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テクニックの記事一覧(571件)

サウナキャンプで「絶対に注意すること」とは?知らないと命にかかわることも…!?
サウナキャンプで「絶対に注意すること」とは?知らないと命にかかわることも…!?
2022年のキャンプシーンで、大きなトレンドとなったテントサウナ。では、楽しむ上でどんなことに注意すればよいのだろうか。日本における第一人者であるSauna Camp.の大西 洋さんに話を聞いた!Sauna Camp. 大西 洋さんサウナキャンプの文化を日本に広めているSauna Camp.代表。テントサウナ「NORZH」代理店を務め、イベントプロデュースも多数。アウトドアで「ととのう」すばらしさを伝えるべく、誰もがテントサウナを、安全かつ気軽に、さまざまな場所で楽しめる未来を目指して、日々活動している。サウナキャンプで注意すること。サウナキャンプの現状について大西さんはこう語る。「認知度が向上するにつれて、楽しめるフィールドが増えてきたり、キャンプ場でも好奇な目で見られなくなったのはうれしく感じています。以前はおかしな人々という目で見られることもよくありましたが、今は『TVで見たことある!』と好意的な声が増えてきました」とはいえ、人気が出て、ユーザーが増えることによって、トラブルも増えている。次なるステージは、「安全とマナーについて啓蒙」と大西さんも声を強める。「テントサウナは、キャンパー目線で見ればレベルの高い遊びかもしれません。しっかりとアウトドアに関する知識をもってのぞまないと、火傷や火災、一酸化炭素中毒といった重大事故にもつながりかねません」では、具体的にどんなことに注意すればいいだろうか。知らないと命にかかわることもある季節は問わないサウナキャンプだが、気象条件などのコンディション確認は最重要項目。せっかくの楽しいサウナが、悲しい事故になっては元も子もないからだ。「多少の雨なら問題ありませんが、風の強い日は危険なためNG。天気予報で、風速5m以上の予報が出ている場合は行わないほうがいいと思います」と大西さん。雪中サウナはおすすめだが、とはいえ、大雪など荒天の日も避ける。そもそもキャンプ自体も中止したほうがいい。「また、酒を飲んだあとや、日が暮れたあとに川や湖へ入るのは絶対にNGです。水難事故を引き起こします。子どもが一緒の場合は、絶対に目を離さないように」どんなキャンプ場でも楽しめる?サウナキャンプを行うためのキャンプ場の条件としては、テントサウナの設営、火器の使用、水遊びがOKで、テントサウナが禁じられていないキャンプ場が必須条件となる。まずは、キャンプ場に確認して、禁止されていないかを確認すること。キャンプ場内で禁止されていなくても、「テントサウナ区画」としてサイトが区分けされていることもある。こちらも必ずキャンプ場の受付時に確認してほしい。テントの設置場所としては、水風呂代わりとなる水辺までの導線ができるだけ近くて、スムーズであることが設営の重要ポイントとなる。また、テントやストーブなど、機材が多い。それらの出し入れをするために、クルマが設置場所に横付けできることも理想条件といえるだろう。安全かつ配慮のあるサウナキャンプをこのブームに乗じて、安全性に疑問があったり、不十分な性能のアイテムを「テントサウナ」と称して、安価に販売する例も目にするようになったと大西さんは話す。「マナーについても、静かに焚き火を楽しむ人や釣り人がいる真横で、大声を出しながら川や湖へ飛び込んだりする無配慮な人も増えてきました」裸に近い水着でうろうろしている人がいるという理由だけで、テントサウナが禁止になってしまったキャンプ場もある。「ユーザーがアウトドアの正しい知識を身につけ、製品や運用方法の『安全情報』に気軽にアクセスでき、マナーをみんなで啓蒙し合うような場を、業界として設けていく予定です」安全面とマナーに十分な注意を払いながら、サウナキャンプを楽しみたい。TEXT/大橋保之(カーネル)取材協力/Sauna Camp.出典/ガルヴィ2022年10月号
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絶対に気をつけたい!焚き火まわりでの4つの注意点
絶対に気をつけたい!焚き火まわりでの4つの注意点
 火の粉や煙、大きな炎に気をつけたいが、ほかにも注意したいことがたくさんある。そのなかでも、ついやってしまいがちなことを挙げてみたので、次回のキャンプの参考にしてほしい。また万が一に備えた保険も紹介するのでチェックしてみよう。1.つまずいて焚き火に転倒 焚き火は炎が明るくて、その周辺は真っ暗に見えてしまう。だから足元に薪の束などを置いておくと、見えずにつまずいて転ぶこともある。転んだ先に焚き火台があったら、大変なことになってしまう。とくに小さな子どもやお酒に酔った人は、注意力が足りないのでつまずきやすい。大惨事にならないためにも、焚き火の近くには小型のLEDランタンを置き、足元を明るくするようにしよう。ランタンなし焚き火の明かりだけなので足元は真っ暗。モノがあってもわからない。ランタンありランタンで足元が明るくなるので、モノがあれば気づくことができる。2.チューブタイプの着火剤追加は絶対NG なかなか薪に火が付かないからと、チューブタイプの着火剤を直接焚き火に追加すると、着火剤を伝って手元に火が来てヤケドをする恐れがある。それがウエアに引火したら大惨事だ。絶対に行わないこと。3.ガソリンを着火剤にするのは厳禁※周囲の安全を確認して行っています。絶対に真似をしないでください。 その昔、ホワイトガソリンを着火剤代わりにするといった“裏ワザ”が散見したが、ガソリンは少量でも火柱が大きく上がる。また撒く時に霧状になると爆発してとてもキケンだ。水では消火ができないので、大きな炎になると手が付けられない。大事故にもつながるので絶対に行わないようにしよう。紙コップに大さじ1杯のホワイトガソリンを入れ点火。少量でも大きな炎が上がる。4.万が一の焚き火トラブルに備えて短期保険を活用しよう 気をつけて焚き火をしていても、事故を起こしてしまうこともある。そんなときのために、キャンプ向きの短期保険に加入するというのもひとつの方法だ。スマホやネットで簡単に契約ができるので、出かける直前でもOK。焚き火の火の粉でキャンプ用品に穴をあけてしまっても補償してくれる。ほかのキャンパーのテントやタープに穴をあけてしまっても補償してくれるというのがありがたい。もちろん焚き火によるものばかりではなく、キャンプ中のケガなども補償してくれる。さまざまな保険があるので、内容を確認して検討してみよう。三井住友海上「1DAYレジャー保険」https://www.ms-ins.com/personal/travel/oneday/ケガや賠償責任など、キャンプ中のもしもに対応する。ドコモ、au、ソフトバンクのスマホから、24時間365日申し込むことができ、保険料は携帯電話料金と一緒に請求される。ハイキング・軽登山向けプランやレジャー全般プランもある。AIほけん「アウトドア保険」https://ai.hoken-docomo.jp/lp/outdoor/カジュアルな自然遊びから、本格的なアウトドアまで、自分にあったプランが選べる。プランは「ライトプラン」、「スタンダードプラン」、「プレミアムプラン」がある。チューリッヒ少額短期保険「ミニケアキャンプ保険」https://www.zurichssi.co.jp/camp/キャンプ中のケガやレンタル用品の破損、まわりのキャンパーにケガをさせてしまったなどを補償してくれる。保険料は、キャンプに行く日数によって細かく設定されている。PHOTO/佐藤弘樹TEXT/牛島義之出典/ガルヴィ2021年12月号
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大自然の水風呂でからだを“ととのえる“人気沸騰中のサウナキャンプには魅力がたくさん!
