冬キャンの記事一覧(88件)
- 「どれを選べば正解?」冬キャンプに備えるためのテント選びをアウトドアの有識者が解説!
- 「どれを選べば正解?」冬キャンプに備えるためのテント選びをアウトドアの有識者が解説!
- 冬キャンプの要となるギアをどう選んだらいいのかわからないという人たちのために、アウトドアライフストア「WILD-1」の名物スタッフさんにアドバイスを頂いた。今回はテント選びのポイントについて。雄鹿裕樹さん2年前よりデックス東京ビーチ店のキャンプ担当となり、お客さまにあった道具選びを手助け。自衛官の父親の影響で幼少期からアウトドア遊びに精通している。■断熱性が高いのはT/C&コットンコットンやT/C製テントは通気性に優れて涼しいイメージだが、「断熱性にも優れていて保温性もいいんです。結露もしにくいですしね」と雄鹿さん。テントに使われているコットンやT/Cは水分を含むと繊維が膨張して目が詰まるのはご存じのとおり。そして化繊のような水滴は見えづらいが、冬は外部との温度差により結露はしている。この水分を繊維が含み生地の目が密になる。それに加えてテントに使われているコットンやT/Cは化繊よりも大分厚く、テント内のあたたまった空気を閉じ込めやすいのだ。■T/C製で2ルーム的な使い方ができると最強「やはり冬キャンプでは保温性にすぐれたテントを選びたいですよね。素材でいえばコットンやT/Cですが、スタイルは2ルームでしょうか。大型なので設営や撤収に時間がかかりますが、リビングと一体型なのはやっぱり便利です」(雄鹿さん)厚手のコットンやT/C製テントは化繊よりも断熱性がある。リビングと一体化した2ルームであれば隙間風が入りにくく最強だ。ドームテントやワンポールでも大型ならリビング兼用のワンルームにできるが、リビングをとれないなら別途スクリーンテントなど全閉できるリビングが欲しいところ。テントとリビングスペースを接続させる際は隙間風が入らないよう工夫しよう。最後にテントを張るときに覚えておきたいTipsも紹介しておこう。■スカートは冬キャンプのマスト機能冷たい風や空気がテント内に侵入するのを防ぐのがテントの裾に付いたひらひらのスカート。できるだけ冬はスカート付きを選んで。スカートのないものはカンガルースタイルなどひと工夫で寒さに備えよう。■凍った大地に備えて頑丈なペグを忘れずに晴れていても気温が低いと地面がガチガチに凍っている場合がある。テント付属のプラスチックペグや細いアルミペグでは太刀打ちできないので、スチールペグなど頑丈なペグとハンマーを忘れずに。とくにワンポールテントなど非自立の大型タイプは必携だ。WILD-1デックス東京ビーチ店東京都港区台場1丁目6-1デックス東京ビーチ・アイランドモール5階℡.03-3599-5311https://www.wild1.co.jp/shop/dc_tokyo_bc/都心にありながら大型テントを数張り常設する広さが自慢。スタッフの知識が豊富でギアやフィールド選びの参考になる。店舗限定アイテムを探すのも楽しみだ。PHOTO/逢坂 聡TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2022年12月号
- テクニック、ハウツー、冬キャン、防寒
- キャンプは冬が楽しい!“AC電源”の注意点とは?
- キャンプは冬が楽しい!“AC電源”の注意点とは?
- 近頃は「冬こそキャンプのオンシーズン」と語る人も増えている。夏キャンプのつもりで無防備に出かけるとひどい目に遭うが、ちゃんと寒さ対策を講じれば、魅力的なキャンプになるだろう。 とくにAC電源付きのサイトであればグッと快適になる。では、どんなことに気をつければいいか見ておこう。使用可能な電力を確認して!1サイトあたりで使える電気容量に上限を設けていることが多く、その目安は1000W。ホットカーペットや電気ケトル、ホットプレートあたりは製品によって消費電力が1000Wを超えるものがあり、せっかく持っていってもブレーカーが落ちて使えない場合もある。キャンプ場を予約する際に電源容量を確認し、上限に達しないものを用意しよう。また、忘れがちだがAC電源ポストにはコードが付属していないので、自分で延長コードを用意。雨に備えて防雨型を手にしたいが、差し込み口が大きく、うまく収まらないことも。キャンプ場でレンタルすることも視野に入れよう。スイッチを入れるのを忘れずにAC電源ポストのフタを開けたら、スイッチを「入」に切り替えて手持ちの延長コードを差し、テントに引き込む。これでテント内で家電の利用が可能になる。区画内のコンセントを確認自分のキャンプサイトの中にあるAC電源ポストを使う。隣り合っているAC電源ポストと間違えて、違うサイトのものを使わないよう注意。防雨タイプの延長コードを用意しよう屋内用の延長コードは被膜が薄く、地面にこすれて破損すると危険。漏電や破断のおそれがあるので屋外用で防雨タイプを用意。コードの長さは5m以上あると安心。サイト予約時にレンタルを手配してもいい。ヒーターをタイマーで使うならファスナーが凍らないように電気ヒーターを使うと外との温度差が大きく、結露がひどい。水分がファスナーにたまると朝方凍りついて開けづらくなることもあるので、ロウを塗るなどして対策を。PHOTO/逢坂 聡TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2021年12月号
- テクニック、ハウツー、マナー・ルール、冬キャン、防寒
- 【冬キャンプを暖かく】気軽に使える電化製品はコレ!
