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ガルヴィ30周年特別企画 「パートナーブランドと振り返るキャンプシーン」 〜新富士バーナー山本晃社長インタビューその3〜

2021.07.21

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新富士バーナーの歴史
1978年、愛知県で工業用バーナーのメーカーとして新富士バーナー創立。1990年発売の工作用ポケトーチがキャンパーの間で話題となり、1992年にSOTOブランドが誕生した。以降、日本の気候にマッチするステンレス製のツーバーナー、2001年に商品化された世界初プラチナ発光ランタンなど新たな試みに挑戦し続けている。

山本 晃社長 
山本始氏が立ち上げた新富士バーナーを引き継ぎ、2007年より社長に就任。火のもつ力を、だれもが安心・安全に享受できる製品開発に心血を注ぐ。趣味は山歩き、釣り。

熱・明かり・癒やし 炎の力を次世代に伝えたい

ブランド創設当時は日本の気候にあったものを、そして2000年代はさらに信頼を得るために高機能なバーナーを開発してきたSOTOだが、今年のラインアップはHinotoやミニマルクッカーなどライトな製品が多い。

3人の孫と自然のなかで過ごす山本社長。小さいうちから刃物や火、そして自然との向き合い方を教えているという。

 「おうちキャンプという言葉がありますが、自宅のIHでステンレスダッチを使い、煙の少ないスモーカーで普段の献立にひと工夫するなど生活にアウトドアのエッセンスを取り入れる人が増えているように思います。キャンプのスタイルも多様化していますしね」

家族と焚き火を楽しむことも。「小さいうちからちゃんと火を使う経験をしてほしいですね」

 SOTOは決して高機能な燃焼器具の開発に特化しているのではない。スモーカーや調理器具まで幅広く扱っており、近年の傾向から癒やし系やライトな調理器具が目立つのだろう。

防災にも役立つ火だから火育にも注視

 ところでキャンプ人気の高まりとともに、大手ブランドの製品とよく似た製品が出回ることもあるが、そのあたりはどう考えているのだろうか。

 「真似されるということは、それが売れ筋であるという証拠ですしね。

 火には熱・明かり・癒やしなどいくつもの優れた働きがあります。一方で知識がないと知らずに危険なことをしかねません。私たちは火を扱う商品を開発しているので、だれもが安心・安全に使えることを目指しています」

ステンレス板を組み合わせて作る、手のひらにのる小さな焚き火台「ヘキサ」。親子で小枝を拾ってきて火の扱い方を学ぶのにちょうどいい。

 変わりゆくライフスタイルにあわせて使いやすい製品を提案する一方、「火育」が重要だとも考えているそう。

 「危ないからと親がすべてやるのではなく、親が見守るなかで、子どもが自ら火と向き合う。今後はそんな機会を増やしたいと考えています」

聞き手/大森弘恵
写真協力/新富士バーナー

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