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冬キャンの記事一覧(60件)

現役キャンパーが伝授!ファミリーキャンプで快適に過ごせるコツとは?
現役キャンパーが伝授!ファミリーキャンプで快適に過ごせるコツとは?
悩ましいファミリーキャンプでのテントレイアウトやスタイル。導線や安全面を考慮した快適性だけでなく、見た目のおしゃれさも兼ね備えた、先輩ファミリーキャンパーたちの見本を参考にしてみましょう。1.どう配置する?ファミリーキャンプの快適レイアウト5選■子どもたちの安全面を考慮したファミキャンならではのレイアウトyuichiro2017さんファミリータープ下のリビングは、写真向かって右側に子どもたち、対面に親たちが座っています。親のすぐ後ろにキッチンがあるのは、料理のしやすさもありますが、あえてここの動線をつぶすことで、子どもたちを通らせないことも意識しています。焚き火スペースはやはり安全面を考え、少し離れたところに。みんなで焚き火を眺めたいときは、子どもたちはチェアを持参で集まるか、車内のベッドスペースでゴロゴロしています。■開放感たっぷりのL型にハマる人続出!?安田さんファミリータープとテントを連結せずにL字型に配置し、L字の開いた部分をリビングにしています。連結しないことでタープの面が多く利用でき、開放感もたっぷり。子どもたちと、このレイアウトにハマっています!■赤ちゃんと一緒なら快適なお座敷スタイル!サリーさん子どもが3歳、5歳のとき、赤ちゃん連れの友人とデイキャンプしたときのレイアウト。小さい子どもたちがいるときは、レジャーシートのお座敷スタイルで遊び場を確保。カセットコンロなどは一番離れたところにセットします。キャンプの時はキッチンをハイスタイルにするなど、子どもたちが触れないよう配慮しています。■3家族のグループキャンプは、みんなが集える場をオカノさん&金ちゃんグループ3家族のグループキャンプで、大人6名、子ども4名の大人数。ひと家族は別のところにテントを張っています。テント前のスペースに囲炉裏型テーブルやストーブをセットして、みんなが集える場を中心に、子どもたちのスペースであるミニテーブルやハンモックは火元から離れた両サイドに配置。動線に余裕を持たせて大人数に対応しています。■快適さ重視!調理と食卓の位置を工夫松林さん家族4人のレイアウトは、2ルームテントのキャノピー部にキッチンをセット。その隣にテーブルとチェアを設置して隣り合わせにすると動線にむだがなくなります。テント前のレジャーシートは子どもたちの遊び場に。2.テントの使い勝手がアップするアイテムDODのカマボコテント3に設置できるプロジェクター用スクリーン「カマボコシアター」と、お座敷スタイルにできるシート「カマザシキ」で、映画上映をしています。子どもに静かにしてもらいつつ、大人もゆっくりできます。(はちみちさん)サンドカラーのレジャーシート。ダイソー、セリアで売っているのですが、テントと同系色でいいんです! グロメット付きなので、キャノピーのサイドに吊るして、目隠しや日よけにしています。(ミオさん)ユニフレームのちびペグ。テントのスカートを張るのに簡単で便利!小さくて軽く、持ち運びしやすいところも気に入っています。(のんなんさん)3.先輩ファミリーキャンパーのスタイル拝見■「効率良すぎ!2ルームテント」~倉田さんファミリー~倉田さんファミリーキャンプの経験自体は若い頃からしていたというご夫婦。お子さんが生まれて、昨年から再びキャンプへの火がつき、今では首都圏を中心としたキャンプ場を巡る。家族全員、焚き火が好きで、冬の寒いキャンプも焚き火の熱で過ごしたとか。テントとタープを別で設営する必要がない「今まではドームテントとスクリーンタープをドッキングしてキャンプをしていました。スノーピークのテントには以前から憧れて、ついにこの2ルームテントを購入しました」と笑顔で話してくれた倉田さんファミリー。スノーピークの「ランドロック」はとても人気が高いテントで、初心者から玄人まで幅広い人が利用している。2ルームテントの良さとはどこなのだろうか。「テントとタープを別で設営する必要がないところですね。だって、これひとつを設営すれば寝室とリビングがまとめてできちゃうので、効率がいいですよね」。おっしゃる通り、それが2ルームテントブームの理由だろう。ちなみにファミリーキャンプを楽しむコツを聞いたら、「高い商品と安い商品をうまく組み合わせることですね」とのこと。ランタンといったこだわりのあるものにはとことんこだわり、消耗品や「これで十分」と思ったところはきっちり安く抑える。そのメリハリが終始笑顔で過ごしていた倉田さんファミリーの秘訣なのかもしれない。お持ちのギアを拝見!収納ケースを上手に活用し、小物をまとめてスッキリさせているのが特徴。「テントやファニチャーは入れ替えずこのままでキャンプし、寝袋や小物は季節に応じて入れ替えています。細々としたものは収納ケースに収まるものでまとめるようにしています」ファミリーキャンプの参考ポイントカインズの格安チェアで十分快適に過ごせるコンパクトに収納できるカインズのチェアはなんと2980円!「色もよくてすぐ買いました」横幅があり居心地いい!子どもも夢中になるユニフレームの焚き火台焚き火好きという倉田さんファミリーはユニフレームの人気焚き火台を使用。「子どもでも扱えて重宝しています」チャムスのアイテムは家族全員がお気に入り!チャムス好きでもあるそうで、カップやソフトクーラーはチャムス製品を使用。「ポップなカラーリングがお気に入りです」こだわりアイテムをチェック!大きい薪を買い込んで愛用アックスで細かく割るいつも使うのがハスクバーナのアックス。「大きい薪をよく買うのでこれで割るのがキャンプの日課です」奥さんと同い年のランタンは海外から輸入奥さんのバースイヤーランタンは、とことんこだわり抜いたアイテム。「LEDランタンより明るく、今ではキャンプには欠かせない存在ですね」相棒レベルの頼もしい大型テント憧れだったというスノーピークのテント。「子どもが虫嫌いなので、メッシュスタイルも重宝しています」■「おしゃれ!雰囲気のあるテントサイト」~茂木さんファミリー~茂木さんファミリーファミリーキャンプは4年目を迎える茂木さんファミリー。ギアに凝るきっかけは旦那さんが泊りがけで釣りをする際にテントを購入したこと。「安いテントだったので、水漏れなどで悲惨でした。しっかりしたギアを持っていくのが大事だと思いました」。色の合わせ方が重要! おしゃれに見せるポイントに注目3色使いのタープにコールマン「ビラデルマー リバイバル」のロッジテントを合わせた茂木さんファミリー。キャンプ歴は4年目、年10回ほど春から秋にかけていろんな場所に出かけてキャンプを満喫するそうだ。サイトやギアのこだわりについて聞くと、「元々はごく一般的なキャンプスタイルだったんですが、昨年にこのタープを購入してから、イエロー・ブラウン・レッドの3色に絞って道具を揃えると、なんだかワクワクしてキャンプができるんですよね」と旦那さんがすぐに回答。決まりをつけて道具を探すと、宝探しに近い感覚で買い物が楽しめるのかもしれない。アウトドアショップはワイルドワンによく足を運び、新しい道具の情報も仕入れているとか。こだわりのギアは、コールマンのヴィンテージギア。「古いアイテムに見られるゴールドボンドは、自分たちのサイトカラーとの相性がよく、テントの色にも馴染むのでネットで探しまくって購入しました」。旦那さんにおいては、帽子の色もスニーカーの色もサイトに合わせていて、とことん趣味を満喫しているんだろうな、と感じた。お持ちのギアを拝見!ヴィンテージと現行品を上手に組み合わせて使っているのが茂木さんファミリーのこだわり。「カラーを揃えると統一感が出ると聞いたので、意識して道具を揃えるようにしています」。ファミリーキャンプの参考ポイントサイズもカラーも◎なコールマンの復刻テント大型のロッジテント「ビラデルマー リバイバル」はコットン生地を採用。「結露しないので安心して使えます」中でも外でも安心できるLEDランタンテーブルランプとして大活躍のコールマンのライト。ベアボーンズリビングはUSB充電で使い勝手◎子どもの身長でも使える高さのキッチンスタンド3年前に購入して今ではキャンプでいつも使う必需品。「子どもが手伝ってくれる時にこの高さは便利ですね」こだわりアイテムをチェック!フルオーダーメイドの大型タープは溺愛品キャンプ・オン・パレードのオーダータープは自慢の逸品。「好きな色を3色チョイスして注文しました」サイトのカラーに塗り替えたリメイク手洗い器ホームセンターで購入した手洗い器を自分好みに塗装!「中はそのままなのでギャップがありますね(笑)」手に合うようにナイフのハンドルをカービング!黒サビ加工を施したオピネルNo.9。「使い勝手を重視して、自分でハンドル部を削ってみました」■「設営しやすい!ワンポールテント」~田中さんファミリー~田中さんファミリーキャンプ歴10年を超えるファミリーキャンパー。生粋のコールマンファンで、ウェザーマスターシリーズ「コクーン」を使ってから同シリーズの虜になる。最近は「ヴィンテージとマスターの融合」と名付けてこの組み合わせでキャンプをすることを楽しむ。ドームよりも設営しやすい!先輩キャンパーも納得の使い勝手「久しぶりにこのテントで設営したんですが、動線やキッチンの配置などサイト設営の基本を見直すことができて新鮮でした」と話す田中さん。今回使用したテントは、コールマンの最高峰シリーズ・ウェザーマスターの中で唯一のワンポールテント「4S T.P.クレスト」(現在は廃盤)。そこに同シリーズのヘキサタープを合わせて広々リビングを作った。「ドームテントは2本のポールを交差してフライシートをかける手間がありますが、ワンポールは1本ポールを入れれば完成なので設営がラクです。また、リビングが外にあるというのは、自然の中で過ごしている感覚がはっきりするので非日常感がありますね。 『あ〜、キャンプしてる!』と思えます(笑)」。ちなみに、注意点はどこかと質問をしたら「ワンポールテントは、一度設営すると動かすことができないので、テントの位置を決めたら先にタープを完成させるのが大事ですね」とすぐに返答がきた。様々なテントを使ってきた田中さんだから言える、説得力のある説明に納得したのであった。お持ちのギアを拝見!「基本コールマン製品しか使わないんです」と生粋のコールマン愛好家という田中さん。テントとファニチャーは比較的新しく、クーラーやランタンはヴィンテージのものを揃えていた。色を揃えているところも注目。サイトレイアウトの参考ポイント囲炉裏テーブルを囲って食事も会話も団らん普段は焚き火台を、寒いときには石油ストーブを中央に置いて暖とりや食事をする囲炉裏テーブル。欠かせないアイテムだとか。サイドテーブルはとても便利なサブ道具!荷物置きやテント内のランタン置きなどに使えるサイドテーブルはいつも複数台を使用。ロングテーブルで大人数のキャンプにも対応ロングタイプのテーブルを使えば、キャンプ中に誰かを招いたときに広々と使えて便利。コンパクトに収納できるのもうれしいところ。こだわりアイテムをチェック!ゴールドボンドの激レアヴィンテージランタン希少価値があるカラーのランタンがお気に入り。「知人に譲ってもらってからハマりました」レアカラーのクーラーを食材・ドリンクで使い分け同じくゴールドボンドカラーのクーラー。2サイズを用意して食材とドリンク入れと分けて使用。タンクまで同じカラー!好きなカラーはとことん同色にボンドカラーのツーバーナーも貴重!「サイズ感がちょうどよく、いつも使っています」
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意外と知らない!焚き火のコツは?薪の選び方や火おこしの方法を徹底解説!
意外と知らない!焚き火のコツは?薪の選び方や火おこしの方法を徹底解説!
