キャンピングカー&トレーラーの記事一覧(21件)
- 新着記事冬キャンプを快適に!初心者も安心のコテージ泊の基本や寒さ対策を徹底解説!
- 冬キャンプを快適に!初心者も安心のコテージ泊の基本や寒さ対策を徹底解説!
- いよいよ冬キャンプのシーズンが到来したが、そんな寒い時期にオススメなのがコテージ。ただ、泊まったことがないと、あれこれ不安もあるかもしれない。そこで今回はコテージ初心者のために、コテージの選び方から寒さ対策まで徹底解説しよう!コテージの種類広さや構造、設備はキャンプ場によってさまざま。呼び名もコテージ、キャビン、ログハウスなど多様で、その使い分けもキャンプ場によるので、都度設備の詳細は確認した方がいい。基本となるのは、人数に合った適切な広さを選ぶこと。またテラスを使ってゆったり過ごしたいのかなども考慮したい。①ベーシックな小型コテージファミリー使用にちょうどいい最大4〜6名利用サイズのコテージが一般的。施設によってデッキ部分の広さは異なる。②外ごはんも楽しめるテラス付きコテージテラス付きタイプなら、外の空気を満喫しながら食事を取ったりゆったりくつろぐことができる。ファニチャーが常設されていることもある。③グループで使いたい大型コテージグループで利用するなら、10人ぐらい入れるような大型コテージを使おう。料金は大体一棟あたりで決まっているので、大人数なら割安だ。④非日常感が味わえるトレーラーハウストレーラーハウスのような宿泊施設も人気がある。キャンピングカーのような雰囲気なので、コテージよりも一層非日常感を楽しめる。コテージにはどんな設備があるの?冷蔵庫や電子レンジが付いている場合もあるので、やりくり次第で荷物を減らすことができる。最近のキャンプ場ではエアコンが付いているところも意外に多く、季節を問わず快適だ。コテージ泊のチェックリスト■AC電源の有無コテージは電源ありが多いが、念のため確認を。■設備の内容トイレやキッチンなど、水回りの有無も事前にチェック。■レンタル品、販売品現地調達できれば、持参するものは軽減できる。■利用可能なフリースペースタープを張れるか、駐車場が隣接しているかなどを確認。■チェックイン、チェックアウト時間キャンプサイトとは異なる場合が多いので要チェック。■ペット利用の可否建物内はNGのこともある。電話で確認しておこう。知っておきたいコテージ泊の基礎知識寝具は備え付けてあるコテージが多いが、その他は基本的になにもないと考えておこう。近隣でアクティビティを楽しんでコテージは寝るだけという使い方ならそのままでもいいが、多少道具を持ち込めば断然快適になる。底冷え対策にマットを重ねるまずは床にマットを敷いて座り心地を向上。秋冬なら何枚か重ねたり、そこにチェアを配置。冬場はホットカーペットを使用するなどして断熱性を高めるのもあり。グラウンドチェアを活用背もたれのあるなしでくつろぎ度は格段に変わる。テーブルで快適さUP小さめのテーブルがいくつかあれば、人数や部屋の形状によって使い分けができるので便利だ。ドリンクを置いたり、ランタンなどの小物置きにもちょうどいい。バッテリーライト必須建物内では燃焼器具はNG。バッテリーライトを用意しよう。コテージ泊の寒さ対策あらかじめ寝具が用意してある場合は特に心配ないが、自分で持ち込む必要があるときは暖房設備の有無や気温を事前にチェックしておいて、それに合わせて準備しよう。キャンプ場では日中暖かくても朝晩は急激に冷え込むこともある。寒さで眠れないなんてことがないように、しっかり対策をしておきたい。①スリーピングマットでより快適に床全体に敷くマットのほか、個人用のスリーピングマットも組み合わせればよりふかふかで体をリラックスさせられる。人によって地面の固さへの敏感さは異なるから、自分の好みに合わせて装備しよう。➁封筒型ならゆったり眠れる封筒型を連結させて使ったり、暖かい時期はフルオープンして掛け布団のようにすればまるで家と同じぐらい快適だ。③アウトドア用ピローを活用忘れがちな枕。寝袋ケースに衣類を入れて代用もできるが、アウトドア用のコンパクトに畳めてなおかつ寝心地いい枕がグッド。④湯たんぽであったか予想以上に冷え込んだときなどに頼りになるのが湯たんぽ。湯たんぽを持っていなければ、ペットボトルで簡易湯たんぽを。熱々ではなく少し冷ましたお湯を入れ、低温やけど予防にタオルを巻いて使おう。⑤枕元にはミニテーブルを用意ライトなどを置いておけば、夜中トイレに行きたくなったときに探す手間がない。
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- 「実際に実験してみた」冬の車中泊をポータブル電源1つで検証した結果は…!?
- 「実際に実験してみた」冬の車中泊をポータブル電源1つで検証した結果は…!?
- フォロワー13万人以上。北海道を中心に車中泊ドライブをして、美味しい食べ物や綺麗な景色などを紹介するコスケさんがYouTubeを更新。車中泊に関して、とある検証を行った。冬の車中泊、ポタ電1つで快適に過ごせるのか?コスケさんは読者からのお便りを紹介。ポータブル電源1つで、冬の車中泊を快適に過ごせるかという内容に対して、実際に実験をするとのこと。コスケさんは予算10万円以内に収まる、SolarPlayのポータブル電源で実践するとのこと。2300Wh満タンに充電されたポタ電で、果たして快適な車中泊は可能であるのか。快適に過ごせるかということで、パソコンやスマホを充電。さらに電気ストーブや電熱調理機も稼働します。夜は電気毛布をセット。さらに朝にはハムチーズトーストやいかめしを温めるなどした。果たして電源の残量は……。15時間以上使いっぱなしで稼働した結果、89%使用。ギリギリで耐えました。冬一人で車中泊する際は2100Wh以上のポタ電が必要そうだ。ソロで車中泊を楽しみたい方は、コスケさんのYouTubeを参考にしてみてはいかがだろうか。この他にもキャンプ情報や最新アイテムなど様々な情報を紹介しているので、ぜひコスケさんのYouTubeをチェックしてみてください!■ YouTubeコスケの北海道でドライブを楽しむチャンネルURL:https://www.youtube.com/@kosuke-drive投稿URL:https://www.youtube.com/watch?v=TlGeQA1HZGg
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- 上級キャンパーが実際に検証!車中泊で使った電気はシガーソケットで回復する?結果は…
- 上級キャンパーが実際に検証!車中泊で使った電気はシガーソケットで回復する?結果は…
- フォロワー13万人以上。北海道を中心に車中泊ドライブをして、美味しい食べ物や綺麗な景色などを紹介するコスケさんがYouTubeを更新。車中泊に関して、とある検証を行った。シガーソケットで満充電になるのか?結果は…コスケさんは車中泊に関して、視聴者からの質問があったと報告。その内容とは「車中泊でポータブル電源を使用すると、シガーソケットからの充電だけで回復するのか?」というもの。今回は車中泊もかねて検証を行うとのこと。今回は「FossiBOT F2400」を使用。32日間で日本縦断(北海道~鹿児島)を想定し、273Kmを移動するとのこと。果たして、その間にシガーソケットはポータブル充電を満タンにすることはできるのか?まずはキャンプ場へ向かい、実際にポータブル充電器を使用。パソコンを使い、美味しいごはんを食べて…。最後は電気毛布を使用。弱に設定して就寝。さて朝には何パーセントになっているのか?朝食を食べた後、ポータブル電源の残量を見ると48%。一日で1200~1300W程度使用していることがわかります。さてここからが本番。実際に273Kmを移動して、100%になるのかを検証。シガーソケットへ差し込み、車を運転。その結果は?結果は80%に回復。シガーソケットからは1時間で100W、だいたい5%程度充電される。運転時間が6時間30分であると、32~33%ていどの回復になるとのこと。こすけさんは「電気毛布と調理に使用すると、シガーソケットで100%に戻すのは困難」と結論。加えて、RVステーションならば充電できる設備もあるので、それも使用することを勧めました。ソロで車中泊を楽しみたい方は、コスケさんのYouTubeを参考にしてみてはいかがだろうか。この他にもキャンプ情報や最新アイテムなど様々な情報を紹介しているので、ぜひコスケさんのYouTubeをチェックしてみてください!■ YouTubeコスケの北海道でドライブを楽しむチャンネルURL:https://www.youtube.com/@kosuke-drive投稿URL:https://youtu.be/1q--s_RvrxU
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- 「駐車場問題」を解決!普通免許で運転できるコスパ最強なキャンピングカーが優秀すぎる!
- 「駐車場問題」を解決!普通免許で運転できるコスパ最強なキャンピングカーが優秀すぎる!
- 車中泊をあこがれるものなら誰もが手にしたいキャンピングカー。しかしながら「値段が高い」「中型免許が必要なのでは?」と思う方もいるかもしれない。また駐車場に関しても、大きなサイズだと駐車スペースが限られてしまうという問題も。しかし1000万円以下で購入でき、普通車免許で運転が可能。さらに駐車スペースも気にしなくていいというキャンピングカーがあればほしいと思いませんか?創業60年老舗キャンピングカーメーカー・株式会社アネックスの「LIBERTY50DB」ならば、その願いは叶うかも。「駐車場問題」も解決!コンパクトなキャンピングカーが登場本製品は全長5m×全幅2m未満のコンパクトサイズ。日常の買い物やお出かけ時の駐車場にストレスなく駐車できる。2WDガソリン仕様でありながら車両総重量が3.5t未満であり、普通免許で運転可能だ。「LIBERTY50DB」は以前から発売されていたが、今回価格を据え置きながら15項目以上の標準装備を追加。収納棚、換気扇、カーテン、テープライトなどを追加し、居住空間をさらに向上させている。さらにオプション設定も見直され、必要最低限の装備をセット価格にし、その他は自由にカスタマイズ可能となっている。注目のPowerPlus4800オプションには、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー400Ah(4800Wh)やインバーター2000W、エアコン、85L冷蔵庫、電子レンジなどが含まれ、税込み100万円で提供される。また同オプションには、12種の外装デザインから好みのボディーカラーも選べる。<価格の例>■LIBERTY50DBホワイト&ベージュ車両価格:2WDガソリン¥8,600,000円オプション:PowerPlus4800 ¥1,000,000円、合計:¥9,600,000円(税込)諸経費:別途■LIBERTY50DBホワイト&レッド車両価格:4WDディーゼル¥9,720,000円オプション:PowerPlus4800、ソーラーパネル500W、FFヒーター、リアビューカメラ、電動ステップ、サイドオーニング ¥2,177,000円合計:11,879,000円(税込)諸経費:別途Webサイト:https://annex-rv.co.jp/models/liberty50db/いかがでしたか? 気になった方は、ぜひWebサイトをチェック!【本件に関するお問い合わせ先】株式会社アネックスURL:https://www.annex-rv.co.jp/
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- 「まるでテトリス」車中泊にも使える!ギアを隙間なく積み込むテクニックが天才すぎる…!
- 「まるでテトリス」車中泊にも使える!ギアを隙間なく積み込むテクニックが天才すぎる…!
- 「アウトドア大好き!仲良しアラフォー夫婦」としてSNSを中心にキャンプ情報を発信している、MASAさんがInstagramを更新。キャンプ道具をまるでテトリスのように、隙間なく車へ積み込む方法を紹介した。隙間ゼロ!キャンパー必見の積載テトリスのコツとはキャンプへ行く際に「いかに車へ効率良く荷物を積めるか?」は重要な問題である。荷物が増えていき、気がつくと車がパンパン。「必要な荷物をピシッときれいに収まりよく積むことができれば…」そんなことを思ったキャンパ―も多いはず。MASAさんは動画とともに「キャンプギアを上手く乗せる!積載テトリスのコツ教えます」とコメントして、車載テクニックを紹介。①キャンプラックを使って積載量アップ!棚を設置してスペースを仕切れば、より効率よく積載できます。しかしながらそのような機能がない車も多いはず。そんな時に必要なのがキャンプラック。これを使うと棚がなくても、積載量を増やすことができる。②寝袋やシュラフをクッション材として代用する!荷物を積み込むうえで気になるのが隙間。少しでも空いていると、運転時に荷崩れを起こしたり、振動音が大きくなる可能性があります。そこで重要となるのが寝袋やシュラフ。これをクッション材のように隙間に詰め込むことで、キャンプギアの荷崩れを防ぐことができる。③両端に壁を作って安定性アップ!椅子やテーブルは両端に縦置きする。こうすることで壁になるので、高さを出しても安定するとのこと。キャンプ用品を増やしたいけど車に積めない。そんなあなたはぜひMASAさんの投稿を参考に、積載をもう一度見直してみてはいかがだろうか。この他にもキャンプ情報や最新アイテムなど様々な情報を紹介しているので、ぜひMASAさんのInstagramやブログをチェックしてみてください!■ Instagramアカウント:@raizo0612URL:https://www.instagram.com/raizo0612/投稿URL:https://www.instagram.com/p/DBizJBhPJkB/
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- 上級キャンパーはどのように車中泊してる?天才すぎるテクニックやこだわりが凄すぎる!