大自然の水風呂でからだを“ととのえる“人気沸騰中のサウナキャンプには魅力がたくさん!
2022年のキャンプシーンで、大きなトレンドとなったテントサウナ。その魅力とは、いったいどんなものなのか? 日本における第一人者であるSauna Camp.の大西 洋さんに話を聞いた!■Sauna Camp. 大西 洋さんサウナキャンプの文化を日本に広めているSauna Camp.代表。テントサウナ「NORZH」代理店を務め、イベントプロデュースも多数。アウトドアで「ととのう」すばらしさを伝えるべく、誰もがテントサウナを安全かつ気軽に、さまざまな場所で楽しめる未来を目指して日々活動している。■サウナキャンプの魅力水辺にテントとストーブを設置サウナの本場フィンランドと同じ体験が、サウナキャンプならできる、と大西さんは語る。「サウナキャンプなら、本場フィンランドと同じ体験ができることが大きいと思います。フィンランドでは、サウナから湖へ飛び込める場所がたくさんあります。日本でも少しずつ増えてきましたが、まだまだ数は多くありません。しかし、テントサウナがあれば、本場と同じ大自然の水風呂へ入ることができます」薪を準備して、ストーブに火を入れる1999年、フィンランドのsavotta社が、初めてテントサウナを一般向けに商品化したのが、サウナキャンプの起源といわれている。日本では、2009年に初めてテントサウナが行われ、本格的に流行しはじめたのは2018年ごろからで、現在に至るという。「テントサウナは世界最小単位のプライベートサウナです。日本のサウナは、基本的には公衆浴場なので、他人との共存が不可避。しかし、プライベートサウナなら自分の好きなアロマで「ロウリュ」を楽しむことができるし、迷惑にならない範囲で仲間とおしゃべりすることもできます。また、男女一緒に楽しめるのも大きな魅力です」着替えて、サウナをスタート!なぜ、これほどサウナキャンプの人気が広がっているのだろうか? 大西さんの見解を聞いてみる。「サウナ、キャンプともに人気が高まっているので、ある意味では必然といえます。サウナとキャンプのどちらにも共通することは、自然を楽しむ行為であること。デジタルデバイスに一日中触れている現代人は、どこか自然とのふれあいを求めているのだと思います。サウナは、〝自然と一体化する装置〟ともいわれているので」もくもくの中、汗がじっとり薪に火を入れて体をあたため、冷たい湖でクールダウンする。森の風に吹かれていると、何も考えられない穏やかな気持ちよさがやってきて、自分と世界の境目が曖昧になるような、独特のリラックス感覚があるという。キャンプならではの天然の水風呂「生まれ変わったようなスッキリ感は、自然のなかのサウナの方が圧倒的に強いです」つまり、サウナが本来もつすばらしさを体感しやすいことが、人気の一因だと大西さんは語る。ととのった〜!さて、サウナキャンプが楽しめる季節だが、ビギナーにとっては春夏がベストシーズン。もちろん秋でも楽しめる。「個人的には冬に楽しむのが好きです。冬はキャンプ場に人が少なくて落ち着いていて、水風呂も冷えているし、空気が本場に近くて気持ちいいです。冬の湖畔でテントサウナをぜひ楽しんでみてください」と大西さん。つまり、オールシーズン楽しめるということ。しかし、エキスパートの大西さんのように、いきなり雪中サウナを楽しむのはハードルが高い。やはり、まずはこれからの秋シーズンに、一度チャレンジしてみてからのほうがいいだろう。サウナ自体にあまり慣れていない人は、まずは一般的なサウナ施設で試してからでも遅くない。TEXT/大橋保之(カーネル)取材協力/Sauna Camp.出典/ガルヴィ2022年10月号
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焚き火トラブルは回避出来る?3つの方法を試してみた
焚き火トラブルは回避出来る?3つの方法を試してみた
気分が盛り上がったり、ちょっと寒いなと思ったりしたときに、つい大きな炎で焚き火を楽しんでしまいがちだが、火の粉を飛散させてしまったり、手に負えないほどの炎になってしまう危険性がある。決して必要以上に大きな炎をおこさず、自分でコントロールできる範囲で焚き火を楽しむようにしたい。薪の組み方で炎の大きさは変わる?「井桁型」「合掌型」「並列型」3タイプの焚き火を比較してみた。その結果、「井桁型」はすぐに火が立ち上って大きくなった。「合掌型」は薪に着火するまでに時間がかかったが、つくと大きな炎が上がった。「並列型」は大きな炎が上がることなく、終始穏やかに燃え続けた。キャンプでの焚き火は「並列型」が安心だ。〈使用した焚き火台〉キャプテンスタッグ ラウンド ファイアベース(ブラック)1万3200円さまざまな薪の組み方ができるディスクタイプの焚き火台。スキレットなどが置けるゴトク付き。【問】キャプテンスタッグ3つの方法で大きな炎を消火してみた!「急に風が強くなってきた」「火が大きくなりそう」というときに、どんな方法で消火すればいいのか? 消火に適しているといわれる3つの方法で焚き火を消火し、消火しやすさや消火具合などを検証してみた。①バケツの砂で消火15ℓのバケツに8分目の砂を入れて消火に挑戦。持ち上げるとかなり重量感がある。投げかけるのは大変! 重い砂を投げるようにしてかけるのは難しく、上からかけるような形になってしまった。ボリュームのある砂が炎にのり、一瞬で消火完了。ただし、しばらくは煙が漏れ出ていた。〈結果〉重いので、上からかけるような感じになってしまった。しかし、まとまった砂が一気にかかって酸素が断たれ、思った以上にスマートに火が消えた。②バケツの水で消火15ℓのバケツに8分目の水を入れて消火。持ち上げた印象は、砂に比べると少し軽い感じ。意外と投げかけは簡単。砂のときより火から離れた位置で投げかけることができたので、恐怖感は少なかった。消火後は火がくすぶることなく見事に鎮火。ただし煙はモクモクで、焼け残りも散乱した。〈結果〉1杯の水だけで消火できるのかどうか不安だったが、しっかり消すことができた。ただ消火後に煙が出るので、周囲に迷惑をかけることになるかもしれない。③消火クロスで消火初期消火用のガラス繊維製の消火クロスでチャレンジ。サイズは100×100cm。広げて炎に近づいてクロスをかぶせなければならないので、3つのなかではいちばん怖い。密閉が消火の条件。酸素を断つために隙間なくかぶせる。クロスが燃えることはないが表面は多少焦げてきた。〈結果〉10分後、火は消えていたがクロスを外してしばらくすると再発火した。完全消火には長時間かぶせっぱなしにしておくか、種火を水で消す必要がある。大きな炎にしないためには、薪を無闇に入れないこと。燃料となる薪が多いほど、炎も大きくなってしまう。ちなみにコントロールできる炎とは、薪を動かすだけで火力が調節できるくらいが目安と考えておこう。また、薪の組み方によっても、炎の上がり方が変わってくることを覚えておこう。炎の特長を知っておけば、火の大きさだけでなく、火の粉の飛散を抑えることもできる。しかし油断は禁物。万が一、炎が大きくなってしまったときに備えて、消火できるように水などをきちんと準備をしておこう。PHOTO/佐藤弘樹TEXT/牛島義之撮影協力/PICA富士西湖 https://www.pica-resort.jp/saiko/出典/ガルヴィ2021年12月号
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災害時にも役に立つ!アウトドアギアでもしもに備えよう②
災害時にも役に立つ!アウトドアギアでもしもに備えよう②