知っているようで、意外と知らない焚き火のこと。今一度、焚き火の仕方やルール&マナーを把握しておこう。■焚き火のコツ|事前準備焚き火を成功させるには、事前準備が何よりも大切。一歩まちがえると大ごとになる「火」のことだからこそ、丁寧な準備を心がけよう。①焚き火台の設置まず、焚き火台の設置場所は慎重に選ぼう。ルールとマナーを守らなければ、余計なトラブルを招きかねない。➁風向きを予測して設置する隣のサイトに火の粉や煙が直撃しないよう、風向きに配慮。焚き火をする前にひと声かけておくと、気持ちがいいキャンプができるはず。③テントやタープから距離をとる焚き火スペースは、テントやタープから十分に離して設置すること。素材によっては、火の粉で穴が空く可能性もある。また、ファミリーキャンプの場合は、子どもが走りまわることもあるので、とくに距離感に注意しよう。④薪の用意・下準備薪の用意・下準備も焚き火に欠かせない工程のひとつ。正しい知識があれば、ワンランク上の焚き火を楽しめるだろう。⑤針葉樹と広葉樹を使い分ける薪の種類は大きく分けて「針葉樹」と「広葉樹」の2種類がある。針葉樹はスギやヒノキなどで、火つきがいいが燃え尽きるのも早い。いっぽう、ミズナラやシラカバなどに代表される広葉樹は、長い時間燃えてくれるのが特徴。ただし、針葉樹のような火つきの素早さは望めない。着火に針葉樹、その後は広葉樹と使い分けるのがオススメだ。⑥乾いた素材を使用する薪の水分量が多いと火がつきにくく、煙が大量に発生する。そして、火がつくと水分が膨張し、小さな爆発を起こすことも。もし、湿った薪があったら、すぐに焚き火台のそばに置き、火の力で乾燥させよう。⑦細かくカットした薪を作り、皮を毛羽立たせる太い薪をそのまま燃やすことはできないが、細くすれば燃えやすい。乾燥した小枝や薪の樹皮部分を削いだものなど、細めの薪や枝を用意。その次に火を移す薪は、鉈などで中〜細めに割っておく。太さ別に3種類を用意しておくとよいだろう。森に落ちている松ぼっくりやナラの樹皮なども、焚き付けにも使える。■焚き火のコツ|火起こし準備が整ったら、火起こしに取り掛かる。ここでつまずく人も多いので、しっかりとポイントを抑えておこう。①空気の通り道ができるように薪の組み方を工夫する薪を組むときは、空気の通り道ができるようにする。メジャーな組み方は、並列型・井桁型・合掌型の3種類。並列型は、枕木を横に2本渡し、その上に薪を並列に置く組み方。薪の安定感がよく、燃焼効率もいいので、強火になる。井桁型は、「井」の字型になるように交互に薪を組み上げる。井桁全体が燃えていくので、大きな炎になりやすい。ただし、薪の消費量が高い点には注意。合掌型は、薪を円錐状に組み上げる。下から空気を取り込みやすく、炎が上昇するので焚き火の姿も美しい。➁焚きつけで小さな火をつくる太い薪には直接火がつかない。薪を組んだら、その中心に焚き付けをこんもりと置き、ライターやマッチで火をつける。③着火後すぐに火吹きはおこなわない火が上がったらまずは様子を見る。小さい炎が安定したら、火吹き棒などで焚き火の中心にそっと空気を送り込む。■焚き火のコツ|火を育てる火起こしができたら、火を育てていこう。焚き火の醍醐味といえる工程なので、楽しみながら取り掛かってほしい。①ゆっくり長く空気を送る火がくすぶっている場合は、酸素が足りていないことが多い。そんなときは、うちわや火吹き棒などで風を送り込もう。赤く熱した部分にゆっくり長く空気を送ると、火がつきやすくなる。➁細い薪から太い薪へと火を移していく細い薪から火をつけて、徐々に太い薪へと移し、火を育てていく。焚き付けから細い枝、中太の薪、太い薪へと火がまわって安定したら、太い薪をくべて、さらに炎を大きく安定させる。徐々に熱が上がり、太い薪の表面が白っぽくなってきたらもう安心。あとは随時、薪を投入すればOKだ。■焚き火のコツ|後片付け焚き火は後片付けも慎重に。最後の最後まで丁寧な処理を心がけよう。①薪は完全燃焼させる薪は灰になるまで燃やし尽くすのが、ベストな終わり方。あとは灰捨て場などで灰の処理をすればいい。途中で焚き火をやめる場合は、薪同士を離すようにすれば立ち消えしやすい。とはいえ熱をもっていると再び燃え立つので、密閉できる缶に入れれば確実に消火できる。薪が燃え尽きないまま残ってしまったら、管理棟で捨てられないか聞いてみよう。➁焚き火台は時間をかけて冷ます焚き火台は、自然に冷えるまで待つことが大切。冷ますために水をかけると、焚き火台が変形したり、破損したりすることがある。■焚き火を楽しむために知っておくべき注意点最後に、焚き火を楽しむために知っておくべき注意点を解説する。①着火剤の追加は絶対にNGなかなか薪に火が付かないからと、チューブタイプの着火剤を直接焚き火に追加すると、着火剤を伝って手元に火が来てヤケドをする恐れがある。それが衣服に引火したら大惨事だ。絶対に行わないこと。➁紙類は周囲に飛んでいくおそれがある火をおこすときや火力を上げたいときに、新聞紙や落ち葉を使う人がいるが、これはNG。紙や枯れ葉は燃えると灰を巻き上げてしまうので、周囲のキャンパーに迷惑をかけることになりかねない。火をおこす際の火種には着火剤、消えそうな焚き火の火力を上げたいときは細く割った薪や乾燥した小枝を入れるようにする。もちろんゴミを燃やすのは論外の行為だ。③自治体やキャンプ場ごとにルールが異なる焚き火のルールは、キャンプ場によってさまざま。多くのキャンプ場は「焚き火台を使用すればOK」としているが、なかには「場内の限られた場所のみで焚き火OK」など制限を設けているキャンプ場も。なお、直焚き火可能なキャンプ場はかなり少ない。近年、焚き火の後始末をしないケースが増加しており、それを理由に直火禁止にしたキャンプ場もある。利用するなら、ルールとマナーは厳守だ。
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ファミリーキャンプで実際に起こった!想定外すぎるハプニングとは…?
ファミリーキャンプで実際に起こった!想定外すぎるハプニングとは…?
ファミリーキャンパーは、子連れキャンプをどう楽しんでいるのだろうか。そこで座談会を開いて、実際の親御さんたちに話を聞いてみた。今回は、ファミリーキャンプを始めたきっかけや思わぬハプニングについて。左上から時計回りに、田中志穂さん、橋本沙織さん、早川将志さん、前村詩織さんファミリーキャンプのきっかけーー 早速ですが、皆さんが子連れキャンプを始めたきっかけを教えてください。田中 我が家は昨年、友達夫婦に、「キャンプに行ったら楽しかったから、今度一緒に行かない?」と誘われたのがきっかけです。普段アウトドアに親しむ機会もないので、これはいい機会かなと思って計画を進めました。ですが、子どものイベントや体調不良、台風などが重なり、延期に延期を繰り返して、結局昨年はデビューできずじまいでした。橋本 我が家はコロナ禍がきっかけでしたね。外出制限などで家にこもる日々が続き、子どもを大自然に連れ出したいな、と悩んでいたときに、子ども同士の年が近い友達家族もキャンプに興味を持っていることが分かって。「一緒にキャンプ始めちゃう?」なんて誘いあって、3年前にデビューをしました。早川 我が家は、緑を求めて、というところですね。都心に住んで日々忙しく仕事をしているとストレスが溜まって、自然に癒されたいな、と思ったのが最初です。前村 私は子どもの頃、アウトドア好きの両親にしょっちゅうキャンプに連れていかれたんです。なので、自分に子どもができたときも「それはもう連れて行くでしょう」と自然な流れでした。ーー なるほど。キャンプデビューにあたって、どんな準備をされたのか教えてください。田中 うちは、手始めに車を買い替えました。それまでは小型の車で事足りていたのですが、荷物もたくさん積めて、子どもたちもゆったり過ごせるワゴン車にしました。それからテントや寝袋などのギアも揃え始めたんですが、どんどん出費がふくらんで、「え、これいくらかかるの?」とハラハラしましたね。橋本 ギアを揃えるのって、お金かかりますよね! 我が家もアウトドア雑誌を買って、ギアを選ぶところから始めました。楽しくてあれもこれもと買っていくうちに、行く前から道具を揃えすぎてしまい、いざキャンプに行ってみたら、「このキッチンツール必要なかったんじゃ?」とか「あんなかっこいいテントもあったんだ!」みたいな小さな反省がいくつかありました。指を切り落とすハプニングーー 子連れキャンプデビューはどうでしたか?橋本 友達家族の知り合いにベテランキャンパー夫妻がいて、まずは彼らの日帰りキャンプについていきました。テントの張り方から焚き火のおこし方まで一通りレクチャーしてくれ、料理も全部作ってもらうという、上げ膳据え膳のデイキャンプでしたが、あれがなければ、デビューに踏み切れなかったですね。でも実はその前の週、家族だけで近所の河川敷でテント設営の予行練習をしてみたら、強風でポールが一本ねじ曲がっちゃったんです。デイキャンプの日程も迫っていたので、特急料金を払ってメーカーに修理してもらうなんてこともありました。 早川 我が家のキャンプデビューは5年前のゴールデンウィーク。群馬の山奥にあるキャンプ場でした。慣れない焚き火をどうにかおこし、この火を絶やすものかと夜更けに張り切って薪割りをしていたら、ウイスキーが入っていたこともあって、自分の人差し指の先をスコーンと切り落としてしまって。一同 えーーーーっ⁈早川 夜中に山奥まで救急車を呼ぶはめになりました。上の子は当時3歳だったんですが、〈キャンプ=指を切ってしまう〉という強烈な印象を植え付けてしまって、以後3年ほど我が家はキャンプから遠ざかっていましたね。ーー それはすさまじいデビューでしたね……。ベテランの詩織さんがいる前村家でも、想定外のハプニングってありました?前村 数年前、長野で初めて冬キャンプをしたんですが、寒さ対策として、電気毛布と大型の発電機を持って行ったんです。ところがこの発電機、電源を入れるとグワングワンうるさくて、とても眠れたもんじゃない。消したら今度は寒さで凍えてしまう。結局その夜はほとんど眠れず、次の日、ホームセンターで湯たんぽを買い、2泊目は無事安眠できました。以来あの発電機は使っていません……。早川 ハプニングといえば、焚き火をすると、予想以上に火の粉が飛ぶんですよね。昨年のキャンプで、娘が履いていたお気に入りのブーツに焦げ穴ができてしまい、娘は半泣き。僕のダウンジャケットにも無数の穴が開いてしまって、服装選びや靴選びの大切さを痛感しました。橋本 我が家は、2年半前、キャンプ場の川辺で水遊びをしていたら、子どもが岩で足を切ってしまって。ケガや事故を想定しておらず、救急箱の準備もなかったので、焦りましたね。TEXT/中村茉莉花出典/ガルビィ2024年4月号
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ファミリーキャンプのコツとは?事前準備から場所選びまで徹底解説!
ファミリーキャンプのコツとは?事前準備から場所選びまで徹底解説!