- 【冬キャンプを暖かく】気軽に使える電化製品はコレ!
- 初めての冬キャンプで失敗しがちなのは、やはり防寒。「寒くてジッとしていられない!」「体が冷えて寝られない……」なんてことがないように、防寒テクニックを紹介しよう!今回は電化製品について。防水電源コードを忘れずにAC電源サイトを利用する場合は、テントまで電気を運ぶための電源コードを必ず持参すること。キャンプ場にもよるが、長さは10mあればOK。雨が降ることも考えて、防水仕様のものを用意しよう。ホットカーペットで寒さ対策AC電源を活用した暖房利用はホットカーペットが代表的。使用する際はテントマットを敷いて地面からの冷気を遮断。そしてホットカーペット、ホットカーペットカバー、スリーピングマットを敷けば暖かく寝られる。大容量バッテリーなら電気毛布でAC電源のないキャンプ場でも電気製品を使いたいという人には、大容量バッテリーがおすすめ。ただしAC電源と違って、500W前後の電気製品しか使えないので、暖房は消費電力の小さい電気毛布がいいだろう。リビングでも寝室でもポカポカLOGOS ヒートユニット・アンダーシュラフマット最近は、スマホなどを充電するための別売りモバイルバッテリーを電源とした暖房器具も増えてきた。敷物やブランケットとして、どこでも暖まることができるので、快適な冬キャンプが楽しめる。キャンプに便利なオシャレこたつキャンプにも持って行ける電気こたつが注目されている。「EQUALS 古材風アイアンこたつ Brook」はハイ、ロー、スクエアの3タイプがあり、別売りのこたつ布団「アウトドアこたつブランケット」があれば暖房効率もアップする。蓄電式の電気アンカが便利!ロゴス 野電あったかパッドスイッチひとつですぐに暖まる電気アンカ。湯たんぽに比べて手間がかからないので便利だ。この「野電あったかパッド」を就寝前シュラフに入れておけば、内部が暖かくなっているので快適に寝られる。TEXT/牛島義之ILLUST/岡本倫幸出典/ガルヴィ2020年12月号
- 電源、テクニック、ハウツー、冬キャン、防寒
- 【冬キャンプを安全で快適に】ポータブル電源はこう使う!
- 【冬キャンプを安全で快適に】ポータブル電源はこう使う!
- 近頃は「冬こそキャンプのオンシーズン」と語る人も増えている。夏キャンプのつもりで無防備に出かけるとひどい目に遭うが、ちゃんと寒さ対策を講じれば、魅力的なキャンプになるだろう。今回は冬キャンプでのポータブル電源活用法を紹介。キャンプに便利なのは正弦波・500Wh程度のポータブル電源家電をほぼすべてカバーする「正弦波」を選択。容量は大きいほど重く、持ち運びづらくなるので1泊なら500Wh、2~3日なら1000Wh程度を目安にしよう。ポータブル電源があれば電気毛布を使える500Whの場合、電気毛布が使えるのは6~10時間。明け方に電気が切れるおそれがあるので最初の冷え解消に使おう。寝袋の内側に電気毛布を入れると中綿が効率よくあたたまる。大容量モデルなら一晩中電気毛布をつけておくことだって可能だ。ただ、万が一に備えて電気毛布だけに頼らない装備はしておきたい。電熱ベストで背中の冷えを忘れよう小型のバッテリーを装着する電熱ベストは、重ね着をしなくてもじんわり背中をあたためる。連泊ではバッテリー切れが不安だが、ポータブル電源でこまめに充電できるので安心だ。ベストのほかにインソールやパンツもある。もっともポータブル電源があれば絶対大丈夫というわけではない。ポータブル電源は寒さに弱い。冷え切った地面に置きっぱなしにしたり、雪に触れるような場所での使用は避け、できるだけ寒さを感じない場所に設置しよう。他にもポータブル電源の注意点を挙げておこう。使わないときは緩衝材入りの箱で保管ポータブル電源を使わない日中は、たっぷり緩衝材が入った購入時の箱に入れ、冷たい空気をシャットアウトしてテントの中に入れておこう。緩衝材入りの箱を捨ててしまった場合は、使っていないときに限り毛布などに包んで保管しておきたい。本体とACアダプターを布で覆ってはダメポータブル電源は充電中も給電中も本体があたたかくなる。通風孔をふさぐのは危険なので、ブランケットなどの布でくるんだりするのはダメ。狭い場所に押し込むのもやめて。ポータブル電源の周囲は5cm以上の空間をあけて、必要以上に熱がたまらないようにしておこう。湿気の多い場所、ストーブや暖炉のそばはダメポータブル電源は、雨はもちろん湿気の多い場所は苦手。テント内の台に載せて保管しよう。冷たい場所に設置すると減りが早いから……とストーブや暖炉のそば、電気毛布やホットカーペットの上など高温になりやすいところに置くのも避けて、安全に暖かくキャンプを楽しもう。PHOTO/逢坂 聡TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2021年12月号
