快適に過ごすTipsを紹介!【雨キャンプの心構え】雨キャンプはムリをすると危険なこともある。天気予報を必ずチェックして、台風など悪天候時には諦める勇気も大切だ。またキャンプ地を変更したり、2泊のところを1泊にするなど、計画を変更して、安全第一で臨機応変に対応してキャンプを楽しもう。【あわせて読みたい】【別注!】キャンプツーリングに最適な”男”のセット■雨への備え編①雨の日にあると便利なグッズを準備雨でも快適に過ごせるリビングを作るなら、「スクリーンタープ」や「2ルームテント」を準備すれば、雨が吹き込まないので安心。それが準備できなくても、便利グッズを用意しておけば、雨キャンプも快適になる。まずは足元を濡らさない「長靴」、濡れても平気な「サンダル」。荷物を高い場所に置いて濡らさないための「コット」、トイレなどに行くときに便利な「カサ」、テントの出入りに便利な「スノコ」などを準備したい。出典:モンベルモンベル キャニオンサンダル4800円グリップ力が高くて滑りにくいサンダル。甲部分のベルクロでフィット感の調節ができる。出典:コロンビアコロンビア ラディ リーフ7200円折りたたんで持ち運びができるほど柔らかく、それでいて自立するほどのちょうど良い硬さ出典:ogawaogawa ハイ&ローコットワイド2万8500円脚の差し込み口を変えるだけで高さを42cm・25cmの2段階に調節できる。耐荷重は120kg。➁事前に防水性やはっ水性を確認しようテントやタープの防水性やはっ水性が落ちていると、雨漏りの原因になる。あらかじめ防水性やはっ水性を確認しておきたい。おすすめは毎回のキャンプでの確認。雨や夜露でテントが濡れた際に、きちんとはっ水しているかを確認しておく。できなかった場合は、デイキャンプ時にテントやタープを張り、水をかけてはっ水性を確認。同時にシームテープのはがれがないかもチェックして、問題があった場合はメンテナンスを行おう。出典:キャプテンスタッグキャプテンスタッグ 強力防水スプレー虫よけタイプ 420ml1900円水や油をはじく強力タイプ。虫が嫌がる天然成分ヒバ・ヒノキを配合し害虫も寄せ付けない。出典:ロゴスロゴス シームシーラーセット1200円塗るだけでテントの縫い目からの浸水を防ぐ。生地の破れなどを修復するリペアテープ付き。③スマホの天気予報アプリを賢く活用しようひと昔前は、いつでも天気予報を見ることが難しかったが、今はスマホのアプリで簡単に確認できる。あらかじめインストールして、いつでも天気を確認できるようにしておこう。スマホの天気予報アプリは、当日の降水確率のほかに、1時間ごとの風速を予測できたり、これからの雨雲の動きを確認することもできる。キャンプのスケジュールを立てるときだけでなく、キャンプ当日も役立つ機能が搭載されているので、ぜひ活用しよう。tenki.jp「日本気象協会」が提供する天気予報アプリ。10日先までの天気予報がわかる「10日天気」や雨雲の流れを予測できる「豪雨レーダー」などの機能付き。1時間ごとの風速がわかる天気予報もキャンプに役立つ機能だ。weathernews気象情報会社「ウェザーニューズ」が提供する天気予報アプリ。1時間ごとの風速がわかる天気予報、雨雲の様子を確認できる「雨雲レーダー」を備えている。キャンプ場名で検索できる「施設名検索」も便利な機能。■雨キャンプを快適に過ごす小技編④吊るしておけば道具を濡らしにくい!ランタンやライター、小型トーチなど使用頻度の高い小物はハンギングチェーンを使って吊り下げる。レインウエアや傘も場所を決めて吊り下げておけばほかの道具を濡らさずにすむ。⑤子どもが利用しやすい縦利用ハンギングチェーンをポールに沿って縦にのばし、地面側はペグダウン。こうしておけば、背の低い子どもの道具を引っかけておける。縦方向と横方向、空間を上手に利用しよう。⑥濡れて困るものはタオルとともにバケツへスマートフォンやデジカメ、ビデオカメラなどなるべく濡らしたくないものは折りたたみバケツが指定席。使用後に水分を拭き取れるようタオルも入れておこう。⑦地面に直置きするのはNG重い道具はボックスにまとめてベンチやコットの上で保管する。人気の木製3段ラックも便利だが、地面との接地面積が小さい方が後片付けは楽だ。⑧Sカンやカラビナが大活躍小物を吊すときに活躍するのがSカンやカラビナだ。自在に曲がり、適度に強度がある針金はハンガーがわりにレインウエアを吊すときに使える優れものだ。⑨厚手布と棒、ペグで小物置き場を自作コンパクトカーユーザーなど、ラックやベンチといった大型ファニチャーを増やしたくない場合は、厚手の布とペグ、木の棒などで簡易小物置き場を自作してもいい。これならくるっと丸められるし軽量・コンパクト。⑩テント入り口に小さなチェアを配置テントとタープを接続。さらにテント入り口に小さなチェアかベンチを置いておこう。こうすることで面倒なレインウエアや長靴の脱ぎ着が落ち着いてできる。⑪フライとインナーの空間を確認フライシートとインナーテントの間に空気の層があることは、快適に眠るための必要条件だ。張り綱をピンと張って、風によって空気の層がつぶれないように調整しよう。⑫グラウンドシートや防水シートはたたみ込むインナーテントの下に敷くグラウンドシートがはみ出るとテントとシートの隙間に雨がたまる。大きなグラウンドシートは折りたたみ、テントからはみ出ないよう調整しよう。専用設計のシートもズレていないか確認しておこう。TEXT/牛島義之ILLUST/岡本倫幸出典/ガルヴィ2020年6月号2023年6月更新 PHOTO/中里慎一郎TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2019年6月号【あわせて読みたい】「最強の悪天候対策」上級キャンパーはみんなやってるタープの設営テクニックを紹介!「かっこよすぎる」キャンプガチ勢が利便性を徹底追及した究極のギアセットとは!?「天才すぎる」ギア研究家が厳選したアウトドアの7つ道具が優秀すぎた…!