自然の中で家族とのんびり過ごすファミリーキャンプ。楽しい思い出づくりのためには、事前の準備や場所選びが重要です。ファミリーキャンパーのアイディアを参考に、快適で子どもたちにとっても良い経験となるキャンプを目指しましょう。■子どもの成長に役立つ!ファミリーキャンプの効果キャンプ場では多くのファミリーが思い思いに楽しんでいる。家族にとって、キャンプの魅力とは何だろう?学校では教わらない考える知恵が身につくキャンプには多彩なスタイルがあるけれど、現在、圧倒的に主流なのは家族で出かける「ファミリーキャンプ」。ホテル泊に比べて低予算と言われるけれど、道具をそろえ、それが入るクルマも必要だ。さらに気温に応じた道具の買い足しもあるため、宿をとるほうが安いことも!それでもキャンプに行くのはなぜか聞いたところ、その答えの多くが「日常では体験できないことが多く、考える力が身につく」ことだった。水を運び、火をおこすことからはじまるキャンプ。子どもにとって初めての焚き火や薪割りは新鮮だ。火の番をすれば、教えなくても煙がでない木を探し、炎を絶やさないための条件を考える。また、隣り合わせた人に道具を借りることもあるし、場内イベントを通して仲良くなることもある。コミュニケーション能力を養う場としても最適。キャンプは”学びの場”として最高の舞台なのだ。キャンプ場でしかできないことがいっぱい!近頃、ボール投げやかけっこ、縄跳びなどを禁止する公園が増えている。「ほかの人の迷惑になるから」がその理由だ。混雑した時期でない限り、キャンプ場は自由に遊べる場所が多く、ボール遊びを楽しむ親子の姿も。管理人さんの許可があれば、ハンモックをかけることだってできる。キャンプ場は遊びの自由度が高い。キャンプ場の広場で、縄跳びや水遊び、ツリークライミング、クラフト作り、ハンモックなどいろいろな遊びに挑戦しよう。ただし、自然を傷める行為は禁止だし、クルマにも注意。管理人さんにルールを確認しておけば安心だ。経験値も考える力もUPキャンプでは焚き火や水運びなど、日常とは違う経験がたっぷり。いつもと違う不便な環境だからこそ、いろんなことを考えて快適に過ごす工夫をする。自然に考える力が身につく。火口と焚き付け。何度もキャンプをしていると、子どもたちは自然に乾いたやわらかな草や葉っぱを見つけてくる。いざというときのために、いつでも火を確保できるよう、ライターではなくメタルマッチでの着火に挑戦してもいい。子どもに焚き火を手伝ってもらうなら、子どもの手に合うコットン製の軍手やレザーグローブを用意しよう。■どこに行く?ファミキャン向けキャンプ場の選び方 7選①家から近いキャンプ場を選ぶキャンプ場までの移動に時間がかかると疲れてしまうし、渋滞などのトラブルがあると「チェックイン時間に間に合わない!」「着いたら急いで設営しなきゃ!」など、気持ちに余裕がなくなる。親がイライラすれば子どもにもいい影響はない。そこでキャンプ場は2時間圏内を目安に選ぼう。ICから近いと見知らぬ土地の運転が少なくてすむので、気分的にも楽。➁設備の充実度で選ぶ子どもと過ごす時間を十分にとりたい人は、設備が整ったキャンプ場へ出かけよう。ワイルドなキャンプ場も楽しいけれど、親のキャンプ経験が少なければ、不便な環境を楽しむ余裕がなく、子どもとの時間も少なくなりがち。でも設備が整っていれば、設営が楽にできたり、お風呂があればクルマで出かけなくてもすむので、子どもと過ごす時間も増えるはずだ。「PICA富士西湖」のゲストハウスには、焚き火グッズが充実した売店もある。売店なども兼ねた「ケニーズ・ファミリー・ビレッジ/オートキャンプ場」の管理棟。温水も出るので洗い物が楽にできる「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」の炊事棟。③子どもがOKなトイレのキレイさで選ぶ小さい子どもは、慣れていない和式や汲み取り式、仮設トイレでは用が足せない場合も。そんな子どもを連れてキャンプへ行くときは、キレイなトイレがあるかどうかも重要になる。キレイなトイレがあるキャンプ場は、HPに写真で掲載されていることが多いので、事前に確認しておこう。掲載がない場合は電話などで確認してから予約をするといい。「PICA富士西湖」のトイレは、炊事棟と一緒になったコテージ風のキレイな建物にある。「キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原」には、幼児用トイレが付いた「親子トイレ」も。④親子で入れるシャワーや風呂で選ぶ子どもと一緒に入る共同浴場は「うるさくないかな?」「まわりの人に迷惑かけるかも……」など、周囲の目を気にしてのんびりできないことが多い。でも、子どもと一緒に入れる広いシャワー室や、貸し切りできる家族風呂があると、まわりに気兼ねなくお風呂に入れる。とくに子どもが小さいファミリーは、この点を重視して選んでみよう。昭和レトロの雰囲気が人気の「有野実苑オートキャンプ場」にある家族風呂。⑤遊び場が充実しているかで選ぶ昔ながらのワイルドなキャンプ場は、特別な遊具があるわけではないので、親が遊びを準備しなければならない。キャンプに慣れているファミリーならいいが、そうでない場合は遊びが充実しているキャンプ場を選ぼう。それなら「キャンプ場では何をして遊べばいいの?」という人でも安心だ。遊園地に併設されたキャンプ場もあるので、チェックしてみよう。「ツインリンクもてぎ 森と星空のキャンプヴィレッジ」は遊園地やレジャー施設が充実。⑥気軽に楽しめる体験教室で選ぶせっかくキャンプに来たのだから、アウトドアらしい遊びがしたいけれど、親には知識も経験もないので、どんな遊びをすればいいのかわからない、というケースも多い。そんなときは、体験教室が充実したキャンプ場を選んでみよう。カヌー、フィッシング、アウトドア料理、収穫体験など、体験したいアクティビティがあるキャンプ場を今からチェックだ!「PICA富士西湖」はレンタルが充実。西湖や場内の釣り堀で釣りが楽しめる。⑦暑さを吹き飛ばす水遊びで選ぶ子どもに人気の夏の遊びといったら水遊び。楽しいだけでなく、ほてった体を冷やしてくれるので、熱中症対策にも効果的だ。水遊びができるのは、すぐ脇を流れる天然の川、川から場内に引いた人工の小川、小さな子どもも遊べるジャブジャブ池、本格的なプールなど、キャンプ場によってさまざま。イメージに合った水遊びができるキャンプ場を選んでみよう。「青川峡キャンピングパーク」では、すぐ脇を流れる青川で水遊びができる。■ファミリーキャンプに出かける前に!準備したいポイントファミリーキャンプを楽しい思い出にするためにも、キャンプの基本を押さえておこう。どんな点に注意すればいいか、まとめて紹介!①あらゆる不安を取り除いておこう根本的な考え方としては、あらゆる不安を取り除くこと。虫よけやスクリーンタープを準備する、防寒具を余分に持っていく、救急セットを用意するなど。最寄りの救急病院を調べておくというのも安心につながるだろう。ファミリーであることを意識して、フィールド設計も慎重に行ったほうがいい。小さな子どもが、クルマの通る道路に飛び出さないかなど、細心の注意が必要となる。また、子どもが走りまわる場所に火がないか、足を引っ掛けてしまう障害物がないかなど、レイアウトの確認も重要だ。キャンプ場では子どもたちの自主性を尊重して、子ども自ら行動できる環境づくりに努めたい。やる気を起こすように、イベントを計画したり、課題を提起することもおすすめだ。➁子どもの着替えや物はやや多めに準備する子どもの着替えは普段より多めに持っていく。アウトドアではいつも以上に遊びまわって、服がすぐに汚れてしまうからだ。いつもの1.5倍の着替えを準備することを推奨したい。レインウエアや強い日差しを避ける帽子も必須。また、雨の日にテント内で遊べるカードゲームなどもあるといい。救急セットを用意しておくのも忘れないように。必然的に荷物は増えるが、安心感も大きい。③寝袋に慣れていない子どもは封筒型でテントで過ごす夜は、子どもたちにとって特別な時間となる。非日常の環境のなかで朝を待つドキドキ感を感じながら、一日の疲れをしっかりと癒さなければならない。とはいえ、まだ寝袋に慣れていない子どもならば、封筒型寝袋がおすすめ。比較的、普段の布団に近い感覚で寝られる。ひとりで寝られない小さな子どもは、連結できる寝袋を。親が一緒に寝れば子どもの安心感はさらに高まる。④焚き火やバーナーを通して火は熱いものと教えておくキャンプでしか教えられないこともたくさんある。その中でも火の存在は大きい。近年IHなどの電子調理機によって、家庭から炎の存在が稀有になりつつある。火が持っている、怖さ、すばらしさなどを体験できるのはキャンプならでは。その熱をすぐに体感できるのだ。扱い方を間違えると火災などの大きな被害が出ること、火を扱うことで調理ができたり、暖を取ることができることなど、学ぶことはたくさんある。■ファミリーキャンプにおすすめ!子供向けアイテム■ ロータイプのチェアとテーブル子どもたちは狭いところが大好き。大きいテーブルも用意するのですが、結局いつもこっちで遊んでいます(笑)(金ちゃんファミリー)広げるだけでOKなロゴス「トレックチェア」。コンパクトなので、撤収ぎりぎりまで出しておいて、最後にクルマの隙間にしまえます。(ゆーみんさん)■ ハンモック子どもの遊び場のひとつとして、ハンモックを用意。いつも楽しんでくれています。(オカノさん)■ 子ども用チェアヘリノックスのチェア。軽くてコンパクト。13歳、11歳の子どもたちが自分で組み立て、撤収してくれます。(キクチさん)コールマン「ファンチェアダブル」は設営、撤収が楽。とりあえずの荷物置き場にも重宝。座面が低いので小さい子にもいい。(安田さんファミリー)キャプテンスタッグ「エクスギア アルミ背付ベンチ」。兄弟、親子で座れて何かと便利。(よしぼうさん)広げるだけでOKなロゴス「トレックチェア」。コンパクトなので、撤収ぎりぎりまで出しておいて、最後にクルマの隙間にしまえます。(ゆーみんさん)キャプテンスタッグ「パレット コンパクトチェア(ミニ)」(赤いチェア)。設営も撤収も簡単でリーズナブル。(のんなんさん)
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少しの寒さは工夫で対策!簡単にできる防寒テクニックまとめ
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まだ冷え込みが続く季節だが、キャンプはしたい。そこで、知っておきたい寒さ対策のテクニックをまとめてみた。知っているのと知らないのとでは大違い!大型リビングをもつ2ルームテントが快適寒いと、外でずっと焚き火にあたるのも限界がある。テント内に引きこもる時間が長くなるので、家族みんなが過ごせるゆったりリビング付きの2ルームテントや、テント+シェルターの組み合わせだと寒い日も快適だ。〈ogawa〉ファシル3~4人にちょうどいい2ルーム。2組のクロスポールを用いたシンメトリーな形は寒くても素早く設営できて強度も高い。スカートとルーフフライで寒さ、結露対策も万全。テントのスカートを活用寒い時期のキャンプには、冷たい風を遮断するスカート付きテントがマスト。冷たい風がテント内に吹き込みにくい。ただし、気密性が高くなるので適度な換気は不可欠だ。ベンチレーターを開放して結露低減インナーとフライの間の空気が断熱材の役割をもつが、呼吸や汗により生じる結露を完全に防ぐことはできない。ベンチレーターを開放することで湿気を排出し、結露を抑えよう。寝袋を濡らさないよう中央に寝ることも大切。チェアにカバーやブランケットをかける腰や背中が冷えるときは、チェアに起毛素材のカバーをかけて保温性を高めよう。チェアカバーがない場合はブランケットを敷くことで同様の効果を得られる。大きめブランケットなら足首あたりの冷えにも対応する。〈ロゴス〉Tradcanvas 難燃BRICK・キングあぐらチェアあぐらをくんでくつろげるゆったりサイズのローチェアで、簡易こたつと相性抜群。燃えにくい素材を採用しており、焚き火まわりで使えるのもうれしい。収束式で組み立てが楽なのも◎こたつ布団になるシュラフでぬっくぬくローテーブルに封筒型寝袋をかけて簡易こたつに。熱源がなくても、寝袋がテーブルの下に入り込む冷たい空気を遮断するので思いのほかあたたかい。マットを重ねて地面の冷えを感じにくくすることでより効果が高まる。〈ロゴス〉こたつ布団シュラフ12060封筒型寝袋だが、広げて中央生地を外せば、こたつ布団に変身。天板を利用できるようになり、飲み物を載せても安定するのがいい。はずした部分は座布団として使用可能。〈ロゴス〉Tracksleeper テーブル12060こたつ布団シュラフをかけるのにマッチする120サイズ。ローにするとあぐらチェアにちょうどいい高さで、さらにこたつ布団シュラフが床まで届くなどいいことずくめ。封筒型寝袋と重ねて保温力アップ!寝袋には「快適睡眠温度」が示されているが、寒さに対する感覚は十人十色。不安な人は寝袋を重ねて対応しよう。ただし、キツキツになるとあたたかい空気の層をつぶして保温効果を得にくいので、ひとつは封筒型寝袋を使いたい。湯たんぽは洗面にも使えて便利こたつの中に置いて足先を載せる、お腹に抱えるなど好きな場所をあたためよう。ひと晩たつとぬるくなるが、ぬるま湯は洗面や食器洗い利用できるので言うことなし。熱々のお湯をポットに常備いちいちお湯を沸かすためにテントの外に出るのは大変だ。熱々のお湯を大量に沸かし、保温ポットに入れて常備しておこう。写真右は炭酸飲料対応のグロウラーで保温もできる。
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焚き火だけじゃない!春キャンプに役立つ防寒術を紹介!
焚き火だけじゃない!春キャンプに役立つ防寒術を紹介!