- テクニック、ハウツー、冬キャン、防寒
- 【防寒対策】これさえ準備すれば冬キャンプは完璧!テント・シュラフ編
- 【防寒対策】これさえ準備すれば冬キャンプは完璧!テント・シュラフ編
- 初めての冬キャンプで失敗しがちなのは、やはり防寒。「寒くてジッとしていられない!」「体が冷えて寝られない……」なんてことがないように、防寒テクニックを紹介しよう!今回はテントとシュラフについて。①夏用テントは寒すぎるのでNG通気性を第一に考えて作られている夏用のテントは、インナーテントがフルメッシュのものも多い。この仕様で冬にキャンプをしては、冷気がテントに入り込んでしまい寒くて寝られない。夏用テントしか持っていないという人は、4シーズンテントの購入を考えたほうがいいだろう。②冬も楽しむなら4シーズンテント一年中キャンプを楽しむ人なら、テント購入のタイミングで4シーズンテントを検討してみよう。風や冷気の侵入を防ぐ「スカート」、テント内の結露を軽減する「ルーフフライ」などを装備しているモデルが多いので、冬でも快適にキャンプを楽しめるはずだ。もちろん“4シーズン”なので、夏でも快適に過ごせる機能も装備している。③2ルームテントで寝室を暖かくリビングと寝室がつながっている2ルームテントは、リビングで過ごしていたときの暖かい空気が寝室を暖めてくれるので、タープとテントを別々に設営したスタイルに比べれば、多少は暖かくなっているので寝やすくなる。ただし寝室を暖めようと、バーナーや燃焼式のランタンを使うのはNG。テント内は火気厳禁だということを忘れずに。④重要なのはテント内レイヤードテントのフロア全体にテントマットを敷いて、その上にスリーピングマットを敷く。そしてその上にシュラフを置けば、地面からの冷気を遮ることができる。これがテント内レイヤードの基本だ。テントマットは薄手のものでもかまわないが、フォーム材が入った厚手のものなら断熱性が高いので、地面からの冷気の侵入を押さえてくれるので安心。⑤段ボールを敷いて断熱効果アップ冬キャンプを続けるかどうかはわからないので、厚手のテントマットを新調するのは躊躇してしまう。そんな人は、テントマットの下に段ボールを敷いてみよう。段ボールには空気の層があるので断熱性が高く、地面からの冷気の侵入を軽減してくれる。ただしフロアが広い大型テントの場合、段ボールの量が多くなってしまい、荷物がかさばってしまうので注意しよう。⑥厚手マットで地面の冷気を防ぐコールマン キャンパーインフレーターマット ハイピーク/ダブル最近多くのメーカーから登場している、厚さ10cm前後の分厚いインフレーターマットが注目されている。エアベッドのように朝起きたら空気が抜けていたということもなく、ポンプで空気を注入する必要がないので手軽だ。シングルサイズだけでなく、ダブルサイズも市販されているので、子ども連れのファミリーは、ダブルのほうが使いやすいかもしれない。⑦4シーズンのマミー型で安眠を冬の快眠の秘訣は寒さから体を守ること。ホットカーペットなどで暖を取るのもいいけれど、停電なども考えて冬用シュラフを使うことが基本だと考えよう。マミー型がコンパクトで保温性も高いのでおすすめだ。⑧寒い夜は湯たんぽも効果的寒いときにはシュラフの中に湯たんぽを入れて眠るのも効果的。プラスチック製やゴム製、金属製などさまざまな種類がある。ただし湯たんぽは、低温やけどの恐れがあるので、カバーやタオルなどで包んで使おう。⑨インナーダウンを着て寝るのも◎持ってきたシュラフの保温性が心配だという人は、インナーダウンやフリースなどのミドルウエアを着たまま寝るのもおすすめ。とくに肩口の冷えが気になる封筒型は、この方法なら冷える心配はない。⑩シュラフに毛布を入れて保温をウエアを着込んで寝るのは窮屈でちょっと……という人は、家から毛布を持参して、シュラフ内に入れれば暖かく過ごせる。毛布が大きめの場合はシュラフにかけたり、くるんだりしてもOKだ。ただし、ファミリーキャンプなど人数が多い場合は、かなりかさばってしまうので、ほかの荷物を減らすなどの工夫が必要になる。