- 上級キャンパーはどのように車中泊してる?天才すぎるテクニックやこだわりが凄すぎる!
- 自分のスタイルで楽しめるのが車中泊のよいところだが、気がついたらマンネリになっていることも。そこで今回は上級キャンパーたちの車中泊スタイルを紹介しよう。ヒントになることや真似したくなるテクニックがあるかもしれないぞ!30年前のクルマで車中泊する馬場さん馬場さんの愛車は30年前のVW・ヴァナゴンのウェストファリア仕様。このクルマになってから、車中泊が格段に増えたという。その楽しみっぷりを紹介しよう!馬場さん岐阜県で会社を営む馬場さんは、旅好き&アウトドア好きのアラフィフ。これまでさまざまな海外を旅してきたが、最近、日本の魅力を再発見。今後は、愛車とともに国内を回りたいと考えている。車中泊好きが支持するクラシカルで実用的なクルマ馬場さんの愛車は2021年3月に購入したというVW・ヴァナゴンのウエストファリア仕様。クラシカルかつ実用的なモデルで、車中泊好きのなかでも人気は高い。さすがに約30年前のモデルなだけに、ボディは再塗装を施し、ルーフトップの生地も変更したという。「以前はアメ車のキャンピングカーに乗っていたこともありました。このヴァナゴンは購入してから1年ぐらいたちますが、“かわいくて味がある”ところが気に入っています」いまでは珍しいMT、そして4WDのため、多少の悪路なら気にせず走ることができる。馬場さんが考える車中泊キャンプのキーワードは「楽(らく)」。 「このクルマになってから、車中泊する頻度が格段に増えました。いまのスタイルなら、この一台で完結できる。旅先では、できるだけ手間を減らして、シンプルに楽しみたいんです」とはいえ、馬場さんならではのこだわりもいくつか。使用するアイテムは、“味のある、かわいいもの”が好き。その最たるものが、愛車なのだという。 「見た目や雰囲気も、もちろん気に入っていますが、実用性も高いんです。ポップアップルーフでは、子どもと一緒のときは上に寝ることもあります。開けたら車内空間が広くなる。簡単に開閉ができるのもうれしい」馬場さんがいま好きなものを、ひとつひとつそろえたら、このスタイルになっていたという車中泊キャンプ。機能は「楽」に、見た目はかわいく、オシャレに。これからも、こだわりをもって続けていけたら、と語ってくれた。馬場さんのこだわりスタイル鮮やかなイエローが映えるルーフトップは、外観をさらにファニーに演出。リアにはスペシャライズドのMTBを2台搭載。「MTBはアウトドア・アクティビティとしても、もちろん楽しいですが、旅先で“足”として使用します。クルマを置いて、そこから移動するときに、MTBがあると便利なんです」と馬場さん。韓国のブランドchichicampingのローテーブルとヘリノックスのチェアを設置。テーブルにはスタンレーのボトルやコンロ、大好きなお酒が並ぶ。ひとりで使用するなら、必要十分なベッドスペース。スタイリッシュなペンドルトンのラグから、馬場さんのセンスのよさを感じる。ルーフトップを開けば、ヘッドクリアランスがさらに広がり、着替えをするときなども圧迫感はない。ベアボーンズのLEDランタンやレトロな扇風機も車内のイメージにぴったり。棚の上部を開けば、簡易キッチンが姿を現す。ワイルドなスタイルを愛するMARIさん車中泊キャンプは、いま女性ソロキャンパーからも人気を博しているスタイル。しかしその多くは、軽ワンボックスカーを中心とするコンパクトモデルが主流だ。そこでワイルドなジープ・ラングラーでキャンプしているMARIさんに話を聞いてみた!MARIさん愛知県や岐阜県を拠点に車中泊キャンプを楽しむオーバーランダーガール。アウトドアライフの模様は、SNSやYouTube「好奇心CHANNEL feel my heart」で発信している。身軽さを追求したワイルドなスタイル「オーバーランドスタイルを、日本の女性に、もっと浸透させていきたいんです!」そうまぶしい笑顔で話をしてくれたのは、愛知県在住のМARIさんだ。ワイルドなジープ・ラングラーの屋根には、いま大人気のルーフトップテントが装着されており、なかなか硬派な雰囲気を醸し出している。キャンプを始めたくてクルマを買って……。でも、通常のテント泊ではなく、なぜ屋根の上のテントに? 「通常のテントも持っていますよ。テンマクのワンポールです。でもルーフトップテントのカッコよさが気に入ってしまって。気がつけば、いまので3台目です」2020年の5月に購入したというジープ・ラングラー。車中泊キャンプ……というか車上泊キャンプなのだが、クルマで寝るポイントは「身軽さ」だというMARIさん。「気ままに行動できるのがポイントです。もちろん、どこでも泊まれるわけではありませんが、身軽に動けるのが自分に合っていると思います」今回、撮影のためにセッティングしてくれたのだが、確かにかかった時間は5〜10分。撤収も同じくらい。料理や焚き火をしたら、その時間はかかるが、仲間のキャンパーたちと比べても、準備・撤収に費やす時間は圧倒的に短いという。 スミッティービルトのウインチをフロントに装着。「快適度やスタイリッシュなカッコよさにこだわりつつ、さっと準備して、さっと撤収できる。でも、まだまだイメージしているスタイルの完成型には届いていません。次はリアゲートキッチンに引き出し式のテーブルをDIYするんです。それも見てほしかったなぁ。あと、リアにスペアタイヤも装着しますよ」MARIさんのこだわりスタイルルーフトップテントはジーアイワークス製。わずか1分ほどで開閉できる手軽さが気に入っているという。テント上部は高純度アルミニウム合金を採用。アルミニウム合金の内部が空洞になっていて、日光の熱をテント内に伝わりにくくしている。折りたたみ式のラダーも付属。リアには、スミッティービルトのディフェンダーラック、テールゲートバスケットを装着。JVCケンウッドJackeryのポータブル電源、エンゲルの冷蔵庫などは車内のラゲッジで使用。リアゲートキッチンでは、プリムスの2バーナーにペトロマックスのダッチオーブン、ノーブランドのスキレットを愛用。サイドオーニングはダンチェル製。これだけで野外リビング感が増す。風が強いときなど、状況によってはガイロープで補強する。このペグダウンだけが、MARIさんのセッティングのなかで、唯一、少し時間がかかる作業かもしれない。といっても、10分くらいだろうか。ペトロマックスのお皿やパーコレーター、ミンテージのジャグ、スタンレーのカップ&ポッド、SOTOのST-301など、こだわりの小物がいっぱい!イスはノーブランドだが座り心地で選んだとのこと。バトニングを行うキンドリングクラッカー以外、ほぼ山賊マウンテンのアイテムでそろえたという焚き火周辺アイテム。焚き火台は大小あり、使い分けるという。ペットとの車中泊を楽しむ木村さんペットキャンプが人気だが、愛猫との車中泊を楽しむのは木村さんご夫妻。どんなスタイルなのか、興味津々!木村さんご夫妻キャンプ歴20年のベテランキャンパー。スノーピークユーザーで、元々はテント&タープを使ってキャンプを楽しんでいたとのこと。愛猫のアッシュくんと凛ちゃんはとても仲良しで、安心してキャンプに連れて行ける。「ペットとのキャンプは心の底から癒されます」愛猫と一緒に旅ができる大型バンコンバージョン「もともとはテント泊でキャンプをしていましたが、昔からキャンピングカーに乗ることは夢でした。ちょうど3年前くらいに、クルマの買い替えのタイミングで思いきって購入したんです」と話す木村さんご夫婦。愛猫とのキャンプでは外での就寝はできないので、一緒に過ごす意味でもキャンピングカーは相性がいい。外に連れ出すときは、ペットカートに入れて一緒に過ごしている。キャンピングカーとキャンプを上手に組み合わせた木村さんご夫婦のスタイルは、両者のメリットを生かした理想の形なのかもしれない。トイファクトリーの「バーデン」は2代目のバンコン。「ルーフにソーラーパネルを付けて電力補給もバッチリです!」ベンチにロゴスのクッション、さらにペンドルトンのタオルを敷いてふかふかな座り心地に!ユニフレームのフィールドラックはスタッキングが可能。レッドはワイルドワンの限定品。お持ちのギアを拝見!就寝は車内なので、寝具がない分コンパクトな印象。荷物はクルマの後部の下段にまとめて収納している。「外から収納部が見えないように、コールマンのかわいいテーブルクロス(廃盤)をカーテン代わりに使っています」イワタニのマーベラスは初代のポップなカラーがお好み。「これでフレンチトーストを作るのが好きなんです」スノーピークのリビングシェルSは、コンパクトなつくりで少人数にピッタリ。パネルを少し下ろして通気性も向上スノーピークのタクードは旦那さんのお気に入りギア。「今まで使った中で、イチバン暖房効果が高い石油ストーブです」バンライフを実践するシエルブルーさんふだんから「バンライフ」を実践しているシエルブルーのお二人。それは単なる車中泊ではなく、自身が持つ生活に対する考えを表現できる方法かもしれない。Ciel Bleu シエルブルー茨木一騎(ワカ)さん(右) 実伽(アネゴ)さん(左)木製ファニチャーの製作やアウトドアコーディネーター、イベントプロデュースなど多岐に渡って活躍する夫婦デザイナーユニット。いち早くバンライフスタイルを実践し、その魅力を伝えている。思い立ったらすぐに出発。バンライフの魅力を知る身の回りのものを詰め込んですぐに出発できる。その手軽さはバンライフならでは。昨今、注目を集めている「バンライフ」と呼ばれるスタイル。一度は耳にしたことのある読者も多いだろう。まだ深く知られていないこのスタイルを日本でいち早く取り入れて活動する茨木一綺(ワカ)さんはそのメリットをこう話す。「僕たちにとってバンライフは旅に出かける手段で、今の生活スタイルに合っていると感じています。埼玉の自宅から、全国各地へアウトドアイベントなどの仕事で出かけるのですが、内装も外装も自分たちで作り上げたお気に入りの空間なので、すごく居心地がいい。移動時間も家で過ごしているのに近い感覚です。それに、キャンプ場に着いてからの設営や撤収がとにかく楽。その分使える時間が増えたので、夫婦でゆっくりすることもできます」そもそもバンライフはアメリカで発祥したカルチャーで、世捨て人、ヒッピー的なイメージがある〈家なしの車上泊生活〉という意味合いだ。しかし日本では一部のノマド的車上生活の実践者を除き、日本の生活環境や考え方に合わせてアップデート(もしくはデフォルメ)された形でムーブメントを巻き起こしている。好きなクルマをベースに、外装や車内を自由なアイデアでこだわりの空間に仕上げていくスタイルは、いわゆる車中泊とはひと味もふた味も違う。シエルブルーの2人が実践するバンライフからは、自らを表現するようなこだわりと魅力が詰まっている。バンライフを通じて表現するこだわりの空間と夫婦の時間とある週末の午前中。ワカさんとアネゴさんは愛車であるバンライフ仕様のGMC ラリーワゴンに最小限の道具を積み込んでキャンプ場へ出発した。キャンプ場に到着したワカさんは、常設しているルーフトップテント「Wild Land パスファインダー」を広げる。この日は自宅からそれほど遠くない埼玉県・長瀞のキャンプ場で、久々の休日を過ごすことに。道中で買い出しを済ませて、宿泊地である長瀞キャンプヴィレッジに到着したのは午後2時ごろ。これがなんとスマホアプリで操作するソーラーも備えた電動式。景色のいいサイトにクルマを停めて、電動で開閉するルーフトップテントを開いている間にカーサイドタープやファニチャーを設置。あっという間に、キャンプサイトが出来上がった。車内にはシエルブルーブランドのウッドテーブルなど、自分たちのライフスタイルの一部であるお気に入りの道具を設置。「このルーフトップテントは最近取り入れたんだけど、スマホ操作で自動設営できる最新型。だからその間に他の準備ができて、思っていた以上にすごく便利なんだ」と、ワカさん。寝袋はナンガの2人用シュラフで、寒さ知らず。車上からの景色も抜群だ。車内にもリビングスペースを備えるが、この日はカーサイドタープを張る。車上テントからの景色はこのスタイルならではの醍醐味。日が暮れるとビールを手に乾杯をして、目まぐるしい春先の日々の疲れを互いに労う。夜の時間をたっぷり味わう。これもバンライフの魅力。この日は星空もきれいだったので、チェアを外に出して焚き火も楽しんだ。一切慌ただしくなく、常に静かな時間が流れる。夜の焚き火タイムのお供は、注目のガレージ焚き火ブランド「sanzoku mountain」のmouncol(別注品)。「暮らしからアウトドアまで」。シエルブルーの2人は常々この言葉を掲げている。普段の生活スタイルを切り取って、クルマとアウトドアをも上手につなげて楽しむ。それが彼らのバンライフであり、シエルブルー流ライフスタイルの表現といってもいいだろう。こだわりのある好きな道具に囲まれた空間にいる2人の表情は、自然体そのもの。その自由な旅は、はじまったばかり。まだまだ続いていく。