春先のキャンプで欠かせないのが寒さ対策。うっかり油断したら、「こんなに寒いとは思わなかった!」と後悔することに。そこで今回は、焚き火を使った防寒と、家電を活用する防寒をそれぞれ紹介しよう。焚き火を活かす寒さ対策何といっても焚き火の良いところは豊富な熱量。そこで焚き火の熱をできるだけ活用することを考えよう。風防で炎のぬくもりを無駄にしない〈ロゴス TAKIBI de JINMAKU-BA〉耐熱温度500℃のファイバーグラス生地両面にシリコンコーティングを施した焚き火用風防。幕の高さが90cmで、ローチェアに座ると頭まですっぽり。コンパクト収納なのもいい。晴れていても、まだ風を冷たく感じる季節。こんなときは顔あたりまでカバーする焚き火用風防を使おう。風が焚き火にも人にも直接あたりづらく、熱が逃げにくいのでぬくもりをとことん利用できる。煮炊きしつつ暖を取る〈ロゴス LOGOS グレートたき火グリル〉大型ゴトクと分厚い鉄網付きで大鍋からシェラカップまで対応するのが頼もしい。薪ストーブみたいにじんわり広がるぬくもりと炎を眺めながら焚き火料理を楽しもう。焚き火のパワフルな熱を生かさない手はない。がっしりゴトク付きの焚き火台を用意し、ゴロゴロの肉や野菜を火にかける。ぬくもりながら見守るだけで焚き火料理が完成だ。焚き火で煮込み料理をすれば一石二鳥寒冷地用のガス缶は夏用よりも高額で、数十分煮込むような料理に使うのはためらってしまう。その点、焚き火ならあたたまりながらじっくり煮込めて一石二鳥なのだ。酒肴をつまみながら手足をあたためるLOGOS グレートたき火グリルに鉄板を載せて、ちびちびつまむのが最高。酒が冷えたらシェラカップごと火にかけ、体の中と外からあたたまろう。焚き火で常時湯を沸かしておく焚き火台にケトルをかけておけば、常に湯を確保できる。熱々の湯は飲み物に使えるほか、石けんでは落としきれない油汚れを流す、少し冷まして足湯にするなんてことにも使えて便利。家電を使った寒さ対策家電を使う場合は、AC電源付きのサイトを利用するか、自分でポータブル電源を持ち込むことになる。ポータブル電源を使う場合には、家電の消費電力に注意しよう。防水電源コードを忘れずにAC電源サイトを利用する場合は、テントまで電気を運ぶための電源コードを必ず持参すること。キャンプ場にもよるが、長さは10mあればOK。雨が降ることも考えて、防水仕様のものを用意しよう。ホットカーペットで寒さ対策AC電源を活用した暖房利用はホットカーペットが代表的。使用する際はテントマットを敷いて地面からの冷気を遮断。そしてホットカーペット、ホットカーペットカバー、スリーピングマットを敷けば暖かく寝られる。大容量バッテリーなら500W前後が目安AC電源のないキャンプ場でも電気製品を使いたいという人には、大容量バッテリーがおすすめ。ただしAC電源と違って、500W前後の電気製品しか使えないので、暖房は消費電力の小さい電気毛布がいいだろう。リビングでも寝室でもポカポカ〈LOGOS ヒートユニット・アンダーシュラフマット〉最近は、スマホなどを充電するための別売りモバイルバッテリーを電源とした暖房器具も増えてきた。敷物やブランケットとして、どこでも暖まることができるので、快適な冬キャンプが楽しめる。キャンプに便利なオシャレこたつキャンプにも持って行ける電気こたつが注目されている。「EQUALS 古材風アイアンこたつ Brook」はハイ、ロー、スクエアの3タイプがあり、別売りのこたつ布団「アウトドアこたつブランケット」があれば暖房効率もアップする。蓄電式の電気アンカが便利!〈ロゴス 野電あったかパッド〉スイッチひとつですぐに暖まる電気アンカ。湯たんぽに比べて手間がかからないので便利だ。この「野電あったかパッド」を就寝前シュラフに入れておけば、内部が暖かくなっているので快適に寝られる。
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正しい防寒対策知ってる?冬キャンプでかなり役に立つ豆知識集
正しい防寒対策知ってる?冬キャンプでかなり役に立つ豆知識集
寒さ対策が必須の冬キャンプで重宝するのが暖房などの家電アイテム。ただ、AC電源付きサイトやポータブル電源でも、使えない場合があったりする。そこで、あらかじめ家電を使うための予習をしっかりしておこう!AC電源付きサイトでどんな家電が使える?AC電源付きサイトでも、1サイトあたりで使える電気容量に上限を設けていることが多く、その目安は1000W。ホットカーペットや電気ケトル、ホットプレートあたりは製品によって消費電力が1000Wを超えるものがあり、せっかく持っていってもブレーカーが落ちて使えない場合もある。キャンプ場を予約する際に電源容量を確認し、上限に達しないものを用意しよう。では、1000Wでどんな家電が使えるのか、把握しておこう。日本の冬の風物詩「こたつ」でほっこり4人用こたつの消費電力は500W程度で、弱利用なら100Wほど。AC電源サイトで使っても余裕がある。ただし、こたつ本体に加えて布団が必要なので非常にかさばる。「ホットカーペット」は単体利用ならOKホットカーペットの消費電力は2畳で500W、3畳で700Wほどなので単独で使用するのがベター。電気不要の簡易こたつの下に敷けば脚と腰を効率よくあたためられていい。ブーツのあたためにも役立つ「布団乾燥機」布団乾燥機の消費電力は600Wほど。眠る前に寝袋をあたためる、濡れた靴を乾かす、冷たい靴をあたためるなんていう使い方ができるのがいい。音がするので夜間の利用は控えめに。テント内で食事ができる「小型ホットプレート」テント内で調理できるホットプレートだが、1000Wを超えるものが主流。とはいえ小型のものであれば800~1000Wのものがあるので、キャンプに持っていくならこうしたものを用意。いつでもおいしいお茶を飲める「電気ポット」電気ポットとケトルは消費電力の多い家電。800W程度のものを用意すればいつでも熱々の湯が手に入るのがうれしいが、蒸気が出るので結露がひどくなる。使用はほどほどに。暖房家電をレンタルするのも選択肢にこたつやホットカーペットといった、かさばる暖房家電はキャンプ場でレンタルできる場合がある。電源容量にマッチするものが用意されているのも心強い。予約の際に確認してみよう。AC電源サイトの注意点とは使用可能な電力を確認して!冒頭でも述べたように、1サイトあたりで使える電気容量に上限を設けていることが多い。その目安は1000Wだが、キャンプ場によって異なるので、予約する際に電源容量を確認しよう。また、忘れがちだがAC電源ポストにはコードが付属していないので、自分で延長コードを用意。雨に備えて防雨型を手にしたいが、差し込み口が大きく、うまく収まらないことも。キャンプ場でレンタルすることも視野に入れよう。スイッチを入れるのを忘れずにAC電源ポストのフタを開けたら、スイッチを「入」に切り替える。そして、手持ちの延長コードを差し、テントに引き込む。これでテント内で家電の利用が可能になる。区画内のコンセントを確認自分のキャンプサイトの中にあるAC電源ポストを使う。隣り合っているAC電源ポストと間違えて、違うサイトのものを使わないよう注意。防雨タイプの延長コードを用意しよう屋内用の延長コードは被膜が薄く、地面にこすれて破損すると危険。漏電や破断のおそれがあるので屋外用で防雨タイプを用意。コードの長さは5m以上あると安心。ヒーターをタイマーで使うならファスナーが凍らないように電気ヒーターを使うと外との温度差が大きく、結露がひどい。水分がファスナーにたまると朝方凍りついて開けづらくなることもあるので、ロウを塗るなどして対策を。ポータブル電源を使うときの目安ポータブル電源の使用を検討している人もいるだろう。ただし、この場合でも注意すべき点はある。しっかり予習しておきたい。キャンプに便利なのは正弦波・500Wh程度のポータブル電源家電をほぼすべてカバーする「正弦波」を選択。容量は大きいほど重く、持ち運びづらくなる。1泊なら500Wh、2~3日なら1000Wh程度を目安にしよう。電気毛布を使う場合の目安500Whの場合、電気毛布が使えるのは6~10時間。明け方に電気が切れるおそれがあるので最初の冷え解消に使おう。寝袋の内側に電気毛布を入れると中綿が効率よくあたたまる。大容量モデルなら一晩中電気毛布をつけておくことだって可能だ。ただ、万が一に備えて電気毛布だけに頼らない装備はしておきたい。電熱ベストで背中の冷えを忘れよう小型のバッテリーを装着する電熱ベストは、重ね着をしなくてもじんわり背中をあたためる。連泊ではバッテリー切れが不安だが、ポータブル電源でこまめに充電できるので安心だ。ベストのほかにインソールやパンツもある。ポータブル電源の注意点ポータブル電源があれば絶対大丈夫というわけではない。寒さに弱いので、冷え切った地面に置きっぱなしにしたり、雪に触れるような場所での使用は避け、できるだけ冷気のない場所に設置しよう。他にもポータブル電源の注意点を挙げておこう。使わないときは緩衝材入りの箱で保管ポータブル電源を使わない日中は、たっぷり緩衝材が入った購入時の箱に入れ、冷たい空気をシャットアウトしてテントの中に入れておこう。緩衝材入りの箱を捨ててしまった場合は、使っていないときに限り毛布などに包んで保管しておきたい。本体とACアダプターを布で覆ってはダメポータブル電源は充電中も給電中も本体があたたかくなる。通風孔をふさぐのは危険なので、ブランケットなどの布でくるんだりするのはダメ。狭い場所に押し込むのもやめて。ポータブル電源の周囲は5cm以上の空間をあけて、必要以上に熱がたまらないようにしておこう。湿気の多い場所、ストーブや暖炉のそばはダメポータブル電源は、雨はもちろん湿気の多い場所は苦手。テント内の台に載せて保管しよう。冷たい場所に設置すると減りが早いから……とストーブや暖炉のそば、電気毛布やホットカーペットの上など高温になりやすいところに置くのも避けて、安全に暖かくキャンプを楽しもう。PHOTO/逢坂 聡TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2021年12月号
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【完全版】意外と知らない!誰でも簡単にできる冬キャンプの寒さ対策17選
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キャンプでおろそかにできないのが寒さ対策。そこで、昔から伝えられているTIPSから最新事情まで、小技を一挙紹介しよう。ぜひ、参考にして欲しい!焚き火とストーブ周りの寒さ対策TIPS■ブランケットで背中~足首の風を遮る焚き火はあたたかいけれど、火の当たらない背中や足首は冷たい。大きめのブランケットで体をくるむか、地面に届くようブランケットを掛けておくとずいぶん楽になる。■風防幕で焚き火の熱を自分側に反射焚き火台の周りに幕を張っておけば、焚き火の熱が反射してほんのりあたたかい。ただし焚き火のそばなので、張り綱に引っかかって転ばないよう十分注意して。■薪を乾かしながら風を遮る薪を積み重ねて壁を作るというブッシュクラフターの間で知られた技がある。風防幕と同じ効果があるほか、焚き火の熱で薪が乾燥しやすくなるとか。■石油ストーブ対応テントが最高「石油ストーブ SL-51C」は「CSクラシックス ワンポールテント DXオクタゴン460UV(UA-47)」の床を取り外した状態で使用可能。外の寒さとは無縁のあたたかな空間の完成だ。がたついた場所や傾斜地でのストーブ使用は厳禁だ。傾斜してないか、水平器で確認するようにしよう。ストーブの上は熱くなっている。ケトルやシェラカップを置いてあたため直しOK。比較的広い空間をあたためられる対流型ストーブ。一酸化炭素警報器を携行し、定期的な換気を。夜の寒さ対策TIPS■ブランケットで簡易こたつを作る銀マットの上にローテーブルを置き、ブランケットをかぶせるだけ。使い捨てカイロや湯たんぽに足を置けば、電気こたつのようにはいかないが足元がじんわりあたたかい。■足元に台を作る銀マットだけでは地面の冷えを感じやすい。台を置いて冷えを遮断しよう。■電気毛布であったか電気毛布を広げれば効果大。無理に折り曲げず、テーブルやチェアの脚を毛布に載せないなど、電気毛布の扱い方には十分注意して。■空気の循環を促して結露低減テント内の空気を循環させて結露を低減するなら小型ファンを上部ベンチレーターに向けてセット。ストーブ対応テントの場合、ファンで上部にたまった熱を床方向に届けるという使い方もあり。■子どものために夏用寝袋と組み合わせる小柄な人や子どもは足元が冷えがちなので夏用寝袋を足元に突っ込んで調整。夏用2枚では期待できないが、夏用の封筒型の中に5℃対応のマミー型を入れるのは有りだ。■微妙な保温力調節は薄手ダウンで気温に合った寝袋でも冷えそうで不安というなら、薄手のインナーダウンで保温力を調整しよう。モンベルのインナーダウンなら襟がなく、眠るときに干渉しづらい。足下の冷え対策TIPS■足元の冷えはダウンソックスやスリッパで解消首・足首・手首という3つの「首」は冷え対策の要だ。とくに地面に近い足首は冷えやすいのでダウンソックスやレッグウオーマーで保温し、テント内ではスリッパを履いて過ごせばかなり楽。■下着と靴下はウールに限る!綿の下着や靴下は、わずかな汗でもしっとりして冷えの原因になる。とくに靴下はいくら厚手でも綿では寒い。速乾性の高い素材、できればウール製がベスト。■靴の中の湿気を取り除く1日中履いた靴には湿気がこもっている。そのままにしておくと冷え冷えになるので乾燥剤を忍ばせてテント内で保管。履く前に中敷きを寝袋に入れてあたためることも忘れずに。■トウガラシパワーで足元ポカポカトウガラシの成分、カプサイシンは皮膚の表面温度を1~2℃上げることができるそう。古典的だけれど、靴や靴下の中にトウガラシを入れることで足がポカポカ。■寝袋の足元に詰め物、靴下は脱ぐか履き替えて寝るときに足が冷えるなら、足元に詰め物をして対策する。また、きつい靴下は冷えの原因になる。靴下を脱ぐか、ゆるめの靴下に履き替えて眠ろう。【番外編】ポータブル足湯で冷え対策冷えやすい足先をなんとかしたいなら、いっそポータブル足湯はどうだろう。焚き火のついでに足をあたためるだけで体全体がぽかぽかしてスムーズに眠りにつける。■蓄熱性抜群の石を加熱〈E.C.O GRANITE〉持ち運び足湯セット【問】沖セキ石を加工するときの廃材を利用したエコなセット。焚き火などで15分加熱した花崗岩をケースにいれることで湯温をキープ。3個の石を順繰りに使えばずーっと足湯を楽しめる。石1個で10~15分ほど湯を保温できる。■五右衛門風呂感覚で足湯に挑戦DOD ロケットサブマリンフットバス!!【問】ビーズロケットストーブと湯船を組み合わせたユニークな道具で、燃焼部を湯船に沈めて足湯にする。湯船の温度は差し水で調整。自分でお湯加減を調節するのも腕の見せどころ!? 専用ゴトクで飲み物をあたためられるのも気が利いている。PHOTO/逢坂 聡TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2022年12月号