何もない場所であってもアウトドアギアがあれば安心だ。それはレジャーばかりでなく、防災を考えたときも同じ。そんなアウトドアギアを使った防災スタイル「SDGs防災キャンプ」を提唱する三沢真実さんに話を聞いてみた。CAMMOC(キャンモック)共同代表三沢真実さん一児の母、 ひとりのクリエイターとして、息子との日々を愛おしみながら好きを仕事に活動中。「SDGs防災キャンプ~キャンプをしながら無理なく無駄なく楽しく防災~」を提唱し、防災キャンプ講座や執筆、オリジナル商品開発などに力を入れる。アウトドアギアを活かした新しい防災スタイルを提唱する三沢さん。しかし、キャンプ道具は防災用品ではない。防災用品をキャンプ用品だけで賄おうとするのではなく、キャンプをすることで防災に役立つことがたくさんあるということを知ってほしいというのが、三沢さんの思いだ。その最初の一歩として、まずはキャンプを楽しんでほしいという。Jackeryのポータブル電源は、自治体の防災対策用品として広く活用されている。電源のない場所や停電時であっても、ソーラーパネルを接続することで、電気が確保できるのは安心だ。「キャンプに行って、ライフラインなしで過ごすと、生きる知恵と自信がだんだんと身に付いてきます。そうしているうちに、生き延びるために必要な物や量を知ることができるのです。こうした経験は、不安な気持ちから何かを買い集め続けることを回避できるだけでなく、余裕があるものは分け合うこともできるようになるのです」それは物質的なことだけでなく、人と人のつながりも生むという。「そうすることで、自分自身だけではなく大切な人も守ることができるようになるのです。このように助け合うことができる循環を生み出すことがサスティナブルであり、SDGs防災キャンプの目指すところなのです」では、三沢さんがおすすめする防災×アウトドアギアを見てみよう。生活にとけこむ存在感防災アイテムをインテリアにすれば、防災がライフスタイルになる。普段から目にすることで、探す必要がなくなり、その状態を常に確認できる。キャビネットにランタン、ポータブルバッテリー、ソーラーパネル、ツールボックスなどを置いてもいい。左の切り株の上にあるのはマフス住宅用消火器。デザイン性が高く、インテリアにもなじんでいる。三沢さんのおすすめ。左端2点は、すすぎのいらない洗濯洗剤・がんこ本舗「海へ…Step」、右端2点は拭き取りタイプの食器洗剤・がんこ本舗「森と…」。中央2点は、メイク落としとドライシャンプー。水がなくても洗髪・洗顔ができるので便利。防災意識を高めるパッケージ三沢さんは、カテゴリーごとにアイテムをパッケージして整理。キャンプへ行くときも、いざというときも、すぐに使用できる状態にまとめておくことが大切。さらに、キャンプへ行くたびに持ち物を見直したり、消費したりすることで、足りなくなったものをすぐに補充する習慣も付けることができる。そうすると、自然と防災意識も高まってくるという。子どものためにできること防災で忘れがちなのが子どもたちのケア。そこで、子ども用のアイテムも用意しておいたほうがいいという。トランプやボードゲームなどの遊び道具があれば、被災時の子どもたちの不安も解消される。もちろん財布や連絡メモ、そして子ども用の軍手やヘッドライトがあればなお安心。キャンモックでは今後もさまざまな活動を通して、SDGs防災キャンプの活動を行なっていくそうだ。イベントなどで、その体験を提供して、子どもたちやいろいろな世代の人が防災に関心をもってほしい、と願っている。PHOTO/渡辺圭史、中里慎一郎TEXT/渡辺圭史協力/CAMMOC出典/ガルヴィ2022年10月号
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災害時にも役に立つ!アウトドアギアでもしもに備えよう①
災害時にも役に立つ!アウトドアギアでもしもに備えよう①
何もない場所であってもアウトドアギアがあれば安心だ。それはレジャーばかりでなく、防災を考えたときも同じ。そんなアウトドアギアを使った防災スタイル「SDGs防災キャンプ」を提唱する三沢真実さんに話を聞いてみた。CAMMOC(キャンモック)共同代表三沢真実さん一児の母、 ひとりのクリエイターとして、息子との日々を愛おしみながら好きを仕事に活動中。「SDGs防災キャンプ~キャンプをしながら無理なく無駄なく楽しく防災~」を提唱し、防災キャンプ講座や執筆、オリジナル商品開発などに力を入れる。以前は三沢さん自身も防災意識は低く、非常時用の持ち出し袋を準備する程度だった。けれど昨今増えている自然災害を目の当たりにして、行動を起こしたという。「まずは、ライフラインがストップしたことを想定して、道具をそろえるところから始めました。すると、いつも使っているキャンプ道具である程度、命をつなぐ生活ができそうであること。さらに消耗品などはあと何がどれぐらい必要かをスムーズにイメージすることができたんです。その時にキャンプと防災の親和性を感じて、みんなに知ってほしいと思うようになりました」行動を始めると、徐々に違和感を覚えるようになってきた。それは、「防災」という言葉から導かれるイメージの違和感。防災と聞くと、日常から切り離された過酷な印象が強く、何をしたらいいか分からなかったのだ。「私がこれまでキャンプをしながら集めたかわいい道具や覚えた知識は、楽しみながらそろえ、自然と身に付いていったものだったからです」。そこで、「防災ってどうしたらいいか分からない」という人でも、キャンプを楽しみながら防災力が身に付く方法を探し始めるようになったという。では、そんな三沢さんがおすすめする防災×アウトドアギアを見てみよう。■明かりを手に入れる左から、ソーラー充電のエムパワードベースとエムパワード エマージ、スピーカー付きのMoriMori LEDランタンスピーカーS、ベアボーンズビーコンライトLED 2.0、右手前が手回しで充電できるPanasonic FM/AM2バンドレシーバーRF-TJ20。まず備えておきたいのが明かりだという。電池切れの心配がないソーラーや手回し充電のLEDタイプがおすすめ。スマホへの充電機能付きであれば、さらに安心感がある。生活のなかにソーラー充電を取り入れ、防災の準備を習慣とするのもいい。ランタンに絵を描くなど、子どもが参加できると防災への意識も高まる。■毎日の生活にキャンプキャンプ道具を普段から使っていれば、いざというときも、いつもとそんなに変わらない生活を送ることができる。効果的なのは、調理器具などを共有化すること。使い慣れていないキャンプ道具を利用しようとしても、水加減や火加減などに違いがあって、おいしい食事を作ることは難しい。三沢さんの自宅ではSOTOのエミールが活躍している。ダッチオーブンを加熱して、保温性の高いエミールに入れておけば、煮物料理などがおいしくできる。 所有しているだけで満足できる存在感が、楽しい防災対策につながるのだ。キャンプ用バーナーもいろいろなタイプを用意しておくと便利。寝袋のノルディスクアーモンド+10はファッショナブルで、扱いやすい封筒型どれも機能性を兼ね備えながら、生活のなかでディスプレイしておきたくなるデザイン性の高さがポイント。アウトドアで使うのはもちろん、普段の生活でもしっかりと使えるモノをチョイス。そしていざというときは防災にも役立つアイテムばかりだ。PHOTO/渡辺圭史、中里慎一郎TEXT/渡辺圭史協力/CAMMOC出典/ガルヴィ2022年10月号
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グッドイヤーのオールシーズンタイヤ VECTOR 4SEASONS CARGOはキャンパーにメリット大!
