GARVY PLUS

キャンプ場検索・予約
  • Column
  • Gear

ガルヴィ30周年特別企画 「パートナーブランドと振り返るキャンプシーン」〜コールマン ジャパン中里豊社長インタビューその2〜

2021.04.15

この記事をシェアする

  • facebook
  • Twitter

コールマン ジャパンの歴史
1900年頃、アメリカでW.C.コールマンがマントル式ランプのレンタル会社を作り、1901年にランプの専売特許権を取得したのが「コールマン」のはじまり。日本上陸は1976年のこと。当初はアメリカ法人「日本コールマンInc.」として創業したが、1984年に日本法人「日本コールマン」、そして1992年「コールマン ジャパン」となっている。

中里 豊社長
商社、外資系化粧品メーカーを経て、2015年よりコールマン ジャパン4代目社長に就任。製品づくりとともに、キャンプの魅力発信に尽力している。

多様化が進む現代のキャンプ人気

2010年代以降、日本ではフェス人気に後押しされキャンプがふたたび脚光を浴びることになる。

ユニークで高品質な製品づくりを心がけているコールマンからは、クアッドマルチランタン、ロードトリップグリル、そしてダークルームテクノロジーという発明が続々誕生。他社が参考にしたと思われる製品が続々うまれたことは記憶に新しい。

2010年のガルヴィ5月号特別付録で掲載されたコールマンのグリル。

こちらは2010年のガルヴィ5月号特別付録。今となっては当たり前の引き出し式ロストルを搭載したクールスパイダーグリル、ロードトリップグリルがそろってお目見え。

“光を分割する”というアイデアが支持されたクアッドLEDパネルランタンも2010年の新製品。発表されるやいなや、他社からも分割ランタンが誕生した。ヘッドライトを持たないキャンパーが増えたのもこの頃から。

「キャンプシーンに影響を与えた製品は氷山の一角。ヒット作と言われて脚光を浴びるものは全体の1割程度です。

製品の多くは失敗するかもしれませんが、それでも最終的には社員の熱意を大事にしたいと考えています。

その熱意が発明を生み、キャンプシーンを大きく変えるかもしれませんから」

その一例が本年発売のサンシャインキャッチャーだという。

いわゆる黄色いてるてる坊主。

これをつければ必ず晴れる、濡れたテントがよく乾く……などという機能はまったくなく、あくまで“お守り“であり癒やしアイテム。

機能性とは無縁で当初はまったく期待されなかったが、開発者の熱意を受けて販売に踏み切ったところ初回完売のヒットとなったという!

日本では戦前よりボーイスカウトや林間学校など教育の一環としてキャンプが行われてきたが、1961年に交付されたスポーツ振興法によってキャンプがスポーツのひとつとされ普及の第一歩に。とはいえ日本初のオートキャンプ場、大野路ファミリーキャンプ場が生まれたのは1979年のこと。レジャーとしてのキャンプは70年代が黎明期、90年代初頭〜半ばは第一次オートキャンプブーム、そして今が第二次キャンプブームと言われている。

「90年代はRVに乗って家族で出かけるオートキャンプ一辺倒でした。

今は90年代とは異なりファミリーキャンプ、ソロ、フェス、おうちキャンプなどその楽しみ方はさまざま。ベテランもいれば新しくキャンプをはじめた人もいます。

ブランドにしても、インテリアメーカー、ワーク系など新規参入が増えていますよね。この多様性はコールマンにとって大いに歓迎すべきことだと考えています。それだけ市場が盛り上がっている証拠です」

驚くほど高額な製品もあれば、立派な製品が100円ショップのアウトドアコーナーに並ぶこともあり、ユーザーの選択肢は増えている。

さらに、新規参入企業は、長年取り組んできたアウトドアメーカーでは思いつかないアイデアを引っさげてやってくるので、これがキャンパーやメーカーを刺激するというのだ。

「現代は格差社会だと言われますが、自然下ではみな平等。

我々はキャンプをしてみたいと思ったすべての人が、キャンプ体験できるよう、今後もエントリー向けからハイスペックなものまで幅広く製品を扱っていきますよ」

インタビューその3へ続く

SNS

ページ内トップへ