- テクニック、ハウツー、スタイル、ファミリー、ソロ、グループ、キャンピングカー&トレーラー
- バンライフ上級者のカスタマイズが神すぎる!快適な車中泊を過ごすためのテクニックを紹介
- バンライフ上級者のカスタマイズが神すぎる!快適な車中泊を過ごすためのテクニックを紹介
- バンライフを実践しているデザイナー・ユニット「シエルブルー」の2人。単にバンライフを楽しむだけでなく、自分たちのスタイルに合わせて車のカスタマイズも行なう。そこで今回は、GMCラリーSTXの内装づくりをしている現場を覗かせてもらった!Ciel Bleu シエルブルー 茨木一騎(ワカ)さん 実伽(アネゴ)さん木製ファニチャーの製作やアウトドアコーディネーター、イベントプロデュースなど多岐に渡って活躍する夫婦デザイナーユニット。いち早くバンライフスタイルを実践し、その魅力を伝えている。内装カスタマイズのテクニックを大公開今回、新たな相棒となったGMCラリーSTX。この内装をカスタマイズをしていく。目指すはシエルブルーらしい、ウッドパネルに囲まれた空間。まずは、余分なモノはすべて取り外されることに。オリジナルのインテリアはブラウン系のカラーで統一され、厚みのある絨毯敷きの豪華な仕様になっていた。これをまず徹底的に外していく。内装を剥がしてみると、天井には新車時の断熱防音材がぎっしり。まだその効果も期待できるので、現在の純正に少し追加してきっちり隙間を埋めることにした。車内の取り外せるものをすべて取り外した。窓枠なども外して、作業しやすい状態にしておくことが基本となる。下地を整えてから隙間のない施工下地となる板を張る工程。しっかり施工しないと、仕上がりに影響が出てしまう。サイドパネルは、下地施工が甘いと、完成時に壁が動いてしまうことがあるのだ。フロアはもともと付いていたカーペットを、タイヤハウス以外すべて取り外した。取り外した後はきれいにして、穴などを埋めていく。下地となる板を張ったら、仕上げのフローリング材をセンターから張る。壁際やバックドア付近の曲線に合わせて、型紙を作り、木材をカット。大きな部材なので、失敗しないよう採寸と加工は慎重に。採寸と修正を繰り返す地道な作業下地完成後、木材を張る。フロアには杉の羽目板を使用。クルマに合わせて、いろいろな素材を使うが、今回はアンティークテイストを出すためにも、一般建材のフローリング材を使わずあえて羽目板を使った。サイドウオールに細めの木材を張っていく。ボディに型取りの厚紙をあてて、ハサミで切りながら採寸を行う。それに合わせてジグソーで木材をカット。ボディ表裏の形状や角度を確認して、修正という作業が繰り返される。室内に飛び出している部分を避けるように、サイドパネルを張らなければいけないし、形も直線的ではないので加工に苦労する。ライン通りに切っても、木材をクルマにあてがってみると、曲線がずれていたり、板がはまらないことも。天井は最後の曲線仕上げにひと苦労天井は既存の断熱材をそのまま使って、気泡緩衝材でカバーすることにした。その下に天井用の板をセンターから張っていく。壁は下部から張り上げていき、天井との接合部は型紙を作って形を調整し、隙間ができないように。型取りがうまくいかない場合は最後の一枚をある程度の採寸で取り付け、天井との接合部に三角形の長物部材を張り付けて隙間を隠してしまう方法もある。クルマ作りでは、ある程度、適当に加工しても施工することは可能だが、最終的な美しい空気感を得られない。そんな、ちょっとした手間や小さな手仕事が仕上がりの違いを生むのだ。ウッドパネルで覆ったインテリアにおしゃれシート工程としては天井、フロア、サイドウオールの板が張られ、大きな内装工事は終了したところ。車検に適合するように位置出しをして、オリジナルのシートの脚のフロア接合部を加工して取り付け。木材に囲まれた室内に入ると、木のいい香りが漂ってくる。そこがクルマの中であることを忘れてしまうほど、ここちよい雰囲気に包み込まれる。天井とサイドの連続した曲線が美しい。木を組み合わせたもので作り上げているのに、美しいラインがみられるのはプロフェッショナルの技。窓枠は木材をラウンドシェープしている。窓下にはおしゃれな手作りのドリンクホルダーが付く。プロフェッショナルの技を拝見室内細部の作り込みに驚かされる。サイドドアレール部分は曲線の出っ張りが室内に食い込んでおり、このカーブを避けるため、天井の板を張るのは非常に苦労する。カーブごとに型紙を取って、つなぎ合わせ、大きな型紙を作って対応した。仕上げの修正もすばらしく、隙間がほとんどない状態となっている。オーディオ、照明など、配線が必要な設備は、完成図ができていないと、あとで大変なことになる。事前にラインを通す場所などをチェックし、ネジを打つ場所などは極力避けて配線しておく。隙間なく断熱材を入れ込むことで、断熱効果が上がる。断熱材を切ったところは必ずガムテープなどでしっかり塞いでから施工すること。マテリアルにもこだわりありスピーカーカバーなどを塗装したのは、ラストオリウムのカモフラージュ。マットな仕上がりで、アメリカンテイストを強める。室内の木材仕上げの塗料に「OLD WOOD WAX」を使用。今回はスモークグレーカラーを使ったので、室内は明るい雰囲気になった。メインの照明はLEDネオンライトを採用した。設置していても目立つことなく、照明としてもしっかりと利用できる。ニューマシンで鳥取の旅へステアリングを握るワカさんが目指すのは、埼玉の自宅から800km以上離れた出雲の街。旅のメンバーはバンライフデザイナーユニット・シエルブルーの2人と3人の子どもたち。忙しい日々を過ごす2人にとって、子どもたちとの時間を作るのも大変。でも、いつでも行動できるクルマを持っているのが強み。仕事をギリギリまでやりながらも、家族全員での旅ができてしまうのだから。出雲大社周辺の濃厚な一日高速を降りて出雲市に入ると、大渋滞。GMCラリーSTXが悲鳴を上げている。水温が上昇してしまったのでエアコンを切って、前へ進む。手間がかかるが、これも古いクルマとの付き合い方であり、楽しみ方だ。最初にたどり着いた稲佐の浜。旅の疲れを癒しながら、砂浜を散策。真っ白な砂浜にそそり立つ弁天島は圧巻。今回の旅のメインともいえる出雲大社までは、稲佐の浜から約1㎞。出雲大社では祈願を込めて、みんなでくじ引きを引く姿が。書いてある言葉を読みながら、楽しそうにしている5人。約1時間の参拝をして、参道を後にしたときは、みんなはクタクタ。そこで、近くの魚屋さんの暖簾をくぐると、そこにはのどぐろの丼が。脂がのった柔らかいのどぐろの刺し身がご飯の上に載せられている。みんなが無言になってしまうほどのおいしさ。関東では味わうことのできない丼だ。こんな体験も全国を飛び回るバンライフならではの醍醐味だろう。今日の宿泊地へ向かう前に、アウトドアショップ「B.S.K.K」(島根県出雲市大社町杵築東463-1)を訪ねる。シエルブルーの2人が以前から行きたかったというスポットだ。古民家を改装した店舗で、1階にはきれいな庭を眺めるカフェが併設されている。ここでしばしの休憩をとることになった。休憩も済んで、いよいよ今日の宿泊地である鳥取県の「FBI DAISEN」へ。出雲から約2時間。米子を抜けると、地平線から威厳のある「大山」が突き出ていた。快適すぎるFBI DAISENでのファミリーキャンプシエルブルーの2人と子供たち3人が到着したのは鳥取県・大山のふもとにある「FBI DAISEN」。大人の遊び場を作ろうと、スタッフ自らが開拓し、施設などを造り上げたキャンプ場だ。敷地内に一歩足を踏み入れると、独特の雰囲気に包み込まれる。センスある空間が訪れた人々をリラックスさせるのだ。広大な敷地にロッジやレストラン、プールまであり、どの施設も心地よい気分にさせてくれる。まるで異国の地に来たような空気感に包み込まれる。バンライフで充実のキャンプ体験バンライフでのキャンプはクルマがコアになる。キャンプ地に到着したら、カーサイドタープをセットするだけで自分たちの世界が完成だ。室内のベッドが完成していれば、ラリーSTXのサイズで、ファミリー5人が十分に就寝できるスペースが確保できるという。重要な電源確保はLACITAのポータブル電源と効率のよいソーラーパネルでカバー。おいしい食事と楽しい時間をFBI DAISENのセンターハウスにはフロントやショップのほかに、レストランが併設されている。キャンプ場とは思えないリゾート感に期待が高まる。おすすめの限定冷やしカレーやFBIビッグハンバーガー、ハーフカットチキンプレートなどをオーダー。どれもおいしく、テーブルいっぱいに広がった料理はすぐに消えてしまった。FBI DAISENの楽しみは夜。この日はイベントが開催され、来場者は大盛り上がり。レストランはバーとなり、大人たちが日常を忘れ、ゆったりとした時間を楽しんでいる。ワカさん一行はテントサイトに戻り、夜をのんびりと過ごす。子どもたちとのキャンプも長年続けてきたが、こうやってゆったりとした時間を過ごせるのも、バンライフを実践したおかげといってもいいだろう。
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- 超快適すぎる「車中泊」誰でも簡単に楽しめるRVパークでのテクニックを紹介!
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- 車中泊をしてみたい初心者におすすめなのがクルマ専用RVパークでの宿泊。実際にノーマルの軽自動車ワゴンを使って、房総半島に位置する「道の駅 保田小学校」に泊まってみた。車中泊に便利なアイテムも紹介するぞ!旅の相棒はスズキ・スペーシア今回はスズキのスペーシア HYBRID Xでお出かけ。5ナンバーのワゴンタイプだが、しっかりと車中泊できるシートレイアウトだった。リアシートのオットマンを使って荷物を固定できるなど、荷物のパッキングもしやすいのが特徴。室内も広々で快適な夜を過ごすことができた。今回の施設千葉県鋸南町にある、廃校を再利用した「道の駅 保田小学校」。その隣に隣接する「道の駅 保田小附属ようちえん」にクルマ専用の宿泊施設RVパークがある。人気のスポットで、都内から高速で1時間の場所にある。ちょっとしたドライブ気分を味わえるアクセスのいい距離感といえるだろう。食事からお風呂まですべてが揃う。お手軽簡単な車中泊が旅を充実させる軽自動車でも車内は広々。車外でも車内でもくつろぎの環境が手に入る。たとえ雨が降っても、テントを準備することなく、車内の快適な空間で過ごせるのは、荷物を少なくした恩恵でもある。専用施設に泊まるのであれば、少ない装備で十分。毛布、ライト、携帯充電用の電源コード、窓の目隠しがあれば快適に過ごすことができる。このスペーシアの場合、マットは必要なかった。より快適に車中泊を楽しむのであれば、ポータブルバッテリー、カップなどのカトラリー、アウトドアストーブなどがあると便利。最近ではクルマへ積み込むだけでキッチンになるアイテムなども販売されている。いつものクルマがキャンピングカーに大変身する。窓の目隠しは専用設計のタイプがおすすめ。暑さ寒さを遮断してくれるし、外部からの視線を遮ることで防犯効果も高められる。今回の旅で使ったのはアイズのマルチシェード。車両毎の専用設計になっているので、窓にぴったりフィットしてくれる。自社生産された断熱効果の高いキルディング生地が快適な車内環境をキープ。しっかりとした生地と吸盤で、耐久性や設置のしやすさはアイズならではの高品質を感じる。専用設計のため、Aピラーの小さな小窓にも隙間なく装着できる。外から見える、しっかりとした美しいキルティングが高品質の証し。PHOTO/中里慎一郎 TEXT/渡辺圭史出典/ガルビィ2024年7月号
- テクニック、ハウツー、マナー・ルール、スタイル、ソロ、グループ、夏キャン、冬キャン、キャンピングカー&トレーラー、キャンプ場選び
- キャンパーに大人気!職人が作る魅力的なギアや食事とは?