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「これなんだと思う?」アイディアが天才すぎる!雪で作ったのはまさかの…⁉
「これなんだと思う?」アイディアが天才すぎる!雪で作ったのはまさかの…⁉
トヨタ白川郷自然學校の大豆村さんがお届けする白川郷の自然の魅力。今回はアイデアいっぱいの雪像づくりについて。大豆村 伸也 (まめむら しんや)さん入社9年目。インタープリターとして多くの方へ森の美しさ、楽しさなどの魅力を伝える。夏には2週間子どもだけで過ごす長期キャンプ「ぶんなり森人キャンプ」を担当。この冬、雪で何つくる?白川郷は12月から雪が降りはじめ、2月には2mくらいまで積もります。そこで、今回は雪を楽しむ方法として雪像づくりの魅力を伝えたいと思います。雪像は雪だるまだけではありません。作れるものはアイデア次第で無限大です。例えば、料理に使うボールに雪を入れ、小さいボールで上から押さえつけ、それを2つ作り、重ねると中に空洞のある雪玉ができます。雪玉にリボンをつけてプレゼント中にお菓子を詰めれば、開けてビックリな玉手箱の完成。私はそれをサプライズでお客様にプレゼントしました。工夫した点は、繋ぎ目が目立たないように丁寧に貼り合わせ、表面がツルツルになるようあえて素手でこすったことです。完成した時には一人で大興奮、達成感に満ちあふれていたのを覚えています。雪像づくりには雪質が大事雪で何かを作る際、その日の雪質を考えるのが一番大切。水分が多いベタベタ雪は固まりやすく、水分が少ないサラサラ雪はいくら力を込めても固まりません。霧吹きで水をかけ、(手を傷めないよう気を付けながら)素手で触り溶かす工夫が必要です。創意工夫を経た雪像づくりは、完成の喜びを味わうことのできる最高の遊びと言えるでしょう。私が映っている写真は最近作った最高傑作! 洋式トイレです。特に深い意図はなく、面白さ重視。細部までこだわり、便器の形から貯水タンク、トイレットペーパーなど、本物そっくりに作りました。くだらないものだったとしても、作った本人が楽しければよいのです。私はこの冬、何を作ろうかニヤニヤしています。YouTubeに作成動画があるので、ぜひ「トヨタ白川郷自然學校」でチェックしてみてください!白川GO! TOPICS冬のトヨタ白川郷自然學校には、どなたでも無料で遊ぶことができるファミリースノーパークというエリアがあります。かまくら、雪だるま、洋式トイレ? なんでも作ってOK!思い切り遊び尽くしましょう!TEXT&PHOTO/トヨタ白川郷自然學校協力/トヨタ白川郷自然學校岐阜県大野郡白川村馬狩223℡.05769-6-1187https://toyota.eco-inst.jp/
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知らないと危険!冬キャンプで起こりがちなトラブルって?【まとめ記事】
知らないと危険!冬キャンプで起こりがちなトラブルって?【まとめ記事】
ほかの季節では味わえない楽しさがある冬キャンプ。しかし、想定できないトラブルに見舞われることも……。そこで全国のキャンプ場に、実際にあったトラブルを聞いてみた!※テントやシェルター内でのストーブ使用は推奨されていません。使用の際は安全面に十分配慮し、自己責任のもと使用してください。①テント内で火器を使って大爆発!!寒さに耐えられなくて、ついテント内で火を使ったり、バーナーで料理を作ってしまったりする人も多い。その危険性を理解していても「ちょっとだけなら……」「ウチに限っては大丈夫」と軽く考えると、大惨事になることがある。●栃木県/Aキャンプ場雪の日にテント内で炭火BBQ。頭痛がしたのですぐにテントを開放して換気を行ったが、奥で寝ていた奥さんと子ども、BBQをしていた本人も軽い一酸化中毒になり、救急車で病院に搬送された。●栃木県/キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原テント内でカセットコンロを使用したうえ、ガスヒーターを使用。ヒーターの前にカセットコンロがあったため、過熱されてガスボンベが爆発した。幸いお客さんはテントの外にいて無事だった。●長野県/ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジテント内の灯油ストーブに、まちがえてホワイトガソリンを入れたお客さんがいた。幸い給油した段階でスタッフが気付き、火元から離してタンクから抜いた。キャンプ場からのアドバイス(栃木県/Aキャンプ場)テント内で火器を使用しないのが基本。もし使用するのであれば、COセンサーを使い、換気を徹底するようにしてください。➁薪ストーブでテントが全焼!?最近、テント内に薪ストーブを入れて暖を取るスタイルが流行しているが、これは非常にリスクのあるスタイルだ。「みんながやっているから安全」と軽く考えている人は、考え直したほうがいいかもしれない。●栃木県/ACNサンタヒルズテント内に入れて使っていた薪ストーブが不調になり、一酸化炭素中毒になりかけたお客さんがいた。●新潟県/Bキャンプ場早朝の寒さのため、テント内の薪ストーブに火を入れたお客さんのテントから出火。テントは全焼し、お客さん自身もヤケドを負う事故となった。●広島県/ACN大鬼谷オートキャンプ場テント内で使用していた薪ストーブに薪を足すタイミングで火の粉が飛び、テントが全焼した。キャンプ場からのアドバイス(広島県/ACN大鬼谷オートキャンプ場)基本はテント内でストーブを使わないこと。使うのであれば小型の消火器を用意して、万が一に備えてください。一酸化炭素中毒に対する意識も大切です。③強風下で焚き火を強行したら……寒い日は焚き火であたたまりたいものだが、ルールとマナーは大切だ。焚き火ができないときのことを考えた寒さ対策も準備もしておきたい。●千葉県/成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場直火禁止は最初に案内しているけれど、寒さのあまり直火で焚き火を行ったため、芝が枯れてしまった。●三重県/Cキャンプ場寒さから風の強いなかで焚き火を行ったため、火の粉が飛んでしまい周辺のお客さんから苦情が出た。キャンプ場からのアドバイス(三重県/Cキャンプ場)風の強い日は焚き火で暖を取れなくなるので、あたたまる食事やドリンク、防寒着など、焚き火がなくても過ごせる防寒対策を。④コテージ内BBQで一酸化炭素中毒にテントばかりではなく、コテージでも寒さにまつわるトラブルが起きている。建物での裸火は厳禁。くれぐれも軽はずみな行動は取らないように。●長野県/ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ暖を取るため、防炎シートなどの対策をしないでキャビンのテラスで焚き火台を使い、テラスを焦がした。●栃木県/ACNサンタヒルズ)寒さのあまり、あろうことかコテージ内でBBQをやり始め、あやうく一酸化炭素中毒を起こしかけた。キャンプ場からのアドバイス(長野県/ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ)経験のないことが起こった場合、勝手な判断ではなく、まずはスタッフに相談して行動してください。⑤夜中にエンジンをかけて車中泊!冬キャンプでは、寒さや積雪など、クルマに関するトラブルが多いようだ。アイドリング中に雪がマフラーを塞いでしまうと、排気が逆流して一酸化炭素中毒になることも多い。積雪時および降雪の予報が出ている場合は、絶対にエンジンストップを。●栃木県/キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原スタッドレスタイヤやチェーンの準備がなく、帰れなくなるお客さんが多い。その際はけん引したり、様子を見てチェックアウトを延ばしたり、砂利を敷いて脱出してもらうなど対応。●福島県/ふくしま県民の森フォレストパークあだたらキャンプ場への道路が凍結して上ることができず、キャンセルして帰るお客さんがいる。●茨城県/大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ寒さで眠れないため、クルマのエンジンをかけっぱなしにして暖を取ろうとするお客さんがいた。注意しても自分勝手な言い訳をして正当化する。●香川県/国営讃岐まんのう公園オートキャンプ場ホッ!とステイまんのうキャンピングカーのFFヒーター利用を禁止しているが、隠れて使ってほかのお客さんからクレームが入った。キャンプ場からのアドバイス(三重県/Cキャンプ場)天気予報にはない降雪や積雪、路面の凍結などもあるため、スタッドレスタイヤやチェーンの準備が必要です。もちろん、夜の寒さに備えた防寒対策も忘れずに。⑥夜間に泣きつかれて貸し出し寒さ対策が十分でなく、夜間にキャンプ場へ泣きつくキャンパーも。想像以上に寒くて、来場後にシュラフをレンタルしたり、フリースを購入するキャンパーも多いという。防寒対策は大げさなくらいがちょうどいいかもしれない。●栃木県/キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原夜間に毛布のレンタル依頼があり、宿直スタッフが対応した。●栃木県/ACNサンタヒルズ夜に寒くて限界だとお客さんに泣きつかれ、宿泊をコテージに変更した。キャンプ場からのアドバイス(栃木県/キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原)寝具、服装、暖房器具が十分あれば快適に過ごせるので、余裕を持った準備を。⑦電気容量オーバーでまさかの……AC電源サイトはとても便利だけれど、使い方をまちがえると非常に危険だ。●栃木県/キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原ホットカーペットやセラミックヒーターを使用したうえ、ドライヤーや炊飯器などを併用したことからブレーカーが落ちた。●栃木県/ACNサンタヒルズ容量以上の電力を使ってブレーカーを落とすだけならまだしも、1500Wも使用して電源コードが焼けてあわや大惨事に。キャンプ場からのアドバイス(栃木県/ACNサンタヒルズ)電力容量を少しぐらいオーバーしても……という軽い気持ちで使わないでください。とても危険です!⑦寒くて夜中に無断退場!?寒さに耐えきれず、夜中にまさかの雲隠れ!? 思いもよらぬことが起きるのがアウトドア。さらに冬キャンプとなると、想定外のことが起こりかねない。繰り返しになるが、知識も道具もしっかりと準備をしておくこと。●長野県/ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ寒すぎて耐えられないと、夜中に無断でゲートを開けて退場したお客さんがいた。24時間電話対応できるようにしているのに……。以後、ブラックリストに登録。キャンプ場からのアドバイス(長野県/ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ)困ったときは、まずはスタッフに相談することが大切です。⑧トラブルではないけれど……冬キャンプではこんなコトも!トラブルというほどではないが、寒さでこんなことになる場合も。冬キャンプは楽しいが、予想外のことも起こるので十分注意しよう。天候や道路情報などは事前に自治体やキャンプ場のHPで確認しておきたい。●広島県/ACN大鬼谷オートキャンプ場寒冷地用のトイレを使用しているが、凍結でトイレの便器が割れたのでヒーターを追加した。●滋賀県/十二坊温泉ファミリーキャンプ場道路が凍結で閉鎖されることがある。そんなときは臨時休業せざるを得ないので、チェックイン予定のお客さんに連絡、SNSでも告知する。 TEXT/牛島義之出典/ガルヴィ2022年12月号