グッドイヤーのオールシーズンタイヤ VECTOR 4SEASONS CARGOはキャンパーにメリット大!
世界最大手のタイヤメーカーの一つ、グッドイヤー。世界中のカーメーカーでの新車装着実績も豊富。今回、キャンパーの愛車として、またキャンピングカーのベース車として選ばれることが多い、ハイエースやキャラバンなどの商用バン用のオールシーズンタイヤ「VECTOR 4SEASONS CARGO(ベクター フォーシーズンズ カーゴ)」を、ハイエースバン(4WD)に装着して長期インプレッションを行う機会を得たので、高速道路から林道、もちろん街中まで2000kmほど走ってみた。雪も降りかねないこれからの季節もキャンプを楽しむ人たちにとっては、クルマのタイヤチョイスは悩ましいところ。冬用を別途用意するとしても、保管場所はけっこう大変。預かってくれるところもあるけれど、費用もかかるし…。そんなときは、この、オールシーズンタイヤ 「VECTOR 4SEASONS CARGO」をチョイスするといい。オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤではないが、「冬タイヤ規制」においても走行可能。夏季のドライ・ウエット路面から、冬季の雪道まで走行することができる。では、その性能は、スタッドレスタイヤと夏タイヤのいいとこどりなのか、それとも中途半端なのか。今回の長距離試乗で、 「VECTOR 4SEASONS CARGO」 の特徴とメリットがはっきりした。●高速道路・一般道路筆者はこの「VECTOR 4SEASONS CARGO」を装着するまでは、スタッドレスタイヤを履いていた。 スタッドレスタイヤは、冬季の性能は高いが、ドライ路面ではロードノイズが大きく、タイヤに強い力がかかるとよれるような印象をドライバーに与える。路面に粘り着くような接地感となり、制動距離も、夏タイヤに比べると長くなる。 「VECTOR 4SEASONS CARGO」 に交換してして驚いたのは、まずそのロードノイズの小ささだ。 東京周辺の、50~60km/hで流れる幹線道路はもちろん、よりノイズが発生する高速道路でも、ずいぶんと小さい。夏タイヤほどではないかもしれないが、ノイズはスタッドレスのストレスの一つなので、これがないだけでもずいぶんと快適だ。そして、高速道路のインターチェンジ付近や山道など大きな横Gがかかる場面での、タイヤのよれも感じない。試しにかなりの急ブレーキをかけてみても、「制動距離が長いな」と感じることもない。路面に粘り着くような感じもない。こうした印象は、「3Dブレイドサイプシステム テクノロジー」や 「エコ プラス トレッド テクノロジー」、「エコ クッション テクノロジー」 というグッドイヤー独自の技術による。グッドイヤー公式サイトより「3Dブレイドサイプシステム テクノロジー」 は、タイヤに大きな負荷がかかったときのブロックの動きを抑制し、倒れこみを防止する技術。ドライ性能とウェットトラクションを向上し、冬季にはサイプ(細かい溝)のひっかき効果を維持し、優れた冬道走行性能を発揮する。同時にブロックの剛性が高まることで、偏摩耗の抑制にも貢献している。 グッドイヤー公式サイトより 「エコ プラス トレッド テクノロジー」は、トレッド部の圧力分布を最適化する技術。 フラットな輪郭とし、 接地面積を最大化。偏摩耗を抑制しつつ、氷上や雪上でのパフォーマンスを向上させている。実は筆者のハイエースは、前輪の内側の偏摩耗がひどかったので、この効果に期待している。 グッドイヤー公式サイトより 「エコ クッション テクノロジー」は、 トレッド部とカーカス部の間に新開発の低発熱ゴムを搭載し、発熱を抑えることで転がり抵抗を低減、燃費性能を向上させる技術。バン用のタイヤは高い経済性を求められるが、それは一般ユーザーにももちろんうれしい技術だ。●ダート路面(砂利道、土路面)キャンプ場は、砂利舗装の場合が多く、フリーサイトで乗り入れ可能な場合は草地だったりする。スタッドレスで砂利道を走ると、コンパウンドの柔らかさからか、グリップの不安定さを感じ、とりわけ制動距離が長くなる印象がある。また、細かな砂利がサイプ(雪道などでのグリップをよくするための細かな溝)に挟まって弾かれ、タイヤハウス内で発生する音も多くなる。しかし、「VECTOR 4SEASONS CARGO」は夏タイヤと同じような感覚で、不安定さを感じることなく、砂利道を走れる。タイヤ本体のサイドウォールには、「M+S」(マッド&スノー)表記がある。マッド路面の走破性も、夏タイヤより優れている。こういう路面ではスピードを出すこともないのだけれど、それでも安定感が運転者の心理に与える影響は大きい。2車線幅がある砂利道でも、慣れない人にはかなりの心理的負担があるのだ。●雨天の路面かなりの大雨の中、高速道路や山間部を数百km走った。スタッドレスタイヤは一般的に雨天には弱いといわれているけれど、対して「VECTOR 4SEASONS CARGO」は、夏タイヤと変わらないフィーリングだ。これは前述の「エコ プラス トレッド テクノロジー」などによるものだろう。「VECTOR 4SEASONS CARGO」のサイズ展開はこちら。これらのタイヤは、バンをベースとしたワゴン(例えばハイエースワゴン)にももちろん装着できる。太平洋側の平野部に住む人などは、「万が一に備えたい」くらいの使い方の人がほとんどだろう。実際、冬季でも高速道路は冬タイヤ規制にならないことも多い。しかし、冬の天候はどうなるかわからない。もし降雪があったら、夏タイヤではまったく走れなくなる。そうしたことの備えとしても、オールシーズンタイヤはベストチョイスとなるだろう。この 「VECTOR 4SEASONS」は「CARGO」だけでなく、乗用車用の「Vector 4Seasons Hybrid」「VECTOR 4SEASONS GEN-3」、SUV用の「VECTOR 4SEASONS GEN-3 SUV」もラインナップ。あなたのクルマに装着できるか、さっそく下記からチェックしてほしい。●グッドイヤー公式サイト https://www.goodyear.co.jp/●グッドイヤー「VECTOR 4SEASONS CARGO」https://www.goodyear.co.jp/products/tires/vector4seasonscargo/vector4seasonscargo.html
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一歩間違えば火事に!? 絶対にやってはいけない焚き火トラブル事例を調査!
一歩間違えば火事に!? 絶対にやってはいけない焚き火トラブル事例を調査!
