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絶対に知っておきたいキャンプのトラブル防止法!「火の粉の飛散を防ぐ知識を身につけよう」

2022.10.01

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 焚き火を楽しんでいてよく発生するトラブルが「火の粉」によるテントやタープの穴あき。自分のテントやタープならまだしも、お隣さんのものだったらトラブルはさらに大きくなる。
 そんなことにならないよう、焚き火はテントまわりから遠ざけ、火の粉が舞うことのない焚き火を心がけたい。
 それでもテントやタープ、ウエアなどに穴をあけてしまった場合は、市販の「リペアシート」で補修しよう。最近はアイロンでの加熱なしで貼れるものが多いので、その場で修復できる。熱処理が必要な製品の場合は、穴が広がったり、中綿が出てきたりしないように、養生テープなどを貼って応急処置を行おう。


キケン! 火の粉が舞う焚き火とは?

①薪に水分が多い場合
乾燥が不十分な薪や湿気った薪は、内部で水蒸気が爆発してはぜる。薪が湿っていたら焚き火で乾かし、乾いている薪は湿らないように薪スタンドを活用しよう。

②風が強い場合
風が強いときは、通常舞い上がらない粒子の大きい火の粉も遠くまで飛んでいってしまい、火災につながりやすい。風の強い日には焚き火をしないよう心がけたい。

③薪が針葉樹の場合
スギなどの針葉樹の薪は脂が多く、比較的はぜやすい。針葉樹はできるだけ焚き付けに使い、焚き火には脂が少ないナラなどの広葉樹を使用する。

④薪の量が多い場合
火力が大きくなると上昇気流が強くなるので、火の粉が勢いよく舞い上がり、遠くに飛んでいってしまう。一度にたくさんの薪をくべず、炎は小さくしよう。

もし火の粉が抑えられなかったら……
気をつけても火の粉を抑えられない場合は、無闇にあおいだりせず、薪を移動させるなどして間隔を開け、焚き火を小さくしよう。

火の粉が飛びにくい!焚き火台はこれ!


キャプテンスタッグ
ラウンド ファイアピット
脚を広げるだけで簡単に組み立てられる焚き火台。火の粉の飛散を抑えるメッシュガード付き。

 また穴あき以上に大変なトラブルは、火の粉が飛んで、枯れ葉や枯れ草に燃え移り、火災になること。これを防ぐためには、火の粉を飛ばさないようにするだけでなく、周辺に枯れ葉や枯れ草がないことを確認することが大切だ。
 ここでは火の粉が舞う原因を解説するので、これを参考にできるだけ火の粉が舞うことがない焚き火を楽しもう。


火の粉によるテント&タープの穴あき被害検証!

 火の粉でテントやタープに穴があくとはいうけれど「本当にあくの?」と思っている人がいるかもしれない。そこで火の粉に強いといわれるコットンとポリエステルの混紡生地「TC」と、テントやタープによく使われている生地「ポリエステル」を火の粉に触れさせ、どのようになるのかを検証してみた。
 使用するTC生地は、テントファクトリーの「Hi-TC」。コットン65%+ポリエステル35%の混紡率だ。対するポリエステル生地は、一般的な68デニールの生地となる。

火の粉に触れればポリエステルは穴あき必至!

ポリエステル生地は?

火の粉が触れた瞬間に溶けて穴があく。針で刺したほどの焦げ穴も多数見つかった。

TC生地は?

灰が付着していることから火の粉が飛んだことはわかるが、焼け穴はひとつもなかった。


穴があいたらリペアシート

万が一、火の粉で生地に穴があいてしまったら、リペアシートで補修しよう。TCやメッシュ、ゴアテックスに対応したものもあるぞ!

ogawa
リペアクロスT/C(補修布)

TC生地を採用したテントやタープの補修用クロス7.5×45cm1枚入り。色はオフホワイトとサンドベージュがある。

ロゴス
テント&タープ補修・透明マジックシール

裏表両面に貼って補修するポリエステル向きの透明シート14.8×21cm2枚入り。生地色を気にせず補修できる。

モンベル
GORE-TEXパーマネントリペアシート

ゴアテックスフィルムにナイロントリコットをラミネート。20×20cmシート1枚入りで、補修には熱処理が必要。

ギアエイド
メッシュパッチ

縫製や熱処理がいらない貼るだけのメッシュ生地用のシール。φ7.6cmの2枚入りで、素材はPVC製。

執筆者プロフィール

ガルヴィ編集部
1991年創刊のアウトドア・キャンプマガジン『GARVY -ガルヴィ-』編集部。春夏秋冬、フィールドやイベントを駆け回っています!


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