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極寒の冬キャンプを賢く楽しむ!達人たちの防寒特効薬【まとめ記事】
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凍えるような寒さのフィールドでも、快適にキャンプを楽しんでいるキャンパーが多い。でも、そんな熟練キャンパーたちは、どんなアイテムを持ち、準備をしているのか?そこで!キャンプの達人たちにとっておきの防寒術を教えてもらった!星空撮影の達人 クモシカリタカヒロさん映像クリエイター クモシカリタカヒロさん趣味で始めた動画制作が、気がついたら本業になっていた映像クリエイター。撮影から編集までひとりで行うため、適宜、考えながら撮影を行い、作り上げていくスタイル。作品などはこちら。https://linktr.ee/life_goes_on_takahiro自動車関連の動画を中心に、さまざまな映像制作を手がけているクモシカリさん。星空の撮影は、ここ数年のめり込んでいる趣味的要素が強い得意分野のひとつ。時間ができれば愛車を走らせ、ひと晩中撮影しているという。最高の一枚を求め、テントを背負い山頂でキャンプを行いながらの撮影も多い。「星空を撮影する際は、周りに余計な街灯や遮蔽物がないことが条件。ある程度標高のある山頂や海岸線など、風景に奥行きと広がりのある場所を選ぶことが多いです。そういった場所は、やはり風も強く吹きつけるので体感温度が低くなりがち。そのため、しっかりと風の侵入を防ぎながら、体温が下がらない防寒スタイルがマストになりますね」ウエアはダウンジャケットにパンツ、首にはネックウオーマーを身に着ける。基本的には登山用の動きやすいアイテムをチョイスしているそうだ。■やっぱり基本はダウン着用!防寒用のウエアは、上下ともにナンガのダウンをチョイス。パンツは小さく収納できるパッカブルタイプ。ダウンの厚みも気にするそうだが、それよりも「ジャストサイズ」で風の侵入を防ぐことを優先しているそうだ。冷えは足元からやってくる通常は歩きやすさを優先してトレッキングブーツを着用することが多いが、極限まで冷え込む際は、ダウンを内蔵したスノーブーツが必要となる。靴下は永久保証のついた登山用のダーンタフ。隙間をなくしてしっかり保温「あまり着込むのも好きではないので、ひとつのアイテムでしっかり暖を取りたいんですよ」ネックウオーマーが防寒の重要アイテムと話すクモシカリさん。冷気の侵入はもちろん、上まで伸ばせば、唇や耳なども冷えから守れるそうだ。基本的には動きやすいライトな装備ヘリノックスのチェアワンやモンベルの寝袋は、撮影の際の必需品。カメラのバッテリー充電用にジャクリのポータブル電源も後部座席に積んでいる。キャンプをする際は、ニーモのテントやスリーピングマットといったULなギアを組み合わせて、なるべくコンパクトに。細かいギアは、アルポスのコンテナに詰めてラゲッジルームへ。■できるだけカメラのそばから離れない! カメラ機材も寒さ対策星の動きに合わせて可動する赤道儀は、アイオプトロン製を使用。レンズには結露を防ぐヒーターを取り付けている。温度の急な変化にレンズは弱いので、撮影の少し前から外気に触れるようにしているそう。バッグはニューヨークを拠点とする「shimoda」製。愛車は、スズキのジムニーシエラ。タイヤは悪路に強いジオランダーをチョイスしている。「一度撮影を始めてしまえば、とくに細かい操作は必要ないんですよ。ただ、カメラに何かトラブルが起こるといけないので、隣で待機していることが多いんです。とにかく冷えるので、あたたかい飲み物が欲しくなりますが、コーヒーなどのカフェインが含まれるものは利尿作用があるので、なるべく控えて白湯を飲むようにしています」クルマの隣で撮影できるシチュエーションばかりではなく、実際に登山することもあるので、持ち運びやすさを優先してギアを選んでいる。「寒さが限界のときは、おとなしく寝袋に入って耐えしのいでいます(笑)」ファミリーキャンプの達人 野毛陽平さんsotosotodays 野毛陽平さん神奈川県小田原市にあるアウトドアショップ「sotosotodays」の名物スタッフ。自分の知識や経験を反映させた数々のコラボアイテムを手がけている。ふたりの子どもとファミリーキャンプを楽しむナイスなパパでもある。小さな子どもふたりと一緒に、冬でもファミリーキャンプを楽しむ野毛さん。一番気を使う点は、やはり就寝時の暖の取り方だという。「体が冷えると、心地よく眠ることはできません。寝返りなど、子どもたちは元気よく動いてしまうので、大人用の封筒型寝袋を、布団のように使って、なるべく飛び出さないように気をつけています」ナルゲンボトルを利用した湯たんぽを入れるなどして、寝袋の中のあたたかさをなるべくキープ。そうすると、子どもたちは翌朝まで起きてこないという。当然、親もぐっすりと眠れるというわけ。冬キャンプに限らないが、子どもたちがいかに快適に過ごせるかが、ファミリーキャンプのポイントと言えるだろう。子ども用には封筒型の寝袋を!子ども用寝袋も用意しているが、「大人仕様の封筒型を掛け布団にすると、よく眠ってくれる」と話す野毛さん。そんな経験を踏まえてか、sotosotodaysでは、ナンガとコラボレーションしたさまざまなタイプの寝袋を展開している。寝袋の中にナルゲン湯たんぽをイン!100℃まで耐性があるといわれているナルゲンボトルは、あたたかいお湯を注ぎ入れることができるので、湯たんぽとして大活躍。フタ部分から靴下をすっぽりかぶせることで、もしもの水漏れにも多少なら対応できるという。冬のキャンプは出発前の準備が最も重要今回、野毛さんに準備してもらった冬キャンプアイテム。ヒルバーグのテントは、人数や使い方に合わせてインナーテントのサイズを変えることで、前室部分の広さを調節することができる。ストーブはアルパカ、焚き火台はユニフレームをチョイス。スナグパックの厚手のシュラフは奥さま専用。作業や調理に使うテーブルは、韓国のブランド「ベルン」のシステムテーブル。ユニフレーム・フィールドラックの拡張には、ショップオリジナルのアイテムを使用。親子キャンプを楽しむ野毛さんだが、お子さんはまだ小さい。「もちろん日中は、焚き火やストーブを使わなければ、やっぱり暖は取れないですよ。そんなときでも、子どもたちがいるからといって、『火』に対して過度に神経質になりすぎないようにしています。焚き火台やストーブの周りをテーブルで囲み、実際に『熱』を実感してもらいつつ、距離を保てるようにしています。近づきすぎると危険なことを、体験してもらいたいので」ただし使用するギアやウエアは、難燃仕様のアイテムを選ぶ。火の粉などから身を守る準備は欠かすことのできない重要なポイント。それは、家族のなかで最も火の近くで作業する野毛さん自身も欠かせない注意点。「各社が手がけている最近の難燃素材は本当に優秀なので、火の粉が多少直撃しても大丈夫。そんな難燃素材の大きめなジャケットやポンチョの中に、インナーダウンを身につければ、しっかりと体を保温してくれます。冬でも快適に過ごすことができますよ!」■難燃素材+テーブルで火のそばも安心ユニフレームのフィールドラックに、ショップオリジナルのプレートを置いて拡張。ストーブや焚き火台を囲んで、一定の距離を確保している。さらに、ナンガの難燃素材「TAKIBI」を使ったウエアとインナーダウンを愛用しているという。■火の粉はもう怖くない!?火の粉に弱いヘリノックス用に野毛さんが考えたのが、このチェアカバー。難燃素材を使用したパッカブル仕様ながら、中綿にはダウンが入っている。収納部分はそのままポケットとして大活躍。sotosotodaysにて絶賛発売中!女子車中泊の達人 森風美さんなちゅガール代表 森 風美さんアウトドア女子向けのポータブルサイト「なちゅガール」編集長。さまざまな車中泊&キャンプスタイルを実体験して配信している。2冊目の著書『車がなくても テントがなくても はじめての“ぷち”チャンプ』(飛鳥新社)が好評発売中!愛車のホンダ・バモス ホビオで、季節を問わず旅をしながら、車中泊キャンプを楽しむ森風美さん。冬のスタイルは、電源を使って車内で「ほっこり」過ごす快適なもの。「今年購入したのが、キャンプや車中泊専用に作られたこたつです。テントやクルマの形状を考えて、スリムに設計されているので、隣にマットを敷いて寝ることができます」大容量のポータブル電源を積んでいるので、サイトを選ばずに家電アイテムが使用可能。快適にキャンプを楽しむことができるそうだ。■ラゲッジにピッタリサイズのこたつでほっこり以前使っていたものよりも大容量のブルーティのポータブル電源(2048Wh/2200W仕様)を使用。家電製品が使えるようになったとのことで、快適度が大幅にアップしたという風美さん。最も注目したいアイテムは、やはりラゲッジスペースに展開されたコタツ。木工職人のサンタパデザインが手がけた、アウトドアでの使用に特化したもの。杉無垢材の天板は、荷室に収まる細長い形状や消費電力の低いタイマー付きのパネルヒーターなど、使いやすさと安全性を兼ね備えている。■体の内側からしっかり防寒あたたかい飲食物で、体の内側から保温するのは、冬キャンプの基本。風美さんが大好きと話す紅茶もアウトドアで楽しめるように、ポットとシュガーケースをセットに。冬に野外で調理をするときは、スパイスを使った鍋料理を楽しんでいるという。大容量のポータブル電源を使って車中泊を楽しんでいる森風美さん。就寝時は、AC電源付きサイトでなくても、電気毛布を使うことができる。さらにフロアに厚手のマットを重ねて、床から伝わる冷気を防ぐなど、基礎的な準備はバッチリとのこと。ただし、クルマに使われている断熱材は天井のみ。さらに、現在の目隠しはカーテンのみなので、窓からも冷気が伝わってきてしまうという。「今シーズン初めて、真冬の北海道へ向かうので、極寒の条件でも耐えうる防寒装備をプラスしないといけないんです」断熱用のアイテムをアップデートするなど、現在いろいろと対策を考え中。「本当はどんちゃん(愛犬)と一緒にいるとあたたかいんですけれど、どんちゃんは助手席にある自分のスペースで寝ちゃうんですよね(笑)」電気毛布にマットは2枚重ねで!床から伝わる冷気は厚手のマットを重ねることで防ぐ。エアウィーブを使用してから寝心地が快適になっただけでなく、空気の層がさらに断熱効果を高めてくれたそう。「悩みだった寝起きのダルさも解消されました!」寝袋は薄手を重ねて調整します厚手の寝袋などの寝具は使わずに、電気毛布に薄手の寝袋やブランケットを組み合わせて調整している。足の指先などの先端の冷えには、ダウンのテントシューズなどで対応。ペンドルトンの袋の中には、重ね着できる防寒用のウエアを詰め込んでいる。ワンコもしっかり防寒ウエアを!3歳になったばかりのボーダーコリーのどんちゃんも、冷え込むとおなかの調子が悪くなるという。なのでエルエルビーンのフリースでおそろいコーディネート。牧羊犬らしく元気に走りまわるので、散歩するだけで体はポカポカ!?PHOTO/逢坂 聡TEXT/高梨達徳撮影協力/sotosotodays CAMPGROUNDS
テクニックハウツー冬キャン防寒 
達人たちの冬キャンプを覗き見!焚き火で作る飲み会グルメ
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ソロキャンプをこよなく愛する達人キャンパーたちの集まり、それがシングルキャンプ隊。今回の訪問先は群馬県を代表するキャンプ場「 星の降る森」。冬キャンプの中で、どんな焚き火料理をしているのか覗いてみよう!※2020年の記事に基づいています。現在の状況が取材当時と異なる場合があります。焚き火酒宴と満天の星が降る夜今回のキャンプ場は群馬県の「星の降る森」。通年営業なのがうれしいね。2サイトにソロテント5張、ロゴスのデカシェルターをバックヤードに。設営が終わると、群馬食材と酒に酔うキャンプ宴の始まり〜。地元産のタマネギとキャベツを一緒に炒めて、予め作っておいたカレースープを投入。あとは焚き火でグツグツ、勝手に出来上がるなんとも手抜きな料理が1品目。アテには納豆を挟んだ栃尾揚げ。統一感のないヘンテコラインアップなのは、ただ単にみんなが好きなものを自由に作ったからです(笑)。「この寒さでビールかよっ!」と、突っ込まれるメンバー。今夜のメインディッシュであるチーズフォンデュを作ります。チーズを4種類混ぜ合わせ、砕いたブロッコリーと一緒にとろ〜り。ウインナーやベーコン、エビ、野菜各種にこのチーズをたっぷり付けます。熱燗のワンカップ、寒すぎるのでコレどんどん飲んじゃう。チーズフォンデュに日本酒て……。ランプ肉のステーキ、地鶏の鉄板グリルなんかも楽しみつつ、時折熱燗をぐびり(飲んでばっか)。ガラスのワンカップの方はお湯でお燗。新しい料理が出来上がる度に大喜びするメンバー。喜びすぎだろ(笑)。町の明かりが届かないので、星はどこまでもクリア。そこに広がっていたのは見たことないような満天の星。「コレはすごいねぇ」と一同大感動(キャンプ場の名にマジで偽りなし)。高規格の大人気キャンプ場「星の降る森」群馬県を代表するキャンプ場「 星の降る森」は、広大な敷地に広いサイトが点在。コテージも各種あり、キャンプ初心者でも安心。通年営業なのも◎。群馬県沼田市上発知町2543※料金等詳細は公式HPをご確認ください。Text/Noriy.K Photo/Kenji Mukano出典/ガルヴィ2020年12月号