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- 140しょく0年もの歴史を持つ日本独自の製鉄方法「たたら製鉄」。その伝統と文化が息づく出雲地方で、海の幸、山の幸、そしてたたらの魅力を満喫する旅に行ってみた。【鍛冶工房 弘光】職人が作る鍛造フライパンが魅力フライパンは「TAKU」(2万4200円)、「MAGE」「FUTATE」(各2万2000円〜)の3種類。江戸時代から続く鍛冶工房が2020年に「鍛月」ブランドを立ち上げ、アウトドアフライパンを製作。職人が伝統的な製法で1点ずつ仕上げるフライパンは、機械加工には出せない独特の風合いを醸し出す。近年キャンパーに人気の「蚊遣台ぜんまい」(1万1000円)。店内の棚には燭台や行灯、花器などが並ぶ。鉄を熱して叩き鍛えて成形する鍛造のフライパン。「鍛月」では海の幸もさることながら厚切り肉も調理したい。どこか懐かしさを感じるたたずまいの「鍛冶工房 弘光」。島根県安来市広瀬町布部1168-8 TEL.0854-36-0026営業時間/9:00〜17:00 定休日/不定休【和鋼博物館】たたら製鉄の歴史が学べるたたら製鉄の歴史や技術などを学ぶことができる博物館。国の重要有形登録文化財に指定されているたたら製鉄用具、たたら製鉄で生産された「鉧(けら)」、鉧から取れた玉鋼で作られる日本刀などが展示されている。またショップでは、ヤスキハガネを原料に作られた包丁も販売。安来や出雲地方の歴史と風土が表現された外観。玉鋼から作られる日本刀も展示されている。島根県安来市安来町1058 TEL.0854-23-2500開館時間/9:00〜17:00(最終入館16:30)定休日/水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始入館料/一般310円、高校生210円、小中学生無料【道の駅 あらエッサ】地元の海産物や農産物が手に入る生きたドジョウを鍋に入れて食べる「ドジョウがてんてこ舞い鍋定食」(2178円)。地元生産者の農産物を扱う「なかうみ菜彩館」、新鮮な海産物が入手できる「やすぎ魚々市」などの販売所が並ぶ道の駅。明治の古民家を移築したレストラン「中海の郷」では、安来名物のドジョウ料理や出雲そば、しまね和牛料理など、さまざまな地元ご飯が食べられる。「しまね和牛 肉ざる蕎麦 天ぷら付」(2288円)も人気メニュー。地元で水揚げされた鮮魚や干物などを扱う「やすぎ魚々市」。島根県の東端、中海のすぐそばに建つ「道の駅あらエッサ」。島根県安来市中海町118-1TEL.0854-23-2510営業時間/9:00〜18:00(なかうみ菜彩館)、10:00〜18:00(やすぎ魚々市)、11:00〜17:30(中海の郷)定休日/年末年始(中海の郷は火曜休)【民芸そば 志ばらく】昔からの味を受け継ぐ老舗そば処「割子蕎麦」(280円)と「天ぷら盛り合わせ」(1650円)の組み合わせもおすすめ。創業74年の老舗そば店。本来の出雲そばの特徴は、そばの実を殻ごと挽いた“挽きぐるみ”だが、この店のそばは皮の分量を少なめにした喉ごしのよさが特徴。また昆布といりこを煮詰めて取った出汁は、濃いめながらさっぱりとした後味。昔から変わらぬ味のファンも多い。「割子蕎麦」は3〜4杯が1人前。好みで量を調整できるのもいいところ。そば湯に入ったそばにつゆをかけて食べる「釜上蕎麦」(770円)。民芸そばの名にふさわしい、なまこ塀が特徴的な「志ばらく」。島根県安来市安来町西灘町1887 TEL.0854-22-2311営業時間/11:00〜20:00 定休日/不定休【吉田酒造】超軟水で仕込む銘酒「月山」の蔵元大吟醸、純米吟醸、限定醸造など、たくさんの種類がある「月山」。江戸時代から続く300年もの長い歴史を持つ老舗蔵元。「島根の名水百選」に指定された超軟水と地元契約農家で栽培した良質な米で作り上げた代表銘柄の「月山」は、伝統技法に最先端技術を取り入れることで、そのフレッシュで香り高い味わいを生み出している。歴史を感じさせる趣ある店構えの「吉田酒造」。島根県安来市広瀬町広瀬1216 TEL.0854-32-2258営業時間/8:30〜12:00、13:00〜17:30 定休日/土・日曜、祝日ひと味違った島根の魅力! 足を延ばして隠岐の島へ摩天崖(まてんがい) :西ノ島にある絶景スポット。海抜257m大絶壁は日本有数の高さを誇る。フェリーで約2時間半、高速船で約1時間、本土から沖合約60kmに位置する隠岐島は、約180の島々で成り立つ群島。そのうちの4島が有人島で、西ノ島、中ノ島、知夫里島(ちぶりじま)の3島はまとめて「島前」(どうぜん)、いちばん大きな島が「島後」(どうご)と呼ばれている。それぞれに魅力があり一度は訪れてみたい。乳房杉(ちちすぎ) 島後にある樹齢約800年といわれる岩倉神社ご神木で、隠岐三大杉でもある。長尾海水浴場 シュノーケリングも楽しめる知夫里島のこぢんまりとしたビーチ。赤壁 約600万年前に噴火した火山の火口が浸食されてできた知夫里島にある崖。PHOTO/中里慎一郎 TEXT/牛島義之 MODEL/長廻雅美(しまね観光大使)出典/ガルビィ2024年4月号
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- 30年前の車で車中泊!?上級キャンパーのキャンプ術が天才すぎた…!【人気記事】
- 30年前の車で車中泊!?上級キャンパーのキャンプ術が天才すぎた…!【人気記事】
- ①30年前の車で車中泊!?上級キャンパーのキャンプ術が凄すぎた…!今回紹介するのはバンライフを楽しんでいる馬場さん。愛車は30年前のVW・ヴァナゴンのウェストファリア仕様。このクルマになってから、車中泊が格段に増えたという。その楽しみっぷりを紹介しよう!馬場さん岐阜県で会社を営む馬場さんは、旅好き&アウトドア好きのアラフィフ。これまでさまざまな海外を旅してきたが、最近、日本の魅力を再発見。今後は、愛車とともに国内を回りたいと考えている。車中泊好きが支持するクラシカルで実用的なクルマ馬場さんの愛車は2021年3月に購入したというVW・ヴァナゴンのウエストファリア仕様。クラシカルかつ実用的なモデルで、車中泊好きのなかでも人気は高い。さすがに約30年前のモデルなだけに、ボディは再塗装を施し、ルーフトップの生地も変更したという。「以前はアメ車のキャンピングカーに乗っていたこともありました。このヴァナゴンは購入してから1年ぐらいたちますが、“かわいくて味がある”ところが気に入っています」いまでは珍しいMT、そして4WDのため、多少の悪路なら気にせず走ることができる。馬場さんが考える車中泊キャンプのキーワードは「楽(らく)」。 「このクルマになってから、車中泊する頻度が格段に増えました。いまのスタイルなら、この一台で完結できる。旅先では、できるだけ手間を減らして、シンプルに楽しみたいんです」とはいえ、馬場さんならではのこだわりもいくつか。使用するアイテムは、“味のある、かわいいもの”が好き。その最たるものが、愛車なのだという。 「見た目や雰囲気も、もちろん気に入っていますが、実用性も高いんです。ポップアップルーフでは、子どもと一緒のときは上に寝ることもあります。開けたら車内空間が広くなる。簡単に開閉ができるのもうれしい」馬場さんがいま好きなものを、ひとつひとつそろえたら、このスタイルになっていたという車中泊キャンプ。機能は「楽」に、見た目はかわいく、オシャレに。これからも、こだわりをもって続けていけたら、と語ってくれた。馬場さんのこだわりスタイル鮮やかなイエローが映えるルーフトップは、外観をさらにファニーに演出。リアにはスペシャライズドのMTBを2台搭載。「MTBはアウトドア・アクティビティとしても、もちろん楽しいですが、旅先で“足”として使用します。クルマを置いて、そこから移動するときに、MTBがあると便利なんです」と馬場さん。韓国のブランドchichicampingのローテーブルとヘリノックスのチェアを設置。テーブルにはスタンレーのボトルやコンロ、大好きなお酒が並ぶ。ひとりで使用するなら、必要十分なベッドスペース。スタイリッシュなペンドルトンのラグから、馬場さんのセンスのよさを感じる。ルーフトップを開けば、ヘッドクリアランスがさらに広がり、着替えをするときなども圧迫感はない。ベアボーンズのLEDランタンやレトロな扇風機も車内のイメージにぴったり。棚の上部を開けば、簡易キッチンが姿を現す。出典/ガルビィ2022年6月号➁「知らないと損」子どもたちを成長させる賢いキャンプ術とは?ファミリーキャンプで意外と悩むのは、子どもたちとの過ごし方ではないだろうか。せっかくのキャンプなので、ふだんとは違う成長の機会にしたいもの。そこで、子どもが成長する遊びやお手伝い、子供向けのキャンプギアなど、ファミリーキャンプのアイデアを紹介しよう!キャンプ場でしかできないことをする!近頃、ボール投げやかけっこ、縄跳びなどを禁止する公園が増えている。「ほかの人の迷惑になるから」がその理由だ。混雑した時期でない限り、キャンプ場は自由に遊べる場所が多く、ボール遊びを楽しむ親子の姿も。管理人さんの許可があれば、ハンモックをかけることだってできる。キャンプ場は遊びの自由度が高い。広場で、縄跳びや水遊び、ツリークライミング、クラフト作り、ハンモックなどいろいろな遊びに挑戦しよう。ただし、自然を傷める行為は禁止だし、クルマにも注意。管理人さんにルールを確認しておけば安心だ。経験値も考える力もUPさせる機会キャンプでは焚き火や水運びなど、日常とは違う経験がたっぷり。いつもと違う不便な環境だからこそ、いろんなことを考えて快適にすごす工夫をする。自然に考える力が身につく。火口と焚き付けを探しているところ。何度もキャンプをしていると、子どもたちは自然に乾いたやわらかな草や葉っぱを見つけてくる。いざというときのために、いつでも火を確保できるよう、ライターではなくメタルマッチでの着火に挑戦してもいい。子どもに焚き火を手伝ってもらうなら、子どもの手に合うコットン製の軍手やレザーグローブを用意しよう。設営&撤収時、子どもたちはお手伝いする?では、実際にファミリーキャンパーはどんなふうに子どもたちと過ごしているのか、みんなの声を聞いてみよう。●撤収時、テントの四隅を持って「パラバルーン♪」と楽しみながらお手伝い。今ではだいぶキレイにできるように。小学校高学年、中学生。(安田さんファミリー)●15歳と13歳、焚き付けや小枝を拾い集めてもらってます。あと必ず料理を一品作ってもらいます。(wakoさん)●ペグの泥を拭いたり、シートの折りたたみなど簡単なことを手伝ってもらいながら、キャンプにより興味を持ってもらえるようにしています。(のんなんさん)●撤収時、7歳は抜いたペグを集めて土を落とし、雑巾で拭いています。12歳はジャグに水をくみにいく係。(松林さん)● ペグ隊長とか、テントポール隊長とか、役割分担して隊長を任命しています。なんでも隊長になると「やるっきゃない!」ってがんばってくれますね。できたら必ず褒めてハイタッチ!(yuichiro2017さん)● あとでたくさん遊ぼう! と約束する。早くできれば早く遊べることを身をもって知る。(エビさん)● ペグ抜きは楽しそうでした。なので、ペグ抜きは子どもの数だけあると◎。テコの原理で小さい子にも簡単に抜けるところが楽しいみたいです。(安田さんファミリー)● いちばん大変な父と行動し、仕事をもらうと設営撤収が大変なことがわかります。11歳と13歳、大人同様に仕事します。(キクチさん)子ども向けに用意しておくといいギアは?●子どもたちは狭いところが大好き。大きいテーブルも用意するのですが、結局いつもこっちで遊んでいます(笑)(金ちゃんファミリー)●子どもたちの足がしっかりと地面に着くロータイプのチェアとテーブル。安心してくつろげるのでおすすめです。(たくぼうさん)●子どもも大人も大好きなハンモック。姉弟でゆらゆら遊んでくれるので助かります。(こむさん)●子どもの遊び場のひとつとして、ハンモックを用意。いつも楽しんでくれています。(オカノさん)子ども用チェアでおすすめのものを教えて!●ヘリノックスのチェア。軽くてコンパクト。13歳、11歳の子どもたちが自分で組み立て、撤収してくれます。(キクチさん)●コールマン「ファンチェアダブル」は設営、撤収が楽。とりあえずの荷物置き場にも重宝。座面が低いので小さい子にもいい。(安田さんファミリー)●キャプテンスタッグ「エクスギア アルミ背付ベンチ」。兄弟、親子で座れて何かと便利。(よしぼうさん)●広げるだけでOKなロゴス「トレックチェア」。コンパクトなので、撤収ぎりぎりまで出しておいて、最後にクルマの隙間にしまえます。(ゆーみんさん)●キャプテンスタッグ「パレット コンパクトチェア(ミニ)」(赤いチェア)。設営も撤収も簡単でリーズナブル。(のんなんさん)PHOTO/中里慎一郎TEXT/大森弘恵協力/ふもとっぱら出典/ガルヴィ2019年6月号③安全面の確保できてる?