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【WEB限定コラム】みちのく潮風トレイルを行く 本編 Vol.7

2019/11/06

文・写真/斉藤正史

本編 Vol.7 「みちのく潮風トレイルの最初のトレイルエンジェル」

今回のルート:大船渡市→釜石市

実は、大船渡市に縁がある僕。今年だけでも、仕事を含めて5回訪れています。

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碁石海岸の遊歩道からの景色

訪れるたびにいろいろな新しい発見があり、楽しいのが大船渡です。これまで毎回タイミングが合わず、お店で食べれなかったちっちゃなクレープ屋さんで、念願の三鉄(三陸鉄道)クレープを食べ、三陸駅からほど近いカフェ「ビアン」で、みちのく潮風トレイルの関係者が愛してやまないハンバーグセットを食べ、今回も大船渡を満喫していました。

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日本に四駅しかない恋の駅前 三陸鉄道、恋し浜駅

しかしなぜ、今回1週間もありながら、大船渡市と釜石市だけしか歩かなかったのか。それには理由がありました。大雨の予報を挟み、10月26日(土)は、大船渡市大船渡産業祭りで、さんま焼き師としてさんまを焼き、翌27日(日)はバケツジンギスカンを食べながら、みちのく潮風トレイルや海外のトレイルの話をするというイベントに参加していたからです。

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大船渡産業祭りで、さんま焼き師として初めてさんまを焼きました。
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釜石市でのトレイルイベント。晩ごはんは、バケツジンギスカンでした。

そんなこともあり、トレイルルートを進んでは戻り……2歩進んでは、1歩下がるみたいな感じでした。おかげで、人生初の三鉄に乗る事ができましたし、碁石海岸キャンプ場では、「スラックパッキング」という、その日必要な物だけを持って歩き、歩き終えたらまた宿泊場所に戻るという歩き方を試しました。これなら、体に負担をかけずに、いつもより長い距離を歩けます。とくに、急な登りの多いエリアでオススメです。みちのく潮風トレイルの沿線には鉄道が走っていますので、比較的簡単にできると思います。

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休憩所として解放されている、BAR・ばハウス

そんなことを試しながら、大船渡の最後のエリアとして訪れたのは大船渡市三陸町の越喜来(おきらい)でした。この越喜来には、みちのく潮風トレイルで初めてトレイルエンジェル(ボランティアの形でハイカーを支援する方)の方にお世話になりました。片山和良一さんと奥様です。東日本大震災の震災遺構などを展示している施設「潮目」のなかにある、大船渡市で床屋さんの仮設店舗として使われたプレハブを移築し、「BAR・ばハウス」として、みちのく潮風トレイルを歩くハイカーの休憩所として一般に解放しているのです。

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潮目の展示

「潮目」の由来は、この場所が、人と人とが交わる交流の場として、気軽に使ってもらう潮の目のような役割を果たして、越喜来の活性化繋がって欲しいという、片山さんの想いが込められています。利用は無料ですが、ドネイション(寄付)で運営がまかなわれているので、利用される方はぜひ、お気持ちを入れていただけたらと思います。ここでは、雨もあり3日間過ごしました。

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越喜来での釣り
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釣りスタートから二時間の釣果。最後は唐揚げで食べました!

僕がいつもお世話になっている、碁石海岸のアクティブレンジャー坂本さんもお近くに住んでいることから、息子さんやご近所の方と釣りをしたり、片山さんに越喜来の綺麗な朝日が見える夏虫山に連れて行って頂いたりと、日が経つにつれ離れるのが寂しい気分になってくるのでした。それでも進まなくてはいけません。それは、僕が単年で一気に歩き通すスルーハイカーだからです。

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片山さんに連れて行ってもらった夏虫山からの朝日
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片山和良一さん。お世話になりました。

きっとまた近いうちにここへ来る。その予感は、きっと的中します。

次回に続く

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