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オススメ! 予約できるキャンプ場
- 予約OK高原Foresters Village Kobitto あさぎりキャンプフィールド
- Foresters Village Kobitto あさぎりキャンプフィールド
富士山の麓でバリエーション豊富なお手軽キャンプを楽しめる
朝霧高原のさわやかな風と豊富な樹種に恵まれた森の中にあり、静かにキャンプを楽しみたい人におすすめ。1日45組限定で、1区画のみの予約制となっている。ゆったりとしたテントサイトの設計となり、隣同士でも気兼ねなく利用できる、程よい距離感が絶妙。また、ドッグフリー・ドッグランサイト、すも~るサイトにソロサイトなど、バリエーションが豊富。それらすべてAC電源付き。オートキャンプサイト内はリードの着用をすればペットの同伴が可能。ドッグフリー・ドッグランサイトではリードなしでもOKだが、ゲストハウスやサニタリーなどのパブリックエリアと常設テント内には入れないので注意が必要。大人数での予約はできず、定員は最大5名までなので予約の際は要注意。レンタル品も豊富にあり基本的には予約制だが空きがあれば当日でもレンタル可能。- ぷらっとキャンプ
- 予約OK湖畔夢見る河口湖コテージ戸沢センター
- 夢見る河口湖コテージ戸沢センター
富士山と河口湖、絶景のコテージとキャンプ場
富士山を仰ぎ見る河口湖北岸に位置するキャンプ場。後ろに戸沢山の森、元島津公爵別荘地がある。うれしいのは、サイトと富士山のあいだに河口湖以外さえぎるものがないこと。コテージは7タイプ、全13棟あり、すべて炊事用具、寝具、バス・トイレ付き。家族やグループでの利用に最適だ。ほとんどの棟から富士山と河口湖の絶景を楽しめる。湖岸道路沿いの山側に管理棟とコテージがある。道1本はさんで河口湖畔におりると、オートキャンプエリアがある。区画の広さは10×10m程。サイトによっては湖に沿って長さ20m強程の変則長方形や台形などさまざま。テントサイトでは直火で焚き火が楽しめる。地質は固い土なので太い金属製のペグを持参しよう。場内には炊事棟やトイレ、コインシャワーが設置されており、設備重視派には物足りないが、ワイルド派にはぴったりだ。- ぷらっとキャンプ
- 予約OK湖畔羽鳥湖畔オートキャンプ場
- 羽鳥湖畔オートキャンプ場
レンタサイクルで湖畔を駆けぬけよう湖と山を望む絶景キャンプ場
キャンプ場は羽鳥湖の湖畔にあり、背後に布引山を望む絶景のロケーション。一部エリアはレイクビューとなっている。オートサイトは、段差や小さな木々で区画されており、ほどよくプライベート感がある。コテージには、風呂や寝具、冷蔵庫、電子レンジ、調理器具など、設備が充実しているので、別荘感覚でリラックスして過ごすことができるのがうれしい。サニタリー棟は全3棟あり、うち1棟にはシャワーやランドリーを完備。炊事場はすべて給湯設備付、トイレはウォシュレット付便座。管理棟はホテルのフロントのような内装で、売店では薪・炭・網などのBBQに必要なアイテムや、着火剤・虫除けスプレーなどが揃う。HPではドローンで空から撮影したキャンプ場や、各施設を詳細に紹介した動画が掲載されているので、ぜひチェックしてみよう。- ぷらっとキャンプ
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