 焚き火はキャンプならではの楽しみ。家族で火を囲んで団らんを楽しんだり、マシュマロを焼いてみたり、焚き火料理に挑戦したり、日常では楽しめないことが、焚き火ひとつで体験できる。 しかし焚き火は、文字通り〝火〟を扱う楽しみなので、ひとつ間違えると、火の粉でテントに穴をあけてしまったり、燃えている薪が地面に落ちて芝生を焼いてしまったりする。また、ヤケドや一酸化炭素中毒をはじめ、山火事やテント火災といった大きな事故につながる恐れもある。決して、ただ楽しいだけではなく、きちんとした知識やマナーを身につけておく必要がある。 そこで、全国の有名キャンプ場に焚き火が原因で起こったトラブルについて取材。そのときの状況やどのように対処・解決したのかを聞いてみたので、自分が同じことをやってしまわないように、参考にしてほしい。芝生や草地が焦げたらあとが大変 焚き火のトラブルと聞いて真っ先に思い浮かぶのが、芝生や草地サイトの焼損。焚き火台からこぼれ落ちた薪の燃えかすで芝生が焦げたというよくある例から「脚を畳んだまま焚き火台を使ったことで芝生が焦げた(三重県・Aキャンプ場)」「直火によって芝生が枯れてしまった(千葉県・成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場)」といった例もある。 キャンプ中にそのような焚き火をしているキャンパーがいれば、その場で注意することもできるが、大半はチェックアウト後に気づくことが多いようだ。そのような場合は、次に使うキャンパーが不快な思いをしないために「焦げが薄ければ排除し、厚い場合は掘り返して新しい土を入れる(長野県・ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ)」「焦げ跡がひどければ砂をまく(新潟県・Bキャンプ場)」「毎年予算を確保して芝生を補植(茨城県・大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ)」などの改修を行っているという。意外と多い!?ウッドデッキの火災 意外と多くて驚いたのが、コテージやキャビンなどのウッドデッキで焚き火をして、デッキを焦がすというトラブル。「焚き火台の下に敷いたプレートの形に焦げ跡が付いた(広島県・ACN大鬼谷オートキャンプ場)」や「放置した焚き火が擬木デッキに引火。消火器で迅速に消火した(栃木県・サンタヒルズ)」といったもの。「キャビンのウッドデッキは焚き火禁止にもかかわらず、焚き火をしている方がいらっしゃった。お客さまは焚き火を放置して建物に入っており、隣のお客さまが連絡してくれていなかったら火事になっていたと思う(香川県・国営讃岐まんのう公園オートキャンプ場「ホッ!とステイまんのう」)」という、驚きの大火災寸前トラブルも。キャンプ場の対応は当事者に厳重注意する、デッキ板の張り替え代金を請求するなどさまざまだ。火の粉や燃えカスの放置でボヤ騒ぎに キャンプ場でボヤ騒ぎなんて、あまりないのではと思われがちだが、実際に多くのキャンプ場で起きているトラブルだ。「火の粉が飛んで枯草に火が燃え移ってボヤ騒ぎに。消火器にて鎮火(山梨県・Cキャンプ場)」や「火の粉が落ち葉へ引火して、コテージ下に回り危うく火事に。消火器で鎮火できて救われた(栃木県・サンタヒルズ)」といった火の粉が原因のトラブルが発生している。「お客さまが完全に消火されていない焚き火後の薪をサイト内に放置してチェックアウト。ほかのお客さまの通報により緑地が焦げていることが判明(福島県・ふくしま県民の森フォレストパークあだたら)」という、焚き火の処理方法を知らなかったことが原因のボヤもある。大きな火事にならないよう、周囲に燃えやすいものがないかを確認することや、焚き火のマナーを知っておくことが重要だ。出典:GARVY2021年12月号TEXT/牛島義之PHOTO/佐藤弘樹
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絶対にやってはいけない「炎上焚き火」! 知っておきたい回避術と消火方法
絶対にやってはいけない「炎上焚き火」! 知っておきたい回避術と消火方法
 気分が盛り上がったり、ちょっと寒いなと思ったりしたときに、つい大きな炎で焚き火を楽しんでしまいがちだ。けれど、大きくなりすぎた炎は癒やしどころか、恐怖を与える存在になってしまう。そして大きな炎は火の粉の飛散させてしまったり、手に負えないほどの炎になってしまう危険性がある。決して必要以上に大きな炎をおこさず、自分でコントロールできる範囲で焚き火を楽しむようにしたい。薪の組み方で炎の大きさは変わる? 炎が大きくなると火の粉が舞いやすくなるので、できるだけ焚き火は大きくしないほうがいい。そこで「井桁型」「合掌型」「並列型」3タイプの焚き火を比較してみた。その結果、「井桁型」はすぐに火が立ち上って大きくなった。「合掌型」は薪に着火するまでに時間がかかったが、つくと大きな炎が上がった。「並列型」は大きな炎が上がることなく、終始穏やかに燃え続けた。キャンプでの焚き火は「並列型」が安心だ。  大きな炎にしないためには、薪を無闇に入れないこと。燃料となる薪が多いほど、炎も大きくなってしまう。ちなみにコントロールできる炎とは、薪を動かすだけで火力が調節できるくらいが目安と考えておこう。出典:GARVY2021年12月号TEXT/牛島義之PHOTO/佐藤弘樹
テクニックハウツー冬キャン焚き火 
迷惑キャンパーにならないための第一歩!「煙を出さない焚き火術」知っていますか?
迷惑キャンパーにならないための第一歩!「煙を出さない焚き火術」知っていますか?
 煙は直接火災などにはつながらないが、多くの煙を出し、それを吸ってしまうと気分が悪くなったりする。さらに他人のサイトに煙が向かってしまうと迷惑になってしまう。またそれが原因で、ご近所トラブルに発展するケースもあるので、できるだけ煙が出ないように焚き火を楽しみたい。では、煙が出ないようにするためにはどうすればいいのか? 煙が出る原因とは?①薪の温度が低い薪に水分が多いと、熱せられても温度が上がらない。すると可燃ガスに着火しないので、ガスはそのまま煙として立ち上ってしまう。②酸素が足りていない発生した可燃ガスに着火しても、酸素が足りないと燃焼を促進できず、不完全燃焼を起こして煙を発生させてしまう。③太い薪から始めている焚き付けに火が付いたあと、中太の薪を入れず太い薪から焚き火を始めると、薪の内部が高温になるまでに時間がかかり、煙が出やすくなってしまう。 簡単にいえば薪の温度を上げて可燃ガスを発生・着火させ、酸素を供給して可燃ガスを完全燃焼させることだ。温度が上がりきらなかったり、酸素の供給が足りなかったりすると煙が出てしまうので注意しよう。煙が出にくい焚き火作りのポイント①焚き付けを燃やして、中太の薪を入れる細い小枝などの焚き付けを集めて着火剤に着火。火が安定してきたら中太の薪を入れる。こうすることで薪の温度が上がりやすくなり、煙が出にくくなる。②薪と薪の間に適度な隙間を作る中太の薪に火が移り安定したら、太い薪を入れていく。このとき、薪と薪の間に適度な隙間を空けることで酸素が入りやすくなり、完全燃焼しやすくなる。③太い薪は焚き火のまわりで温めておく焚き火が安定してきたら、太い薪を炎のまわりに置いておく。薪の湿気が取れたり、内部の温度が上がるので、次にくべたときに燃焼しやすくなる。  注意しながら焚き火をしても、煙が出てしまう。そんなときは薪が湿っている可能性がある。そのような場合は、細く割った薪で小さな焚き火を作り、その火の脇で太めの薪を乾燥させよう。ただし生木の場合は水分が多く、火のそばに置いたくらいでは乾燥しない。薪に使っても温度が上がらず、煙ばかり出てしまうので使わないようにしよう。