意外と知らないファミリーキャンプのレイアウト術を紹介!ファミリーキャンプの初心者で悩みどころになるのが、サイトのレイアウト。とくに子どもたちの安全面などを考えると、気をつかうべき点は多い。そこでキャンパーたちのレイアウト、そして小さな子供と過ごす場合のアイデアなどを紹介しよう!ファミリーキャンパーたちのレイアウトまずは、ファミリーキャンパーがどんなレイアウトをしているのか、実際に取材してみた。目的に応じて配置も色々。ぜひ、参考にして欲しい!■開放感たっぷりのL型にハマる人続出!?安田さんファミリータープとテントを連結せずにL字型に配置し、L字の角の部分をリビングにしています。連結しないことでタープの面が多く利用でき、開放感もたっぷり。子どもたちと、このレイアウトにハマっています!■子どもたちの安全面を考慮したレイアウトyuichiro2017さんファミリータープ下のリビングは、写真向かって右側に子どもたち、対面に親たちが座っています。親のすぐ後ろにキッチンがあるのは、料理のしやすさもありますが、あえてここの動線をつぶすことで、子どもたちを通らせないことも意識しています。焚き火スペースはやはり安全面を考え、少し離れたところに。みんなで焚き火を眺めたいときは、子どもたちはチェアを持参で集まるか、車内のベッドスペースでゴロゴロしています。■赤ちゃんと一緒なら快適なお座敷スタイル!サリーさん子どもが3歳、5歳のとき、赤ちゃん連れの友人とデイキャンプしたときのレイアウト。小さい子どもたちがいるときは、レジャーシートのお座敷スタイルで遊び場を確保。カセットコンロなどは一番離れたところにセットします。キャンプの時はキッチンをハイスタイルにするなど、子どもたちが触れないよう配慮しています。■3家族のグループキャンプは、みんなが集える場をオカノさん&金ちゃんグループ3家族のグループキャンプで、大人6名、子ども4名の大人数。ひと家族は別のところにテントを張っています。テント前のスペースに囲炉裏型テーブルやストーブをセットして、みんなが集える場を中心に、子どもたちのスペースであるミニテーブルやハンモックは火元から離れた両サイドに配置。動線に余裕を持たせて大人数に対応しています。■快適さ重視!調理と食卓の位置を工夫松林さん家族4人のレイアウトは、2ルームテントのキャノピー部にキッチンをセット。その隣にテーブルとチェアを設置して隣り合わせにすると動線にむだがなくなります。テント前のレジャーシートは子どもたちの遊び場に。■小さな子どもがいる場合のレイアウト術小さな子どもと過ごすときに、ネックになるのが大人との身長差だ。そこでファニチャー選びでも、立ったり座ったりが多い大人は動きやすいハイスタイルを。足がきちんと地面につくようにしたい子どもはロースタイルにしてみよう。ハイスタイルとロースタイルを並べて使用するため、段違いになるのが特徴。またテーブルを2台使うことで、食事や作業のスペースを広く使うことができる。こうすることで、調理や配膳、子どもの世話で動くことが多い大人は動きやすく、子どもは転倒の恐れや食事の際の姿勢が悪くなる心配がない。ベンチは背もたれがないので、くつろぐには少々物足りない。しかし動きやすく、子どもの座るロースタイルは常に目が届く。テーブルが段違いになるので、子どもが誤って卓上BBQグリルに触る心配が少なくなる。それぞれが独立したテーブルとチェアのセットなので、用途に応じてレイアウトを変えたり、テーブルベンチセットだけの使用も可能。〈メリット〉・大人が立ち座りしやすいので動きやすくなる・子どもの足つきがいいので食事がしやすくなる・卓上BBQを楽しむ際は子どものやけどを防ぐ・テーブルが2台なのでレイアウトが自由にできる〈デメリット〉・テーブルが2台になるので多少出費がかさむ・ベンチテーブルがあるぶん荷物の重さが少し増える・大人はベンチに座るので背もたれがない〈使用グッズ〉・コールマン/ナチュラルモザイク ファミリーリビングセット/ミニプラス・テントファクトリー/EUCAロールトップテーブル780・テントファクトリー/ZELデッキチェア■ファミリーキャンプのおすすめギア〈ロゴス〉LOGOS Life オートレッグベンチテーブルセット4(ヴィンテージ)フレームを広げるだけで脚も広がるシステムを採用。テーブルは2段階に高さ調節が可能。〈キャプテンスタッグ〉ラフォーレ テーブル・チェアセット(4人用)テーブル内にチェアが4脚収納されたセット。テーブル高は69・62・56.5cmに調整可能。〈コールマン〉キャンバスローチェアアームレストがなく動きやすい収束型のローチェア。生地はコットン製で焚き火にも最適。〈ロゴス〉グランベーシック チェアfor1アームレストが木製でゆったりサイズのローチェア。別売りカバーでソファ仕様にもなる。〈モンベル〉マルチ フォールディング テーブル ワイド67・54・39cmの3段階に高さ調節ができる。天板は撥水性に優れたリバーシブル仕様。TEXT:牛島義之PHOTO:中里慎一郎出典/ガルビィ2023年4月号
- テクニック、ハウツー、マナー・ルール、スタイル、ファミリー、ソロ、グループ、キャンピングカー&トレーラー
- 上級キャンパーのキャンプの楽しみ方とは?意外すぎるテクニックを紹介!
- 上級キャンパーのキャンプの楽しみ方とは?意外すぎるテクニックを紹介!
- 【ソロキャンプ編】上級キャンパーはどのようにソロキャンプを楽しんでる?一日を取材してみた! 自分だけの楽しみを追求できるのがソロキャンプの醍醐味。そこで今回は、神奈川県の丹沢エリアで料理にこだわったキャンプの模様を紹介。地元のジビエ肉を使った蕎麦がうらやましすぎる!表丹沢の麓に位置するキャンプ場今回お世話になるのは神奈川県秦野市にある「表丹沢野外活動センター」。オートキャンプサイトはないけれど、定員5名の「芝生区画サイト」、定員10名・ペットOKの「芝生区画サイトワイド」、直火が楽しめる「ソロ&ペア専用フリーエリアサイト」の3タイプがある。スタイルに合わせたサイト選びができるのもうれしい。■表丹沢野外活動センター神奈川県秦野市菩提2046-5TEL.0463-75-0725https://yamamo-field.com/表丹沢の麓に位置するキャンプ場。清潔なシャワー&トイレ棟や風呂棟も完備する。チェックインの受付をする管理棟は入口のすぐそば。地元産ヒノキの湯玉を浮かべたお風呂。到着したら、早速設営。ソロキャンプでは簡単に設営できるテントやタープが時短になるので便利だ。便利で手軽なLEDランタンは今やキャンプの必需品だが、1灯で広範囲を照らすガスランタンも欠かせない。設営を済ませて、ホッとするひととき。ジビエで作る「もみじ南蛮蕎麦」いよいよ夕飯の支度。丹沢そばに鹿肉を載せた「もみじ南蛮蕎麦」作りの開始だ!丹沢ならではの味を堪能するために購入してきた鹿肉と蕎麦。まずは鹿肉と長ネギを炭火であぶる。鹿肉は焼きすぎないのがコツ。そしてアルコールも。宝酒造の「クラフトチューハイ」シリーズ。大手メーカーのお酒だけれど、ご当地素材を使った地域限定品だ。秦野ジビエの鹿肉と丹沢そばで作った「もみじ南蛮蕎麦」。ここでしか味わうことのできないキャンプ飯だ。乾麺とは思えない生麺に引けを取らないおいしさ!「ぼんち漬け」は焦がさないようキノコと弱火でホイル焼きに。鹿肉の炭火焼きは焼きすぎないようにあぶって、うまい粗塩でいただくと、鹿肉のうま味が引き立つ。TC生地のタープなら、少々火の粉が飛んでも安心なのでつい薪をくべてしまう。薄ぼんやりとした明かりのなか、自分だけの時間を過ごせるのはキャンプのよさだ。キャンプの夜は何もしないで、ただぼんやりと焚き火を眺めているだけでいい。PHOTO:佐藤弘樹TEXT:牛島義之出典/ガルビィ2024年4月号【キャンピングカー編】30年前の車で車中泊!?上級キャンパーのキャンプ術が凄すぎた…!今回紹介するのはバンライフを楽しんでいる馬場さん。愛車は30年前のVW・ヴァナゴンのウェストファリア仕様。このクルマになってから、車中泊が格段に増えたという。その楽しみっぷりを紹介しよう!馬場さん岐阜県で会社を営む馬場さんは、旅好き&アウトドア好きのアラフィフ。これまでさまざまな海外を旅してきたが、最近、日本の魅力を再発見。今後は、愛車とともに国内を回りたいと考えている。車中泊好きが支持するクラシカルで実用的なクルマ馬場さんの愛車は2021年3月に購入したというVW・ヴァナゴンのウエストファリア仕様。クラシカルかつ実用的なモデルで、車中泊好きのなかでも人気は高い。さすがに約30年前のモデルなだけに、ボディは再塗装を施し、ルーフトップの生地も変更したという。「以前はアメ車のキャンピングカーに乗っていたこともありました。このヴァナゴンは購入してから1年ぐらいたちますが、“かわいくて味がある”ところが気に入っています」いまでは珍しいMT、そして4WDのため、多少の悪路なら気にせず走ることができる。馬場さんが考える車中泊キャンプのキーワードは「楽(らく)」。 「このクルマになってから、車中泊する頻度が格段に増えました。いまのスタイルなら、この一台で完結できる。旅先では、できるだけ手間を減らして、シンプルに楽しみたいんです」とはいえ、馬場さんならではのこだわりもいくつか。使用するアイテムは、“味のある、かわいいもの”が好き。その最たるものが、愛車なのだという。 「見た目や雰囲気も、もちろん気に入っていますが、実用性も高いんです。ポップアップルーフでは、子どもと一緒のときは上に寝ることもあります。開けたら車内空間が広くなる。簡単に開閉ができるのもうれしい」馬場さんがいま好きなものを、ひとつひとつそろえたら、このスタイルになっていたという車中泊キャンプ。機能は「楽」に、見た目はかわいく、オシャレに。これからも、こだわりをもって続けていけたら、と語ってくれた。馬場さんのこだわりスタイル鮮やかなイエローが映えるルーフトップは、外観をさらにファニーに演出。リアにはスペシャライズドのMTBを2台搭載。「MTBはアウトドア・アクティビティとしても、もちろん楽しいですが、旅先で“足”として使用します。クルマを置いて、そこから移動するときに、MTBがあると便利なんです」と馬場さん。韓国のブランドchichicampingのローテーブルとヘリノックスのチェアを設置。テーブルにはスタンレーのボトルやコンロ、大好きなお酒が並ぶ。ひとりで使用するなら、必要十分なベッドスペース。スタイリッシュなペンドルトンのラグから、馬場さんのセンスのよさを感じる。ルーフトップを開けば、ヘッドクリアランスがさらに広がり、着替えをするときなども圧迫感はない。ベアボーンズのLEDランタンやレトロな扇風機も車内のイメージにぴったり。棚の上部を開けば、簡易キッチンが姿を現す。出典/ガルビィ2022年6月号【アイディア編】上級キャンパーはどのようにキャンプをしている?ギアや画期的なアイディアを紹介キャンプ場に行くと、つい気になってしまうのが、他のキャンパーのサイトやギア。そこでおしゃれキャンパーやインスタグラマーに、こだわりアイテムや工夫しているポイントなどを聞いてみた!おしゃれキャンパーのこだわりキャンプ■サバゲー用の小道具でギアをデコレーションテント/ワンポールテント(DOD)、焚き火台/ファイアグリル(ユニフレーム)、ランタン/パワーハウス2マントルランタン(コールマン)芳賀さん夫婦 「ふもとっぱらに初めて来ました。フェスやイベントも楽しいのでしょうが、私は静かなキャンプが好きなんです」とキャンプ歴10年の芳賀さん。テーブルの上にはこれから焼くというアスパラベーコンとお酒が。聞くとお酒はたっぷり持ってきているという。もちろん薪もたっぷり! 静かな、長い夜になりそうだ。奥さんの睦美さんの手作りというウィンドスクリーン。「迷彩柄のモーラナイフですか?」と聞くと、サバゲー用の迷彩柄テーピングを巻きつけているだけとのこと。ランタンのガスカートリッジもこのテーピングできれいにデコレーションされていた。■きっかけはYouTube。今日もサイトの様子を配信中!テント/CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン(キャプテンスタッグ)、テーブル/焚き火テーブル(ユニフレーム)、ダッチオーブン(コールマン)、クーラーボックス/(キャプテンスタッグ)、トライポッド/ビッグファイアクレードル (DOD)平尾さんと彼女さんYouTubeで配信しているキャンプ動画を見たのがきっかけでキャンプを始めたという今どきキャンパーの平尾さん。キャンプ歴はまだ1年だが、ダッチオーブンを使った本格料理にも挑戦。その様子を映像に撮り、自身で動画配信している。「普段のコーヒーも、景色がいいと美味しくなるから不思議ですね」(平尾さん)。ネットで購入した米軍払い下げの弾薬入れを薪入れとして活用。焚き火をしながら調理もできる、焚き火台の機能を追加したトライポッドがお気に入り。ダッチオーブンを吊るしてシチューやカレーを作ることが多いそう。