⑪インナーシュラフの追加で冬用にハイランダー シュラフinダウンシュラフ 1503シーズンシュラフを持っているけれど、4シーズンシュラフを買うのは予算的に難しい。そんな人は、シュラフの中に入れて使用する「インナーシュラフ」を用意するといいだろう。今あるシュラフを活用できるし、4シーズンシュラフを買うよりリーズナブルだ。単体で夏用シュラフとして使用できるモデルもある。⑫封筒型はタオル&帽子で暖かく封筒型のシュラフは肩口が大きく開いているので、首や肩から体を冷やしてしまうことがある。そんなときはタオルを縦長に折りたたみ、肩に巻いて寝ると肩口から体温が逃げにくくなる。また、封筒型にはフードがないので、頭から体温が逃げないよう、ニット帽など保温性の高い帽子をかぶって寝るのもおすすめだ。⑬レイヤーシュラフで一年中快適に快適温度域の異なる複数のシュラフを組み合わせることで、オールシーズン快適に寝られる「レイヤーシュラフ」が注目されている。これなら夏用、冬用と季節ごとにいくつもシュラフを買う必要がないし、外気温に合わせた組み合わせにすることで、簡単に温度調整ができるので便利だ。一年中キャンプをする人にはおすすめ。TEXT/牛島義之ILLUST/岡本倫幸出典/ガルヴィ2020年12月号
- テクニック、ハウツー、冬キャン、防寒
- 【必見】冬キャンプでの“焚き火の活用法”3選
- 【必見】冬キャンプでの“焚き火の活用法”3選
- 近頃は「冬こそキャンプのオンシーズン」と語る人も増えている。夏キャンプのつもりで無防備に出かけるとひどい目に遭うが、ちゃんと寒さ対策を講じれば、魅力的なキャンプになるだろう。今回は冬キャンプでの焚き火の活用法を見ていこう。風防で炎のぬくもりを無駄にしない頬をなでるわずかな風でも寒さがこたえる。顔あたりまでカバーする焚き火用風防は、風が焚き火にも人にも直接あたりづらく、熱が逃げにくいのでぬくもりをとことん利用できる。ロゴス TAKIBI de JINMAKU-BA(1万890円)耐熱温度500℃のファイバーグラス生地両面にシリコンコーティングを施した焚き火用風防。幕の高さが90cmで、ローチェアに座ると頭まですっぽり。コンパクト収納なのもいい。煮炊きしつつ暖を取る焚き火のパワフルな熱を生かさない手はない。がっしりゴトク付きの焚き火台を用意し、ゴロゴロの肉や野菜を火にかける。ぬくもりながら見守るだけで焚き火料理が完成だ。ロゴス LOGOS グレートたき火グリル(5万3900円)大型ゴトクと分厚い鉄網付きで大鍋からシェラカップまで対応するのが頼もしい。薪ストーブみたいにじんわり広がるぬくもりと炎を眺めながら焚き火料理を楽しもう。焚き火で何ができる?①バーナーの代わりに煮込み料理寒冷地用のガス缶は夏用よりも高額で、数十分煮込むような料理に使うのはためらってしまう。その点、焚き火ならあたたまりながらじっくり煮込めて一石二鳥なのだ。焚き火で何ができる?②酒肴をつまみながら手足をあたためるLOGOS グレートたき火グリルに鉄板を載せて、ちびちびつまむのが最高。酒が冷えたらシェラカップごと火にかけ、体の中と外からあたたまろう。焚き火で何ができる?③焚き火で常時湯を沸かしておく焚き火台にケトルをかけておけば、常に湯を確保できる。熱々の湯は飲み物に使えるほか、石けんでは落としきれない油汚れを流す、少し冷まして足湯にするなんてことにも使えて便利。お湯が出る&あたたかい炊事棟なら一番厳しいのが冷たい水を使う洗い物。給湯器付きの炊事棟だと冬キャンプがかなり楽。風よけが付いていればさらに極楽だ。水しか出ない炊事場なら、厚手のゴム手袋を用意しよう脂汚れは水で落ちにくく固まるとやっかいだ。汚れをふき取ってから炊事場へ行くと、水に触れる時間が少なくなるし炊事場自体が汚れず、みんなが気持ちよく利用できる。ペーパーで落としきれないベタつく油汚れは、熱めのお湯でさっぱり落とそう。洗ったあと放置すると凍ることがあるので、きれいに水気をふき取ることも忘れずに。PHOTO/逢坂 聡TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2021年12月号
- テクニック、ハウツー、スタイル、冬キャン、防寒
- 冬キャンプで失敗したくない!冬だからこそ楽しめる焚き火料理は?
- 冬キャンプで失敗したくない!冬だからこそ楽しめる焚き火料理は?