テクニックハウツースタイル冬キャン焚き火 
絶対に知っておきたいキャンプのトラブル防止法!「火の粉の飛散を防ぐ知識を身につけよう」
絶対に知っておきたいキャンプのトラブル防止法!「火の粉の飛散を防ぐ知識を身につけよう」
 焚き火を楽しんでいてよく発生するトラブルが「火の粉」によるテントやタープの穴あき。自分のテントやタープならまだしも、お隣さんのものだったらトラブルはさらに大きくなる。  そんなことにならないよう、焚き火はテントまわりから遠ざけ、火の粉が舞うことのない焚き火を心がけたい。  それでもテントやタープ、ウエアなどに穴をあけてしまった場合は、市販の「リペアシート」で補修しよう。最近はアイロンでの加熱なしで貼れるものが多いので、その場で修復できる。熱処理が必要な製品の場合は、穴が広がったり、中綿が出てきたりしないように、養生テープなどを貼って応急処置を行おう。キケン! 火の粉が舞う焚き火とは?①薪に水分が多い場合乾燥が不十分な薪や湿気った薪は、内部で水蒸気が爆発してはぜる。薪が湿っていたら焚き火で乾かし、乾いている薪は湿らないように薪スタンドを活用しよう。②風が強い場合風が強いときは、通常舞い上がらない粒子の大きい火の粉も遠くまで飛んでいってしまい、火災につながりやすい。風の強い日には焚き火をしないよう心がけたい。③薪が針葉樹の場合スギなどの針葉樹の薪は脂が多く、比較的はぜやすい。針葉樹はできるだけ焚き付けに使い、焚き火には脂が少ないナラなどの広葉樹を使用する。④薪の量が多い場合火力が大きくなると上昇気流が強くなるので、火の粉が勢いよく舞い上がり、遠くに飛んでいってしまう。一度にたくさんの薪をくべず、炎は小さくしよう。もし火の粉が抑えられなかったら……気をつけても火の粉を抑えられない場合は、無闇にあおいだりせず、薪を移動させるなどして間隔を開け、焚き火を小さくしよう。火の粉が飛びにくい!焚き火台はこれ!キャプテンスタッグラウンド ファイアピット脚を広げるだけで簡単に組み立てられる焚き火台。火の粉の飛散を抑えるメッシュガード付き。  また穴あき以上に大変なトラブルは、火の粉が飛んで、枯れ葉や枯れ草に燃え移り、火災になること。これを防ぐためには、火の粉を飛ばさないようにするだけでなく、周辺に枯れ葉や枯れ草がないことを確認することが大切だ。  ここでは火の粉が舞う原因を解説するので、これを参考にできるだけ火の粉が舞うことがない焚き火を楽しもう。火の粉によるテント&タープの穴あき被害検証! 火の粉でテントやタープに穴があくとはいうけれど「本当にあくの?」と思っている人がいるかもしれない。そこで火の粉に強いといわれるコットンとポリエステルの混紡生地「TC」と、テントやタープによく使われている生地「ポリエステル」を火の粉に触れさせ、どのようになるのかを検証してみた。  使用するTC生地は、テントファクトリーの「Hi-TC」。コットン65%+ポリエステル35%の混紡率だ。対するポリエステル生地は、一般的な68デニールの生地となる。火の粉に触れればポリエステルは穴あき必至!ポリエステル生地は?火の粉が触れた瞬間に溶けて穴があく。針で刺したほどの焦げ穴も多数見つかった。TC生地は?灰が付着していることから火の粉が飛んだことはわかるが、焼け穴はひとつもなかった。穴があいたらリペアシート万が一、火の粉で生地に穴があいてしまったら、リペアシートで補修しよう。TCやメッシュ、ゴアテックスに対応したものもあるぞ!ogawaリペアクロスT/C(補修布)TC生地を採用したテントやタープの補修用クロス7.5×45cm1枚入り。色はオフホワイトとサンドベージュがある。ロゴステント&タープ補修・透明マジックシール裏表両面に貼って補修するポリエステル向きの透明シート14.8×21cm2枚入り。生地色を気にせず補修できる。モンベルGORE-TEXパーマネントリペアシートゴアテックスフィルムにナイロントリコットをラミネート。20×20cmシート1枚入りで、補修には熱処理が必要。ギアエイドメッシュパッチ縫製や熱処理がいらない貼るだけのメッシュ生地用のシール。φ7.6cmの2枚入りで、素材はPVC製。
テクニックハウツーマナー・ルールスタイル冬キャン焚き火 
ガソリン派? ガス派? バーナーの着火手順・使い方を解説!
ガソリン派? ガス派? バーナーの着火手順・使い方を解説!
 キャンプ時の「熱源」をどうするかは、キャンプスタイルを決める重要な要素。ホワイトガソリンを燃料とするガソリンツーバーナーは、気温が低くくても、安定した火力が手に入るため、根強いファンに愛されている。ダッチオーブンに対応する点も魅力だ。 点火までにいくつかの手順があるので上級者向けと思われがちだが、覚えてしまえばスムーズに。ガソリン火器ならではの手順も楽しくなるはずだ。ガソリンバーナーの着火手順①フィラーを使って燃料を注ぐフィラー(じょうご)をタンクに当て、燃料タンクの7~8分目までいれる。満タンにすると圧力をかけられないので、タンクを傾けて燃料がテラテラ光る様子を確認できればよし。缶の持ち方に注目燃料缶の注入口を上にして持ち、ゆっくりタンクの中に注ぐ。注入口を下にすると、燃料が勢いよく飛び出すのでやめよう。7~8分目までホワイトガソリンを入れる純正フィラー内に燃料がたまりはじめたら注ぐのをやめる。フィラーを持ち上げると残った燃料がタンクに入り、ちょうどいい量になる。②つまみ類を確認してからポンプノブを左に2回転つまみ類がすべて閉じていることを確認したら、ポンプノブをゆるめてポンピングの準備をする。③硬くなるまで何度も押し込むいよいよポンピングでタンク内に圧力をかける。ポンプノブの穴を親指で塞ぎながら、ポンプノブを奥まで押し込み、引き抜く。これで1回。硬くなって押しにくくなるまで約100回。④点火レバーを上向きにして燃料バルブを開いて着火ポンピングノブを元の位置にもどし、閉めたら点火レバーを上向きに。自動点火装置はないので、燃料バルブを開いたら、ライターの炎を近づけて点火しよう。⑤点火直後に追加ポンピング、安定したらレバーを下向きに点火直後は燃料が噴射され、タンク内の圧力が下がってしまう。炎がついたまま追加でポンピングして圧力をかけよう。青い炎になって安定したら、点火レバーを下向きに戻す。⑥サブバーナーは左側のつまみで操作左側のサブバーナーは、右側のメインバーナー使用時に利用できる。左側のつまみをゆるめ、ライターの炎を近づければサブバーナーにも点火できる。POINT:純正燃料だと詰まる心配はほぼなし純正燃料は極力不純物を取り除いているので、ジェネレーターが詰まりにくくなっている。割高でもメンテナンスの手間を考慮すると、純正を使うほうがおトク。コールマン製は青く色づけしているので、携行缶に移し替えていてもすぐわかる。 ガス式バーナーの着火は燃料缶を装着し、バルブを開いて点火装置を押すだけとシンプル。点火直後に青白いパワフルな炎が手に入るので、使いやすく、だれもが安心して使える。SOTO レギュレーター2バーナーGRIDCB缶を装着するツーバーナーで。卓上で利用するためにやや小ぶり。ロールテーブルに載せても脚が落ちない設計だ。小型ダッチオーブンのみ使用可能。コールマン パワーハウス LPツーバーナーストーブⅡポンピングの必要がないガスツーバーナー。自動点火装置付きで使い勝手良好だ。寒い時期は寒冷地用の燃料を使おう。ダッチオーブン使用不可。ガスツーバーナーの着火手順①純正の燃料缶を装着するハイパワーを得られるメーカー純正のCB缶を取り付ける。SOTOは寒冷地用の燃料も用意しているので、寒い時期も安心だ。②バルブを開き、点火装置を押すバルブを開き、自動点火装置を押すだけ。点火直後に青白いパワフルな炎が手に入るので、だれもが安心して使える。POINT:燃料はまっすぐ確実に装着メーカー純正のOD缶を用意する。燃料を取り付けるネジが真ちゅう製の場合はゆがみやすいので、まっすぐ取り付けよう。POINT:ゴトクのセットも忘れずに薄型収納のために、ゴトクが裏返しになっていることがある。ゴトクをきちんとセットし、クッカーを受け止められるようにしておこう。 手順が少ないガスツーバーナーだが、火器なので取り扱い時は細心の注意を。「純正の燃料缶を使う」「燃料はまっすぐ確実に装着する」といった正しい使い方を覚えておこう。