テクニック冬キャン焚き火 

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読者が選んだ!関東キャンプ場ランキング20選
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ガルヴィ特別編集の『オートキャンプガイド』では、恒例の読者アンケートを実施!本気のキャンプ好きたちに関東のお気に入りキャンプ場を選んでもらった。ランキングは『オートキャンプ場ガイド2021』のアンケートデータから集計!【あわせて読みたい】 編集部が厳選!冬に絶対行きたい焚き火にこだわったキャンプ場9選 【1位】長瀞オートキャンプ場@埼玉県キャンパーとともに歩む老舗キャンプ場都心部からアクセスしやすく、長瀞の気持ちいい自然を見ながらキャンプができる。流行に合わせてソロキャンプサイトなど、柔軟に今人気のスタイルを取り入れる。懐の深さ、良質なホスピタリティがあり、キャンパーの声を活かしたサイトづくりも。とくに女性目線の口コミが好評。埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1TEL.0494-66-0640https://www.nagatoro-camp.com【2位】竜洋海洋公園オートキャンプ場@静岡県充実した設備が人気のキャンプ場天竜川の河口に開けた竜洋海洋公園の一角にあるキャンプ場。垣根で仕切られた区画サイトには、AC電源のほか流し台も備え付けられていて非常に便利。また隣接する施設「しおさい竜洋」では、温泉大浴場に入浴できるほか、季節の地元食材が入手できるのもうれしい。静岡県磐田市駒場6866-10TEL.0538-59-3180http://www.ryu-yo.co.jp/AUTO/【3位】大子(だいご)広域公園オートキャンプ場 グリンヴィラ@茨城県快適に過ごせる高規格キャンプ場奥久慈の自然に囲まれた設備の充実したキャンプ場には、AC電源付きの個別サイトのほか、電源と給排水設備が整ったキャンピングカーサイト、フリーサイトの3タイプがある。センターハウスに備えられた温泉施設には露天風呂もある。茨城県久慈郡大子町矢田15-1TEL.0295-79-0031http://www.greenvila.jp/【4位】成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場@千葉県緑がまぶしい牧草地にサイトが広がるウシやウマ、ヒツジなどの動物とふれあえる観光牧場に併設されたキャンプ場。緑の牧草で覆われる広々としたサイトは、すべてクルマの乗り入れが可能だ。レンタル用品も充実していて、手ぶらで行っても楽しめるほど。牧場では乳搾りなどさまざまな体験ができる。千葉県成田市名木730-3TEL.0476-96-1001https://www.yumebokujo.com/【5位】塩原グリーンビレッジ@栃木県広いサイトと天然温泉が魅力塩原温泉郷に広がる人気のキャンプ場。敷地内には2カ所の源泉が湧き、日帰り温泉施設や宿泊者専用野天風呂、ペット専用の風呂など、さまざまな湯が楽しめる。サイトは砂利敷きや芝生のサイトが合計で90区画あり、そのうち76区画はAC電源を備えている。栃木県那須塩原市塩原1230TEL.0287-32-2751https://shiobara-gv.net/【6位】ウェルキャンプ西丹沢@神奈川県野生動物が見られることも西丹沢の清流と山々に囲まれた自然豊かなキャンプ場。自然の地形を活かしてつくられた7つのゾーンは、それぞれに個性があるので、好みに合わせてサイト選びができる。神奈川県足柄上郡山北町中川868TEL.0465-20-3191https://well-camp.com/【6位】キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原@栃木県個性豊かなサイトが多数!アメリカンリゾートを思わせる本格的なキャンプ場。ガレージをモチーフにつくられたサイトや子どもが遊べる遊具付きのサイトなど、特徴のあるサイトがたくさんある。栃木県那須郡那須町高久甲5861-2TEL.0287-64-4677https://www.camp-cabins.com/【8位】ケニーズ・ファミリー・ビレッジ/オートキャンプ場@埼玉県夏には天然のプールが出現名栗川沿いにあるキャンプ場で、夏になると川を利用した天然のプールが最高の遊び場となる。キャンプインストラクターがいるので、初心者でも安心して楽しめる。埼玉県飯能市上名栗3196TEL.042-979-0300https://www.kfv.co.jp/【9位】北軽井沢スウィートグラス@群馬県北軽井沢の四季を感じる3万坪を誇る広大な敷地には、さまざまなタイプのサイトやコテージ、小川が流れる緑あふれる森が広がり、キャンパーの心を癒やしてくれる。年間を通じて行われるイベントも人気。群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579TEL.0279-84-2512https://sweetgrass.jp/【9位】有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場@千葉県おいしいキャンプが楽しめる一年を通してさまざまな収穫体験が楽しめるキャンプ場。とった野菜や果物を使って親子で料理を作りたい。家族風呂や夏に開設する子どもプールも人気の施設だ。千葉県山武市板中新田224TEL.0475-89-1719https://arinomi.co.jp/【11位】緑の休暇村 青根キャンプ場@神奈川県夏の川遊びが大人気夏になると道志川で川遊びをする子どもたちで賑わうキャンプ場。フィッシングエリアでは、ルアーやフライ、エサ釣りも楽しめる。隣接する温泉施設「いやしの湯」も利用できる。神奈川県相模原市緑区青根807TEL.042-787-1380https://aonecamp.jp/【12位】浩庵(こうあん)キャンプ場@山梨県富士山から昇る朝日が最高富士山と本栖湖が一望できるキャンプ場。キャンプサイトは100区画ほどあり、湖畔サイトと林間サイトに分かれている。高規格のキャンプ場とはまた違った魅力が詰まっている。山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926TEL.0556-38-0117https://kouan-motosuko.com/【12位】丸沼高原オートキャンプ場@群馬県夏でも涼しい標高1500m冬には一面の銀世界となるスキー場が、グリーンシーズンには広大なキャンプ場としてオープン。600mの標高差を一気に昇るロープウェイを使えば2000m級の山歩きも楽しめる。群馬県利根郡片品村東小川4658-58TEL.0278-58-4300https://www.marunuma.jp/【14位】PICA富士ぐりんぱ@静岡県遊園地も一緒に楽しめる遊園地「ぐりんぱ」に隣接するキャンプ場。富士山を仰ぎ見る広々としたサイトのほか、林間サイトやセットアップテントサイトがある。シルバニアファミリーのコテージも人気。静岡県裾野市須山2427TEL.0555-30-4580https://www.pica-resort.jp/grinpa/【14位】ウエストリバーオートキャンプ場@山梨県釣り好きには最高の環境場内を流れる清流で本格的な釣りが楽しめる。初心者向きのエサ釣りをはじめ、フライやルアーフィッシングも楽しめる。小さな子どもは専用の池で魚のつかみ取りもできる。山梨県南アルプス市須沢131TEL.055-285-6611http://www.westriver-camp.com/【14位】イレブンオートキャンプパーク@千葉県雑木林の落ち着くフィールド5万㎡と広大な敷地には、120区画ものサイトが並び、1区画は120㎡と広々しているので、快適に過ごせる。場内にはグラススキーやクライミングウオールなどの遊びもいっぱいだ。千葉県君津市栗坪300TEL.0439-27-2711https://www.eleven-camp.com/【14位】長瀞キャンプヴィレッジ@埼玉県川の流れが涼しさを増す荒川の流れを眺めながら、のんびり過ごせるキャンプ場。サイトは林間で、夏でも比較的涼しく感じられる。場内には温泉入浴施設があり、大浴場や露天風呂が楽しめる。埼玉県秩父郡長瀞町岩田483TEL.0494-66-3817https://www.nagatoro-campvillage.com/【18位】ウォーターパーク長瀞@埼玉県荒川ライン下りも楽しめる荒川の比較的緩やかな流れに沿って広がるキャンプ場。川では水遊びもできる。ウッドトレーラーコテージも26棟あるので、初心者でも気軽にアウトドアを満喫できる。埼玉県秩父郡皆野町金崎1918-1TEL.0494-62-5726 https://waterpark.jp/【19位】ACNオーキャン宝島@栃木県犬連れにうれしいサイトづくり日本名水百選が湧く高原山麓に位置するキャンプ場。42区画あるうちの30区画が、ノーリードで犬を放せるドッグフリーサイト。ほとんどの区画にAC電源と流し台が付く。栃木県塩谷郡塩谷町尚仁沢名水パーク入口TEL.0287-45-2225https://www.ocam.jp/【20位】星の降る森@群馬県周囲が自然の森に囲まれ、町の明かりが届かないので満天の星が楽しめる。群馬県沼田市上発知町2543TEL.0278-23-7213http://www.star-forest.com/もうすぐランクイン!【21位】グリーンパークふきわれ@群馬県春はサクラ、夏は川遊び、秋葉周辺でキノコ狩りなどが楽しめる自然豊かなロケーション。群馬県沼田市利根町大楊1098TEL.0278-56-3215https://www.greenpark-fukiware.com/【21位】オートキャンプ・フルーツ村@千葉県隣接の小糸川では釣りやカヌー、近くの観光農園では季節のフルーツ狩りが楽しめる。千葉県君津市旅名96TEL.0439-38-2255http://fruitsvillage.com/TEXT/大森弘恵 大橋保之(カーネル)出典/ガルヴィ2022年4月号
キャンプ場ランキングまとめ栃木県茨城県群馬県埼玉県千葉県神奈川県山梨県静岡県 
【現役キャンパーが選んだ!】関西キャンプ場ランキング20選
【現役キャンパーが選んだ!】関西キャンプ場ランキング20選
ガルヴィ特別編集の『オートキャンプガイド』では、恒例の読者アンケートを実施!本気のキャンプ好きたちに関西のお気に入りキャンプ場を選んでもらった。ランキングは『オートキャンプ場ガイド2021』のアンケートデータから集計!【あわせて読みたい】 【完全版】2022年新オープン!最新&リニューアルキャンプ場14選【東日本編】 【1位】マイアミ浜オートキャンプ場@滋賀県琵琶湖を望むロケーションがすばらしい約1kmにおよぶ砂浜に沿って、細長く広がるキャンプ場。電源、温水シャワーやランドリー、アイテムショップなど、さまざまな設備が整っている。さらにキャビンなどの種類も多く、ユーザーのニーズに合わせて選ぶことができる。また、丁寧な接客が暖かい雰囲気に繋がっている。滋賀県野洲市吉川3326-1TEL.077-589-5725http://maiami.info/【2位】青川峡キャンピングパーク@三重県好立地の高規格キャンプ場近年、西日本エリアの横綱として、人気を集めてきたキャンプ場。高速道路で大阪から2時間、名古屋から1時間と、交通の便もよく、近場には山も清流もあるので無理なく自然を楽しめる。ログキャビン、ログハウス、トレーラーキャビンなども多数あり。2階が広々としたロフトになっているアイランドコテージも人気が高く、室内のアイランドキッチンが特徴的。三重県いなべ市北勢町新町614TEL.0594-72-8300https://www.aogawa.jp/【3位】平湯キャンプ場@岐阜県緑豊かな林間サイトと温泉が魅力上高地や乗鞍岳などの観光地の拠点にピッタリな、平湯温泉の森に位置するキャンプ場。サイトに区画がなく、クルマ200台の限定入場でチェックイン順に好きな場所をサイトにできる点も人気の秘密だ。周辺に宿泊者割引で入れる温泉施設があるのも魅力。岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯768-36TEL.0578-89-2610https://www.hirayu-camp.com/【4位】奥飛騨温泉郷オートキャンプ場@岐阜県奥飛騨の大自然と温泉が人気の秘密すぐ脇を清流が流れる、自然の地形を活かしてつくられたキャンプ場。