- 初めての冬キャンプで失敗しがちなのは、やはり防寒。「寒くてジッとしていられない!」「体が冷えて寝られない……」なんてことがないように、防寒テクニックを紹介しよう!今回は焚き火と料理について紹介していく。■火おこしの基本を押さえようまず、市販の着火剤の上に焚き付けとなる小枝や細く割った薪を置いて着火する。そして焚き付けに火が移って安定したら、火を消さないように薪をくべていく。この手順を知っておけば、火おこしに苦労してなかなか暖が取れないなんてこともなくなるはずだ。■焼きマシュマロをしながら暖を取る暖を取るために焚き火をおこしたら、ぜひ焼きマシュマロを楽しんでみよう。焦がさず焼くにはちょっとしたコツが必要なので、夢中になっているうちにすっかり体も温まるはず。焼いたマシュマロをビスケットに挟んだり、ココアに浮かべてもおいしい。■寝起きでも簡単に着火できるワザユニフレーム チャコスタⅡラージ早起きした朝は寒くてすぐにでも焚き火を始めたくなる。でも寝起きでの火おこしは少し億劫なことも……。そんな時は、チャコールスターターを使って火をおこしてしまおう。木炭と同様、チャコールスターターに薪を入れ、着火剤に火を着ければ、あとは自然に火がおきる。ただし湿った薪では火をおこしにくいので注意しよう。■鍋なら冷めにくいし体も温まるイワタニ カセットフー タフまるJr.BBQは楽しいけれど、冬キャンプには不向き。お皿に置いたらすぐに肉が冷めて固くなってしまう。やはり冬キャンプのおすすめといったら鍋料理だ。アツアツの料理を食べれば体も温まる。そして食器が少なくすむので洗い物が減って片付けも簡単だ。■囲炉裏スタイルなら一石三鳥!細長いテーブルで焚き火台を囲んでくつろぐ、通称「囲炉裏スタイル」なら、リビングなのに焚き火を楽しみながら暖も取れて、調理もできる一石三鳥のスタイル。ゴトクを載せて焼き料理を楽しむもよし、ダッチオーブンを載せて煮込み料理を楽しむもよしだ。トライポッドで鍋を吊るせば、簡単に火力調節ができるのであると便利。■保温ボトルやマグを持っていこう寒い冬はせっかく入れたホットドリンクも、普通のカップに入れたままではすぐに冷めてしまう。そんなことがないように、長時間ドリンクを温かく保つ保温ボトルや保温マグを準備しておこう。■ケトルでいつでもホットドリンク暖を取るために一日中焚き火をおこしているのなら、その横にケトルを置いておこう。そうすればいつでも熱いお湯が沸いているので、すぐにホットドリンクを作ることができる。ただし、使用するケトルは焚き火用がおすすめ。プラスチックパーツが使われていないので溶ける心配はないし、注ぎ口にフタが付いているものが多いので灰が入る心配もない。■薪ストーブ料理に挑戦してみよう焚き火と同じように薪で火をおこして暖を取る「薪ストーブ」。焚き火のように揺れる大きな炎を見ることはできないけれど、焚き火と同様に暖かい。鍋やフライパンを載せれば調理も可能だ。炎や火の粉が上がらないぶん調理もしやすいし、灰が料理に入ってしまうこともないので、ぜひ薪ストーブで料理を作ってみよう。■お湯を沸かして油汚れを落とすユニフレーム フィールドキャリングシンクキャンプ場に給湯施設がないと、炊事棟でお湯を使うことができない。そんなときは、お湯を沸かして、そのお湯を使って洗い物をしてしまおう。少ない洗剤で油汚れも落とせるし、冷たいのをガマンする必要もない。直火にかけて洗い物用のお湯を作れるシンクもあるので、そんな便利グッズを活用するのもいいだろう。TEXT/牛島義之ILLUST/岡本倫幸出典/ガルヴィ2020年12月号
- テクニック、ハウツー、冬キャン、焚き火、調理ギア、防寒
- 【キャンプはやっぱり冬が楽しい】知らないともったいない快適に夜を過ごす方法!
- 【キャンプはやっぱり冬が楽しい】知らないともったいない快適に夜を過ごす方法!
- 近頃は「冬こそキャンプのオンシーズン」と語る人も増えている。夏キャンプのつもりで無防備に出かけるとひどい目に遭うが、ちゃんと寒さ対策を講じれば、魅力的なキャンプになるだろう。今回は冬キャンプで夜を過ごすためのポイントを紹介。大型リビングをもつ2ルームテント極寒の冬は外でずっと焚き火にあたるのも限界がある。テント内に引きこもる時間が長くなるので、家族みんなが過ごせるゆったりリビング付きの2ルームテントや、テント+シェルターの組み合わせだと寒い日も快適だ。ogawa ファシル(10万7800円)3~4人にちょうどいい2ルーム。2組のクロスポールを用いたシンメトリーな形は寒くても素早く設営できて強度も高い。スカートとルーフフライで寒さ、結露対策も万全。封筒型寝袋と重ねて保温力アップ!寝袋には「快適睡眠温度」が示されているが、寒さに対する感覚は十人十色。不安な人は寝袋を重ねて対応。ただし、キツキツになるとあたたかい空気の層をつぶして保温効果を得にくいので、ひとつは封筒型寝袋を使いたい。ベンチレーターを開放して結露低減インナーとフライの間の空気が断熱材の役割をもつが、呼吸や汗により生じる結露を完全に防ぐことはできない。ベンチレーターを開放することで湿気を排出し、結露を抑えよう。寝袋を濡らさないよう中央に寝ることも大切。コット+マットで地面の冷えなんて気にならないできるだけ地面と距離をとることが冷え対策のキモで、コットを使えばかなり楽になる。マットだけの場合は、エアマットとクローズドセルマットの二枚重ねなど工夫が必要。