テクニック 

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【現役キャンパーが選んだ!】関西キャンプ場ランキング20選
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ガルヴィ特別編集の『オートキャンプガイド』では、恒例の読者アンケートを実施!本気のキャンプ好きたちに関西のお気に入りキャンプ場を選んでもらった。ランキングは『オートキャンプ場ガイド2021』のアンケートデータから集計!【あわせて読みたい】 【完全版】2022年新オープン!最新&リニューアルキャンプ場14選【東日本編】 【1位】マイアミ浜オートキャンプ場@滋賀県琵琶湖を望むロケーションがすばらしい約1kmにおよぶ砂浜に沿って、細長く広がるキャンプ場。電源、温水シャワーやランドリー、アイテムショップなど、さまざまな設備が整っている。さらにキャビンなどの種類も多く、ユーザーのニーズに合わせて選ぶことができる。また、丁寧な接客が暖かい雰囲気に繋がっている。滋賀県野洲市吉川3326-1TEL.077-589-5725http://maiami.info/【2位】青川峡キャンピングパーク@三重県好立地の高規格キャンプ場近年、西日本エリアの横綱として、人気を集めてきたキャンプ場。高速道路で大阪から2時間、名古屋から1時間と、交通の便もよく、近場には山も清流もあるので無理なく自然を楽しめる。ログキャビン、ログハウス、トレーラーキャビンなども多数あり。2階が広々としたロフトになっているアイランドコテージも人気が高く、室内のアイランドキッチンが特徴的。三重県いなべ市北勢町新町614TEL.0594-72-8300https://www.aogawa.jp/【3位】平湯キャンプ場@岐阜県緑豊かな林間サイトと温泉が魅力上高地や乗鞍岳などの観光地の拠点にピッタリな、平湯温泉の森に位置するキャンプ場。サイトに区画がなく、クルマ200台の限定入場でチェックイン順に好きな場所をサイトにできる点も人気の秘密だ。周辺に宿泊者割引で入れる温泉施設があるのも魅力。岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯768-36TEL.0578-89-2610https://www.hirayu-camp.com/【4位】奥飛騨温泉郷オートキャンプ場@岐阜県奥飛騨の大自然と温泉が人気の秘密すぐ脇を清流が流れる、自然の地形を活かしてつくられたキャンプ場。場内にキャンパー専用の男女別露天風呂が設けられているのは奥飛騨温泉郷ならではだ。すぐ横を流れる高原川沿いには釣り堀があり、夏休みになると魚のつかみ取りがオープンし、子どもたちで賑わう。岐阜県高山市奥飛騨温泉郷田頃家11-1TEL.0578-89-3410https://www.okuhida-camp.com/【5位】南信州広域公園うるぎ星の森オートキャンプ場@長野県夜には満天の星を眺められる雄大な南アルプスが望める、南信州広域公園の一角にあるキャンプ場。自然に囲まれた環境ながら、AC電源付き個別サイトやキャンピングカー用のキャラバンサイトなど設備が充実。サイトが平均で120㎡という広さもうれしい。星座観察会などのイベントも開催。長野県下伊那郡売木村2653-3TEL.0260-28-2455https://www.hoshinomori.jp/【6位】NEOキャンピングパーク@岐阜県緑と清流がまぶしいキャンプ場根尾川源流の河畔にある約1万坪の敷地を誇るキャンプ場。57区画あるオートキャンプサイトは120㎡とゆったりサイズで、すべてに無料で使えるAC電源を備えている。場内では魚のつかみ取り、MTBをレンタルすれば周辺でサイクリングなど、遊びには事欠かない。岐阜県本巣市根尾下大須1428-1TEL.0581-38-9022https://neocamp.jp/【7位】ACN・OKオートキャンプ場@三重県乗馬体験もおすすめ!木曽川のほとりにあるサイト数が100区画ある広々としたキャンプ場。1区画100㎡とゆったりサイズなのもうれしい。場内では川遊びや釣りのほか、乗馬体験やエサやりも楽しめる。三重県伊賀市島ケ原12428TEL.0595-59-2079http://www.ok-autocamp.com/【8位】グリーンウッド関ヶ原@岐阜県快適に過ごせるため初心者にも人気関ケ原ICから10分とアクセスのいい人気キャンプ場。場内には3コース24ホールあるグランドゴルフ場や、ニジマス釣りやつかみ取りが楽しめる池があり、ファミリーに人気がある。岐阜県不破郡関ケ原町今須2048TEL.0584-41-0033https://www.gws.gifu.jp/【9位】ACN南紀串本リゾート大島@和歌山県絶景が広がる島のキャンプ場和歌山県串本町から橋を渡っていくことができる紀伊大島にある。場内の電線は地下に埋められているので空が見渡せ、夜は満天の星が満喫できる。場内の露天風呂も人気。和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035-6TEL.0735-65-0840https://resortohshima.com/【9位】N.A.O.明野高原キャンプ場&Cottage@岐阜県大自然に恵まれたキャンプ場明野高原の天然林に囲まれたキャンプ場は、夏でも涼しく過ごせる。サイトはオートサイトのほか、グループ向きやソロ向きのサイト、ペット連れ専用サイトまでさまざまある。岐阜県郡上市高鷲町鮎立5434TEL.0575-72-6758https://naocorp.jp/【11位】伊勢志摩エバーグレイズ@三重県自然豊かな快適リゾート専用カヌー付きやドッグラン付きなど、さまざまなスタイルのキャンプサイトがあるアメリカンアウトドアリゾート。カヌーやプールファンサイクルなど遊びも豊富だ。三重県志摩市磯部町穴川1365-10TEL.0120-592-364https://www.everglades.jp/【12位】朽木(くつき)オートキャンプ場@滋賀県自然豊かで静かなロケーション山々に囲まれ、すぐ脇を安曇川が流れる静かなロケーションが魅力。7つのエリアに分かれたキャンプサイトのうち2つの区画には、AC電源と水道が完備されている。滋賀県高島市朽木柏266-2TEL.0740-38-2770https://camp-kutsuki.com/【13位】塔の岩オートキャンプ場@岐阜県付知川上流の自然に囲まれる手つかずの自然が残る付知川沿いのキャンプ場は、サイト数153区画とエリア最大級を誇る。