「今日はこれからすき焼きです」■'70年代のワーゲンバスとロースタイルなキャンプテント/サーカス300(テンマクデザイン)、テーブル/マルチファイアテーブル(尾上製作所)、焚き火台/ファイアグリル(ユニフレーム)浦田さんwithキャンプ仲間ワーゲンバスのオーナーである浦田さん(一番左)とお仕事仲間で集まってキャンプ。浦田さんはフジロックなどのフェスに行くうちにキャンプにのめり込んでいったそう。「ユニフレームの焚き火台とonoeの囲炉裏型テーブルがジャストフィットするのが気に入っている点ですね」(浦田さん)。70年代のフォルクスワーゲンバスTypeⅡ。「一発でエンジンがかかったらラッキーなオンボロですが、キャンプにはこいつを使っています」(浦田さん)。ホームセンターで買った資材を使った自作のランタン用トライポッドが自慢のアイテム。■RVカー×ポップアップテントで愛犬も喜ぶ悠々キャンプキャンピングカー/T6カリフォルニア(フォルクスワーゲン)、ランタン/HK500(ペトロマックス)、焚き火台/ステンレスファイアープレイスⅢ(コールマン)、ポップアップテント/(フィールドア)、チェア/(キャプテンスタッグ)林さん夫婦とお友達「街でも普通に乗れるキャンピングカーが欲しくてこれを買いました」という林さんの愛車は、海外から並行輸入で購入したフォルクスワーゲンの「T6カリフォルニア」。オプションで付けたというオーニングを伸ばし、車内とポップアップテントを連結させているところがポイント。夏にはこれで北海道を旅する予定だそう。車内にはシンクとコンロ、冷蔵庫を完備。「走行用のバッテリーとは別のバッテリーも積んでいるので、けっこう冷えますよ」。暑がりな愛犬・ルーマお気に入りの犬用コット。通気性がよく風が通るので、夏場に河原でこれを出すと大喜び。■インターネットで買い集めた軽量&コンパクトなギアをバイクに積んでテント/ワイドリビングツーリーングドーム(ノースイーグル)、ふいご/ファイヤーブラスター(ヴァストランド)、ランタン/SOL-036C(ジェントス)斉藤さん三重県からバイクを飛ばして来たという斉藤さん。遠くまで走るのが一番の目的なので、道具は軽くてコンパクトになることを重視。その点がクリアできていればメーカーやブランドへのこだわりはないという。「先日は三重から岐阜県の高山市まで、奥さんが好きな和菓子を買いに行きがてらキャンプしてきました」。アイテムはネットで買うことが多いとのこと。焚き火台と小さなグリルは日本のメーカーのものではないそう。メーカー名を聞くと「メーカーは忘れちまった」と笑うその姿がまたかっこいい。ふいごは袋にメーカー名の表記がありヴァストランドと判明。■スノーピークでまとめたすっきりソロキャンプテント/アメニティドームM(スノーピーク)、焚き火台/焚火台M(スノーピーク)、チェア/ローチェア30 カーキ(スノーピーク)、テーブル/焚き火テーブル(ユニフレーム)、グリル/ユニセラTG-Ⅲミニ(ユニフレーム)スノーピーク大好き木村さんキャンプ歴16年というベテランの木村さん。以前はいろいろなブランドのアイテムを使っていたが、ブランドを揃えてサイトをかっこよくしたいと思い立ち、スノーピークとユニフレームのアイテムで統一。スッキリしたサイトに仕上がっている。「シェルフコンテナにぴったり入るこのボックスは、コストコで見つけたんです!」「私、お酒が飲めないんです」と木村さん。お酒が飲めない代わりに、ユニフレームのドリッパーとスノーピークのフィールドバリスタミルを持参し、淹れたてのコーヒーを楽しむ。コンテナ、焚き火台、グローブまでスノーピークで統一!■大型のカマボコテントで快適な居住スペースを満喫テント/カマボコテント2(DOD)、テーブル/ヘキサテーブルしま次郎(ざぁ〜ッス)、焚き火台/ファイヤーディスク(コールマン)、ストーブ/レインボー(トヨトミ)鈴木さんとお友達「会社の先輩に連れられてキャンプに行くうちに、自分も好きになりました」という鈴木さん(左)。数年会っていなかった大学時代の友人と久しぶりに会おうということになりここへ。大人5人でも快適なカマボコテントを2人で贅沢に使用。鈴木さんは「男ふたりでも、むさ苦しくならなかったですね」と話していた。なかなか手に入らない「ざぁ〜ッス」のヘキサテーブル。東京で開催されたイベントにわざわざ足を運び購入したそう。テントのリビングではテーブルの真ん中にトヨトミのレインボーストーブを、外では焚き火台を置いて大活躍。■1人でも10分で設営完了!「できるだけラクに」が今日のテーマテント&ポップアップテント/(フィールドア)、焚き火台/ちび火君(笑's)、焚き火台/ファイアスタンド(ユニフレーム)バイク好きの鎌田さん趣味のオフロードバイクのレースで着地に失敗し、いまも背骨が折れているという鎌田さん……。背中は痛いけどキャンプせずにはいられない!と、とにかく簡単に設営できるテントでソロキャンプ。「普段は別のテントも使っていますが、これはラクチンですし、初心者でも簡単に立てられるのでオススメです」。テントの前にポップアップテントを立て、広々とした前室を確保。お気に入りという笑'sの「ちび火君」。バイクが好きで、ツーリングしながらキャンプをしていたということもあり、アイテムはコンパクトなものが多い。■DIYのタープ用ポールで広々したリビングを演出テント/ウトガルド13.2(ノルディスク)、タープ/カーリ20(ノルディスク)、チェア/ローチェア30(スノーピーク)、焚き火台/焚き火台L(スノーピーク)橋爪さんファミリー「ノルディスクのテントは今やみんなが持っているので、DIYアイテムでオリジナリティを出すことにこだわっています」と橋爪さん。ノルディスクとスノーピークのアイテムでまとめたおしゃれなサイトに、DIYのアイテムでアクセントを加えている。SOTOのバーナーは親が使っていた20年以上前の年代物だ。ランタンハンガーの部品と本物の鹿の角を組み合わせたDIYアイテム。シェルフコンテナ25にはスノーピークのMyテーブルのステンレストップがジャストフィットすることを発見。シェルフコンテナ50には自作の天板を合わせる。■愛車のワーゲンバスと同色のビンテージテントがキュートテント/ウォーカー・テンケイト(ロイヤル・テンケイト)、ストーブ/(アラジン)、焚き火台/焚火ピラミッドグリルEVO-XL(ロゴス)、クーラーボックス/54QT 60TH アニバーサリースチールベルトクーラー(ターコイズ)松井さんファミリー静岡県にお住まいの松井さん。東京・立川にあるヴィンテージショップを訪れた際に愛車と同じカラーリングのテントを見つけその場で購入。寝るのはワーゲンバスなので、テントはインナーを外し、広々としたリビングとして使用。「中は広いのでストーブを点けても安心で、昨夜も暖かく過ごせました」。「ここの上にのぼれるんだよ!」と自慢げに車を紹介してくれた2人。望遠鏡を置き、夜には天体観察をするのがお気に入りの時間。アラジンのストーブは自宅ではほとんど使用せず、もっぱらキャンプ用。「お湯も沸かせるので便利ですよ」■ジムニーでどこへでも!親父キャンパーの週末遊びテント/パンダTC(テンマクデザイン)、チェア/ラウンジャー(バイヤーオブメイン)、ランタン/HK500(ペトロマックス)、焚き火台/薪グリルラージ(ユニフレーム)、テーブル/焚き火テーブル(ユニフレーム)酒井さん(右)とキャンプ師匠の原元さん(左)毎週末、地元の河原でキャンプするという原元さん。今日はふもとっぱらに遠征。昔は家族でキャンプしていたが、いまは子どもも独立したのでソロキャンプを始め、行き着いたのがこのスタイル。そのスタイルに惚れ込んだのが酒井さん。テント、ランタン、焚き火台など、同じものを使ってふたり仲良く楽しんでいる。ペトロマックスのランタンHK500モデルに笑'sの「割れない火屋リフレクター」を合わせたらピッタリ。WILD-1で見つけて購入したというユニフレームの「薪グリル」。「風防がしっかりしているからか、暖かいですね」(原元さん)■ハンモック&ミニマムな道具をバックパックに詰め込んでタープ/(イーグルネスト)、ハンモック/ウキグモ(アクシーズクイン)、ランタン/(ソーラーパフ)、焚き火台/(ノーブランド)戸根さん夫婦日も傾き始めた夕暮れ時にふもとっぱらにやって来た戸根さん。以前はテントも使っていたが、2年程前からすっかりこのハンモックスタイルにはまっているという。荷物がコンパクトになるのでバックパックひとつでどこへでもキャンプに行けるのが最大の魅力。テントがないので、設営&撤収があっという間に終わりそうだ。アクシーズクインのダウン入りハンモック。ハンモックの弱点である背面からの冷えを解消すべく、ハンモックに直接ダウンを封入。「暖かくて寝心地も良いですよ」。枕元にカラビナでランタンを設置。小型のソーラーパネルとLEDを採用した超軽量型。インスタグラマーのこだわりキャンプ■neru0414さんスリングフィンをはじめ海外の珍しい特大テントを保有し、そのインパクトある写真がインスタグラムで人気を呼ぶneru0414さん。最近では“アジわい”をテーマに自身が欲しいモノを作っている。DIYが高じて、ターク専用のハンドルやハンドアックスなどマニアックなアイテムを自作。普段から使っているテントは、シェルターにもタープにもなるハンドメイド品というこだわりよう!薪ストーブを使う前提で作り、綿混素材を採用したところがポイントだ。旧車のランドローバー「ディフェンダー」は、好みのカラーに自身で塗装。20年ほど前に製造されたものだがまだ現役!■yuriexx67さん知る人ぞ知るアウトドア分野の先駆者的インスタグラマー。フォロワー6万人を超え、海外からも注目を浴びる。著書に『THE GLAMPING STYLE YURIEの週末ソトアソビ』(KADOKAWA)。流行り始める前からインスタグラムに注目し、いまではアウトドア界きってのインスタグラマーとして雑誌や広告に引っ張りだこのyuriexx67さん。ノルディスク「ユドゥン」を使ったミニマムな室内は、天然素材を使い海外の家を想起させるおしゃれなレイアウトを構築している。車中泊もよくするクルマは、DIYでペイントした日産・バネット。「サンシー号」と名付け、これに乗って各地を転々と巡っている。■38exploreさんヘキサテーブルなどで知られる日本のガレージブランド「The Arth(ざぁ〜ッス)」のコアメンバーで、『ミヤさん』の名称で知られる38exploreさん。インスタグラムではコントラスト強めの無骨な写真が注目に。毎週末キャンプへ行くほどアウトドア好き。「ざぁ〜ッス」の顔とも言えるカリスマ性をもち、ヘキサテーブルを使ったサイト作りは目を見張るものがある。トレンドのサンドカラーを取り入れながら、ウッドやアイアンギアを使った男前スタイルは参考になること間違いなし!もはや別カラー!と言えるほどアジが出ているテンマクデザインの「サーカスTC」は、2ドアをフルオープンにして使うのが鉄板。■jawscj7さんフォロワー2万6000人超えのキャンプ・インスタグラマー。アイアンギアを駆使した男前スタイルと個性的な写真が話題を呼ぶ。クルマやカヌーなどにこだわりを持ち、アクティブに休日を過ごす。MSR「パビリオン」の中は、徹底したロースタイルで広々。ビンテージやアンティークにも目がなく、シアーズ製のガソリンバーナーや年季の入ったボックスが並ぶ。オットマンをサイドテーブル代わりに、ボックスをテーブル代わりに使ったりと、使用例が参考になる。お馴染みのレッドのjeepはオープンカーにもなる趣味カー。快晴の日は後部座席に友人を乗せて風を浴びながら走っているとのこと。■___a.y.a.k0uch__さん外遊びが大好きな1児のママ。ビンテージのギアを複数持ち、可愛らしくもオールド感あるオリジナリティあふれたサイトはインスタでも定評あり。ライターとしても活躍している___a.y.a.k0uch__さん。ふんわりした可愛らしい雰囲気の写真で、徐々に知名度を伸ばしている。キッチン周りもこだわりが強く、システムキッチンは父親から譲り受けた20年以上前のもの。シンク部は自身でホワイトに塗ってDIYした。昨年に購入した「ババリ」というビンテージコットンテント。リビングを挟んで両サイドに部屋があり居住性は抜群!■tall.86さんミラーレスカメラを使ったプロ顔負けの写真をインスタで多く投稿。新作からレア物まで幅広いギアを使いこなし、その洗練されたサイト作りに惚れるキャンパーも。画角から色味、ロケーションにいたるまで設計し尽くされた写真は、ひと目見たら誰もが「カッコイイ!」と感じることだろう。シンプルなレイアウトが中心で、すっきりとしたスタイルが特徴だ。カラーの統一感も徹底しており、おしゃれにサイト作りをしたい人の参考になる。「テンティピ」のネイビーテントは、当時日本に代理店がなかった際に海外から直接買ったものとのこと。出典/ガルヴィ2018年6・7月号
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- 30年前の車で車中泊!?上級キャンパーのキャンプ術が凄すぎた…!