ogawa ハイ&ローコットワイド(2万1780円)脚の取り付け位置を変えるだけで高さ(42cm、25cm)が変わる優秀コット。ローコットならコンパクトなテントに入れても圧迫感を抑えられる。幅71cmでゆったり眠れるのもいい。寝室もリビングもマットを3枚以上重ねる寝室はもちろん、リビングも地面むき出しにするのではなくマットを重ねて湿気と冷えを遮断しよう。シートとマットを3枚以上重ね、できれば一番上に起毛素材のマットや肌触りのよいラグを敷くことで過ごしやすい環境となるので試してみてほしい。テント内シューズを用意マットを重ねておいても、人が座っていない場所はどうしても冷たく感じるものだ。中綿入りで底が厚手のテントシューズやダウンソックスを用意することで、テント内を歩くたびに感じるヒヤッがなくなり過ごしやすい。脱いだ靴は冷え切らないようケースにいれてテント内に保管することも忘れずに。PHOTO/逢坂 聡TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2021年12月号
- テクニック、ハウツー、冬キャン、防寒
- “冬キャンプ”をポカポカにして過ごす!失敗しない「防寒テク&ギア」5選
- “冬キャンプ”をポカポカにして過ごす!失敗しない「防寒テク&ギア」5選
- 初めての冬キャンプで失敗しがちなのは、やはり防寒。「寒くてジッとしていられない!」「体が冷えて寝られない……」なんてことがないように、防寒テクニックを紹介しよう!今回はリビングでの過ごし方について。チェアにはブランケットを敷くキャンプ用チェアの生地は薄いので、座っていると腰まわりやお尻が冷えてくる。そこであると便利なのがブランケット。背もたれから座面にかけて敷いておけば、保温性が上がって冷えを防いでくれる。クッションチェアでさらに暖かくキャプテンスタッグ CSクラシックス リラックスクッションチェア最近はより座り心地をよくするために、綿入りのクッションを使用したチェアが多く出まわっている。これなら冷たい空気も遮ってくれるので、腰まわりの冷えを軽減してくれる。また生地にコットン混紡素材を採用したモデルなら、焚き火の火の粉が触れても穴が開きにくいのでさらに便利だ。ランタンなどの燃料をチェックガス式のランタンやバーナーは、初心者でも使いやすくて便利な半面、気温が下がると火力が安定しない特徴がある。冬は寒冷地仕様のガスボンベを使うか、ガソリン式のモデルを使うようにしよう。タープワークで風を遮る工夫を気温が低いところに風を受けると、体感温度が下がって寒く感じる。そこで工夫したいのがタープの張り方だ。基本は風上側を低く張って、風がタープの上を通り抜けるようにすれば風を受けないので防寒になる。スクリーンで冷たい風を防ごうコールマン スクリーンメッシュウォール焚き火の風防の役目を果たしたり、サイトの目隠しに使えるスクリーンは、大型のモデルならサイトの風よけとしても使える。タープを低く張らないので、リビングの居住性はそのままに風がよけられて便利だ。座布団1枚でもけっこう暖かいピクニックシートやチェア、ベンチなどに座っていてお尻が冷たく感じるときは、折りたたみ式座布団を敷こう。クッションにフォーム材を採用しているものが多く、断熱性も高いのでこれが1枚あるだけでお尻はかなり温かく感じられる。家族全員分を準備してもかさばらずジャマにならないのもうれしい。テーブルとシュラフで簡易こたつ「ロゴス 丸洗いやわらかこたつ布団シュラフ」は、封筒型シュラフの中央部分が取り外せ、テーブルの上に広げてセッティングすれば、簡易こたつができあがるというもの。中に湯たんぽなどを入れれば暖かく過ごせるが、なくても風よけになるので暖かさを感じられる。もちろんシュラフとしても使用でき、フランネル素材を採用しているので、より暖かなキャンプを楽しむことができる。TEXT/牛島義之ILLUST/岡本倫幸出典/ガルヴィ2020年12月号
- テクニック、ハウツー、冬キャン、防寒
- 【失敗しない冬キャンプ】プロもやってるウエア選びのコツ
- 【失敗しない冬キャンプ】プロもやってるウエア選びのコツ
- 初めての冬キャンプで失敗しがちなのは、やはり防寒。「寒くてジッとしていられない!」「体が冷えて寝られない……」なんてことがないように、防寒テクニックを紹介しよう!今回はウエアについて。防寒の基本はウエアから基本はウエアで防寒することが大切。雨が降っていると焚き火をすることはできないし、停電などになってしまったらAC電源を使うこともできなくなる。そんな状況になることもあるので、防寒手段は薪や電気だけに頼るのではなく、ウエアが第一と考えて、暖かいウエアを準備して出かけよう。“首”の付く場所を冷やさない首・手首・足首の通称「三つの首」と呼ばれる部分は、皮下脂肪が少ない部分。冷やしてしまうと、そこを通る動脈が冷やされてしまうので、体温が奪われてしまう。そうならないように、首にはネックウオーマーやハイネックシャツ、手首にはハンドウオーマーやグローブ、足首にはアンクルウオーマーや厚手ソックスなどつけて、体を冷やさないようにしよう。動かないなら中綿入りジャケットをキャンプ場ではあまりアクティブに過ごさず、サイトで団らんを楽しむというキャンプスタイルなら、アウターには中綿が入った暖かい防寒ジャケットを着て、できるだけ体を冷やさないようにしよう。中綿入りのフードが付いていれば、頭からの放熱も防げるのでさらに暖かい。