キャンプフィールドニュース

“おうち時間”を外遊びのための準備期間に!
火器&調理道具選びのキホン Part.2

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2020/05/22

《はじめてのキャンプごはん》には、なにを揃えたらいい? 失敗しないコツを先輩キャンパーに聞いてみた

 Part.1で、はじめてのキャンプごはんに必要な火器についての知識を身につけたらPart.2 では、調理器具についての知識を身につけよう。快適に調理できるように覚えていこう!

Part.1はこちら・・・


 2.調理器具を選ぼう

 どんな料理をどのくらい作りたいのか、イメージすることが道具選びをスムーズにします。

■どんな料理を作るかによって変わる、調理器具たち

 鍋、コッヘル、フライパン、鉄板、焼き網、ダッチオーブン。これらの調理器具は、作りたい料理によって得意不得意があります。でも、最初から全部揃える必要はありません。まずは煮る、焼く、沸かす、この3パターンに対応できる「深めの鍋」があると便利です。人数に見合ったサイズを選びましょう。

キャンプ料理に万能な「コッヘル」の存在

 コッヘルとは、アウトドアで使用される小型の調理器具のこと。家庭用調理器具よりも断然軽く、フタがフライパンになったり、サイズ違いをスタッキングできる仕様になってることが多いので、なにかと荷物の多いキャンプで重宝します。


さまざまな素材から選ぶ

 コッヘルにも、アルミやチタン、ステンレスといった材質があり、それぞれに一長一短があります。その特性を知って自分にあった調理器具を見つけよう。

・アルミ……とにかく熱伝導率がよく、比較的軽いので扱いやすく調理しやすい。傷や変形に弱く耐久性が低いのがたまにキズ。

・ステンレス……錆びにくく、傷つきにくい。アルミやチタンより安価に手に入るが、重く焦げやすいのが難点。

・チタン……とにかく軽量で丈夫。ただし、熱が伝わりにくく、火が当たるところだけに熱が集中してしまうので熱むらが生じ焦げやすいので、湯沸かしには便利ですが本格的な調理にはやや不向き。


家庭用の鍋が意外と使えるんです

 「もちろんアウトドア仕様の調理器具は、軽さや強度、熱伝導に優れていたり、重ねてコンパクトに収納できたりとメリットがたくさんありますが、日頃使い慣れている家庭用の器具でも代用できます。わが家では雪平鍋が大活躍。ある程度の深さがあるので、カレーやポトフなど煮込み料理もいけるし、お肉を焼くときにも使えます。ただ、アウトドアでは火が風にあおられて持ち手が焦げたり溶けたりしないように気を付けましょう」


耐久性や使いやすさがアップしています

 「最近のアルミ製品は耐久性や使いやすさが改良されてきているので、調理メインで楽しみたい場合はアルミ製のコッヘルがおすすめです。コーヒーやカップラーメンの湯沸かし程度なら、チタンも◎」


■調理小物&カトラリーはどういったものがいい?

 結論からいうと、ナイフやまな板といった調理小物こそ、ふだん使っている家庭用のもので十分です。ただでさえ、キャンプ道具は、テントやランタン、テーブルにチェアなど、イチから揃えようと思うと初期費用がかさむもの。
 もちろん、アウトドア専用の調理小物は軽くて耐久性があり、使い勝手よく作られていますが、まずは家にあるものを活用していきましょう。
 キャンプに慣れたら道具を少しずつ増やしていくのも楽しみのひとつです。


木製アイテムは凝っていない料理でもおいしく見せてくれます

 「木のまな板やお皿は、落としても割れないし、なにより卓上の雰囲気を格上げしてくれます。紙製は安く手に入るけれど、風に飛ばされやすく、使用後はゴミとなってしまいます。何度でも繰り返し使える木製アイテムが役に立ちますよ」


あると盛り上がる! “マシュマロ焼きスティック”

 「お楽しみアイテムとして、わが家ではくるくる回しながらマシュマロやウインナーを焼くことができるスティックを愛用中。なくても困りませんが、こういった+αのアイテムがあるとより一層キャンプが盛り上がります!」


あると助かる便利グッズ

 「調理のときあると便利なグッズ、それがタッパーと密閉袋。一度に食べきれず翌日に持ち越す場合や、余った食材の保存などにとても重宝します。濡らしたくないペーパー類を入れておくのにも◎です。
 また、野菜のカットやお肉の下ごしらえなど、できるものは自宅で済ませておくと現地での調理が短縮できます。ただし、野菜は切ると傷みが早くなるため、密閉容器で保冷して持ち運び、早めに消費することを忘れずに。」

 「そして、ステーキなどのお肉は5時間以上前に塩をふっておくと柔らかくなって、よりおいしく仕上がります。ラップで巻いてからタッパーに入れて持参するといいですよ」


おいしいごはんで、楽しいキャンプを!

 自然のなかで食べるごはんは特別そのもの。どんなスタイルで、どんなごはんを作るかによって道具のチョイスが変わるため、自分たちの目的を明確にしておくことがアイテム選びで失敗しないコツです。頑張りすぎず、道具もレシピも少しずつ増やしていきながら楽しみましょう。Have a nice camp!

監修:日本ガス石油機器工業会
キャンプ民泊〈NONIWA〉主宰/青木達也さん、江梨子さんの情報はこちらから↓
ウエブサイト:https://noasobifufu.com/
Instagram:https://www.instagram.com/noasobi_fufu

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