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- 今回紹介するのはバンライフを楽しんでいる馬場さん。愛車は30年前のVW・ヴァナゴンのウェストファリア仕様。このクルマになってから、車中泊が格段に増えたという。その楽しみっぷりを紹介しよう!馬場さん岐阜県で会社を営む馬場さんは、旅好き&アウトドア好きのアラフィフ。これまでさまざまな海外を旅してきたが、最近、日本の魅力を再発見。今後は、愛車とともに国内を回りたいと考えている。車中泊好きが支持するクラシカルで実用的なクルマ馬場さんの愛車は2021年3月に購入したというVW・ヴァナゴンのウエストファリア仕様。クラシカルかつ実用的なモデルで、車中泊好きのなかでも人気は高い。さすがに約30年前のモデルなだけに、ボディは再塗装を施し、ルーフトップの生地も変更したという。「以前はアメ車のキャンピングカーに乗っていたこともありました。このヴァナゴンは購入してから1年ぐらいたちますが、“かわいくて味がある”ところが気に入っています」いまでは珍しいMT、そして4WDのため、多少の悪路なら気にせず走ることができる。馬場さんが考える車中泊キャンプのキーワードは「楽(らく)」。 「このクルマになってから、車中泊する頻度が格段に増えました。いまのスタイルなら、この一台で完結できる。旅先では、できるだけ手間を減らして、シンプルに楽しみたいんです」とはいえ、馬場さんならではのこだわりもいくつか。使用するアイテムは、“味のある、かわいいもの”が好き。その最たるものが、愛車なのだという。 「見た目や雰囲気も、もちろん気に入っていますが、実用性も高いんです。ポップアップルーフでは、子どもと一緒のときは上に寝ることもあります。開けたら車内空間が広くなる。簡単に開閉ができるのもうれしい」馬場さんがいま好きなものを、ひとつひとつそろえたら、このスタイルになっていたという車中泊キャンプ。機能は「楽」に、見た目はかわいく、オシャレに。これからも、こだわりをもって続けていけたら、と語ってくれた。馬場さんのこだわりスタイル鮮やかなイエローが映えるルーフトップは、外観をさらにファニーに演出。リアにはスペシャライズドのMTBを2台搭載。「MTBはアウトドア・アクティビティとしても、もちろん楽しいですが、旅先で“足”として使用します。クルマを置いて、そこから移動するときに、MTBがあると便利なんです」と馬場さん。韓国のブランドchichicampingのローテーブルとヘリノックスのチェアを設置。テーブルにはスタンレーのボトルやコンロ、大好きなお酒が並ぶ。ひとりで使用するなら、必要十分なベッドスペース。スタイリッシュなペンドルトンのラグから、馬場さんのセンスのよさを感じる。ルーフトップを開けば、ヘッドクリアランスがさらに広がり、着替えをするときなども圧迫感はない。ベアボーンズのLEDランタンやレトロな扇風機も車内のイメージにぴったり。棚の上部を開けば、簡易キッチンが姿を現す。出典/ガルビィ2022年6月号
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- “雨キャンプ”上級者は絶対やってる!簡単にできる対策が神過ぎた…!
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- キャンプに雨はつきものだけど、その対処方法を知っているのと知らないのとでは、キャンプの快適さが変わってくる。そこで今回は雨に備えた準備と雨の日を快適に過ごすTipsを紹介!【雨キャンプの心構え】雨キャンプはムリをすると危険なこともある。天気予報を必ずチェックして、台風など悪天候時には諦める勇気も大切だ。またキャンプ地を変更したり、2泊のところを1泊にするなど、計画を変更して、安全第一で臨機応変に対応してキャンプを楽しもう。【あわせて読みたい】【別注!】キャンプツーリングに最適な”男”のセット■雨への備え編①雨の日にあると便利なグッズを準備雨でも快適に過ごせるリビングを作るなら、「スクリーンタープ」や「2ルームテント」を準備すれば、雨が吹き込まないので安心。それが準備できなくても、便利グッズを用意しておけば、雨キャンプも快適になる。まずは足元を濡らさない「長靴」、濡れても平気な「サンダル」。荷物を高い場所に置いて濡らさないための「コット」、トイレなどに行くときに便利な「カサ」、テントの出入りに便利な「スノコ」などを準備したい。出典:モンベルモンベル キャニオンサンダル4800円グリップ力が高くて滑りにくいサンダル。甲部分のベルクロでフィット感の調節ができる。出典:コロンビアコロンビア ラディ リーフ7200円折りたたんで持ち運びができるほど柔らかく、それでいて自立するほどのちょうど良い硬さ出典:ogawaogawa ハイ&ローコットワイド2万8500円脚の差し込み口を変えるだけで高さを42cm・25cmの2段階に調節できる。耐荷重は120kg。➁事前に防水性やはっ水性を確認しようテントやタープの防水性やはっ水性が落ちていると、雨漏りの原因になる。あらかじめ防水性やはっ水性を確認しておきたい。おすすめは毎回のキャンプでの確認。雨や夜露でテントが濡れた際に、きちんとはっ水しているかを確認しておく。できなかった場合は、デイキャンプ時にテントやタープを張り、水をかけてはっ水性を確認。同時にシームテープのはがれがないかもチェックして、問題があった場合はメンテナンスを行おう。出典:キャプテンスタッグキャプテンスタッグ 強力防水スプレー虫よけタイプ 420ml1900円水や油をはじく強力タイプ。虫が嫌がる天然成分ヒバ・ヒノキを配合し害虫も寄せ付けない。出典:ロゴスロゴス シームシーラーセット1200円塗るだけでテントの縫い目からの浸水を防ぐ。生地の破れなどを修復するリペアテープ付き。③スマホの天気予報アプリを賢く活用しようひと昔前は、いつでも天気予報を見ることが難しかったが、今はスマホのアプリで簡単に確認できる。あらかじめインストールして、いつでも天気を確認できるようにしておこう。スマホの天気予報アプリは、当日の降水確率のほかに、1時間ごとの風速を予測できたり、これからの雨雲の動きを確認することもできる。キャンプのスケジュールを立てるときだけでなく、キャンプ当日も役立つ機能が搭載されているので、ぜひ活用しよう。tenki.jp「日本気象協会」が提供する天気予報アプリ。10日先までの天気予報がわかる「10日天気」や雨雲の流れを予測できる「豪雨レーダー」などの機能付き。1時間ごとの風速がわかる天気予報もキャンプに役立つ機能だ。weathernews気象情報会社「ウェザーニューズ」が提供する天気予報アプリ。1時間ごとの風速がわかる天気予報、雨雲の様子を確認できる「雨雲レーダー」を備えている。キャンプ場名で検索できる「施設名検索」も便利な機能。■雨キャンプを快適に過ごす小技編④吊るしておけば道具を濡らしにくい!ランタンやライター、小型トーチなど使用頻度の高い小物はハンギングチェーンを使って吊り下げる。レインウエアや傘も場所を決めて吊り下げておけばほかの道具を濡らさずにすむ。⑤子どもが利用しやすい縦利用ハンギングチェーンをポールに沿って縦にのばし、地面側はペグダウン。こうしておけば、背の低い子どもの道具を引っかけておける。縦方向と横方向、空間を上手に利用しよう。⑥濡れて困るものはタオルとともにバケツへスマートフォンやデジカメ、ビデオカメラなどなるべく濡らしたくないものは折りたたみバケツが指定席。使用後に水分を拭き取れるようタオルも入れておこう。⑦地面に直置きするのはNG重い道具はボックスにまとめてベンチやコットの上で保管する。人気の木製3段ラックも便利だが、地面との接地面積が小さい方が後片付けは楽だ。⑧Sカンやカラビナが大活躍小物を吊すときに活躍するのがSカンやカラビナだ。自在に曲がり、適度に強度がある針金はハンガーがわりにレインウエアを吊すときに使える優れものだ。⑨厚手布と棒、ペグで小物置き場を自作コンパクトカーユーザーなど、ラックやベンチといった大型ファニチャーを増やしたくない場合は、厚手の布とペグ、木の棒などで簡易小物置き場を自作してもいい。これならくるっと丸められるし軽量・コンパクト。⑩テント入り口に小さなチェアを配置テントとタープを接続。さらにテント入り口に小さなチェアかベンチを置いておこう。こうすることで面倒なレインウエアや長靴の脱ぎ着が落ち着いてできる。⑪フライとインナーの空間を確認フライシートとインナーテントの間に空気の層があることは、快適に眠るための必要条件だ。張り綱をピンと張って、風によって空気の層がつぶれないように調整しよう。⑫グラウンドシートや防水シートはたたみ込むインナーテントの下に敷くグラウンドシートがはみ出るとテントとシートの隙間に雨がたまる。大きなグラウンドシートは折りたたみ、テントからはみ出ないよう調整しよう。専用設計のシートもズレていないか確認しておこう。TEXT/牛島義之、大森弘恵PHOTO/中里慎一郎ILLUST/岡本倫幸出典/ガルヴィ2020年6月号、2019年6月号2023年6月更新【あわせて読みたい】「最強の悪天候対策」上級キャンパーはみんなやってるタープの設営テクニックを紹介!「かっこよすぎる」キャンプガチ勢が利便性を徹底追及した究極のギアセットとは!?「天才すぎる」ギア研究家が厳選したアウトドアの7つ道具が優秀すぎた…!