子どもにはスキーウエアを準備子どもに冬用のアウトドアウエアを購入しても、すぐに大きくなって着られなくなってしまうので、コストパフォーマンスが悪く、購入を躊躇してしまうことも。そこで、スキーを楽しむこともできるスキーウエアで兼用してみよう。最近のキッズ用スキーウエアはリーズナブルだし、成長に合わせてサイズ調整できるものも多いので長く着られる。思い切り遊ぶなら重ね着で温度調節スノーシューやクロカンスキーでのハイキングなど、アクティビティを楽しむ場合は、温度調節がしやすいように重ね着をするのが基本。吸汗速乾性のあるアンダーウエア、保温性の高いフリースやインナーダウンのようなミドルウエア、雨や風を遮るアウターウエアを重ねよう。ミドルウエアやアウターウエアは、フロントジップだと温度調節がしやすい。下半身のレイヤードも忘れずにジャケットやフリースなどを重ね着して、上半身ばかり温かく着込んでも、下半身がズボン1枚では体が冷えてしまう。下半身のレイヤードも忘れずに行おう。ズボンの下には保温性のあるアンダータイツ、ソックスは厚手のものをはくようにすれば、暖かさは格段にアップする。それでも寒さを感じる場合は、レインウエアのパンツをはけば保温性が上がる。ウインターシューズを用意しよう暖かいジャケットを着ていても、履いているものが薄手のシューズだと足が冷えて、体全体が冷えてしまうことも。そこで足元の冷えを防ぐためにウインターシューズを準備しておこう。ミドル~ハイカットで保温性が高いので、サイトで座っていても足が冷えることがない。ファッション性の高いデザインなら、タウンユースでも使えるので持っていて損はないだろう。寒い場所ではオーバーパンツも気温が低いキャンプ場で過ごす場合は、アンダータイツだけでは寒さをしのげない場合もある。出かけるキャンプ場の最低気温をチェックして、気温が低くなるようなら、ズボンの上からはく綿入りのオーバーパンツを準備しておこう。ゆったりしたズボンの下にダウンパンツをはくのも暖かく過ごせるコツだ。TEXT/牛島義之ILLUST/岡本倫幸出典/ガルヴィ2020年12月号
- テクニック、ハウツー、冬キャン、防寒
- 「意外と知らない」“冬キャンプ”をあたたかく快適に過ごすコツ5選
- 「意外と知らない」“冬キャンプ”をあたたかく快適に過ごすコツ5選
- 近頃は「冬こそキャンプのオンシーズン」と語る人も増えている。夏キャンプのつもりで無防備に出かけるとひどい目に遭うが、ちゃんと寒さ対策を講じれば、魅力的なキャンプになるだろう。今回はそんな冬キャンプを快適に過ごす工夫を紹介。電気なしでも工夫次第で快適になるテントとタープの中では火器使用が禁止されている。夏キャンプと同じ装備では寒さに対してノーガード。寒さに備える装備と工夫を知り、思い出深い冬キャンプにしよう。チェアにカバーやブランケットをかける 腰や背中が冷えるので起毛素材のチェアカバーをかけて保温性を高めよう。チェアカバーがない場合はブランケットを敷くことで同様の効果を得られる。大きめブランケットなら足首あたりの冷えにも対応する。ロゴス Tradcanvas 難燃BRICK・キングあぐらチェア(6930円)あぐらをくんでくつろげるゆったりサイズのローチェアで、簡易こたつと相性抜群。燃えにくい素材を採用しており、焚き火まわりで使えるのもうれしい。収束式で組み立てが楽なのも◎こたつ布団になるシュラフでぬっくぬく ローテーブルに封筒型寝袋をかけて簡易こたつに。熱源がなくても、寝袋がテーブルの下に入り込む冷たい空気を遮断するので思いのほかあたたかい。マットを重ねて地面の冷えを感じにくくすることでより効果が高まる。ロゴス こたつ布団シュラフ12060(9790円)封筒型寝袋だが、広げて中央生地を外せば、こたつ布団に変身。天板を利用できるようになり、飲み物を載せても安定するのがいい。はずした部分は座布団として使用可能。ロゴス Tracksleeper テーブル12060(9130円)こたつ布団シュラフをかけるのにマッチする120サイズ。ローにするとあぐらチェアにちょうどいい高さで、さらにこたつ布団シュラフが床まで届くなどいいことずくめ。湯たんぽは洗面にも使えて便利こたつの中に置いて足先を載せる、お腹に抱えるなど好きな場所をあたためよう。ひと晩たつとぬるくなるが、ぬるま湯は洗面や食器洗い利用できるので言うことなし。熱々のお湯をポットに常備いちいちお湯を沸かすためにテントの外に出るのは大変だ。熱々のお湯を大量に沸かし、保温ポットに入れて常備しておこう。写真右は炭酸飲料対応のグロウラーで保温もできる。テントのスカートを活用ストーブもエアコンもない極寒のキャンプ場に滞在するには、冷たい風を遮断するスカート付きテントがマスト。冷たい風がテント内に吹き込みにくい。ただし、気密性が高くなるので適度な換気は不可欠だ。PHOTO/逢坂 聡TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2021年12月号
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- 【失敗しない冬キャンプ】知らないと損するキャンプ場選びのコツ