透明度の高い付知川では、釣りや水遊びが存分に楽しめる。岐阜県中津川市付知町端小屋TEL.0573-82-2900https://www.tsukechi.net/【14位】若杉(わかす)高原おおやキャンプ場@兵庫県夜の星空イベントも人気冬はスキー場としてオープンしているが、夏でもサマーゲレンデをオープン。リフトで夜の高原へ上り、光の切り絵や星空を楽しむイベントなども開催している。兵庫県養父市大屋町若杉99-2TEL.079-669-1576https://ooyaski.com/camp/【15位】福岡ローマン渓谷オートキャンプ場@岐阜県川や山で自然を楽しもう付知川に沿ってつくられた本格的なキャンプ場。バリアフリー対応トイレやスロープも完備しているので車椅子でも過ごしやすい。付知川では釣り、二ツ森山ではハイキングが楽しい。岐阜県中津川市福岡1017-1TEL.0573-72-3654https://ro-man.jp/【16位】休暇村 蒜山(ひるぜん)高原キャンプ場@岡山県設備と環境が抜群にいい!休暇村蒜山高原内の施設。総サイト数は109区画と広大で、各サイトは10×10mとゆったりサイズだ。20区画ではAC電源の利用が可能。レンタルも充実していて初心者でも安心。岡山県真庭市蒜山上福田1015-5TEL.0867-66-2501https://www.qkamura.or.jp/hiruzen/camp/【16位】キャンプinn海山(みやま)@三重県清流沿いに広がるキャンプ場銚子川の清流沿いにあるキャンプ場では、釣りやカヌー、水遊びといった、川のキャンプ場ならではの遊びが楽しめる。また場内では星空観察やホタル観察会などを企画する。三重県北牟婁郡紀北町便ノ山271TEL.0597-33-0077https://camp-inn-miyama.com/【18位】淡路じゃのひれオートキャンプ場@兵庫県豊かな自然を堪能できる「フィッシングパーク」「ドルフィンファーム」「BBQガーデン」「シーカヤック&SUP」などで構成されたアウトドアリゾート。海と原生林に囲まれ、豊かな自然が楽しめる。兵庫県南あわじ市阿万塩屋町2660TEL.0799-52-1487 http://janohire.co.jp/ 【19位】湯の原温泉オートキャンプ場@兵庫県味覚狩りや天然温泉が魅力イモ掘りや果実もぎなどの収穫体験や魚のつかみ取り、餅つきなど、さまざまなイベントが楽しめる。また場内にある温泉施設「湯の原館」では、眺めのいい露天風呂でくつろげる。兵庫県豊岡市日高町羽尻1510TEL.0796-44-0001http://yunohara.net/【20位】大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場@三重県ビーチでは潮干狩りも伊勢湾が見渡せる最高のロケーションにあるキャンプ場。3万㎡と広大な敷地には、松林にあるサイトのほか、コテージなどの施設が11棟あり、アウトドアの楽しみ方も選べる。三重県多気郡明和町大淀2943-11TEL.0596-55-3946http://www.moon-beach.com/もうすぐランクイン!【21位】マキノ高原キャンプ場@滋賀県総サイト数500張という広大な場内は、林間、高原、広場などさまざまなサイトがそろう。滋賀県高島市マキノ町牧野931TEL.0740-27-0936http://makinokougen.co.jp/【21位】かぶとの森テラス CAMP&LOCAL FITNESS@三重県キャンプとフィットネスの両方が体験できる。森ではトレッキングやヨガも楽しめる。三重県亀山市加太中在家8125TEL.0595-98-0605http://kabutonomori.com/【21位】しあわせの村オートキャンプ場@兵庫県全区画にAC電源、流し台、水道、炉、ベンチを備えた充実の設備がうれしいキャンプ場。兵庫県神戸市北区しあわせの村1-1TEL.078-743-8000http://www.shiawasenomura.org/TEXT/大森弘恵 大橋保之(カーネル)出典/ガルヴィ2022年4月号
キャンプ場ランキングまとめ長野県 岐阜県三重県滋賀県兵庫県和歌山県岡山県 
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オススメ! 予約できるキャンプ場

予約OK湖畔マイアミ浜オートキャンプ場
マイアミ浜オートキャンプ場

琵琶湖を望む絶好のロケーション

琵琶湖のほとりにあるオートキャンプリゾート。すぐ目の前の浜は長さ1㎞にもおよび、絶好のカヌービーチとなっている。湖に面したマツ林の中にあり、サイトは芝地と砂。舗装された駐車スペースと芝地のテントスペースで構成されている。AサイトはAC電源のほか、シャワールームや流し台が付いている豪華版。エアコン付きのカリフォルニアキャビンやキャンプ用品がフル装備のマイアミキャビン、ヴィラマイアミも人気が高い。管理棟ではキャンプ用品や氷、酒類、ジュース類、日用雑貨などを販売。管理棟周辺でWi-Fiが可。
ぷらっとキャンプ
予約OK林間sotosotodays CAMPGROUNDS南足柄
sotosotodays CAMPGROUNDS南足柄

自然がいっぱいの場所にあり山・川・滝の3つの景色が自慢のキャンプ場

大井松田ICより30分。神奈川県南足柄市、夕日の滝近くにあるキャンプ場で、キャビンサイトとテントサイトの2つを備えている。キャビンは5名まで宿泊ができ、全9棟のうち1棟はペットも一緒に泊まることができる。キャビン利用者はガスバーベキューグリルやスクリーンシェード、焚き火台やハンモック、調理道具など、キャンプに必要な道具がセットになり、飲み物と食材を持参すればOK。冬季はホットカーペットが借りられる。テントサイトは全6区画。キャンプメーカー協賛の展示会などか不定期に開催される。シャワーは清潔に保たれ、無料で利用可能。洗い場はお湯が使え、トイレは温水洗浄便座なので寒い冬でも安心だ。サイトは日陰が少ないので、タープなど日が避けられるものを忘れずに。場内には、クライミングウォールやピザ窯が設置されている。
ぷらっとキャンプ
予約OK湖畔sotosotodays CAMPGROUNDS 山中湖みさき
sotosotodays CAMPGROUNDS 山中湖みさき

山中湖と富士山に抱かれ至福のひとときを清潔な設備でリラックスした時間を過ごす

山中湖北岸の湖畔にあり、湖水の向こうに富士山が望めるという圧倒的な景色が自慢。敷地内はソロサイト、ファミリー専用のオートキャンプサイト、電源付きサイト、フリーサイトに分かれ、幅広いキャンプ需要に対応する。8.5×8.5mを確保した区画サイトがあり、バイクや自転車の乗り入れもOK。区画電源サイトでは、電源を利用して扇風機や暖房器具などを使用できる。1000Wまでなら、家電の利用も可能。また、男女別のトイレやシャワールーム、一部温水利用可能な炊事場など設備も充実。新しくなった管理棟では、薪や炭などの消耗品なども購入出来る。2022年からはPOSレジ運用を開始し、OD缶などの消耗品のほか、一部アウトドアギアの販売も予定している。湖アクティビティのためのレンタル品も充実。SUP(パドル・ライフジャケット付き)は90分3000円から。ジャケットのみ500円。
ぷらっとキャンプ

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