
“雨キャンプ”上級者は絶対にやってる!誰でも簡単にできる万全な神対策5選
アウトドア好きにとって雨は悩ましい存在です。しかし、しっかりと対策をすれば雨の日ならではの自然の美しさを満喫したり、焚き火の温かさをより一層感じたりと、特別なキャンプ体験に変えることができます。
この記事では、雨の日のキャンプを安全かつ快適に楽しむための5つのポイントを解説します。万全の雨対策で思い出に残るキャンプを実現しましょう。
雨キャンプを楽しむ5つのポイント
雨のキャンプを快適に過ごすためには、事前の準備が不可欠です。これから紹介する5つのポイントをしっかりと押さえて特別なキャンプ体験に変えていきましょう。
1.雨の盾!タープを最初に設営する

雨の日のキャンプで最も重要なことの一つが、タープの設営を最初に行うことです。
キャンプ場に到着したら、まずはテントを張る場所の近くにタープを設営しましょう。タープは、リビングスペースや食事の場所を確保するだけでなく、雨からギアや荷物を守るための屋根となります。
タープの張り方には様々な種類がありますが、雨の日は水が流れやすいように中央が高くなる張り方が基本です。ガイロープをしっかりと張り、風にも飛ばされないように固定しましょう。
タープの下にテーブルや椅子などを配置し、雨の中でも快適に過ごせる空間を作り出すことが雨キャンプを楽しむための第一歩です。
2.安心して過ごせる!タープとテントの耐水圧

雨の中で快適に過ごすためにはタープとテントの耐水圧が非常に重要です。耐水圧とは、生地がどれくらいの水圧に耐えられるかを示す数値で、一般的に「mm」で表記されます。
雨キャンプにおすすめの耐水圧は1,500mm~2,000mm以上です。
タープを選ぶ際は、耐水圧だけでなく生地の耐久性や遮光性も考慮するとより快適なキャンプを送ることができます。テントも同様に耐水圧の高いものを選ぶことで雨の中でも安心して眠ることができます。
もしお持ちのタープやテントの耐水圧が低い場合は、防水スプレーなどで撥水性を高めるのも一つの手段です。
3.濡れたギアもスマートに持ち帰り!大きなビニール袋の活用術

雨の日の撤収作業は、晴れた日と比べて手間がかかるものです。テントやタープは雨で濡れてしまい、泥や水を含んで重くなっていることもあります。そんな時に役立つのが大きなビニール袋です。
撤収時には、乾燥させることが難しい濡れたテント、タープ、レインウェアなどを大きなビニール袋にまとめて入れましょう。そうすることで、車のシートや荷室が泥水で汚れるのを防ぐことができます。
また、防水グランドシートを活用する方法もおすすめです。濡れたギアや汚れを掃除した後に防水シートの上に置いておくと汚れず車まで移動できます。せっかく掃除したのに置き場所がない!そんな時に役立つアイテムです。
4.足元から全身をガード!防水対策ウェアと着替えの重要性

雨のキャンプでは、防水シューズや長靴、レインウェアの着用が必須です。足元が濡れると体温が奪われやすく体調不良の原因になります。防水性の高いシューズや長靴を履くことで、雨水や泥から足を守り快適に活動することができます。
また、雨で濡れてしまった場合の着替えを多めに持っていくことも大切です。タオルも多めに用意しておくと、濡れた体を拭いたりテント内の水滴を拭き取ったりするのに役立ちますよ。
雨の日は、常に体を冷やさないように注意し、快適な状態を保つことが雨キャンプを楽しむための重要なポイントです。
5.水たまりは避けて!安全な設営場所の選び方

雨の日のキャンプでは設営場所も非常に重要です。できるだけ水が溜まりにくい高い場所や、水はけの良い砂地を選びましょう。
低い場所や窪地は、雨が降ると水が溜まりやすくテントの下が浸水してしまう可能性があります。また、斜面の下なども雨水が流れ込んでくる可能性があるため避けるべきです。
また、設営する際には、テントの下にグランドシートを敷くことで地面からの湿気や雨水の浸入を防ぐことができます。テントの周囲に溝を掘ることで雨水を外に流す工夫も有効ですよ。
雨の日しかできない特別な体験を
雨の日のキャンプは、事前の備えとちょっとした工夫で特別な思い出に変えることができます。最初にタープを張り、適切な耐水圧のギアを選び、濡れた物を持ち帰るための準備をし、防水ウェアで身を守り、安全な設営場所を選ぶ。これらのポイントをしっかりと押さえれば、雨音をBGMに、自然の中でゆったりとした時間を過ごせるはずです。予期せぬ雨に見舞われたとしても、この記事で紹介した対策を思い出して、雨の日ならではのキャンプを楽しんでみてください。