場内にキャンパー専用の男女別露天風呂が設けられているのは奥飛騨温泉郷ならではだ。すぐ横を流れる高原川沿いには釣り堀があり、夏休みになると魚のつかみ取りがオープンし、子どもたちで賑わう。岐阜県高山市奥飛騨温泉郷田頃家11-1TEL.0578-89-3410https://www.okuhida-camp.com/【5位】南信州広域公園うるぎ星の森オートキャンプ場@長野県夜には満天の星を眺められる雄大な南アルプスが望める、南信州広域公園の一角にあるキャンプ場。自然に囲まれた環境ながら、AC電源付き個別サイトやキャンピングカー用のキャラバンサイトなど設備が充実。サイトが平均で120㎡という広さもうれしい。星座観察会などのイベントも開催。長野県下伊那郡売木村2653-3TEL.0260-28-2455https://www.hoshinomori.jp/【6位】NEOキャンピングパーク@岐阜県緑と清流がまぶしいキャンプ場根尾川源流の河畔にある約1万坪の敷地を誇るキャンプ場。57区画あるオートキャンプサイトは120㎡とゆったりサイズで、すべてに無料で使えるAC電源を備えている。場内では魚のつかみ取り、MTBをレンタルすれば周辺でサイクリングなど、遊びには事欠かない。岐阜県本巣市根尾下大須1428-1TEL.0581-38-9022https://neocamp.jp/【7位】ACN・OKオートキャンプ場@三重県乗馬体験もおすすめ!木曽川のほとりにあるサイト数が100区画ある広々としたキャンプ場。1区画100㎡とゆったりサイズなのもうれしい。場内では川遊びや釣りのほか、乗馬体験やエサやりも楽しめる。三重県伊賀市島ケ原12428TEL.0595-59-2079http://www.ok-autocamp.com/【8位】グリーンウッド関ヶ原@岐阜県快適に過ごせるため初心者にも人気関ケ原ICから10分とアクセスのいい人気キャンプ場。場内には3コース24ホールあるグランドゴルフ場や、ニジマス釣りやつかみ取りが楽しめる池があり、ファミリーに人気がある。岐阜県不破郡関ケ原町今須2048TEL.0584-41-0033https://www.gws.gifu.jp/【9位】ACN南紀串本リゾート大島@和歌山県絶景が広がる島のキャンプ場和歌山県串本町から橋を渡っていくことができる紀伊大島にある。場内の電線は地下に埋められているので空が見渡せ、夜は満天の星が満喫できる。場内の露天風呂も人気。和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035-6TEL.0735-65-0840https://resortohshima.com/【9位】N.A.O.明野高原キャンプ場&Cottage@岐阜県大自然に恵まれたキャンプ場明野高原の天然林に囲まれたキャンプ場は、夏でも涼しく過ごせる。サイトはオートサイトのほか、グループ向きやソロ向きのサイト、ペット連れ専用サイトまでさまざまある。岐阜県郡上市高鷲町鮎立5434TEL.0575-72-6758https://naocorp.jp/【11位】伊勢志摩エバーグレイズ@三重県自然豊かな快適リゾート専用カヌー付きやドッグラン付きなど、さまざまなスタイルのキャンプサイトがあるアメリカンアウトドアリゾート。カヌーやプールファンサイクルなど遊びも豊富だ。三重県志摩市磯部町穴川1365-10TEL.0120-592-364https://www.everglades.jp/【12位】朽木(くつき)オートキャンプ場@滋賀県自然豊かで静かなロケーション山々に囲まれ、すぐ脇を安曇川が流れる静かなロケーションが魅力。7つのエリアに分かれたキャンプサイトのうち2つの区画には、AC電源と水道が完備されている。滋賀県高島市朽木柏266-2TEL.0740-38-2770https://camp-kutsuki.com/【13位】塔の岩オートキャンプ場@岐阜県付知川上流の自然に囲まれる手つかずの自然が残る付知川沿いのキャンプ場は、サイト数153区画とエリア最大級を誇る。透明度の高い付知川では、釣りや水遊びが存分に楽しめる。岐阜県中津川市付知町端小屋TEL.0573-82-2900https://www.tsukechi.net/【14位】若杉(わかす)高原おおやキャンプ場@兵庫県夜の星空イベントも人気冬はスキー場としてオープンしているが、夏でもサマーゲレンデをオープン。リフトで夜の高原へ上り、光の切り絵や星空を楽しむイベントなども開催している。兵庫県養父市大屋町若杉99-2TEL.079-669-1576https://ooyaski.com/camp/【15位】福岡ローマン渓谷オートキャンプ場@岐阜県川や山で自然を楽しもう付知川に沿ってつくられた本格的なキャンプ場。バリアフリー対応トイレやスロープも完備しているので車椅子でも過ごしやすい。付知川では釣り、二ツ森山ではハイキングが楽しい。岐阜県中津川市福岡1017-1TEL.0573-72-3654https://ro-man.jp/【16位】休暇村 蒜山(ひるぜん)高原キャンプ場@岡山県設備と環境が抜群にいい!休暇村蒜山高原内の施設。総サイト数は109区画と広大で、各サイトは10×10mとゆったりサイズだ。20区画ではAC電源の利用が可能。レンタルも充実していて初心者でも安心。岡山県真庭市蒜山上福田1015-5TEL.0867-66-2501https://www.qkamura.or.jp/hiruzen/camp/【16位】キャンプinn海山(みやま)@三重県清流沿いに広がるキャンプ場銚子川の清流沿いにあるキャンプ場では、釣りやカヌー、水遊びといった、川のキャンプ場ならではの遊びが楽しめる。また場内では星空観察やホタル観察会などを企画する。三重県北牟婁郡紀北町便ノ山271TEL.0597-33-0077https://camp-inn-miyama.com/【18位】淡路じゃのひれオートキャンプ場@兵庫県豊かな自然を堪能できる「フィッシングパーク」「ドルフィンファーム」「BBQガーデン」「シーカヤック&SUP」などで構成されたアウトドアリゾート。海と原生林に囲まれ、豊かな自然が楽しめる。兵庫県南あわじ市阿万塩屋町2660TEL.0799-52-1487 http://janohire.co.jp/ 【19位】湯の原温泉オートキャンプ場@兵庫県味覚狩りや天然温泉が魅力イモ掘りや果実もぎなどの収穫体験や魚のつかみ取り、餅つきなど、さまざまなイベントが楽しめる。また場内にある温泉施設「湯の原館」では、眺めのいい露天風呂でくつろげる。兵庫県豊岡市日高町羽尻1510TEL.0796-44-0001http://yunohara.net/【20位】大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場@三重県ビーチでは潮干狩りも伊勢湾が見渡せる最高のロケーションにあるキャンプ場。3万㎡と広大な敷地には、松林にあるサイトのほか、コテージなどの施設が11棟あり、アウトドアの楽しみ方も選べる。三重県多気郡明和町大淀2943-11TEL.0596-55-3946http://www.moon-beach.com/もうすぐランクイン!【21位】マキノ高原キャンプ場@滋賀県総サイト数500張という広大な場内は、林間、高原、広場などさまざまなサイトがそろう。滋賀県高島市マキノ町牧野931TEL.0740-27-0936http://makinokougen.co.jp/【21位】かぶとの森テラス CAMP&LOCAL FITNESS@三重県キャンプとフィットネスの両方が体験できる。森ではトレッキングやヨガも楽しめる。三重県亀山市加太中在家8125TEL.0595-98-0605http://kabutonomori.com/【21位】しあわせの村オートキャンプ場@兵庫県全区画にAC電源、流し台、水道、炉、ベンチを備えた充実の設備がうれしいキャンプ場。兵庫県神戸市北区しあわせの村1-1TEL.078-743-8000http://www.shiawasenomura.org/TEXT/大森弘恵 大橋保之(カーネル)出典/ガルヴィ2022年4月号
キャンプ場ランキングまとめ長野県 岐阜県三重県滋賀県兵庫県和歌山県岡山県 
埼玉県こども動物自然公園に世界一幸せな動物「クオッカ」がやってきた!7月1日から公開
埼玉県こども動物自然公園に世界一幸せな動物「クオッカ」がやってきた!7月1日から公開
埼玉県東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」では、開園40周年を記念し、オーストラリアのフェザーデール野性生物園からクオッカのオス2頭とメス2頭が3月に贈られた。 これまでは、動物園のホームページやSNSでその愛らしい姿を見ることができたが、いよいよ7月1日(水)から一般公開される(7月10日(金)まで平日のみ開園予定)!クオッカとは、いつも笑っているような口元から“世界一幸せな動物”と呼ばれており、オーストラリア固有の有袋類でワラビーの仲間。人懐っこく間近で観察できるのもうれしい。そんなクオッカが見られるのは、オーストラリア以外の動物園では埼玉県こども動物自然公園だけ。ぜひこの機会にクオッカに会いに来てはいかがだろうか。※クオッカの観覧には無料整理券が必要です。観覧方法の詳細は動物園のWEBサイトをご確認ください。埼玉県こども動物自然公園: http://www.parks.or.jp/sczoo/ 西オーストラリア州政府観光局:http://www.nonbiri-perth.com/
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オススメ! 予約できるキャンプ場

予約OK林間FLORA Campsite in the Natural Garden
FLORA Campsite in the Natural Garden

標高800mの森に囲まれた自然味溢れるキャンプ施設

南アルプス甲斐駒ヶ岳の麓に位置し、1年を通して自然豊かな景色が楽しめるキャンプ施設。約2500坪ある森林に囲まれた敷地には、1日5組限定の手軽にキャンプができるグランピングエリアと、1日13組限定の中上級者向のソロ&デュオキャンプエリア“ひなた森”があり、初心者からベテランまで楽しむことができる。グランピングエリアに宿泊の場合、調理用具や食器類、火起こし道具など必要なものはレンタルでき、宿泊料金に含まれているため持参する必要がない。初心者向けに1日3回火起こし体験ワークが行われているので参加してみるのもいい。“ひなた森”は区画もなければ整備もされていないワイルドなエリア。隣のサイトとの距離も適度にあり、ゆっくり静かに楽しみたいキャンパーにおすすめだ。各エリアでチェックイン時間が変わるので事前に確認しておこう。
ぷらっとキャンプ
予約OK高原上毛高原キャンプグランド
上毛高原キャンプグランド

満天の星空は天然のプラネタリウム広大な草原の中でのびのび過ごそう

ゆるやかな斜面のある広大な草原に位置するキャンプ場。10×10mの広々サイトは、隣のサイトとの距離が十分にあるので、タープの張り方などを工夫すればプライベートな空間をつくり出せる。焚き火は地面を傷めないように器具を使用すればOK。施設には天然木が使われ、宿泊施設のほかウォシュレット付きトイレやキッチン棟まで清潔なログハウス調になっている。ヒノキ造りの無料露天風呂と有料家族風呂も完備されている。また、ペット連れキャンパーも大歓迎で、宿泊施設5棟ではペットの入室が可能(有料)。バイクも乗り入れ可能。ウッドキャビンやバンガローもあり、レンタル用品も備えているため初心者でも快適なキャンプが体験できる。初心者からペット連れ、アウトドア好きな人みんなが楽しめるキャンプ場。自然の中で心地よい時間を過ごし、快適なキャンプライフを楽しもう。
ぷらっとキャンプ
予約OK高台東白川アウトドアリゾートGRANPEAKS
東白川アウトドアリゾートGRANPEAKS

キャンプ初心者にもおすすめおしゃれで快適なアウトドア体験ができる

快適なアウトドア体験ができるキャンプとグランピングの施設。新しく、とてもおしゃれな雰囲気で、ビギナーからエキスパートまで、心ゆくまで楽しめる場所になっている。各エリア・サイトは広々とし、隣り合ったキャンパーとの距離を気にせず自由に過ごせる。仲間たちと楽しむもよし、静かに自然の中でゆっくりするもよし。キャンパーの方の希望に応えられるように様々なエリアとサイトを用意・計画中。ドームテントのある「GRAMPING AREA」、木々に囲まれた「HANANOKI AREA」、隠れ家サイトと野営サイトのある「EXPERT AREA」、星空オートサイト・フリーサイト・パノラマエリアのある「STAR AREA」、BBQができる「BBQ AREA」がある。売店や自動販売機などもあり、設備が充実している。売店ではキャンプ用品やCROCEプロデュースの食材も手に入り、快適なアウトドア体験が待っている。
ぷらっとキャンプ

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