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- ガルヴィ特別編集の『オートキャンプガイド』では、恒例の読者アンケートを実施!本気のキャンプ好きたちに関西のお気に入りキャンプ場を選んでもらった。ランキングは『オートキャンプ場ガイド2021』のアンケートデータから集計!【あわせて読みたい】 【完全版】2022年新オープン!最新&リニューアルキャンプ場14選【東日本編】 【1位】マイアミ浜オートキャンプ場@滋賀県琵琶湖を望むロケーションがすばらしい約1kmにおよぶ砂浜に沿って、細長く広がるキャンプ場。電源、温水シャワーやランドリー、アイテムショップなど、さまざまな設備が整っている。さらにキャビンなどの種類も多く、ユーザーのニーズに合わせて選ぶことができる。また、丁寧な接客が暖かい雰囲気に繋がっている。滋賀県野洲市吉川3326-1TEL.077-589-5725http://maiami.info/【2位】青川峡キャンピングパーク@三重県好立地の高規格キャンプ場近年、西日本エリアの横綱として、人気を集めてきたキャンプ場。高速道路で大阪から2時間、名古屋から1時間と、交通の便もよく、近場には山も清流もあるので無理なく自然を楽しめる。ログキャビン、ログハウス、トレーラーキャビンなども多数あり。2階が広々としたロフトになっているアイランドコテージも人気が高く、室内のアイランドキッチンが特徴的。三重県いなべ市北勢町新町614TEL.0594-72-8300https://www.aogawa.jp/【3位】平湯キャンプ場@岐阜県緑豊かな林間サイトと温泉が魅力上高地や乗鞍岳などの観光地の拠点にピッタリな、平湯温泉の森に位置するキャンプ場。サイトに区画がなく、クルマ200台の限定入場でチェックイン順に好きな場所をサイトにできる点も人気の秘密だ。周辺に宿泊者割引で入れる温泉施設があるのも魅力。岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯768-36TEL.0578-89-2610https://www.hirayu-camp.com/【4位】奥飛騨温泉郷オートキャンプ場@岐阜県奥飛騨の大自然と温泉が人気の秘密すぐ脇を清流が流れる、自然の地形を活かしてつくられたキャンプ場。場内にキャンパー専用の男女別露天風呂が設けられているのは奥飛騨温泉郷ならではだ。すぐ横を流れる高原川沿いには釣り堀があり、夏休みになると魚のつかみ取りがオープンし、子どもたちで賑わう。岐阜県高山市奥飛騨温泉郷田頃家11-1TEL.0578-89-3410https://www.okuhida-camp.com/【5位】南信州広域公園うるぎ星の森オートキャンプ場@長野県夜には満天の星を眺められる雄大な南アルプスが望める、南信州広域公園の一角にあるキャンプ場。自然に囲まれた環境ながら、AC電源付き個別サイトやキャンピングカー用のキャラバンサイトなど設備が充実。サイトが平均で120㎡という広さもうれしい。星座観察会などのイベントも開催。長野県下伊那郡売木村2653-3TEL.0260-28-2455https://www.hoshinomori.jp/【6位】NEOキャンピングパーク@岐阜県緑と清流がまぶしいキャンプ場根尾川源流の河畔にある約1万坪の敷地を誇るキャンプ場。57区画あるオートキャンプサイトは120㎡とゆったりサイズで、すべてに無料で使えるAC電源を備えている。場内では魚のつかみ取り、MTBをレンタルすれば周辺でサイクリングなど、遊びには事欠かない。岐阜県本巣市根尾下大須1428-1TEL.0581-38-9022https://neocamp.jp/【7位】ACN・OKオートキャンプ場@三重県乗馬体験もおすすめ!木曽川のほとりにあるサイト数が100区画ある広々としたキャンプ場。1区画100㎡とゆったりサイズなのもうれしい。場内では川遊びや釣りのほか、乗馬体験やエサやりも楽しめる。三重県伊賀市島ケ原12428TEL.0595-59-2079http://www.ok-autocamp.com/【8位】グリーンウッド関ヶ原@岐阜県快適に過ごせるため初心者にも人気関ケ原ICから10分とアクセスのいい人気キャンプ場。場内には3コース24ホールあるグランドゴルフ場や、ニジマス釣りやつかみ取りが楽しめる池があり、ファミリーに人気がある。岐阜県不破郡関ケ原町今須2048TEL.0584-41-0033https://www.gws.gifu.jp/【9位】ACN南紀串本リゾート大島@和歌山県絶景が広がる島のキャンプ場和歌山県串本町から橋を渡っていくことができる紀伊大島にある。場内の電線は地下に埋められているので空が見渡せ、夜は満天の星が満喫できる。場内の露天風呂も人気。和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035-6TEL.0735-65-0840https://resortohshima.com/【9位】N.A.O.明野高原キャンプ場&Cottage@岐阜県大自然に恵まれたキャンプ場明野高原の天然林に囲まれたキャンプ場は、夏でも涼しく過ごせる。サイトはオートサイトのほか、グループ向きやソロ向きのサイト、ペット連れ専用サイトまでさまざまある。岐阜県郡上市高鷲町鮎立5434TEL.0575-72-6758https://naocorp.jp/【11位】伊勢志摩エバーグレイズ@三重県自然豊かな快適リゾート専用カヌー付きやドッグラン付きなど、さまざまなスタイルのキャンプサイトがあるアメリカンアウトドアリゾート。カヌーやプールファンサイクルなど遊びも豊富だ。三重県志摩市磯部町穴川1365-10TEL.0120-592-364https://www.everglades.jp/【12位】朽木(くつき)オートキャンプ場@滋賀県自然豊かで静かなロケーション山々に囲まれ、すぐ脇を安曇川が流れる静かなロケーションが魅力。7つのエリアに分かれたキャンプサイトのうち2つの区画には、AC電源と水道が完備されている。滋賀県高島市朽木柏266-2TEL.0740-38-2770https://camp-kutsuki.com/【13位】塔の岩オートキャンプ場@岐阜県付知川上流の自然に囲まれる手つかずの自然が残る付知川沿いのキャンプ場は、サイト数153区画とエリア最大級を誇る。透明度の高い付知川では、釣りや水遊びが存分に楽しめる。岐阜県中津川市付知町端小屋TEL.0573-82-2900https://www.tsukechi.net/【14位】若杉(わかす)高原おおやキャンプ場@兵庫県夜の星空イベントも人気冬はスキー場としてオープンしているが、夏でもサマーゲレンデをオープン。リフトで夜の高原へ上り、光の切り絵や星空を楽しむイベントなども開催している。兵庫県養父市大屋町若杉99-2TEL.079-669-1576https://ooyaski.com/camp/【15位】福岡ローマン渓谷オートキャンプ場@岐阜県川や山で自然を楽しもう付知川に沿ってつくられた本格的なキャンプ場。バリアフリー対応トイレやスロープも完備しているので車椅子でも過ごしやすい。付知川では釣り、二ツ森山ではハイキングが楽しい。岐阜県中津川市福岡1017-1TEL.0573-72-3654https://ro-man.jp/【16位】休暇村 蒜山(ひるぜん)高原キャンプ場@岡山県設備と環境が抜群にいい!休暇村蒜山高原内の施設。総サイト数は109区画と広大で、各サイトは10×10mとゆったりサイズだ。20区画ではAC電源の利用が可能。レンタルも充実していて初心者でも安心。岡山県真庭市蒜山上福田1015-5TEL.0867-66-2501https://www.qkamura.or.jp/hiruzen/camp/【16位】キャンプinn海山(みやま)@三重県清流沿いに広がるキャンプ場銚子川の清流沿いにあるキャンプ場では、釣りやカヌー、水遊びといった、川のキャンプ場ならではの遊びが楽しめる。また場内では星空観察やホタル観察会などを企画する。三重県北牟婁郡紀北町便ノ山271TEL.0597-33-0077https://camp-inn-miyama.com/【18位】淡路じゃのひれオートキャンプ場@兵庫県豊かな自然を堪能できる「フィッシングパーク」「ドルフィンファーム」「BBQガーデン」「シーカヤック&SUP」などで構成されたアウトドアリゾート。海と原生林に囲まれ、豊かな自然が楽しめる。兵庫県南あわじ市阿万塩屋町2660TEL.0799-52-1487 http://janohire.co.jp/ 【19位】湯の原温泉オートキャンプ場@兵庫県味覚狩りや天然温泉が魅力イモ掘りや果実もぎなどの収穫体験や魚のつかみ取り、餅つきなど、さまざまなイベントが楽しめる。また場内にある温泉施設「湯の原館」では、眺めのいい露天風呂でくつろげる。兵庫県豊岡市日高町羽尻1510TEL.0796-44-0001http://yunohara.net/【20位】大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場@三重県ビーチでは潮干狩りも伊勢湾が見渡せる最高のロケーションにあるキャンプ場。3万㎡と広大な敷地には、松林にあるサイトのほか、コテージなどの施設が11棟あり、アウトドアの楽しみ方も選べる。三重県多気郡明和町大淀2943-11TEL.0596-55-3946http://www.moon-beach.com/もうすぐランクイン!【21位】マキノ高原キャンプ場@滋賀県総サイト数500張という広大な場内は、林間、高原、広場などさまざまなサイトがそろう。滋賀県高島市マキノ町牧野931TEL.0740-27-0936http://makinokougen.co.jp/【21位】かぶとの森テラス CAMP&LOCAL FITNESS@三重県キャンプとフィットネスの両方が体験できる。森ではトレッキングやヨガも楽しめる。三重県亀山市加太中在家8125TEL.0595-98-0605http://kabutonomori.com/【21位】しあわせの村オートキャンプ場@兵庫県全区画にAC電源、流し台、水道、炉、ベンチを備えた充実の設備がうれしいキャンプ場。兵庫県神戸市北区しあわせの村1-1TEL.078-743-8000http://www.shiawasenomura.org/TEXT/大森弘恵 大橋保之(カーネル)出典/ガルヴィ2022年4月号
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オススメ! 予約できるキャンプ場
- 予約OK海Azuri Camp Space
- Azuri Camp Space
海を眺めながらリフレッシュキャンプをしよう
あづり浜がすぐ前に広がるロケーション。志摩市でもトップクラスのきれいな星が楽しめるスポットで、天気が良ければキャンプサイトから満天の星空を見上げることができる。さらに冬の時期はきれいな夕陽や夕暮れ・マジックアワーも楽しめるかも。サイト数は全部で17区画と小さなキャンプ場だが、小さいからこそできる居心地のいいキャンプ場づくりを目指している。オートキャンプサイトは全8区画で、AC電源付きのサイトは5区画ある。クルマの横付けが可能。目の前にあづり浜が広がるシーサイドキャンプサイトは全9区画で、AC電源付きのサイトは5区画。- ぷらっとキャンプ
- 予約OK林間フォンテーヌの森CAMP&BBQ1992
- フォンテーヌの森CAMP&BBQ1992
アクセス◎ お洒落な森の時間を満喫四季折々のイベントが盛りだくさん!
都心から1時間とアクセスが良く、1泊2日でも十分に楽しめる。市街地に近く、春は新緑に彩られ、秋は紅葉が魅了する静謐な林間ロケーションが特徴。オートキャンプ、ログキャビン、コテージなど様々なキャンプスタイルが楽しめ、ソロキャンプ割引も設けられており、リーズナブルに利用可能。バーベキュー場は120席の広さを誇り、アメリカンテイストな空間。缶ビールを片手に、グリルした分厚いお肉が最高にマッチ。四季折々のイベントが豊富で通年で楽しめ、レンタル品も充実しており、初心者でも気軽にアウトドアを満喫できる。特に、「2時間だけキャンプ場プラン」では、短時間でもキャンプを楽しむことができるのでおすすめ。付近にはキャンプ場が運営している果樹園、古民家カフェ、今年オープンしたホットドッグスタンドもあるので、ぜひ利用しよう。- ぷらっとキャンプ
- 予約OK川岸篠沢大滝キャンプ場
- 篠沢大滝キャンプ場
清冽な川での水遊びや満天の星を心ゆくまで満喫しよう!
甲斐駒ヶ岳の麓、大武川の最上流にあるキャンプ場。近くにはキャンプ場開設者が命名した篠沢大滝をはじめ美しい渓谷がある。キャンプ場自体が山に囲まれた立地というだけでなく、キャンプ場のさらに奥に目を向ければ、5月でも雪が残る甲斐駒ヶ岳などの南アルプス連峰の美しさに目を奪われること間違いなしだ。夜の魅力はもちろん満天の星空。天候に恵まれれば、天の川などの息を飲むほど美しい星空を眺めることができる。オートサイトは川沿いの第1サイト、林間の第2サイトとグループサイトの3種類で、第2サイトにはドッグランや人気のお風呂もある。おもに砂利なので、ペグは丈夫な金属製がいい。バンガローは20棟、団体用が4棟ある。バンガローエリアにはつかみ捕り池や遊具、キャンプファイヤー広場、BBQ場、シャワー、ランドリー、品揃え豊富な売店があり、レンタル用品も充実している。- ぷらっとキャンプ
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