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- 初めての冬キャンプで失敗しがちなのは、やはり防寒。「寒くてジッとしていられない!」「体が冷えて寝られない……」なんてことがないように、防寒テクニックを紹介しよう!今回はキャンプ場選びについて。標高の低いキャンプ場を選ぼうなるべく寒さが厳しくない場所を選んで楽しみたい。そこで考えたいのが標高だ。標高が100m上がるごとに気温は0.6℃下がるので、標高が1000m上がれば気温は6℃も下がってしまう。そう考えると、標高が高い山間部のキャンプ場は避けて、なるべく標高が低い海に近いキャンプ場を選ぶようにしよう。選ぶならお風呂のあるキャンプ場冬のキャンプ場にあるとうれしい施設がお風呂だ。シャワーだと体の芯まで温まるのは難しいが、湯船に浸かることができれば体はポカポカ。体が冷える前にシュラフに入ってしまえば、気持ちよく眠ることができる。場内にお風呂がなくても、近くに日帰り温泉施設があればぜひ活用したい。AC電源の有無を確認しようホットカーペットのような電気製品で暖を取りたいと思ったら、キャンプ場にAC電源サイトがあるかどうかを確認しておこう。その際、電源のアンペア数も確認しておけば、何Wの暖房器具が使えるかも把握できる。一般的な電源サイトは10Aが多いので、使用できる電気製品は1000Wまで。そういったことを考慮して電気製品を準備しておこう。お湯が使える炊事棟かをチェック炊事棟でお湯が使えるキャンプ場なら、食事のあとの洗い物では手が冷たくならないので、あると便利。汚れも簡単に落とすことができるので、洗い物を手早く終えることも可能だ。とくに油汚れは冷たい水だとキレイに落とすことが難しい。自ずと洗剤量も増えてしまい、環境への配慮もしづらくなってしまう。日当たりのいいサイトを選ぼう日の当たらない木陰のサイトは、日なたに比べるとけっこう寒い。そこで、木々の少ない開けた場所にあるキャンプ場や、木陰などの日陰が少ないサイトを選ぶようにしよう。晴れていれば、それだけでも日中は日差しでポカポカと暖かくなるはずだ。さらに日の出とともに日が差すサイトなら、朝の冷えも和らいでなおいい。ウインタースポーツで暖まろうキャンプ中級者は、スノーシューやクロカンスキーなどが楽しめるキャンプ場で体を動かして温まってみよう。体を動かせば内側から温まることができる。ただし、汗をかいてシャツが濡れたたままでは、体を冷やしてしまうので、速乾素材のシャツを着るか、濡れたシャツはすぐに着替えるようにしよう。TEXT/牛島義之ILLUST/岡本倫幸出典/ガルヴィ2020年12月号
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オススメ! 予約できるキャンプ場
- 予約OK林間イレブンオートキャンプパーク
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芝生がきれいなフィールド
雑木林に囲まれ、緑の芝生に覆われたキャンプ場は、豊かな自然環境と充実した設備を誇る。敷地5万㎡に広がる120区画ものサイトは、1区画が120㎡。うちAC電源付きサイトは67区画。いずれのサイトにも木が配置されており、木陰やプライベート空間を確保できる。ワイルド派志向の人には、直火可能な野外炉を設置したサイトがおすすめ。ピクニック広場や多目的広場、キャンプファイヤーサークルも広くとられ、開放感がある。サニタリー棟には炊事場、水洗トイレ、温水シャワー、ランドリーなどが設置されて快適な環境。- ぷらっとキャンプ
- 予約OK林間sotosotodays CAMPGROUNDS南足柄
- sotosotodays CAMPGROUNDS南足柄
自然がいっぱいの場所にあり山・川・滝の3つの景色が自慢のキャンプ場
大井松田ICより30分。神奈川県南足柄市、夕日の滝近くにあるキャンプ場で、キャビンサイトとテントサイトの2つを備えている。キャビンは5名まで宿泊ができ、全9棟のうち1棟はペットも一緒に泊まることができる。キャビン利用者はガスバーベキューグリルやスクリーンシェード、焚き火台やハンモック、調理道具など、キャンプに必要な道具がセットになり、飲み物と食材を持参すればOK。冬季はホットカーペットが借りられる。テントサイトは全6区画。キャンプメーカー協賛の展示会などか不定期に開催される。シャワーは清潔に保たれ、無料で利用可能。洗い場はお湯が使え、トイレは温水洗浄便座なので寒い冬でも安心だ。サイトは日陰が少ないので、タープなど日が避けられるものを忘れずに。場内には、クライミングウォールやピザ窯が設置されている。- ぷらっとキャンプ
- 予約OK川岸新くるみランド
- 新くるみランド
アクティビティが充実!! 飛騨高山の自然を最大限に楽しむ
岐阜県飛騨高山の山に囲まれた、自然の豊かなキャンプ場。標高1000mの場所に位置し、空の雄大さを近くで感じることができる。昼間の青空はもちろんのこと、夜空も見ごたえがある。ソロからカップル、友人同士、ファミリーまでと様々な方が楽しめる設備が整っている。滞在はテント、キャンピングカーで寝泊まりするもよし、バンガローもあるため初心者でも安心。貸切可能なお風呂や、水風呂にベッドチェアを完備したサウナ棟もあり、場外に出なくてもお風呂やサウナが楽しめる。BBQハウスもあるため、お昼はみんなでBBQなんてことも可能。電気自動車の充電施設(6kw)もある。- ぷらっとキャンプ
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