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【WEB限定連載Vol.1】NEWブランド始動で福岡のキャンプ事情がアツくなる!? 仕掛け人に話を聞いた! (前編)

2020.03.31

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写真/逢坂 聡 文/小川迪裕

■「飲食のプロ」がなせるノウハウで福岡のキャンプを盛り上げる!

おいしい料理、ユニークなクリエイター、そして心温かい人たち……。福岡は九州でもっとも発展した都市であるとともに、全国からヒト・モノが集まる場所として注目を集めている。それはキャンプ業界もしかり!

福岡でガス器具を製造する伊藤産業株式会社が、2018年に「機能的で、カッコ良く、それでいて遊びがある」をテーマにしたオンラインショップ「MONObASE(モノベース)」をオープン。そして今年2020年にはオリジナルブランドを始動させることが決定。

今回は、地元のクリエイティブグループと共同して福岡を盛り上げるべく、ブランドの設立や今後の展望について教えてもらった。

■福岡の老舗ガス器具メーカー、伊藤産業(株)とは?

同社は、戦後間もない1946年(昭和21年)に福岡県久留米市で創業したガス器具メーカー。飲食業者向けの鋳物コンロなどを製造しており、「Kanei」というブランドで全国的に知られている。

鋳物コンロは、LPガスで0.8〜1.4kg/h、都市ガスで9,600〜16,500kcal/hと強い火力で調理できる業務用コンロ。炎が真上にあがる一般的な構造のものや、炎孔に角度をつけて目詰まりが起きにくい構造のものなども展開し、中華料理店や定食店などで重宝されている。

製品はある程度成形されたものを工場にて熟練の職人が1点ずつテストし、種火や炎孔などに問題がないかチェックしている。安心、安全な製品づくりが、70年以上も変わらず受け継がれているのだ。

そんな長年飲食店と携わってきたノウハウを活かし、2018年にオンラインショップ「MONObASE(モノベース)」をスタート。調理器具や生活雑貨、料理で使えるファッションなどを販売する。

さらに今年からアウトドア調理器具ブランド「brigh+(ブライタス)」をリリース。MONObASEやクラウドファンディングサイトのMakuake(マクアケ)を中心に販売するとのことで、新しい取り組みをスタートさせる。

■新ブランド「brigh+」への思いと今後の展望

今回は、brigh+ブランドの誕生秘話や思いについて話を聞いた。登場するのは福岡キャンプシーンを盛り上げる思いをともに持つこちらの4名。右から、MONObASE統括の伊藤彰二さん、伊藤産業株式会社・社長の伊藤晴輝さん、女性向けキャンプSNSメディア「キャンジョ」を運営するキャンプ女子株式会社の共同代表、橋本華恋さんと柴垣道宏さんだ。

キャンプ女子株式会社は、「あたらしいキャンプをつくる=NEO CAMP」をコンセプトに福岡で誕生。メディア運営やキャンプ場プロデュースのほか、装飾コーディネイト、セミナー、イベントなどキャンプに関する幅広い活動を行なっている。

今回撮影したのは、キャンプ女子株式会社がプロデュースする「油山グランピング」。福岡市内からクルマで約30分の高台にある、油山市民の森という市営の公園内にある。
手ぶらで手軽にキャンプができるのが魅力で、片付けをしなくてもよく、火起こしができなくても施設に在席するBBQインストラクターがサポートしてくれる。1人あたり4,980円〜(税込)とお手頃な値段も魅力。

4人で話し合う前に、brigh+についても簡単にご説明を。こちらはMONObASEのオリジナルブランドという位置づけでスタートし、ブランド名には「ギアを通して、楽しい(輝ける)時間を過ごしてもらいたい」という意味が込められている。

第1弾はアウトドア専用の炊飯袋「CookingBag」を開発。Makuakeでお披露目され、目標額の993%もの達成率で成功を収めた。10枚480円(税込) ※輪ゴム10個、封筒、ステッカー付き。

橋本さん:キャンプではフライパンやクッカーで調理するのが一般的で、CookingBagを提案するのは意外でした。なぜこれを発売しようと考えたのですか?

伊藤彰二さん(以下、彰二さん):CookingBagは、もとは炊飯袋という防災用品として販売されている商品です。紹介していただいてMakuakeで新しい取り組みをしたいと思ったときに、「この炊飯袋をキャンプで使用したらどうか?」というところから話が盛り上がったんです。

自分が実際に試して便利だったので、ほかの方にも需要があることを感じていました。ただ、従来のものは地味なデザインが多かったので、ロゴを入れてポップに仕上げ、プレゼントしてもよろこばれるようにロウ引きの封筒などをセットしてみようと考えました。

柴垣さん:防災用品をキャンプ用品として活用したわけですか!  キャンプ用品が災害時に便利なことは知られていますが、逆転の発想ですね。

彰二さん:実際に自分もこれでいろいろな料理を作ってみました。炊飯として使えるだけでなく、炊き込みご飯やガパオライス、鶏ハムなどいろんなものが作れました。高密度ポリエチレンを採用していて、引き裂き強度や耐衝撃性に優れているので、キャンプにはもってこいだなと。

橋本さん:鶏ハムまで作れるんですね! これならキャンプでもたくさん料理ができそう。

伊藤晴輝さん(以下、晴輝さん):キャンプ料理は、作ることと食べることの2つで考えると、食べることを楽しむことの比重が多い傾向にあります。この製品を通して、作ることの楽しみも見い出してもらいたいですね。また防災の観点からは、普段から使っておくことでいざ災害が起きたときにすぐ利用できると思っています。

今回紹介したbrigh+ブランドの製品は、MONObASEやMakuakeなどで販売できるように、パッケージデザインなどを検討しているとのことだ。

〜後編へつづく〜

■施設、公式ページ情報

MONObASE公式ページ
https://www.monobase.shop

油山グランピング

福岡市南区大字桧原855-4 油山市民の森 管理事務所前広場

料金:大人1人 4,980円〜、小学生まで1人 3,980円〜、3歳以下 無料
※利用時期によっては変動する可能性あり

問い合わせや空き状況はこちら
https://aburayama.camp

キャンプ女子株式会社の公式ページ
https://www.camjyo.com

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